便利なキーワード検索サイト ことなびトップページへ
デル株式会社







ことなびTOP  サイトマップ  ことなびとは?



便利!NINJA TOOLS
→FC2検索 用語 Wikipedia YouTube

原子間力顕微鏡 とは?

 ページ内リンク   ↓ウィキペディア(Wikipedia)記事  ↓Yahoo!知恵袋

原子間力顕微鏡(げんしかんりょくけんびきょう、Atomic Force Microscope; AFM)は、走査型プローブ顕微鏡(SPM)の一種。その名のとおり、試料と探針の原子間にはたらくを検出して画像を得る。

出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』


ノースウエスト航空 のマイルは、国内航空会社のマイレージと違って無期限!! 格安パックツアーでも
100%マイルが付くのでお得!! 国内往復分15000マイルを貯めて沖縄や北海道へ!!


関連商品

本  はじめてのナノプローブ技術 (ビギナーズブックス (18))別ウィンドウで表示

森田 清三 /  最安値(新品): ¥ 2,100  最安値(中古): ¥ 1,032 
おすすめ度4.0(全レビューの平均)SPM技術を一から勉強するのには、この本が最適であろう。原理および装置がこれだけ丁寧に分かりやすく書かれている本は他にない。後半には表面再構成などの話もある。<p>ただ、式をあまり使わないで説明してあるので、この本だけで全てを学ぶのは無理である。この本を読んでから、より専門的な本、例えば、日本表面科学会編「ナノテクノロジーのための走査プローブ顕微鏡」などに移ると、勉強しやすい。また、図が少しきたないのが難点で、星が一つ少ないのはそのためである。  (やー さんのレビュー)

本  ナノテクノロジーのための走査プローブ顕微鏡 (表面分析技術選書)別ウィンドウで表示

最安値(新品): ¥ 3,780  最安値(中古): ¥ 3,680 

本  センシング工学入門別ウィンドウで表示

木下 源一郎 / 実森 彰郎 /  最安値(新品): ¥ 2,940 




ウィキペディア(Wikipedia)記事


原子間力顕微鏡の原理(光てこ方式)。中央の台に試料を載る。その上に描かれているのがカンチレバーである。台をX-Y軸方向に移動しながらカンチレバーにレーザー光をあて、反射光の変移に応じて左側のフィードバック用回路を用いて台をZ軸方向に上下させる。このX-Y-Z方向の動きが観察像となる(右下の矢印)

原子間力顕微鏡(げんしかんりょくけんびきょう、Atomic Force Microscope; AFM)は、走査型プローブ顕微鏡(SPM)の一種。その名のとおり、試料と探針の原子間にはたらくを検出して画像を得る。

原子間力はあらゆる物質の間に働くため容易に試料を観察することができるため、探針と試料表面間に流れるトンネル電流を利用するSTMとは異なり、絶縁性試料の測定も可能である。また電子線を利用するSEMのように導電性コーティングなどの前処理や装置内の真空を必要とする事もない。このため、大気中や液体中、または高温~低温など様々な環境で、生体試料などを自然に近い状態で測定できる。

他の走査型プローブ顕微鏡と同様に空間分解能は探針の先端半径(nm程度)に依存し、現在では、原子レベルの分解能が実現されている。

目次

測定原理

原子間にはたらく力を示したレナード-ジョーンズ・ポテンシャル。原子間の距離と、その間にはたらく力の関係性を利用したものがAFMである。

先端の鋭いカンチレバー探針)を用いて、試料表面をなぞる、または試料表面と一定の間隔を保ってトレースし、その時のカンチレバーの上下方向への変位を計測することで試料表面形状の評価を行う。AFMにはいくつかの測定方法があり、以下に代表的な例を挙げる。

コンタクトモード(Contact Mode)

