キングギドラ とは?ページ内リンク ↓ウィキペディア(Wikipedia)記事 ↓Yahoo!知恵袋キングギドラ (King Ghidorah) は、架空の三つ首の怪獣。 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 キングギドラ キングギドラ 出典: 『はてなダイアリー』 関連商品
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額に三日月形の角を備えた龍を思わせる3つの頭部と、それを支える長くしなやかな3本の首、2本の長い尾、全身を覆う黄金色のウロコ、腕の代わりに巨大な一対の翼を持つ。「龍」のイメージを加えるよう指示したのは円谷英二である。口からは稲妻のような形状の引力光線を吐く。
出演作品における扱いはその殆どが悪役・敵役となっており、更にゴジラとの交戦回数が最も多い怪獣でもあるため、ファンの間では“ゴジラ最大のライバル”とも“シリーズにおける最強の敵”とも認知されている(『vsキングギドラ』のメカキングギドラや『大怪獣総攻撃』の魏怒羅(千年竜王)は今までの作品に登場した個体に比べ善玉として描かれているが、やはりゴジラの敵であることに変わりは無い)。
独特の鳴き声はエレクトーンによる物。この声は『ウルトラQ』のケムール人の光波の効果音と『ウルトラマン』の科学特捜隊の電話のベル音に使用された。
なお、キングギドラの造形は日本神話を描いた特撮映画『日本誕生』(東宝、1959年(昭和34年)、監督:稲垣浩、特撮監督:円谷英二、スサノオ:三船敏郎)に登場する八岐大蛇の造形物がイメージ元となっているほか、1956年にソビエト連邦で制作、1959年3月に日本公開された『ILJA MUROMETS』(「豪勇イリア / 巨竜と魔王征服」;原題:Илья Муромецや、イリヤー・ムーロメツ)の火を噴く3頭龍の影響を指摘する向きもある。
ゴジラなどと同様の着ぐるみ怪獣だが、3つの頭に加えて大きな双翼、さらに2本の尻尾を持ち、それぞれが独立した動きをするため、操演は困難を極め、東宝特撮怪獣映画の最盛期を象徴する存在である。スタッフの世代交代等によって二度と新作には登場できないのではないかと言われていたが、1991年の『ゴジラVSキングギドラ』で復活を遂げた。操演の際、区別のためそれぞれの首に愛称を付けることがあった。
キングギドラには、サイボーグ体のメカキングギドラ、亜種怪獣のデスギドラ、カイザーギドラ等のバリエーションもある。また、キングギドラと同様の翼と金色の鱗を持つ宇宙怪獣ガイガンは実はキングギドラの一族(俗に「ギドラ族」)だという説もある。
高い人気を持つ怪獣であるが、ゴジラ、モスラ、ラドンのように単体で出た映画はいまだ無い。
公開順。右は各作品に登場する怪獣。(キングギドラ、その他の怪獣の順)
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
(各作品共通)
たてがみがあるのが特徴。スチル写真などでは口から火を吐いている。着ぐるみは同一のものを修理をくりかえして使用している。
デザインは渡辺明、頭部造形は利光貞三、胴体は八木寛寿、八木康栄による。当初、完成したぬいぐるみは青い胴体に虹色の羽根をしていたが、本番前になって、金色に塗装し直された。
引力光線は、スチール写真にあるように、尾を描いて伸びる炎のイメージであったが、実際に操演された3本の首はどこを向くかまったく分からない動きとなり、火薬の発火とつじつまを合わせるため、稲妻状の光線に変更された。
金色の塗料は、怪獣の表皮のラテックスを非常に速く腐食するため、『怪獣大戦争』で早くも大幅な補修が成されていて、首が延長されて長くなったのが大きな違いである。『怪獣総進撃』では翼が新しく取り替えられ、『ゴジラ対ガイガン』では頭部を安丸信行による新規造形のものに差し替えられ、黒目だけであった瞳に、白目が描き加えられている。 。
