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| るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- | |
|---|---|
| ジャンル | 少年漫画 |
| 漫画 | |
| 作者 | 和月伸宏 |
| 出版社 | 集英社 |
| レーベル | ジャンプ・コミックス |
| 発表期間 | 1994年19号 - 1999年43号 |
| テレビアニメ | |
| 監督 | 古橋一浩 |
| アニメーション制作 | 1-66話:スタジオぎゃろっぷ/ 67話以降:スタジオディーン |
| 製作 | フジテレビ・SPEビジュアルワークス |
| 放送局 | フジテレビ系列 |
| 放送期間 | 1996年1月10日 - 1998年9月8日 |
| 話数 | 94話 |
| コピーライト表記 | ©和月伸宏/集英社・ フジテレビ・SPEビジュアルワークス |
| 映画: るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 維新志士への鎮魂歌 |
|
| 監督 | 辻初樹 |
| 制作 | フジテレビ・SPEビジュアルワークス |
| 封切日 | 1997年 |
| 上映時間 | - |
| OVA: るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 追憶編 | |
| 監督 | 古橋一浩 |
| アニメーション制作 | スタジオディーン |
| 製作 | SPEビジュアルワークス |
| リリース日 | 1999年2月 |
| 話数 | 4話(4巻) |
| OVA: るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 星霜編 | |
| 監督 | 古橋一浩 |
| アニメーション制作 | スタジオディーン |
| 製作 | SMEビジュアルワークス |
| リリース日 | 2001年12月 |
| 話数 | 2話(上・下巻) |
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『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん/ 海外表記:Rurouni KenshinもしくはSamurai X)は和月伸宏による漫画、およびそれを原作としたアニメ、ゲームなどのメディアミックス作品。
目次 |
『週刊少年ジャンプ』(集英社)誌上において1994年19号から1999年43号まで連載。単行本はジャンプ・コミックスより全28巻。また後に完全版が全23巻で刊行された。「るろうに」とは作者の造語で、漢字表記は「流浪人」。要するに「流れ者」の事である。各話数はそれぞれ「第○○幕」という通し番号になっている。1996年のテレビアニメ化を最初に映画・OVAとアニメ化もなされている(後述)。
明治時代初期の日本が舞台。登場人物や武術の流派は一部を除いて架空のものだが、赤報隊や新選組、そして明治11年(1878年)5月14日の大久保利通暗殺事件(紀尾井坂の変)など、物語の転換点では史実を絡ませている。
「ジャンプで歴史物は受けない(実際にはジャンプでも『花の慶次』がヒットした前例がある)」、「明治時代は漫画にするには難しすぎる」と連載前は編集者に言われたらしいが、その前評判を跳ね返し、人気を博した。登場人物の名前に作者の出身地である新潟県、特に旧越路町を含めた長岡市に関係のある地名や神社の名前が多く使われている。
全28巻の売り上げは4700万部[1] - 5000万部[2][3]を記録しているヒット作で、海外でも絶大な支持を受けている。
本編終了後に後日談的な話として『弥彦の逆刃刀』(完全版に収録)、『春に桜』(公式ファンブック「剣心華伝」収録・完全版に収録)の2作品が読切として存在する。なかでも『弥彦の逆刃刀』は発表時に作者自身が「これで剣心の物語は完結です」と同作がこの話によって正式な完結を迎えたことを語っていた。