カンチレバー先端の平板部分に当てたレーザーの反射光を、4ないし2分割のフォトダイオードの中心で測定する。探針が試料表面に近づくと、探針と試料表面原子との原子間力によりカンチレバー探針)が試料表面に引き寄せられ、変形して接触(コンタクト)する。この変形のために反射光の角度が変わり、フォトダイオードの上下の領域の光起電力に差が生じる。この起電力の差がなくなる(=探針の変位を一定にする)ようにカンチレバーもしくは試料を上下させながら、試料をなぞるようにスキャンする(零位法)。このときの制御信号が試料の表面状態(凹凸の様子)として観察される。

カンチレバーおよび試料の位置変更は、圧電アクチュエータ圧電効果による変形を利用して制御している。(観察する領域のサイズは数nm~数十µm程度であり、このスケールで移動を精密に制御する必要があるため。)測定が容易だが、接触時に働く強い力や摩擦のためにやわらかい試料を損傷する場合がある。

ノンコンタクトモード(Non-contact Mode)

圧電素子によってカンチレバーを上下に振動させながら試料表面のごく近傍(数ナノメートル程度)まで近づけ、両者の間に働く原子間相互作用による力を検出し、一定の力(=距離)を保ってスキャンする。探針と試料の間の距離に応じて振動の振幅位相周波数が変化するので、これらが一定になるようにカンチレバーもしくは試料を上下させながら測定を行なう。

探針を接触させずに測定を行なうため、試料を傷つける心配がない。また光てこ方式よりも単純なので真空での測定にも適しており、ヤング率の高い(=硬い)プローブを用いることで非常に高い空間分解能を実現できる。2000年にGiessiblらはこの方式を用い、初めてAFMによるサブ原子レベルでのSi(111)表面における(7×7)構造の観察に成功した。

タッピングモード(Tapping Mode)

インターミッテントコンタクトモード、あるいはDFM (dynamic force microscope) とも呼ばれる。Tapping Modeは米国Veeco社の登録商標である。

ノンコンタクトモード同様に振動させた探針が試料表面を跳ねるように上下に動き、表面状態を測定する。生体試料や、表面に物質が弱く吸着されている場合などの破壊されやすい試料に対しても使え、分解能も高く精密な測定が必要な際によく使われる手法である。液中でも使用できる。一般的に液中と空気中におけるタッピングモードでは使用されるプローブの材質が異なる。

フォースモード(Force Mode)

プローブを試料に接触させ、その際に生じるカンチレバーのしなりをモニターし、カンチレバーにかかる力を測定する。細胞の粘弾性力の測定などに用いられている。また、生体分子などを引っ張ることにより発生する力の変化から分子内構造(ドメイン)などの解析や、試料にプローブ先端で穴をあけ(インデンテーション)、剛性などを検査することも可能である。このモードでは一般的に表面形状などの分布は測定されない。

歴史

走査型トンネル顕微鏡(STM)を1981年に開発した功績でノーベル物理学賞1986年)を受賞したIBMチューリッヒ研究所のゲルト・ビーニッヒ(Gerd Binnig)は、トンネル効果が生じるような非常に近い距離では探針と試料の間に有意な力が働くことを発見した。この力を利用する事により、STMでは不可能な絶縁体の測定を実現しようとビーニッヒは考え、同研究所で1985年にAFMを開発した。

最初のAFMはホイルを貼ったダイヤモンドカンチレバーの背面にSTMの探針を設置し、そのトンネル電流によってカンチレバーの変位を測定する非常に高価で複雑なものであった。その後、カンチレバーとしてSiなどが用いられるようになり、光てこなどの方式で変位を検出できるようになり、AFMシステムは安価になった。

また当初は原子間力を利用して表面像を取得するのみであったが、現在では磁性導電性を有するカンチレバーを用いることによって、表面形状像と同時に、磁気像を観察できるMFM(磁気力顕微鏡)や、電気力(電気勾配力)を観察できるEFM(電気力顕微鏡)という装置もある。最近ではこの他にも、AFMと蛍光顕微鏡、共焦点レーザー顕微鏡(Confocal Laser Scanning Microscope)、全反射(Total Internal Reflection: TIRF)蛍光顕微鏡、ラマン分光法などを組み合わせた様々なハイブリッドAFMが使用されている。

