
この項目では二ノ宮知子の漫画作品、およびこの作品を原作としたテレビアニメについて記述しています。この作品を原作としたテレビドラマについては
のだめカンタービレ (テレビドラマ)をご覧ください。
『のだめカンタービレ』 (Nodame Cantabile) は、女性漫画誌「Kiss」(講談社)で2001年から連載されているクラシック音楽をテーマとした二ノ宮知子作の漫画作品。
作品概要
2004年、第28回講談社漫画賞少女部門受賞。単行本は21巻までで累計2800万部を発行している。
フジテレビでドラマ化され、2006年10月 - 2006年12月まで放送、2008年1月4日・5日の2夜連続で続編のスペシャルドラマも放送された(のだめカンタービレ (テレビドラマ)を参照)。また、フジテレビのノイタミナ枠で2007年1月11日から6月28日までアニメ化され、全23話が放送された。更にその続編の『巴里編』も同枠内で2008年10月9日から12月18日まで、全11話が放送された。また、2009年秋にはアニメ第3期の放送が、2009年12月と2010年春にはドラマ版を元にした映画が2作連続で公開が予定されている。
ちなみにカンタービレとは、発想記号の一つで「歌うように」[1]という意味である(イタリア語)。
高里椎奈により小説化されている。2006年12月25日発売。
あらすじ
ピアノ科に在籍しながらも指揮者を目指すエリート音楽大学生・千秋真一は、将来に行き詰まりを感じて思い悩む日々を送っていた。担任の教授の教育方針に反発し口論の末に決別、別れた彼女にもつれなくされて自暴自棄になっていた。
ある日、千秋は酔っ払って自宅の前で眠ってしまう。目が覚めると周囲にはゴミの山と悪臭、そして美しいピアノソナタを奏でる変人女がいた。彼女の名前は野田恵(通称・のだめ)、なんと千秋と同じマンションの隣の部屋に住み、同じ音大のピアノ科に在籍していたのだった。第一印象は最悪(お風呂は3日おき、シャンプーは5日おき など)極まりなかったものの、千秋はのだめの中に秘められた天賦の才を敏感に感じ取る。のだめもこのとき以来、千秋の見た目の良さと音楽の才能に憬れて千秋にまとわりつくようになる。この出会い以来、千秋はのだめの才能を引き出すべく、なんだかんだと彼女に関わるようになる。
千秋は将来に行き詰まりを感じていたため無愛想だったが、本来は面倒見が良い性格なので、のだめとの出会いを期にのだめの存在が潤滑油となり、音大の変人たちに出会い、なつかれ、順調に道を踏み外しながらも、千秋は音楽の楽しさを思い出し、新しい音楽の世界、そして指揮者への道を一歩一歩切り拓きはじめる。また、千秋の存在によりのだめもより高い技術を得るための指導者や、環境に出会う機会を得てそれぞれが成長していく。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
登場人物
のだめカンタービレの登場人物を参照
楽団一覧
- Sオケ(エス -)
- シュトレーゼマンにより1年間結成されたオーケストラ。正式名称は「シュトレーゼマン特別編成オーケストラ」。本来シュトレーゼマンはAオケ(桃ヶ丘音楽大学正規のオーケストラ)と指揮科を指導することになっていたが、シュトレーゼマンの希望により「遊びのオケ」として作られた。
- シュトレーゼマン自身が学内を歩き回って見つけてきた、選りすぐりの変な学生たちによって構成されている。コンバス隊などAオケと掛け持ちのメンバーがいるパートもあるが、実態は桃ヶ丘音楽大学の落ちこぼればかりが集まったオーケストラ、とも称される。ところが、シュトレーゼマンは千秋をこのオケの副指揮者に任命して、練習を彼に押し付けてキャバクラに遊びに行ってしまう。更に、とある出来事がきっかけで千秋はこのオケの正指揮者に昇格。その後、千秋による厳しい練習を積み重ねていくうちに、メンバー全員がSオケを通じて落ちこぼれではなくなっていく。のだめは、オーケストラにピアノはないため、マスコットガールとして選ばれた。千秋らの卒業と同時にSオケは解散。その後、一部のメンバーが後述の「R☆Sオーケストラ」に加入し、新たな演奏活動を続けている。
- R☆Sオーケストラ(ライジングスター -)