初代キングギドラ。かつて金星にあった高度な文明を3日間で滅ぼした。黒部谷に落下した隕石が突如飛び上がり爆発、その炎が徐々に形を変え出現。引力光線を吐いて暴れ回り、東京を壊滅に追い込んだ。ゴジラ・ラドン・モスラの3匹と戦って敗れ、宇宙に逃げ帰った。
X星人(彼らからは怪物0と呼ばれる)に操られ、X星に連れて来られたゴジラ及びラドンと戦うが敗走(この戦闘はX星人の自作自演だったようだ)。その後、地球に飛来し、ゴジラ・ラドンと共に破壊活動を行うが、最後はAサイクル光線車の活躍もあり、コントロールが解けたゴジラとラドンと改めて戦い敗北、再び宇宙へ逃げ帰った。引力光線の形が前作と違う(『怪獣総進撃』も同じ)。
スーツアクターは広瀬正一。
キラアク星人の最後の切り札として登場。キラアク星人によるコントロールから解放された怪獣たち(マンダ・バラン・バラゴンを除く)に総攻撃を受け、遂に絶命した(但し、怪獣総進撃の舞台は1994年ということで、別次元の話として、後の『VSキングギドラ』にも出現する)。この時、引力光線は4回しか使用されず、中央の首にいたっては1回も吐いていない。
スーツアクターは内海進。
二代目キングギドラ[2]。顔と鳴き声が初代と若干異なる。宇宙空間を移送の際は赤い円盤の中に入っていた。引力光線の形が『三大怪獣』の時と同じ。
M宇宙ハンター星雲人に操られてガイガンと共にゴジラ・アンギラスと戦い、あと一歩まで追いつめるが敗れ、ガイガンと共に宇宙へ退散した。
本作で使用された飛行ポーズの人形は目が赤く光っていた。
スーツアクターは伊奈貫太。
3匹のドラット(後述)が、マーシャル諸島のビキニ環礁核実験の放射能の影響により合体、巨大化して誕生した。そのため、この個体は宇宙怪獣ではない。未来人の特殊音波によって操られている。最初は、空中からのキックなどでゴジラとの戦いを優位に進めるが、未来人のコントロールが失われた事で形勢逆転、尾をつかまれ、何度も地面に叩きつけられる。その後も長い首を使った締め上げを敢行するが、体内放射の直撃を浴びて吹き飛ばされた末に熱線で中央の首を刎ね飛ばされた。ゴジラが未来人の母船を破壊した隙に逃走を図るが熱線で翼を貫かれ、海へ沈む。
昭和時代のものは顔が東洋の「龍」に近かったのに対し、今作品の顔は西洋の「ドラゴン」に近いものとなり(決定デザインの時点では昭和版に近かった)昭和版にはある頭頂部の三日月形の角と、頭部の鬣状の毛がない。分類も「宇宙超怪獣」から「超ドラゴン怪獣」とされ、体重や身長も増えている。鳴き声・飛行音も昭和版とは異なる(声はラドンの声を加工したもの)。デザインは西川伸司(ドラット、メカキングギドラを含む)。
この作品でのキングギドラはそれまでのものと異なることを強調する意味合いから、英字表記が「King Ghidorah」から「King Ghidora」に変更されている。
三つの首は区別のためスタッフからそれぞれ一郎・二郎(中央)・三郎と呼ばれていた。
スーツアクターは破李拳竜。
23世紀の未来の地球でブームとなっている愛玩動物である(ただし、台詞で説明されているだけなので真偽は定かでない)。23世紀のバイオテクノロジーと遺伝子操作が生んだ生物で、特殊な笛の音波により飼い主を識別している。劇中に登場した3匹のドラットは元々核エネルギーを吸収してキングギドラになるようにバイオプログラミングされており、ビキニ環礁のラゴス島に置き去りにされ、当地で行われた核実験のエネルギーによって、3匹のドラットが一体のキングギドラに変貌した。
ノベライズ版では金星に眠る「宇宙超怪獣キングギドラ」の遺体から体組織を回収して、ドラットが作られる過程が描かれている。
なお、造形の面でファンには批判的な意見も多い。監督した大森一樹もDVDのオーディオコメンタリーで「人形にしか見えない…」と嘆いていた。
その一方でゴジラ映画には数少ない愛らしいキャラとして、好意的な意見もある。
劇団こがねむしによる怪獣人形劇「ゲキゴジ」にも登場する。