剣心の流派である「飛天御剣流」は本作及びそれに付属する読切作品の他に『戦国の三日月』という同作者の読切作品(単行本6巻、完全版10巻収録)にも登場する(ただし、本作の一部の読切も含めて、名称は「飛天三剣流」となっている)。作者は単行本12巻にて両作に繋がりがあるとも読み取れる発言をしている。
なお、「弥彦の逆刃刀」で正式な完結を迎えたと語った作者であるが、後に刊行された完全版のフリートークでは「剣心の物語は終わったけど、クリエイターとして本気で描きたい、いいものが描けると確信できて、なおかつ話が来たときはまた描くかもしれない」と続編への抵抗が薄れていることを感じさせた。
アメリカではアニメの劇場版およびOVAはSamurai Xの題で発表され、TVシリーズとVIZ Media発行の漫画版はRurouni Kenshinの題で発表された。この題は剣心の頬の十字傷に由来する。翻訳版が刊行されている他の諸外国では、ブラジルはじめ、Samurai Xを正式な題名表記にしている国も少なくない。余談だが、このネーミングは作者も気に入っており、『武装錬金』では「ソードサムライX」という名称の武装錬金を登場させている。
韓国語版の題名は『パラメ コムシム(바람의 검심)』(意:風の剣心)。 但し、劇中の主人公名は「ケンシン」のまま。剣技名は漢字を韓国語式に読む形式が基本。TVアニメ版では、他の人名が一部変更されている。薫→カリン、弥彦→ミオン、左之助→サノ、御庭番衆→スパイ軍団、等
台湾では『神劍闖江湖』のタイトルで、最初に地上波の「民視」で1998年1月11日より放送を開始し、その後「緯來綜合台」「ANIMAX」「AXN」と各局で次々放送されている。なお、香港ANIMAXでは『浪客劍心』のタイトルで放映されており、同じ漢字圏でもタイトルが異なる(これはこの作品に限ったことではなく、台湾と香港では方言等の違いからタイトルが違うことが一般的である)。
2006年7月から2007年5月にかけて毎月2巻ずつ、全22巻の完全版が刊行された。通常版の単行本には未収録であった「弥彦の逆刃刀」及び「春に桜」も収録。
表紙は描き下ろし。カバー下にその巻の表紙になった人物を再デザイン及び再設定し直した「剣心再筆」が載っている(22巻の再筆は表紙の面々ではなくそれまで再筆出来なかった登場人物。剣心皆伝の再筆は新撰組等の幕末時代の人物達(「るろうに剣心」に登場しなかった人物も含む))。口絵が花札になっている。口絵の人物も基本的にその巻の表紙に載った人物である(例外として駒形由美は12巻の口絵ではなく14巻の口絵に登場し、22巻の口絵は明治15年の緋村一家となっている)。
奇数巻の初版には「るろうに短信」というチラシが付属しており、その月に発売された巻の表紙を飾る人物の解説と「月刊和月」という和月伸宏作品の登場人物(ほとんどるろ剣キャラだが)をゲストに呼んだ企画が載っている。
17巻 - 20巻の初版は小冊子として単行本に載っていたFREE TALKを収録した「時事随想拾遺」、登場人物製作秘話を収録した「設定秘話拾遺」がそれぞれ上下巻で付属される。これは元々は付属する予定がなかったが、ファンからの要望が多く、またそれまでの完全版の売れ行きも好調だった事から予算もできたため付属する事が決まった[4]。
完全版完結後には、完全版と同じ装幀ガイドブックとして「剣心皆伝 るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」が刊行された(2007年6月)。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
明治維新のために不本意ながら自分を殺し人を斬り続け、「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客緋村剣心が「不殺(ころさず)」を誓い、神谷薫との出会いや宿敵たちとの戦いを通じて、新たな時代での生き方を模索していく。
詳細はるろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-の登場人物一覧を参照
