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陳 凱歌 /
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| 陳凱歌 (チェン・カイコー) | |
|---|---|
| 出生 | 1952年8月12日 中華人民共和国 北京 |
| 職業 | 映画監督 |
| 各種表記 | |
| 簡体字 | 陈凯歌 |
| 繁体字 | 陳凱歌 |
| ピン音 | Chén Kǎigē |
| 発音転記 | チェン・カイコー |
| ラテン字 | Ch'en K'ai-ko |
チェン・カイコー(陳 凱歌)は、中華人民共和国出身でアメリカ国籍の映画監督。
目次 |
『黄色い大地』(1984年)でデビューした。そのときの撮影監督は張芸謀(チャン・イーモウ)だった。まだ中国政府の検閲が非常に厳しい時代だったにもかかわらず、作家性を強く感じさせる作品に、海外からも注目を浴びた。これにより、彼は張芸謀らとともに中国映画界における第5世代と呼ばれる。
『さらば、わが愛/覇王別姫』はカンヌ国際映画祭でパルム・ドール受賞。そのほか代表作は『花の影』『キリング・ミー・ソフトリー』『始皇帝暗殺』『北京ヴァイオリン』など。
『黄色い大地』での高い評価後に『大閲兵』(1985)『子供たちの王様』(1987)を撮り、更に中国国内での評価を高めた。『人生は琴の弦のように』(1991)における現実が持つ厳しさを描いたあたりから、一方で徐々にドラマ性を重視する作品へと質の変化を感じさせた。
レスリー・チャン、張豊毅、コン・リーなど名優を配した一大抒情詩である『さらば、わが愛/覇王別姫』(1993年)の成功は、作家性を感じさせる作品よりも娯楽性重視の作品に大きく舵を切ったことを感じさせた。 日本での一般的な知名度はこの作品からといってもよいだろう。
その後、自由な作品作りの為に、活躍の場をアメリカに移して『キリング・ミー・ソフトリー』を作ったが、興行的には成功しなかった上、中国大陸では描けない性の奔放さも、効果が上がらず作品の出来としても不十分であったように見える。これは分業が進んだハリウッドの映画制作スタイルに彼が充分に慣れることができなかったことと言われる。
中国に戻りアクション映画『始皇帝暗殺』を撮り、日本でも大ヒットした。アクション映画で有名な俳優を多数使いながらも、黒澤明の『羅生門』を思わせるストーリー展開は、陳凱歌の初期の作品にある作家性も充分に感じさせ、興行的ヒットと芸術性がある程度かみ合った点では『さらば、わが愛/覇王別姫』と同様の成功を収めたといえるだろう。
近年の作品であり本人も出演した『北京ヴァイオリン』は日本で興行的にもヒットし、当時の作品の評価も高いが、しかしこの作品においてもドラマ性を重視しており、技巧的なところも多く見うけられる。これには陳凱歌らしい作家性はあまり感じられない。
彼の生い立ちは、著作『私の紅衛兵時代』に詳しい。陳凱歌の精神形成において最も影響があったのは文化大革命時代にあるのは間違いない。彼の両親は、「平和」を願い、彼に「白い鳩」を意味する皚鴿の名をあたえたが、彼は国威発揚をイメージする同音の「凱歌」に改名した。彼の悲劇も含めた日常への淡々とした視点と姿勢はこの特殊な時代に青春時代をすごしたことと無縁ではない。もちろん、この時代の特殊性は中国の他の様々なクリエーターに影響を与えたのは間違えなく、北京電影学院の同期である田壮壮の『青い凧』(1993年)で描かれているのは、陳凱歌の青春時代の1ページとほとんど重なっている。どこにでもあった悲劇と今となっては喜劇としか思えないような大人たちの行動が、陳凱歌のみならず、田壮壮や張芸謀などにも共通する批判精神を生み出し、そして彼らにして初期の作品から高いレベルの作品を生みだしたことは、特筆すべきことだろう。特にこの第5世代とよばれる映画監督らの1980年代の活躍が、中国の改革開放時代と歩みを共にするところも注目すべきだと思われる。つまり文革を経て発展への扉を開いたのは鄧小平など旧世代だったのだが、経済や文化の発展を担い始めたのは、世代を飛ばし、文革時代に子供時代・青春時代を送った世代が改革開放と共にエネルギーを放出し始めたからである。その意味でも、陳凱歌の活躍は非常に注目される。
2006年2月には真田広之、チャン・ドンゴン、セシリア・チャン、ニコラス・ツェーと日中韓の人気スターを集めた最新作『PROMISE 無極』が公開された。
2007年7月より最新作『梅蘭芳』をレオン・ライ(黎明)主演にて撮影を開始する。梅蘭芳は『さらば、わが愛/覇王別姫』でレスリー・チャンが演じた程蝶衣のモデルとして有名な実在の京劇俳優であり、彼の少年時代から晩年までを描く。尚、抗日戦争時代の日本軍の将校役として安藤政信が出演し、京劇に理解を示す日本人としての役どころを演じている。
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