メカゴジラのように全身機械ではなく、北海道でゴジラに敗れて海中に沈み、300年間仮死状態で存命していたキングギドラを23世紀の技術で改造した一種の「サイボーグ怪獣(ガイガンとは違う)」であり、そういう通称もある。
失われた中央の首のほか、胴体や翼、脛もメカ仕様になっている。左右の首からは改造前と同じ引力光線、中央の首からは引力光線以上の威力を持つレーザー光線を発射できるほか、胸にはゴジラ捕獲用兼高圧電流照射兵器としてのマシンハンドやチェーンを装備している。胸部に小型タイムマシン・KIDSを改造したコックピット兼緊急脱出装置があり、エミー・カノーが搭乗した。
3つのロックオンサイトで光線の照射を操作し、コックピット内に追加されたタッチパネルにて3つの長い首の神経に命令を伝達して、ゴジラに巻きついたり噛み付いたりの動作を行わせることができる。またその巨体から敏捷な起動は難しく、2枚の翼は機械性の物になってしまっているため空気を捕らえて浮力を得ることが難しく、ホバリングでの移動が主になっており(破れた状態でゴジラを曳航するなど、飛行能力は高い)、転倒した状態から一瞬で起き上がるための機能が備えつけられている。KIDSと合体しているため単独でのタイムワープが可能。コ・パイとしてアンドロイドM11のAIが積んであり、このAIによって制御され、KIDSパイロットによって操縦される。
新宿都庁付近で暴れるゴジラの前に登場。翼を損傷し、一時はエミーが気絶するなど苦戦したが、ゴジラを気絶させてマシンハンドで拘束。どこかへ運び去ろうとしたが、ダメージが蓄積し、さらに目を覚ましたゴジラから至近距離で熱線を浴びてついに脱落、共に海に沈んだ。エミーはKIDSで脱出し、23世紀へと帰って行った。
その残骸の一部は、2年後の1993年に公開された映画『ゴジラvsメカゴジラ』でG対策センターによって海底から引き上げられ、その技術を解析した結果メカゴジラが完成したという設定になっており、作品の冒頭ではメカキングギドラの中央の首がG対策センターに保管されているシーンがある。また「切り札」ショックアンカーにはマシンハンドの影響がみられる。
着ぐるみはキングギドラの上に別パーツをかぶせる形で製作されたが、そのために着ぐるみの重量は200キログラムにもなってしまい、吊っていたワイヤーが重みで切れて撮影前に都庁舎のセットを壊してしまうというハプニングも起きた。着ぐるみの構造上「中に人を入れるのは危険」と判断され、スーツアクターを入れない形で撮影が行われた。この逸話は『ゴジラ・デイズ』(1998年、集英社文庫 ISBN 4087488152)に詳しい。
1億年ぶりに地球に来襲し、地球の生態系の頂点にある人類の子供を分身体のドームにさらい、それを消化してエネルギー源にしようとした。過去登場したキングギドラの中でも最も豊富な技と高い知性を誇り、引力光線のほか、3つの口からの引力光線を束ねるトリプルトルネード、羽から放つ反重力光線で武装。さらに防御手段としてバリアの展開ができ、さらにはマインドコントロール能力も備えておりロラを操って自分の手下にした(モスラをサポートする力を半減させるための作戦だった)。
圧倒的な力でモスラを倒すが、タイムスリップしたモスラに白亜紀のキングギドラが倒されたことで一旦消滅する。しかし、白亜紀で切断された尾から再生、再出現する。後にタイムカプセルで1億年眠り続けて進化した鎧モスラと戦うがどの攻撃も通じず、鎧・翼カッターで左の翼を切断され、エクセル・ダッシュ・バスターで塵に分解されて大爆発した。
エリアスのモルによれば、この世界の宇宙の星々における生物大絶滅の原因は、その半数がこのキングギドラを始めとする「ギドラ族」が行った虐殺の結果であるようだ(平成モスラ第1作によれば、6500万年前の恐竜絶滅もデスギドラというギドラ族の怪獣が引き起こしたものである)。
それまでのキングギドラと比べて、格段に凶悪な顔付きとなっており、中央の首の角は他の2つのものと若干違う形をしている。また、首だけにあった棘が尻尾にも生えており、体の部位によるウロコの大きさの差も大きくなっている。着ぐるみの塗装にはマジョーラカラーが採用されている。デザインは西川伸司、造形は若狭新一による。