この作品には様々な流派が登場し、超人的な技を繰り出す。作者の和月自身が、剣劇対戦型格闘ゲーム『サムライスピリッツ』シリーズの大ファンであり、それらには必ずある設定「超必殺技」を当作品でも「奥義」として反映させ、対戦型格闘ゲームの人気要素を巧く取り入れている。
武器に関しては、作品の象徴でもある逆刃刀をはじめとした日本刀が殆どだが、中には「無敵鉄甲」のような手甲や、「斬鋼線」のような紐もある。
1996年1月10日から1998年9月8日にかけてフジテレビ系列で放送された。セルアニメによる制作(一部CGあり)。また、涼風真世(1996年時点ですでに宝塚歌劇団を引退)・藤谷美紀・八嶋智人・井上純一など、俳優が多くキャスティングされていた。94話放送されたが、放送されなかった95話目が存在し、終了後の1998年12月にソフト化して発売された。
アニメ『るろうに剣心』の関東地区での平均視聴率は12.2%であり、また、放映期間を通しての最高視聴率は第37幕「衝撃!折れた逆刃刀・天剣の宗次郎対剣心」の16.0%である。
原作との設定の相違が顕著で雷十太編のように大幅なアレンジが加えられているエピソードもある。
なお、「京都編」完結時点では原作の「人誅編」も開始間もない時期であることから、展開を見守ると言う形でアニメ版オリジナルストーリーが展開され(ただし、79話 - 82話の所謂「海舟編」はノベルズ版が原作)、「風水編」を以って終了となった(ただし、人誅編をアニメで放送する構想は存在したようで、EDテーマに雪代巴が登場した事がある。
製作がSPEビジュアルワークスであるということから、主題歌はソニー・ミュージックエンタテインメント(番組スポンサーでもあった)のアーティストが起用され、OP、EDともに主題歌のプロモーションフィルム的な色合いが濃かった(主題歌が変わるごとに曲にあわせて映像を作り直していた[5])。結果、主題歌は必ずと言っていいほどのヒットを飛ばし、SIAM SHADE、T.M.Revolutionなど、ブレイクしたアーティストは数多い(SIAM SHADEは『1/3の純情な感情』がヒットしなければその時点で解散するはずだったという逸話もある)が、曲の内容とアニメ本編の内容には、ずれが大きいものが多く、初代オープニングを担当したJUDY AND MARYは本作の主題歌を依頼されたとき「最近のアニメはわからない」ということで『キャンディ・キャンディ』のイメージで曲を作ったと言う逸話がある。
なお、作者は基本的にアニメ版には関与しておらず、単行本の余白(フリートーク)において、演出の悪さや黒笠編の脚本が詰め込みすぎである事、サブタイトルが見当違いである事などが不満である旨を発言している。ただし、作者がアニメに触発された部分も存在し、京都編エピローグで剣心が神谷道場へ帰ってくる際の構図はアニメ版の初代オープニングの最後の場面が元となっている。
2006年12月20日に、今までのすべての映像作品を集めたDVD-BOXが発売された。
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 維新志士への鎮魂歌(れくいえむ)』のタイトルで1997年12月20日に公開。ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント配給。
幕末、薩長同盟の締結場所・鈴屋に「人斬り厳達」と呼ばれる剣客ら数人が襲撃してきた。護衛に当たっていた緋村抜刀斎は「人斬り厳達」と斬り合い、葬ることに成功する。その後、同盟は成立、そして時世は新時代と突入するのだった。
時は過ぎて明治11年。新しく建設された洋館を見物するため、陸蒸気で横浜に向かった剣心達一行(なお左之助はアニメでは陸蒸気を極度に恐がっていたが、なぜかここではとても興奮していた)。その帰路、酔った外国水兵が器物破損等の迷惑行為を働いている現場に遭遇する。直後、一人の女性が水兵に悪行三昧を止める様に説得するが彼らの矛先は彼女に向かってしまう。そこに時雨滝魅という男が現れ剣心と共に水兵に立ち向かう。時雨はその剣腕で水兵の持つ武器を一瞬で破壊するが遅れてやって来た警官隊から身を隠すため、剣心とある寺に向かう。そこで互いを認め合い後日、再会を期して別れるが剣心は時雨には近づくなという忠告を斉藤一から受ける。薫達と合流した剣心は英国公館前でさっきの女性は会津出身で高槻朱鷺という名であることを知る。剣心はその名を聞いて幕末に高槻厳達という剣客と戦ったことを思い出す。その時、英国公館で爆音が響き、戦闘が起こる。剣心達も現場に向かうが、陸軍の到着で敵は退却した。
