パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社(Panasonic Mobile Communications Co., Ltd.)は、パナソニックグループの移動体通信端末のメーカーである。パナソニックグループ内や周辺地域ではPMCの略称で呼ばれ、一部のユーザーからはパナモバと呼ばれている。
沿革
以上のように、現在の形になったのは2003年1月であるが、松下通信工業の法人格を引き継いでいることから、会社案内における設立日は松下通信工業のもの(1958年1月)としている。
拠点
特徴
- ワンプッシュオープン
- ヒンジ部に搭載されたボタンを押すだけで、スムーズに端末を開くことが出来る。現在は特殊な構造の端末以外には、ほとんどの端末に搭載されている。旧九州松下電器(現・パナソニック コミュニケーションズ)のPHS端末KX-HV200で初採用された。KX-HV200では、現在のように「ボタンを押すと完全オープン」ではなく、90度の位置でいったん止まる機構であった。
- デザイン
- 初のFOMA対応端末やFeliCa、ワンセグ搭載端末など、コンセプトモデルを手がけることでもあるが、最近は高機能なハイエンド端末よりもデザインや使い勝手にこだわった端末創りが定評である。また、光るドット(LED)によるシンプルでアナログ的な表現や、カスタムジャケットも人気。
- ソフトウェア
- FLASHを多用しているためレスポンスが悪いというイメージがあるが、最近は改善されてきている。また、FOMAの場合日本語入力システムはAdvanced Wnnが基本だが、au向けの端末の場合、ソフトウェアがカシオ日立モバイルコミュニケーションズ製なのでそれに準じてATOKが採用されている。au以外のソフトウェアは関連会社のNTTデータMSE(もと完全子会社のパナソニックMSE)が開発を行っている。
- Bluetooth
- Bluetoothをキャリアとして積極的に推していないNTTドコモだが、その中において唯一導入に積極的なメーカーである。FOMAの多くの端末に装備している。
製品
国内向けは現在、NTTドコモとauとソフトバンクモバイルの三社に端末を供給している。
また、パナソニック モバイルコミュニケーションズと NECは、第三世代携帯電話向けの端末・技術を共同で開発してきており、現在ともにNTTドコモ向けのFOMA端末のOSにLinuxを採用している。ちなみに折りたたみ型携帯電話が主流になる前はパナソニックが携帯電話シェア率1位であったが、折りたたみ型携帯電話が主流になると携帯電話シェア率をNECに譲ることになった。2006年3月の調査では再び携帯電話シェア率が1位に返り咲いた。しかし、2006年上半期の調査では、SHARPに携帯電話シェア率1位を明け渡すこととなった。
NTTドコモ向け
ソフトバンクモバイル向け
(2007年7月現在、J-P51までの発売済み端末は全てPDC方式。ボーダフォン時代には供給はしていない)
au向け
- ハイキャップミニモ(旧IDOハイキャップ方式)
- デジタルミニモ(旧IDO PDC方式)
- D310
- 502G(この機種より9600bpsデータ通信対応)
- 521G(この機種より「プチメール」(ショートメッセージサービス・DDIセルラーエリアでは使用不可)対応)
- 521GII(521Gの11桁変換機能搭載バージョン)
- 531G
- 537G(531Gの「メロ着倶楽部」(着信音配信サービス)対応仕様)
- 606G (704Gのプリペイド仕様)
- 704G (Ezweb対応・auブランド)
- デジタルセルラーホン (旧DDIセルラーグループ PDC仕様)
- HD-10P
- HD-30P(改修により9600bpsデータ通信対応)
- HD-50P(この機種より正式に9600bpsデータ通信対応)
- HD-60P
- HP-61P(HD-60Pの11桁変換機能搭載バージョン)
- D101P
- D209P(D101Pの「たのしメール」(ショートメッセージ・IDOエリアでは非対応)機能搭載バージョン)
- D305P(ezweb対応・auブランド)
- cdmaOne
- CD-10P(TACS方式でも使用できるデュアルモード搭載端末 関西・九州・沖縄エリアのみで発売 そのためセルラーブランドのみ)
- C105P(cdmaOmeシングルモード IDO・セルラーそれぞれのブランド名義で全国発売)
- C308P(ezweb対応・auブランドに統一)
- C408P(ezweb@mail対応・カラー液晶)
- C3003P(ezplus・ezナビゲーション対応・折りたたみ式・日本初のBREWプラットフォーム採用【ただしアプリ用は除く】)
- CDMA 1X WIN
ツーカー向け
- ツーカー携帯電話(東京エリア)ツーカーデジタル(東海エリア)
- TH051(東京エリア)P(東海エリア)
- PII(東海エリア)
- デジタルツーカーシリーズ(関西エリア)
- Cyber Gigaシリーズ(一部を除き、3エリア共通シリーズ)
- TH061(東京・東海エリア)
- TH071(東京・東海エリア)
- TH081
- TH091 この機種よりスカイメッセージ対応
- TH092 この機種よりスカイメロディ(着信音配信サービス)対応
- TP01 この機種よりezweb・和音着信メロディ(3和音)対応
- TP11 カラー・折りたたみ式・着信メロディは16和音
その他
なお、旧松下通信工業が製造していた計測機はPMCがアフターサービスを引き継いでいる。
スポーツ
- 旧松下通信工業時代の1987年から続く、「パナソニック女子陸上競技部」を持つ。全日本実業団対抗女子駅伝大会への出場を中心に活動している。
- 愛称は「パナソニックエンジェルス」(以前は「パナエンジェルス」)。
- チーム名の社名は旧松下通信工業時代は「松下通信」、PMC発足後は「パナソニック モバイル」としていたが、2005年より現行の「パナソニック」としている。各選手はPMCのみならず、旧松下通信工業の事業を引き継いだ各社に所属しており、事実上横浜地区のパナソニックグループを挙げたチーム編成となっている。
関連項目
外部リンク
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