『地球最大の決戦』以来の自分の意思での侵略活動であり、平成以降では唯一の宇宙超怪獣という設定である。声はVS版のものを若干低く加工して使っている。
キングギドラとしては4番目の個体にあたるが、前作の個体が宇宙怪獣ではないので、宇宙超怪獣キングギドラ三代目と書かれることもある。
ファンの間での通称はグランドギドラ。
スーツアクターは喜多川務(白亜紀型を含む)。
1億年前の中生代白亜紀の地球に襲来して、当時の生態系の頂点に立つ恐竜を滅ぼした。現代型と比べまだ若くて小さく、首、胴体、足も現代型と比べ細くて華奢な体型である。また、現代型とは角の生え方が違っており、翼の付け根の形も違う。現代からタイムスリップしてきたレインボーモスラを苦戦させ、相打ちという形で絶命するも、モスラの攻撃によってちぎれた尾の一部から再生し、現代型のキングギドラ(上記)となった。声はオルガに流用された。ちなみに使用する技は成長後と違い、灼熱の火球である。
通称でヤングギドラと呼ばれる。
護国三聖獣の一つ「天の神」として、ゴジラと戦うモスラの前に地面から登場。モスラと共にゴジラと戦う。一万年の眠りから覚めると完全体となり、陸・海・空全ての支配が可能な最強の聖獣となる。が、まだ不完全体のため、翼は閉じられている。噛み付いて電撃を食らわす(技名:サンダースパーク)。飛行も光線攻撃も不可能なため、格闘戦を挑まざるを得ず、ゴジラに投げられて気絶してしまう(結果として再びモスラに孤軍奮闘を強いる事になる)。声は昭和版の声を若干、加工して使っている。「護国聖獣伝記」では足が4本あり、デスギドラのような姿で描かれていた(本作のイラストポスターでは角の生えかた以外はVS版のように描かれていた)。
デザイン的には従来より首が短く、尾が太くなっている。翼の指が1本少ない。足の指のつき方が他とちがう。顔の横のヒレはバランをモチーフとしている。着ぐるみの首は、操演で動かす長めのものと、スーツアクターが腕を入れて動かす短めのものの2種類が作られ、シーンに応じて使い分けられた。
歴代キングギドラで唯一、対戦相手より小柄に設定されている(この時のゴジラは60メートル)。
スーツアクターは大橋明(完全体を含む)。
ギドラをかばってゴジラに敗れたモスラのエネルギーをもらい、完全体になった姿。この事により、陸・海・空の全てを制覇する怪獣となった。ゴジラの熱線を黄金の粒子で跳ね返したり、口から引力光線を吐けるようになり、閉じられていた翼も開いて飛行も可能になった。
ゴジラと海中で戦った後に浮上、追ってきたゴジラに引力光線をしかける。だがゴジラは、この光線をも吸収、さらには熱線と合わせて放射し、至近距離で喰らったキングギドラは爆発四散してしまう。直後に護国三聖獣の霊魂の状態となり、ゴジラに憑依している怨念を浄化する事には成功している。しかし、作品のラストで、ゴジラは心臓のみになってもしぶとく生存していた事から、事実上の敗北と見られる。覚醒時に大きく開いた翼は他のキングギドラに比べて小さめである。
この作品中で「キングギドラ」と呼ばれるのは、ギドラが千年竜王として覚醒した時の1回のみ。
5話及び6話に登場。一度はゾーンファイターを失明させ、戦いを有利にすすめゾーンファイターを追いつめる。しかし最後は目が治って形勢が逆転し、敗れ宇宙へ退散。6話で宇宙で逆襲のためゾーンと戦うが敗れてまたしても退散した。ゾーンの宿敵であるガロガの手先、「恐獣」として登場している。この作品でのキングギドラは「宇宙超恐獣」とされており、ガロガの恐獣のなかでは最強ではないかと思われる。
着ぐるみ自体は『地球最大の決戦』以来改修を重ねて使用されたものであり、この撮影の後に処分されたと言われている。
X星人の操る宇宙怪獣として登場。鳴き声も昭和版のものを使用しているが造形物はvs版のバンダイのソフビ(シリーズ前半と後半ではそれぞれ別の物を使用)。同作にはメカキングギドラとパワーアップ版のハイパーメカキングギドラも登場(いずれも造形物はバンダイのソフビ)。
