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アガサ・クリスティー /
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真相までぐいぐい引っ張ってくれます。しかし、謎が解き明かされると少々がっくりしました。
というのは、すっきりしない部分が結構あったからです。犯行手口とか犯人とか。
まあしかし、オカルトを取り入れた本格推理ものとしてまあまあの作品だと思います。
(play it again さんのレビュー)
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アガサ・クリスティーの母国イギリスでは、彼女の多くの作品がテレビ・ドラマ化されているのだが、これまで日本でDVD化されていたのは、ポワロとミス・マープル物に限られていた。そんな中、この11月から12月にかけ、ノン・ポワロ、ノン・マープル物が、続々と初DVD化されるのだそうだ。クリスティー・ファンにとっては、この上ない年末プレゼントといっていいだろう。
さて、この「蒼ざめた馬」は、撲殺された神父が残したメモ書きに記された人物が、「蒼ざめた馬」に住む3人の魔女の、潜在意識に働きかけるオカルト・パワーにより、病気を誘発され、次々に死亡するという、犯罪ともいえない不可解な謎に、主人公マークとジンジャーが敢然と立ち向かうという物語である。
知る人ぞ知る、クリスティー異色の傑作オカルト・ミステリであり、この、全編に不気味なオカルト色漂う、いかにも映像向きな作品が、どのように映像作品として料理されているのかが見どころといえるだろう。
原作と比較してみると、たとえば、マークを学者から彫刻家に、ジンジャーを名前を変えて被害者の友人ケイトに、コリガンを警察医から刑事にといったように、登場人物の設定を大幅に変えており、また、明らかにクリスティーの分身とわかるオリヴァ夫人を始めとした何人かの重要な役割を果たしている脇役もカットしている。そうした事情も加わって、プロットも、根幹はそのまま維持しつつも、かなりオリジナル色を強めており、1時間42分という限られた放映時間の中で、展開もスピーディになっているのだが、その分、プロットがより緻密に組み立てられ、じっくりと読ませる、完成度の高い原作と比べると、やや大味になっている感は否めない。
(gl510 さんのレビュー)
アガサ・クリスティー /
最安値(中古): ¥ 1

最初なかなか物語が進まないなぁと思っていたら、途中からの急展開に驚かされます。主人公のマーク・イースターブルック青年は、設定としてはあまり面白みのない、事件の渦中に巻き込まれそうにもない位置付けなのですが、これを事件の真っ只中へ取り込む作者の手腕に感服するばかりです。呪術を用いて不気味で不思議な空間へ導いてくれます。主人公の心のゆれとともに、読む人の心までゆれる、そんな不思議な体験ができる本です。もちろん事件のスケールも大きく、慎重で少し頼りないマーク青年と裏でうごめく組織との駆け引きには、胸を躍らせます。
アガサ・クリスティー /
最安値(中古): ¥ 95