- 発起人の三木清良と、それに賛同した千秋の2人が、かつてニナ・ルッツ音楽祭で編成されたオーケストラの主要メンバーを中心に、新設したアマチュアオーケストラ。千秋が初代指揮者、清良が初代コンマスをそれぞれ務める。2代目指揮者はR管やMフィルの指揮者だった松田幸久。広告費などを含め「裏軒」プロデュースで、命名も峰親子による。デビュー公演では素晴らしい演奏を披露、大好評の内に幕を閉じる。「進化変幻」と題した公演では、演奏や出演者は更に進化した。この公演終了後、千秋や清良ら海外組はこのオケに別れを告げた。その後、峰龍太郎が継続が危ぶまれるR☆Sオーケストラを永遠に続けるものにすべく奔走している。
- ルー・マルレ・オーケストラ
- 1875年、ルー・マルレによってパリに設立された非常勤のオーケストラ。若き日のシュトレーゼマンやカイ・ドゥーンが在籍していた。現在の音楽監督は東京都交響楽団常任指揮者のジェームズ・デプリースト。デプリーストの推薦により千秋が常任指揮者に就任する。楽団内の不和により多くの主要メンバーが退団、新メンバーの募集を行い再生を図っている。
- デシャン管弦楽団(デシャンオーケストラ)
- パリの私立オーケストラ。千秋曰く「真面目でいいオケ」。新しい常任指揮者の候補として、千秋、ジャンをたて続けに客演で振らせ、結果ジャンが新しい常任指揮者に就任することになった。オリバーによれば、それまでオカタい真面目な指揮者が常任だったため、現代的で華やかなジャンが選ばれたらしい。
- ルセール管弦楽団(ルセールオーケストラ)
- ルー・マルレ、デシャンと並ぶ、パリのオーケストラ。通称「R管」。松田幸久が首席客演指揮者を務める。
- ウィルトール交響楽団(ウィルトールオーケストラ)
- フランスのオーケストラ。マルレ・オケより格上。千秋はプラティニ国際指揮者コンクールとパリのデビュー公演で振っている。孫Ruiと千秋が共演した。フランスのオケだが、ドイツ式ファゴットが使われている。
小道具
- プリごろ太
- 作中に登場する幼児向けアニメで、海外でも放映されるほどの人気がある。ハラヒロシ作。プリごろ太の大ファンであるのだめは、セリフを丸暗記しており、この作品のフランス語吹き替え版『Prilin et Gorota PRIGOROTA』を見て、フランス語を習得した。ドラマ版、アニメ版の劇中劇として実際にアニメが制作され、完全版がアニメ版DVDの特典となった。
- もじゃもじゃ組曲(La suite mojamoja)
- のだめ作曲、谷岡肇・江藤耕造編曲の全12曲からなる組曲。第一曲は「もじゃもじゃの森」で第十二曲は「幸せ色の虹」。
- マングース
- のだめお手製の着ぐるみ。手にはハブを持っている。長い時間をかけて一生懸命作ったが、ボロでオケのみんなからは不評だった。文化祭でお披露目。その後も、モノローグのないのだめの心象風景として背景によく登場している。
- 2006年9月にバンダイから実際に発売された「マングースぬいぐるみ」は予約件数1万個を確保するヒット商品になった[2]。その他、漫画「のだめカンタービレ」15巻の限定版にもマングースぬいぐるみが付属された。
- みそ字
- のだめが作って、千秋のパソコンに勝手にインストールしていた、パソコン用フォント。ぱっと見では、ミミズののたくったような下手くそな文字だが、英語はかろうじて読める、独特な雰囲気をもったフォントである。のだめの弟によりオンラインで販売されているという設定(現実には、売られてはいない[3])、購入者の一人に三善俊彦がいる。
- 博多通りもん
- のだめの郷里福岡県名産の土産菓子。オクレール先生にもあげるなど度々登場する。
- おなら体操
- 幼稚園の先生を目指していたのだめがお遊戯用に作った曲。ドラマ版劇中では、のだめが歌いながらピアノを弾き、江藤(のだめの大学時代の先生)が踊った。アニメ版にも登場した。
- 2007年2月21日発売の『「のだめオーケストラ」STORY!』のDisc2の1曲目にアニメ版のだめ役の川澄綾子によるもの[4]が収録されている。川澄は2007年2月の「のだめオーケストラコンサート」でも弾き語りを披露している。
- 2007年5月23日にはドラマ版のだめ役の上野樹里が歌うCDが発売され、未公開の歌詞も含まれた完全版となり、特典として振り付けDVDがついている。
- また、漫画「のだめカンタービレ」17巻に、一部の予約特典としておなら体操のCDが付属する予定だったが、無許可だったため中止になった。