オリジナルとは違い首は全てメカ。ランクはグレードBで価格は250万宇宙ゼニー。
尾以外全てメカで、足はGフォース版メカゴジラのソフビの物を使っている。両翼の形状が生身のキングギドラに近い。武器は氷付け光線。バラバラになっても自動復元する。ランクはスペシャルグレードAで価格は1千万宇宙ゼニー。
ニューギンのパチンコ『CRゴジラ3』に登場。このゲームには川北紘一特技監督による新撮の東宝怪獣が大挙登場したが、特にキングギドラはゴジラとの戦いのムービーが新たに撮影されている。
着ぐるみは『大怪獣総攻撃』のスーツの首を延長し、従来通りの操演で動かすように改修した(元のスーツでは両腕で首2本を操作するという独特の構造であり、その為に首が太く短かった)ものであり、昭和のギドラにかなり近いフォルムを持っている。登場テーマは『ゴジラvsキングギドラ』のメインタイトル曲である。
宇宙から飛来した宇宙超怪獣キングギドラは、数々の怪獣を倒したゴジラの前に立ち塞がり、大都市で激闘を繰り広げる。首を噛まれるなどの激闘の末、ゴジラの熱戦と引力光線がぶつかった大爆発で市街地は焦土と化す。
宿敵ゴジラを倒すべく亜空間から登場する。噛み付きや引力光線でゴジラに挑む。 姿は『大怪獣総攻撃』のもので、鳴き声はvs版。
姿はキングギドラに似ているが、体表には鱗が無く、体色は黒で四つ足。マグマを自在に操る。惑星の命、特に植物のエネルギーを吸収して生きている(動物が持つエネルギーは植物と比べ、効率が悪いため利用しない。人間を直接襲わないのもこのためである)。6500万年前に火星を不毛の星にした後、地球の植物に壊滅的な打撃を与え、恐竜を滅ぼすが、モスラ一族に敗れ現代の北海道紋別の森林奥地に封印されていた。地面に埋まっているエリアスの盾が封印の役割をしていたが、人間達の森林伐採工事が原因で遺跡が露出し、何も知らずにエリアスの盾を取られたため、復活してしまう。
復活したばかりの不完全体では、翼が短過ぎてまだ飛べないため、4足で歩いている。武器は口から吐く火砕流をエネルギーにした光線や火炎。圧倒的なパワーで成虫モスラを苦しめ、幼虫モスラが援護に来て2対1という不利な状況になってからも尚、互角以上に戦った。幼虫の尻尾に噛みつき出血させ、頭を踏みつけるなど残忍な戦い方を好んだ。
モスラ親子の挑発に乗り、ダムを破壊して濁流に呑み込まれるが生きており、成虫モスラが倒れた後、かつて地球を滅ぼそうとした際の形態(翼を使って空を飛べるようになる=完全体)となる。その後、黒雲状の力場で北海道全域の植物エネルギーを搾取し、その地域の酸素濃度の低下を招いた。最終的には、幼虫が変態した新生モスラに敗れ、再びエリアスの盾で封印された。この事から、まだ死んではいないと考えられる。
その正体は不定形のマグマ状生命体で、その姿はかつて交戦したという説もあるキングギドラや、他の生命体の長所をコピーしたものであるという設定が書籍類に記述されている。
公開当時に扶桑社から出た、波多野鷹のノベライズ版では、宇宙のエントロピーを増やす傾向から生まれた、生命の存在しない宇宙を構築する為の負の生命とされており、神に等しいその存在に死は無いとされ、その設定に基づき「負の生命」と記述する書籍もある。
声は象の声を加工している。
パンフレットによれば、三つの首は区別のためスタッフからそれぞれ右からのぞみ・かなえ・たまえと名前が付けられ、そう呼ばれていた。
スーツアクターは吉田瑞穂。
映画『ゴジラ FINAL WARS』に登場。X星人の最終兵器ともいえる怪獣である。
モンスターX
モンスターXは怪人を思わせるスマートな2足歩行のフォルムを持ち、2本の角が生えた頭部に加えて、両肩にも骸骨を縦に二等分したようなものがついている。尻尾の先は二つに分れている。 ゴジラとは互角以上の戦闘力を誇り、3本の頭部の赤眼から放たれる引力光線「デストロイド・サンダー」はゴジラの放射熱線に匹敵する威力を持つ。
カイザーギドラ
