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ギニーピッグ とは?

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ギニーピッグは、日本のビデオ作品シリーズで、人体切断などの残酷描写を主眼とした作品。これらは特撮技術によるものであった。

出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』


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ギニーピッグは、日本のビデオ作品シリーズで、人体切断などの残酷描写を主眼とした作品。これらは特撮技術によるものであった。

1985年に第1作『ギニーピッグ 悪魔の実験』が発売されて以来、オリジナル作品が全7作、総集編が全3作製作されている。シリーズの初期作品は、主にストーリー性は存在せず、残酷描写がメインであったが、シリーズ末期には残酷描写は存在するものの、ドラマ仕立てのストーリー性が主軸に置かれるようになった。

目次

概要

映画界では、1970年代より海外ではスプラッター映画と呼ばれる残酷描写を主にしたホラー映画が多数製作されており、社会現象とも言える様相を呈していた。その中で、一部の愛好家たちには「本物の殺人シーンを記録したフィルムが存在する」という噂が流れ、一般的にはスナッフフィルムと呼ばれ、その存在が信じられていた。それに応じて、各映画会社も本物の殺人シーンを収録していると言うふれこみで、各種のホラー映画が上映された。当然、これらの作品は全てがフェイクであり、実際には特撮技術によって作成されたものであった。

日本では1980年代に入ると、ビデオデッキの普及に伴いレンタルビデオショップが急増する。それによって、テレビでは放映できなかった猥褻な描写や残酷な描写を主軸に置いたビデオ作品が台頭するようになる(GUZOO 神に見捨てられしものうばわれた心臓など)。その最中、日本において、当時の最先端の特撮技術を用いて、残酷、スプラッタ表現を行ったのがこのシリーズである。それまでに無かったリアリティーのある内容に、賛否両論を巻き起こしながらも、一部の愛好家たちに評価され、続編やメイキングビデオが次々と製作されていく。「ギニーピッグ1」と「ギニーピッグ2」は、スナッフフィルムの都市伝説をリアルに再現した作品だが、これ以降はスナッフフィルムのパロディーへと変わっていく。

1989年連続幼女誘拐殺人事件が起こった時、逮捕された被疑者(当時)・宮﨑勤の部屋から「ギニーピッグ」のビデオが押収された。これは喰始が監督したギャグだらけの「ギニーピッグ4」であったにも関わらず、当時販売されていたシリーズ中で最もグロテスクな「ギニーピッグ2」であるという誤った報道が行われた。ストーリーもなく残虐な殺人が続く「ギニーピッグ2」を宮崎が殺人を犯した動機と結び付けられ、ワイドショーや週刊誌などは「ギニーピッグ2」と宮崎の犯罪の関連を「検証」し、繰り返し非難した。その結果、「ギニーピッグ」が残酷殺人犯を育成するビデオであるかのような偏見が持たれ、大手のレンタルビデオ店からも撤去されるようになり、入手や閲覧は困難になってしまった。その結果として、希少作品としてマニアの間では高額で取引されるようになるという皮肉な現象も起こった。また、「ギニーピッグ2」を監督した日野日出志のホラー漫画作品や作者自身の人格までが非難の対象とされた。

その後も、日本国内においては全シリーズが入手困難である。しかしながら、どういう経緯かは不明であるが、2005年にアメリカよりDVDのボックスセットとして発売された(のち、作品別の販売も行われる)。これにより、比較的入手が困難であった、1作目・2作目を含めて全ての作品を鑑賞することが比較的容易になっている。

2006年8月27日には、日野日出志による解説を伴っての劇場上映も行われている。

事件

  • ギニーピッグ2」の収録において使用された血糊の付着したベッドが江戸川に不法投棄され、何らかの事件と間違われ警察沙汰になる。
  • アメリカ俳優チャーリー・シーンが「ギニーピッグ2」を見た際に、本物のスナッフ・ビデオと思い込みFBIに通報したという噂がある。
  • イギリスの青年がこの作品のビデオを輸入しようとした際、税関にスナッフビデオと勘違いされ、逮捕されている。

作品

ギニーピッグ 悪魔の実験

  • 1985年、オレンジビデオハウス
  • 監督・出演:不明

ギニーピッグ2 血肉の華

  • 1985年、オレンジビデオハウス
  • 監督:日野日出志
  • 出演:田村寛、夕顔きらら

ギニーピッグ3 戦慄! 死なない男

メーキング・オブ・ギニーピッグ

  • 1986年、オレンジビデオハウス

ギニーピッグ4 ピーターの悪魔の女医さん

メーキング・オブ・ピーターの悪魔の女医さん

  • 1986年、オレンジビデオハウス

ザ・ギニーピッグ マンホールの中の人魚

ザ・ギニーピッグ2 ノートルダムのアンドロイド

LSD -ラッキースカイダイアモンド-

本作は、ギニーピッグシリーズの7作目のオリジナル作品として企画制作されたが、発売直前に宮崎事件が起こり、一旦お蔵入りになったのだが、90年になってから、「ギニーピッグ」の冠を外して、ようやく発売されたという経緯を持つ。本項では、本来、ギニーピッグシリーズとして企画制作されたことや、タイトルは変更されたが内容に改変が行われなかった事実から、シリーズの1作として扱うこととする。

ギニーピッグ 惨殺スペシャル

関連項目

外部リンク


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