- 裏軒
- 桃ヶ丘音楽大学の裏にある中華料理屋。峰龍太郎の父・龍見が経営。チャーハンが人気NO.1メニューなど、一見すると中華料理屋だが、創作中華はおろかクラブハウスサンドを初めとした喫茶メニューからクリスマスケーキの予約等も提供しており、音大の生徒や教師達が集う人気店となっている。また、彼の息子に対する溺愛ぶりがもろに期間限定メニューに影響する。R☆Sオーケストラのプロデュース店であり、オーケストラ結成当時から商店街ごと巻き込んだ広報宣伝をする等支援に余念がない。
曲目一覧
作品中に登場した曲目の一覧(カッコ内は、曲の登場した巻数)
管弦楽曲
桃ヶ丘音大
- ベートーヴェン:交響曲第7番
- Sオケで練習した際に演奏した楽曲。峰が初めてコンマスとして、千秋がシュトレーゼマンの代演の形で指揮をとった。しかし千秋は、ばらばらのSオケをまとめることができず、シュトレーゼマンにダメ出しをされた(単行本2巻)。
- R☆Sオケにおいて、千秋が最後に指揮した曲(単行本9巻)。
- ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』
- Sオケのデビュー曲。スパルタ(専制君主とまで言われた)・千秋とSオケのメンバーが徐々に対立を深めていくが、最終的には、のだめのアドバイスにより、Sオケなりの「3番」を完成させ大好評を得る(単行本3巻)。
- ベートーヴェン:交響曲第9番
- 峰に誘われて千秋がAオケの練習を見に来たときの曲。第2楽章冒頭のティンパニで真澄が恥をさらしてしまうことになる。
- G. ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
- 文化祭でSオケが演奏した曲。ピアニカパートを取り入れるなど大胆に編曲され、和服など奇抜な衣装で演奏した。
- ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
- 千秋がピアノ奏者としてシュトレーゼマンと共演した曲。
- ジョリヴェ:打楽器協奏曲
- 卒業演奏会で真澄が演奏した曲。伴奏者が演奏会当日に急病で倒れ、代役で千秋が伴奏した(単行本6巻)。
大学外
- ドヴォルザーク:交響曲第5番
- ニナ・ルッツ音楽祭のオーケストラで取り上げられたが、かなりマニアックな曲。
- リヒャルト・シュトラウス:オーボエ協奏曲
- 黒木のコンクールでの演奏曲。
R☆Sオーケストラ
- シューマン:マンフレッド序曲
- モーツァルト:オーボエ協奏曲
- オーボエ奏者にとっては、コンクールで必ず課題となる曲。R☆Sオーケストラ第1回公演で、黒木がソリストとして演奏(単行本7~8巻収録)。
- ブラームス:交響曲第1番
- R☆Sオケデビューコンサートにおけるメインプログラム。好評を博し再演が決まる。
- サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番
- R☆Sオーケストラ ニューイヤーコンサート(単行本9巻収録)
- ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
- サラサーテ:カルメン幻想曲
- R☆Sオーケストラ定期公演「進化・変幻」で、清良がソリストとして演奏したヴァイオリン協奏曲。
- リヒャルト・シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
- R☆Sオーケストラ第3回公演で演奏した曲。
- ベートーヴェン:交響曲第7番
プラティニ国際指揮者コンクール
- ベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』
- リヒャルト・シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
- 3次予選でのジャン・千秋の課題曲。ジャンは流麗で華麗、オケもノリノリな演奏を披露したが、千秋はそれを聴いて自分を見失うこととなり、オケと不協和音を奏でてしまった痛恨の一曲。
- ドヴォルザーク:交響曲第8番
- 間違い探しの曲であり、オケがわざと間違いのある楽譜で演奏しているものを見抜くこととなった。
- チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