地球人によってX星人が倒された後、モンスターXはさらなる変身を遂げる。外骨格がはずれ、三つの首が伸びて四足歩行形態となり、翼が生じて体色が金色と黒色に変わる。この形態になった後はカイザーギドラと呼ばれ、これが正体とされる(映画パンフには戦闘力はキングギドラをしのぐとされている)。カイザーギドラは三つの首から放つ反重力光線「デストロイド・カイザー」で標的を光線で空中に舞い上げてそのまま地面に叩きつけ、また鋭い牙で噛み付き同時に相手のエネルギーを吸収するなどして敵を苦しめる。
設定によれば、モンスターXの外骨格はカイザーギドラとしての肉体を保護する反面、これを失うことでカイザーギドラの防御力はモンスターXとしてのそれよりもいくらか劣るとされている。カイザーギドラの鳴き声は鳴き方がキングギドラに似ているが低い声である。 カイザーギドラの頭の角の形状と生え方及び首のひれの形状はそれぞれの首で違う。なおモンスターXの額には三日月型の角があったが、変身後のそれに当たる中央の首にはそれがない(ただし左の首の額には三日月型ではないがそこから角が生えている)。
劇中での活躍
南極にて復活したゴジラにガイガンが倒された後、X星人が呼び寄せた隕石(DVDメニューによれば妖星ゴラス、当初劇中に登場したゴラスはいわゆる立体映像だったが、X星人は必要と判断された場合モンスターXを真のゴラスとして地球に差し向ける準備があったと推測される)に乗って宇宙から飛来し、隕石をゴジラのハイパースパイラル熱線で破壊された後東京に降り立つ。身軽な動きでゴジラを翻弄し、組み付いた状態から腕をひねって持ち上げるなど、スピードのみならずパワーの面でもゴジラを苦しめた。 改造ガイガンともタッグを組んでゴジラを挟み撃ちにして戦いを更に優勢に進めていった。しかしインファント島から飛来した、モスラによって改造ガイガンは倒され、モンスターXも再び立ち上がったゴジラに組み伏せられる。
しかしX星人が全滅すると同時にモンスターXはカイザーギドラに変身。カイザーギドラになった後は持ち前の巨躯と反重力光線「デストロイド・カイザー」を武器にゴジラを圧倒し、ついにはゴジラに噛み付いてエネルギーを吸収し戦闘不能に追い込んだ。しかし尾崎真一が自らの超能力「カイザーエネルギー」を新・轟天号のメーサー砲に注入して発射したG粒子メーサー砲を浴びたゴジラは力を取り戻して反撃に転じる。放射熱線によってカイザーギドラは首を二本吹っ飛ばされ、残りの首もへし折られたあげく、体を空中に投げ上げられるとバーニングGスパーク熱線(赤い熱線)によって宇宙空間まで吹き飛ばされて爆発四散した。
その他
カイザーギドラはギドラ族の最上級怪獣として位置づけられ、キングギドラを参考にしているが、四足歩行の所はデスギドラの意匠も取り入れられていて、怪獣として強く見える要素をほとんど取り入れた豪華なデザインである。劇中、変身前後共名前を呼ばれない。 尚、モンスターXについては劇場公開前に公表されていたが、カイザーギドラはその存在が秘密扱いとされており、写真等の資料は関連の書籍・雑誌に掲載されず、公式サイトでも言及はされていなかった。
モンスターX・カイザーギドラともデザインは寺田克也。
三つ首の竜の怪獣はキングギドラの他にTV作品『スペクトルマン』の「三つ首竜」、『ウルトラマン80』の「ファイヤードラコ」がいる。両者とも、キングギドラと違って腕がある。
『幻星神ジャスティライザー』には、メカキングギドラの首を2本にしたような姿の「星神獣リュウト」が登場した。また映画『超星艦隊セイザーX 戦え!星の戦士たち』に、強敵であるボスキートが巨大化した姿で、キングギドラの首を2本にしたような姿のマンモスボスキートが登場した。
コンピュータゲームでも二本や三本の首があるキングギドラがモチーフと思われるドラゴンタイプのモンスターは数多い。ナムコのシューティングゲームの『ドラゴンスピリット』の自機であるブルードラゴンのパワーアップにも、影響が伺える。
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