時雨は十四年前、親友の高槻厳達を自らの誤判断で死なせてしまったことに深く罪悪感を抱いていた。それは薩摩藩の西郷隆盛と長州藩の桂小五郎が土佐藩の坂本龍馬の仲介で同盟を結ぶ「薩長同盟」でのことだった。会合の情報を入手した時雨ら会津藩士達はその場所を襲撃し、その目論見を打ち砕こうとするが、どうしても会合場所がしぼれない。厳達は鈴屋と踏んでいたが、時雨は鈴屋は逃げ場所がないとのことで材木問屋を主張。結局、時雨の意見に従うとなったが厳達はやはり気になる、一応向かってみるとのことで二手に別れる事になる。誤判断に気づいた時雨は鈴屋に急行するが厳達の最期と厳達を殺害した男の剣は時雨の眼に焼きつくことになった。自分が厳達を死なせてしまった・・・その責任を感じている時雨は罪滅ぼしとして再び維新を起こすことを決意していた。
時雨宅で厄介になっている朱鷺は最近時雨の様子が変であることに気づく。なのでそのことを知り合った剣心に時雨から事情を聞きだして欲しいと頼む。数日後、時雨宅を訪ねた剣心は彼が留守だったので、明日の暮れ神社近くの大橋で待っていると朱鷺に伝言して立ち去る。そして次の日、時雨と会った剣心だが彼の「もし自分に何かあれば朱鷺を頼む」という言葉に疑問を感じる。時雨宅に急ぐ剣心であったが途中、左之助から時雨の周囲に反政府の人間が集っていること、弥彦が行方不明だということを知る。夜通し皆で弥彦を探し回っていたところにその弥彦が現れ、自分と同じ父が彰義隊士である武蔵野泰春たちの仲間になったが置いて行かれたことを話す。その弥彦の「国賓がどうとか」との言葉から剣心は時雨たちの蜂起が英国公使のパレードにあることに気づく。
当日、時雨たち反政府軍の蜂起は斎藤や剣心の迅速な対応もあり上野に敗走する。その戦いの中で時雨は剣心が厳達を殺した人間であることに気づく。そして、剣心は山県有朋に時雨との決着を了承してもらい、最後の戦いへと向かう。
登場人物については『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-の登場人物一覧』を参照。
ストーリーは細部に若干の変更は見られるが、基本的には原作通りである。しかし、演出面で独自色が目立ち、格闘ゲームテイストの目立つ原作とは異なり、本作は純時代劇とも言える作品に仕上がっている。
海外での評価の高さも目立ち、アメリカ等では良好なビデオセールスを記録している。
主人公剣心が、“人斬り抜刀斎”になるまでの経緯、雪代巴との出会いから別れ、そして不殺を誓うまでのエピソードが描かれているOVA作品。主人公が技名を叫ぶ等の漫画的な演出は排除され、徹底した脱少年漫画演出が施されている。また、テレビアニメや少年漫画誌では表現が困難と思われる、人が刀で串刺しにされたり、大量の血が飛び散るといった凄惨なシーンも目立つ。第1幕 - 第4幕と、追加カットを収録した特別版は、アメリカの年間DVD売上チャートで7位を獲得するという快挙を成し遂げた。
TVアニメでは描かれることの無かった人誅編をアレンジし、その後の剣心達の人生を監督が独自の解釈で描いたOVA作品。原作の十数年後(明治26年)の話となり、剣心と薫の出会いから人誅編までを薫の回想という形で描かれ、剣での戦いを終えた剣心は償いのための旅を続けている。神谷活心流メンバー中心のオリジナル内容ではあるが、原作終了後の細かい動向を知ることも出来、また、弥彦対剣路の次世代対決も見ることが出来る。追憶編と同じくテレビとは作画が大きく異なり、ストーリーは暗く、剣心や薫の生き方も原作とのギャップが大きい。
集英社ジャンプ ジェイ ブックスより発売された。「月の世界へ」のみオリジナルであり、のちにTVアニメ化された(79話 - 82話)。