- 千秋が小さい頃、「いつかはこの曲を(ソリストとしてヴァイオリンで)オケとやってやる!」と憧れた曲。千秋のためにのだめが引き当てた。
- バルトーク:舞踏組曲
プラティニ国際指揮者コンクールでの優勝に伴い、ウィルトール交響楽団で演奏した。
- ラヴェル:マ・メール・ロワ
- 武満徹:遠い呼び声の彼方へ!
- シベリウス:交響曲第2番
ルー・マルレ・オーケストラ
- ラヴェル:ボレロ
- デュカス:魔法使いの弟子
- シューマン:交響曲第1番『春』
- 千秋が任せられた時期のマルレは「オケの土台になる音がない」状況であったため、かなりの酷評を受けた(単行本14巻)。
- ロッシーニ:ウィリアム・テル序曲
- ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
- 千秋とシモンによるマルレ改革後に、初めて演奏された。
- ニールセン:交響曲第4番『不滅』(消し難きもの)
- この曲によってマルレオケのコンサートは大成功だった(単行本17巻収録)。
- チャイコフスキー:幻想序曲『ロミオとジュリエット』
- J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1番ニ短調(原曲:チェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV1052)
- ベートーヴェン:交響曲第4番
- この曲を振る前に父・雅之を見かけ、動揺したせいでどこを演奏しているかわからなくなってしまった。
ピアノ曲
桃ヶ丘音大
- ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』第1楽章
- 千秋が江藤に師事していた時、練習室で弾いていた曲。冒頭部で突然演奏をやめてしまい、激怒した江藤にハリセンで叩かれた。
- ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番『悲愴』第2楽章
- 千秋がのだめが弾いている様子を“悲惨”と言った曲。
- モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ
- 千秋とのだめの初共演曲。千秋に音楽による感動を思い出させた曲(単行本1巻)。
- ショパン:即興曲Op.Post66 嬰ハ短調『幻想即興曲』
- シュトレーゼマンが初めて大学に現れた際、のだめが練習室で弾いていたのを盗み聞いて「ブラボー」と囁いた曲。
- バルトーク:組曲
- ニナ・ルッツ音楽祭でのピアノ受講者の課題曲。のだめは予習しておらず滅茶苦茶に弾いたため「やる気がない」とニナ・ルッツに退室させられる。千秋にも叱られた傷心ののだめは懸命に読譜し、音楽祭閉幕後に練習室に侵入して演奏する(単行本4巻)。
- リスト:メフィスト・ワルツ第1番
- 千秋が卒業演奏会で演奏した。
マラドーナ・ピアノ・コンクール
- シューベルト:ピアノソナタ第16番 イ短調
- J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻 第16番
- ショパン:練習曲op.10-4 嬰ハ短調
- のだめがスパルタ教育を受けていた子供の頃にも弾いたことがあり、彼女にとっては嫌な思い出の曲である。
- リスト:超絶技巧練習曲『鬼火』変ロ長調
- 海老原大作:ロンド・トッカータ
- #のだめカンタービレ Selection CD Bookの項を参照。
- ドビュッシー:『喜びの島』
- モーツァルト:ピアノソナタ第8番 イ短調
- シューマン:ピアノソナタ第2番 ト短調
- ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章
- のだめは練習時間がなく、聴いただけの付け焼刃で本番に臨んだため暗譜しきれず、暗譜中にバスの中で聴いてしまった着メロ『NHK「きょうの料理」のテーマ曲』が耳に残ってしまったために演奏が一度止まり、演奏が開始されると途中まで違った旋律を演奏してしまった。
- ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲
- ラヴェル:『夜のガスパール』より『スカルボ』