応用分野

課題

AFMを含むプローブ顕微鏡における問題は、解像度ならびに出力される構造データがプローブのサイズと形状に左右されることであり、測定者はこの事実とそのメカニズムを理解しておかなければならない。この問題は、対象となる試料がプローブの先端径に近いような生体分子や、微粒子などの測定時に顕著となる。このような場合、測定データは実際の試料より大きく出力される。この問題を軽減するため、これまでカーボンナノチューブなどをプローブ先端に取り付けるなどの改良が行なわれた。

このほかAFM測定で解決されなければならない課題は、測定(観察)時間の短縮である。光学顕微鏡電子顕微鏡では観察できない液体中に浸した生物試料をナノメータオーダで高分解能観察できる装置として期待があるが、この用途のAFMでは、従来のAFMでは数分から数10分/画面かかった生体試料の観察を0.1秒/画面で実現したという研究報告がある。分子生物研究分野では蛍光染色せずに画像化できる点が早い測定速度や高解像力とならんで評価されている。一方、大気中、真空中の測定では早い装置で10秒/画面程度まで測定時間が短縮されたが、更なる改良が望まれている。なお、測定時間を律速する主な要因は試料ステージの移動速度であり、正確な移動量の確保と高速化は背反している。

AFMでは、表面の形状は観察できるものの、その原子・分子の種類を区別することができないため、全く無関係な不純物を観察してしまうことがある。近年では、元素に特有の力学的な特徴を利用することで、AFMだけから原子の種類を同定し、分布状態を可視化する手法も検討されている[1]

参考文献

  1. ^ Yoshiaki Sugimoto, Pablo Pou, Masayuki Abe, Pavel Jelinek, Rubén Pérez, Seizo Morita & Óscar Custance, "Chemical identification of individual surface atoms by atomic force microscopy", Nature 446, 64-67 (2007) DOI: 10.1038/nature05530

関連記事


ウィキペディア All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの記事を複製、改変、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。ことなびに掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。



Yahoo!知恵袋


  • レポート課題助けてください別ウィンドウで表示

    レポート課題助けてください金属材料の加工硬化を組織学的に説明するために転位の観察が必要になったとき、光学顕微鏡、走査型電子顕微鏡、透過型電子顕微鏡、レーザー顕微鏡、原子間力顕微鏡のうちどれを使用するのがよいか。それぞれの観察手段の特徴をよく理解した上でその根拠も述べよ。意味がわかりません。詳しい方よろしくお願いします。
    解決日時:Wed, 29 Oct 2008 12:14:06 +0900 /  回答数:1 /  スコア:220,838点
  • 実験の時に使う顕微鏡の種類別ウィンドウで表示

    実験の時に使う顕微鏡の種類
    解決日時:Tue, 21 Oct 2008 03:29:27 +0900 /  回答数:1 /  スコア:207,363点
  • 走査型電子顕微鏡についてSEMの電子線の浸入深さ、脱出深さとはどれくらいでしょう...別ウィンドウで表示

    走査型電子顕微鏡についてSEMの電子線の浸入深さ、脱出深さとはどれくらいでしょうか?また別件ですが、原子間力顕微鏡AFMのカンチレバーにCNTを取り付ける場合どのような方法があるのでしょうか?
    解決日時:Tue, 14 Oct 2008 03:23:14 +0900 /  回答数:1 /  スコア:260,075点
  • 大至急!!!顕微鏡について別ウィンドウで表示

    大至急!!!顕微鏡について原子間力顕微鏡の一分子レベルの生体分子の観察例を教えてください
    解決日時:Sun, 17 Aug 2008 03:45:12 +0900 /  回答数:1 /  スコア:282,375点
  • 分析機器の特徴を簡潔に教えてください。液クロ、ガスクロ、PH計、その他知らない....別ウィンドウで表示

