コンセプチュアル・アート とは?ページ内リンク ↓ウィキペディア(Wikipedia)記事 ↓Yahoo!知恵袋コンセプチュアル・アート(Conceptual art)は、1960年代から1970年代にかけて世界的に行われた前衛芸術運動。アイデア・アート(Idea art)とも呼ばれる。 日本ではかつて概念芸術や観念芸術と訳されることが多かったが、いまは「コンセプチュアル・アート」とカタカナで書かれることが多い。1966年−1972年が最盛期。この項では、当時もっとも先鋭的だった欧米の動きについて概観する。 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 コンセプチュアル・アート 出典: 『はてなダイアリー』 関連商品
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コンセプチュアル・アートのルーツは、1910年代のマルセル・デュシャンの仕事に求められる。デュシャンは従来の絵画や彫刻という形式に当てはまらないレディ・メイド(既製品)という芸術形式を提起した。1950年代、抽象表現主義に対する反発としてネオダダ運動がおこり、デュシャンが再評価された。ネオダダのアーティスト、ロバート・ラウシェンバーグはウィレム・デ・クーニングに提案してドローイングをもらい、それを丹念に消し去って『消去されたデ・クーニングのドローイング』(1953年)という作品を制作した(共同制作というべきだが、ラウシェンバーグは自分の作品であるとしている)。ポップ・アートのアンディ・ウォーホルも、『エンパイア』(1964年)などのコンセプチュアルな個人映画(実験映画)をつぎつぎに制作・上映し、話題になった。ヨーロッパにおける先駆者としては、イヴ・クラインとピエロ・マンゾーニの存在が大きい。フルクサスの活動はしばしばコンセプチュアル・アートと混同されるが、ミニマル・アートとともに一方の親とみるべきである。ゴダール監督の映画『小さな兵隊』(1961年)はコンセプチュアル・アートのタイポグラフィック的なスタイルに大きな影響を与えている。
コンセプチュアル・アートは、ミニマル・アートのつぎの(シリアスな)アートとして、美術ジャーナリズムが舞台を用意し、預言者の登場を待ちうけたアートであった。最終的にはジョセフ・コスースが預言者の位置を占めたが、そこに至るまでには紆余曲折があった。はじめローレンス・ウェイナー、ロバート・バリー、ダグラス・ヒューブラーが注目されたが、ソル・ルウィットが『コンセプチュアル・アートについてのパラグラフ』(『アート・フォーラム』誌、1967年夏号)というエッセイを発表すると、これが「コンセプチュアル・アート宣言」のように受け取られた。しかしルウィットは物理的な作品を制作するため、厳密にはコンセプチュアル・アーティストとはいえない。よく引用されるのはつぎの一節である。
文書による指示のみで作品とするのが、純粋なコンセプチュアル・アートといえる。「作品の具体化の否定」は、画廊、美術館、美術商らによる特権的な芸術の占有を覆そうという急進的な意図を秘めている。ローレンス・ウェイナーは述べた。「私の作品は一度見ればその人のものだ。頭の中に入って取り除くことはできない」。
最後発の「アート・アンド・ランゲージ」グループ(ジョセフ・コスースも参加した)は、コンセプチュアル・アートをきびしく定義し直した。それまでのほとんどの芸術作品(コンセプチュアル・アートを含む)は、アーティストの社会的・哲学的・心理的基盤を図解したものにすぎないと切り捨て、その考えのもとに出版物、目録、文書、絵画の制作を続けた。彼らにとっては芸術作品の制作よりも、芸術について論じることのほうが重要だった。彼らは初のコンセプチュアル・アートの展覧会と称して、1970年に「コンセプチュアル・アートとコンセプチュアル・アスペクツ」展(ニューヨーク文化センター)を行った。
アメリカ美術がヨーロッパ美術を乗り越えたとして、抽象表現主義をさかんに称揚したグリーンバーグ(アメリカの美術評論家)のフォーマリズム理論が、当時のヨーロッパでいかに反感を持たれたかを示すパフォーマンスにつぎのようなものがある。
先駆者
ミニマル・アート出身者
中心アーティスト
周辺アーティスト
日本在住の概念芸術家(日本概念派)
トニー・ゴドフリー 『コンセプチュアル・アート 岩波 世界の美術』 岩波書店、2001年。ISBN 4000089277
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