コンセルヴァトワール
のだめがパリに来て自宅やコンセルヴァトワール(パリ音楽院)で弾いた曲。
- ラヴェル:『鏡』
- のだめがパリに来てはじめて弾いた曲(単行本10巻)。
- ショパン:練習曲 op.10-2 イ短調
- リスト:超絶技巧練習曲『雪あらし』変ロ短調
- ドビュッシー:12の練習曲より第7曲『半音階のための』
- モーツァルト:ピアノソナタ第11番 イ長調(トルコ行進曲付き)
- 以上4曲はのだめのコンセルヴァトワールでの試験曲(単行本14巻)。
サン・マロ編
のだめがサン・マロで行った初リサイタル曲(単行本15巻)。
- モーツァルト:ピアノソナタ第18(17)番 ニ長調K.576
- モーツァルト:きらきら星変奏曲ハ長調K.265
- リスト:「2つの伝説」よりNo.2『波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ』
- 普通はmfから始まるのに古城の主人が寝ようとしたためfffで弾いた。
- ラヴェル:『水の戯れ』
- モーツァルトヲタクの古城の主人に“ラヴェルもいいな”と思わせた。
- シューベルト:ピアノソナタ第16番 イ短調
サロン・コンサート編
- モーツァルト:ピアノソナタ8番 イ短調
- ブノワ城でのパーティでターニャが演奏した曲。
- J.S.バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調BWV971
- メンデルスゾーン:「無言歌集」より「甘い思い出」
- ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61
- サロン・コンサート前半最後の曲。のだめは練習中、オクレールに「なんか君みたい」「ころころ変わって曖昧。気分で変わる。」と言われた。
- リスト:「2つの伝説」より『小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ』
- サン・マロで演奏した「2つの伝説」のもう一つの曲。
- イザーク・アルベニス:「イベリア組曲」
- ルロイ・アンダーソン:「そりすべり」
- アンコールが入り、のだめは即興でジャズ風に演奏した。
室内楽曲
桃ヶ丘音大時代
- ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番『春』
- 峰の留年がかかっていた試験曲。この曲へののだめのイメージは「お花畑」だが、峰に言わせると「光る青春の喜びと稲妻」。ちなみに千秋いわく「おまえたちのは『正月』(ドラマ版では『梅雨』)」。
- エルガー:ヴァイオリンソナタop.82
- 三善家に泊まった夜中に千秋とのだめが演奏した曲。千秋にとっては祖父三善誠一郎のために演奏した最後の曲。
パリ編
- モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク
- ブノワ城でのパーティで千秋が演奏した曲。ドラマでは、千秋は執事に「あんたが演奏すりゃいいだろ」と言って何も弾かなかった。
- プーランク:ピアノとオーボエとファゴットのための三重奏曲
- コンセルヴァトワールに通う黒木、のだめ、ポールの3人が室内楽の試験のために結成した「ヤキトリオ」のデビュー曲。
- モーツァルト:オーボエ四重奏曲 ヘ長調
- ブノワ城でのパーティで黒木が演奏した曲。
声楽曲
- モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』より、ドラベッラのアリア
- ロッシーニ:歌劇『セビリアの理髪師』よりフィガロのアリア『私は街の何でも屋』
- のだめが無銭飲食をしかけたときに、シェフの歌の伴奏をして帳消しにしてもらったときの曲。のだめは初見が苦手だったため、ユンロンが代わりに伴奏した。
その他
- おなら体操
- のだめの作った体操。どうやら「ママといっしょ」という幼児番組への進出を狙っているらしい。
- のだめ♥ラプソディ
- 千秋作曲によるオーケストラ曲。タイトルはのだめが勝手に命名。後にのだめ、龍太郎、真澄のアンサンブルでジャズにアレンジして演奏された。
- もじゃもじゃ組曲