    分析機器の特徴を簡潔に教えてください。液クロ、ガスクロ、PH計、その他知らないと話にならない機器をお願いします。先月から理系の『分析系』おしごとを紹介するところで働いています。医療事務の経験があるからだそうですが、全くわからずネットで調べても難しく書いてあって理解できません。お願いします。
    解決日時:Sun, 22 Jun 2008 03:45:25 +0900 /  回答数:2 /  スコア:161,419点
  • 原子構造は実際に顕微鏡なんかで見ることができますか?別ウィンドウで表示

    原子構造は実際に顕微鏡なんかで見ることができますか?
    解決日時:Wed, 14 Nov 2007 08:52:38 +0900 /  回答数:4 /  スコア:233,714点



「原子間力顕微鏡」 検索数の推移 (過去1ヶ月間)

powered by  goo ( NTT Resonant Inc. )


  ↓ニュース  ↓YouTube  ↓テレビ番組  ↓はてブ  ↓ヤフオク
  ↓このページへのリンク

ニュース記事

powered by  Google+ Yahoo!

●米カリフォルニア工科大学の顕微鏡は、 ... 標本を分析する際には、顕微鏡全体に上から照明を当てる(太陽光で十分という)。標本を流し込むと、 ... 600万円台の原子間力顕微鏡、東陽テクニカが発売 ...別ウィンドウで表示   (2008年11月14日)

●... 原子間力顕微鏡で世界初. オリンパスは、世界で初めて動画観察を可能にした高速原子間力 ... 従来の原子間力顕微鏡では、1枚の静止画を得るのに1-4分程度かかっていたが、新製品は1秒間に12.5フレームと従来の1000倍のスピードで撮影が可能。 ...別ウィンドウで表示   (2008年11月11日)

●600万円台の原子間力顕微鏡、東陽テクニカが発売 ... 動くたんぱく質を分子レベルで動画観察 オリンパス、原子間力顕微鏡で世界初. オリンパスは、世界で初めて動画観察を可能にした高速原子間力顕微鏡を開発、受注販売する。 モーター ...別ウィンドウで表示   ()

●このため、特定の物質の表面上で、ある原子を動かすために必要な力を測定することは、微小な構造体の設計や構築を行う際の鍵となるという。 この研究では、原子の移動に必要な力の強さや向きの測定に、原子間力顕微鏡(AFM)を使用した。 ...別ウィンドウで表示   (2008年11月10日)

●東陽テクニカは、原子間力顕微鏡の低価格モデル「Nano-RJ型」を発売した。 ... 東陽テクニカは4月18日、原子間力顕微鏡の新モデル「Nano-RJ型」を発売した。 ... AMDプロセッサ搭載サーバとIntelプロセッサ搭載サーバ間で、 ...別ウィンドウで表示   (2008年11月8日)

●米アリゾナ州立大学の研究グループは、国立衛生研究所(NIH)のヒトゲノム研究所から55万ドル(約5500万円)の助成を受けて、原子間力顕微鏡(AFM)を使ったDNAシーケンサー(塩基配列自動読み取り装置)を開発する。 ...別ウィンドウで表示   (2005年8月24日)

YouTube

powered by YouTube


※.クリックすると動画が再生されます。

テレビ番組サーチ

powered by Yahoo!TV

はてなブックマーク

powered by Hatena

 PageRank5以上の相互リンク
 ・相互リンクスクエア  (PageRank 5)
 ・相互リンク相互リンク アクセスランキング インプロス  (PageRank 5)
 →便利!NINJA TOOLS
 →FC2検索  用語  Wikipedia  YouTube


スポンサー

powered by  コンテンツマッチ広告のブレイナー


Yahooオークション

powered by Yahoo!

 








デル株式会社 ThinkPad アウトレット Apple Store(Japan) PCDEPOT WEB本店/OZZIO Sony Style(ソニースタイル) シマンテックダウンロードストア マカフィー・ストア

ことなびTOP -  サイトマップ sitemap.xml  -  ことなびとは? -  利用規約

©2007 Kotonavi.com