サラウンド とは?ページ内リンク ↓ウィキペディア(Wikipedia)記事 ↓Yahoo!知恵袋サラウンド(Surround)はサラウンド・サウンド(Surround sound)の略で、音声の記録再生方法のひとつ。モノラル(単チャンネル)、ステレオ(2チャンネル)音声よりも多くのチャンネル(3チャンネル以上)を有する。 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 関連商品
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臨場感のある音響を再生するため映画館などでは比較的古くから導入されている(ディズニーの『ファンタジア』など)。1950年代に登場した超大作の70ミリ映画では6チャンネルステレオ音響が普通であり、ごく一部の35ミリ映画では4チャンネルステレオ映画が製作された。1977年、アナログ方式のドルビーサラウンドを採用した「スター・ウォーズ」が巨大な成功を収めるとアメリカ映画の多くはサラウンド音響を採用するのが普通となった。日本の映画界では音にお金をかける習慣がなく普及は大きく遅れた。
その後、ディジタル圧縮技術を使ったDTS方式が1993年にジュラシック・パークに採用されると、映画館の音質に対する注目度が高まることになる。
家庭用では、1980年代半ば頃からアメリカ映画のビデオテープやレーザーディスクでは、ドルビーサラウンドを採用しており、AVアンプと後方に二つのスピーカーをセットすることによって家庭でもサラウンドを楽しめるようになり、TVドラマもサラウンド化している。日本では1990年代初期よりAVアンプの普及が進んだ。また日本では手軽な仮想サラウンド(後述)もよく利用されるようになった。
さらに大きく一般的に家庭に広まったのは1990年代末より本格的に普及したDVD-VideoとディジタルAVアンプによるドルビーデジタル方式および、DTS方式からである(レーザーディスクでも末期の製品はこれらに対応している)。
現在では、サラウンドのチャンネル数は通常「5.1ch」「7.1ch」などと記述される。人間の耳は低音域の方向性を聞き分ける能力に乏しいため、低音域再生専用のスピーカー(サブウーファー)は少なくなる。通常のチャンネルに比べて低音域専用のチャンネルは情報量が少ない(通常のchにも低音は含まれており、専用域のチャンネルは補助的に付加しているに過ぎない)ため0.1チャンネルと数える。この0.1チャンネル分の低音域信号はLFE(Low-frequency effect)と呼ばれる。
基本となるのは5.1chであり、元となるDVDのソフトに含まれている信号は5.1ch分である(ただし6.1chのドルビーデジタルサラウンドEX、7.1chのドルビーデジタルプラスという上位互換性のある方式も存在する)。
5.1chをベースに仮想サラウンド技術を利用してスピーカーを減らしたり、より臨場感の高い音響を再生するためスピーカーを増やしたりする。
NHK放送技術研究所は2005年に22.2ch方式を発表した。2つのLFEや上下に設置したスピーカーなどであらゆる方向の音響を表現する。[1]
擬似サラウンド、バーチャルサラウンドなどとも呼ばれる。人間の聴覚の特性(いわゆる錯覚)を利用してステレオの環境(2本のスピーカー)だけでも多チャンネルのサラウンドのような音響を再現する技術である。現在のドルビーデジタルに比べればはっきりとした音の定位を再現するのは難しい。
かつてのアナログ音声の時代には、ドルビーサラウンドのような元々のソフトにサラウンド信号が含まれてい例は少なく、多くのソフトがステレオ信号であった。そのためAVアンプの側で、ステレオ音声を擬似的にサラウンド化し、フロント2ch以外の信号を人工的に作り出す例が見られた。またドルビーサラウンドは基本的にはフロント2ch+リア1chの3chのサラウンドである(これはステレオ信号と互換性を保つためである)。これを方向強調回路によって、フロント2ch+センター1ch+リア2chの合計5chとした、ドルビープロロジックなどの技術も存在する。
再生機器(DVDプレーヤー/レコーダー、テレビ、AVアンプ、パソコンのサウンドカードや再生ソフトウェアなど)の多くに仮想サラウンド機能が搭載されている場合がある。これらはドルビーデジタルなどの多チャンネル音声をリアルタイムに加工し、仮想サラウンド化したステレオ音声として出力する。あるいは元々ステレオの音声を擬似的にサラウンド化する 放送や音楽パッケージ、ゲームソフトなどにあらかじめ仮想サラウンド加工されたステレオ音声が含まれる場合は、ユーザーが特別な環境を用意しなくても広がりのある音を再生することができる。
ステレオスピーカー用の仮想サラウンドをヘッドフォンで再生すると、意図した音響を再現することができず、こもったような音になってしまう場合が多い。そのためヘッドフォン専用の仮想サラウンド技術(ドルビーヘッドフォンなど)や、ヘッドフォン専用の仮想サラウンドデコーダ機器が存在する。
なお、前後方向の音響ではなく、左右方向の広がりのみを強化したワイドステレオ(呼称は企業・製品によって異なる)も仮想サラウンドの一種と認識されている。小さなテレビやラジカセのように左右のスピーカーの距離が短い場合を想定した技術である。
スピーカーの接続の工夫によって仮想サラウンドを実現する、スピーカーマトリックスという方式も存在する。オーディオ評論家の長岡鉄男の提唱によるものが、特に有名である。長岡鉄男はAVアンプによる擬似サラウンド、ひいてはドルビーサラウンドですら、信号処理によって音の劣化を招くとして否定的であり、スピーカーマトリックスのほうが音質が優れていると主張した。
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