- のだめの作った組曲。全12曲で、第1番から第11番までは谷岡肇と、第12番は江藤耕造と一緒に作った。ストーリーつきで紙芝居ものだめが自分で作っており、オクレール先生にも評価された。
- ピアノ・ソナタ<清掃>
- 千秋がヤケになってのだめの部屋を掃除していた時に、のだめが即興で弾いた曲。以降アレンジされつつ時々登場する。のだめ曰く「先輩とのだめの恋のプレリュード」。
- プリごろ太のテーマ(プリごろ太マーチ)
- アニメ「プリごろ太」のテーマソング。作詞作曲はカースィ=ケニーチェ。
備考
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この節の内容に関する文献や情報源を探しています。ご存じの方はご提示ください。出典を明記するためにご協力をお願いします。 |
- ドラゴンクエストシリーズなどの作曲で知られるすぎやまこういちは、同ゲームのコンサートにおいてこの漫画を絶賛し[1]、「多くの人にクラシックを楽しんでもらうためにコンサートを行ってきたが、強い味方を得ることができた」と話した。
- コミックス内でリアルのだめと呼ばれているのは、主人公のモデルの野田恵という女性。以前作者である二ノ宮が運営していたBBS上に、汚い部屋でピアノ演奏する写真を投稿し、本作品の主人公のモデルとなった。現在リアルのだめ嬢は福岡にて子供向けのピアノ講師をしている。
- メディアファクトリー2005年4月号雑誌ダビンチにおいて、『のだめカンタービレ』大特集が組まれ、リアルのだめさんへのインタビュー記事が掲載されている(顔は写っていない)。
- 使用楽曲のCDの売れ行きアップに貢献するなどクラシック音楽の認識を広げた功績がある反面、専門に音楽を学ぶ学生にはきっかけとしては良くても質の向上には繋がっておらず、懸念する声もある[5]。
- 日本音楽コンクール本選会ピアノ部門で、指揮者の飯森範親が出場するソリストに「じゃ行きましょう」と言った時、「一緒に出るんですか」と聞き返された。それに対して「もちろん。のだめカンタービレじゃないんだから」と発言したのが、NHKのドキュメンタリーで放送された。
- 連載開始当初は読者アンケートの順位は最下位に近かった。峰やシュトレーゼマンが登場し、3巻が発売されたあたりから書店の漫画担当者間で『これは面白い!』とのプッシュ攻勢で人気が徐々に上向いていった。
- アニメの第六話では、佐久家を中心に描くためかスタッフが変わっており、千秋真一/峰龍太郎などが顔が幼く描かれている。
- 『もやしもん(石川雅之)』4巻の第38話にのだめと千秋がゲスト出演している。また、15巻Lesson 88にはもやしもんに登場の菌たちが登場している。
- 作者の二ノ宮が妊娠したため、2008年5月10日のKISSより月イチ連載になる。2008年9月からは産休のため休載。
- 一部の登場人物の名前は、大川興業メンバーの名前にあやかっている。
- 一部の登場人物(とくに外国人)や、音楽祭の名称はサッカー選手の名前に由来している。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
既刊
- コミックス(原作)
- ( )は、カバー表紙でのだめ(野田恵)が演奏している楽器
CD
- のだめカンタービレ
- 2003年9月発売。作中で取り上げられた楽曲を収録したオムニバス盤。
- ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 第1楽章 / アンドレイ・ガブリーロフ、リッカルド・ムーティ指揮、フィラデルフィア管弦楽団
- リスト:メフィスト・ワルツ 第1番《村の居酒屋での踊り》 / レイフ・オヴェ・アンスネス
- ブラームス:交響曲第1番 第1楽章よりハイライト / ジョン・バルビローリ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
- ブラームス:交響曲第1番 第4楽章よりハイライト / ジョン・バルビローリ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
- ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー / アンドレ・プレヴィン指揮、ロンドン交響楽団
- ベートーヴェン:交響曲第3番 第1楽章 / ルドルフ・ケンペ指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
- ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番《春》 第1楽章 / ユーディ・メニューイン、ヘフツィバー・メニューイン
- ショパン:幻想即興曲 / ジョン・オグドン
- のだめカンタービレ Selection CD Book
- 2005年8月発売。作中で取り上げられた楽曲を収録したオムニバス盤の続編だが、コミック扱い。作中の架空の音楽評論家佐久間学による意味不明のポエム解説付き。ISBN 4063646467
- ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番《悲愴》 第2楽章
- ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 第1楽章(前半部分)
- ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(ハイライト)
- リスト:メフィスト・ワルツ 第1番《村の居酒屋での踊り》(ハイライト)
- モーツァルト:オーボエ協奏曲 第1楽章
- ドビュッシー:喜びの島
- ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
- R・シュトラウス:交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》(ハイライト)
- ベートーヴェン:交響曲第7番 第1楽章
- 海老原大作[6]:ロンド・トッカータ
- ブラームス
- 交響曲第1番~のだめカンタービレ
- 2005年9月発売の企画アルバム。千秋真一指揮、R☆Sオーケストラ演奏による、ブラームスの交響曲第1番およびドヴォルザークの交響曲第8番(間違い探しバージョンと正解バージョンを収録)第1楽章を収録。発売元キングレコード。2005年10月までに5万枚を売り上げた。
- ブラームス 交響曲 第1番 ハ短調 作品68 第1楽章
- ブラームス 交響曲 第1番 ハ短調 作品68 第2楽章
- ブラームス 交響曲 第1番 ハ短調 作品68 第3楽章
- ブラームス 交響曲 第1番 ハ短調 作品68 第4楽章
- ドヴォルザーク 交響曲 第8番 ト長調 作品88 第1楽章(間違い探しスコア版)
- ドヴォルザーク 交響曲 第8番 ト長調 作品88 第1楽章
- のだめカンタービレ Selection CD Book vol.2
- 2006年8月発売。CD第1作で取り上げられなかった作品及び2005年から2006年にかけて連載中に登場した音楽を収録。また、前作に続き、大沢徹訓とオーボエ奏者茂木大輔が解説を行っている。ISBN 4063646661
- ベルリオーズ:序曲 ローマの謝肉祭
- ラヴェル:バレエ《マ・メール・ロワ》より第3曲 眠りの森のパヴァーヌ
- ストラヴィンスキー:『「ペトルーシュカ」からの三つの楽章』より第1楽章:ロシアの踊り
- ラヴェル:水の戯れ
- プーランク:ピアノ、オーボエ、バソンのための三重奏曲より 第2楽章:アンダンテ
- デュカス:交響詩《魔法使いの弟子》
- モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310(300d)より、第2楽章:アンダンテ・カンタービレ・コン・エスプレッシオーネ
- 初版は6曲目の「魔法使いの弟子」が最後まで録音されておらず、回収、交換となった。
- 「のだめオーケストラ」LIVE!
- 2006年11月15日発売。CD2枚組。
- DISC1
-
- ベートーヴェン: 交響曲第7番 第1楽章(のだめオーケストラ ヴァージョン)
- ベートーヴェン: 交響曲第7番 第4楽章(のだめオーケストラ ヴァージョン)
- ベートーヴェン: 交響曲第9番 第1楽章(ティンパニー GET OUT VERSION)
- ガーシュウィン: ラプソディ・イン・ブルー(ピアニカ ヴァージョン)
- ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番 第1楽章
- モーツァルト: オーボエ協奏曲 第1楽