反戦運動 とは?ページ内リンク ↓ウィキペディア(Wikipedia)記事 ↓Yahoo!知恵袋反戦運動(はんせんうんどう Antiwar movement)とは、平和主義の観点から戦争に反対する個人または団体の運動や活動である。平和運動よりもやや狭義で捉えられるが、厳密な区分はない。 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 反戦運動 出典: 『はてなダイアリー』 関連商品
伊勢崎 賢治 /
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反戦運動は、手段としての戦争に反対することがその目的であり、戦争の原因となっている問題自体に対しては意見を問わず、平和的な解決を求める。運動の具体的な内容には徴兵拒否、軍隊からの脱走、デモ行進、ビラ配布、戦争当事国の輸出品目の不買運動、軍需産業のストライキ、当局関係者による内部告発などがある。湾岸戦争の際、ビックカメラが社として、多国籍軍に加わったフランス製品の不買を呼びかけたのは有名。
ただし、政府当局が、反戦運動を「心理戦における相手国への利敵活動」と見なし、監視対象にすることがある。実際に、ベトナム戦争における代表的な反戦運動組織「べ平連」にはCIAやKGBのスパイが紛れ込んでおり、脱走アメリカ兵の密出国を妨害していたことも確認されている。またスイス政府が『民間防衛』中で“敵の宣伝に備えよ”と教育宣伝を行なっていた。
戦争に伴う生命財産の危険を嫌うのは誰もが持つ感情であるため、政治的に利用されやすい。いわゆる反戦団体や支持者があらゆる戦争に平等に反対しているとは限らず、むしろ温度差がある場合がほとんどである。単に自分の利害にかかわる戦争のみにしか関心がなかったり、特定のイデオロギーや勢力を支援したり、反政府活動の材料にしたりする。
国家、特に民主政国家は世論に関心を払わざるを得ず、厭戦気分の煽動は戦争継続の妨害になる。そのため敵国や第三国が該当国の反戦運動を利用することもある。べ平連を例に挙げれば、一貫してベトナム側に肩入れしており[1]ベトナム戦争が終結した後に共産党政権が行った粛清や難民発生、中国・カンボジアとの戦争について、ベトナム戦争中ほどの関心は見せなかった。[要出典]
運動の根幹をなす反戦の概念は比較的新しく、その現れは南北戦争の時代に文学などで既に見られたが、平和主義思想の展開に伴って本格的になったのは第一次世界大戦以降の国家総力戦(Total war)に対する損害が増大してからであると考えられている。
第一次世界大戦において国民総動員体制の下でそれまでよりも多大な犠牲が払われる事になると、戦争は国民への負担を強いるようになり、厭戦気分を生むようになった。また従来から戦争において行われる非人道的な殺戮や破壊行為への問題視が、反戦活動の社会的な基礎となった。 社会的な問題として顕著となったのは20世紀の後半、特にアメリカやイギリスなどの欧米諸国でベトナム戦争に参戦してからである。
反戦運動は、アメリカが行う戦争に対してアメリカ国内でアメリカ市民が反対することが発端となることも多い。代表的な例として、ベトナム戦争時におけるアメリカでの反戦運動があげられる。また、2003年3月20日にアメリカがイラク戦争を開戦する以前に世界各国でイラク攻撃の反対運動が展開した(開戦直後には世界を24時間かけて一周する反戦デモのリレーが行なわれた)ことも例としてあげられる。
また、アメリカ合衆国以外での反戦運動は反米運動としての側面を持つ場合もあり、その時にはアメリカの国旗を燃やす、アメリカの大統領を模した案山子を破壊するなど、過激行為が行われることもある。
日本における現在の反戦運動は、在日米軍や日米安保に絡んで米国に主眼をおいたものが多く、中国によるチベット侵略戦争など米国の関与していない戦争に対しては大きく取り組まない場合がほとんどである。
昭和初期の大日本帝国では、世界各国の市民の命と引き換えに金儲けしているアメリカの軍需産業と軍産複合体を根絶しなければならないというのが世界の絶対平和実現のためのテーマであった[要出典]。石原莞爾のように「天皇が世界の天皇で在らせらるべきものか、アメリカの大統領が世界を統制すべきものかという人類の最も重大な運命が決定するであろう」[2]とし、世界平和を目指して柳条湖事件(満州事変)を起こしたような実例もあった。(世界最終戦論参照。)
これに対し、現在の反戦運動の多くは、その過程においての「平和のための戦闘」についても否定的である。
特に、日本国内の反戦団体は安保闘争などの流れを汲み、反体制・反政府的あるいは反米的な立場を取るものが多い。実際、警察白書では革マル派などが反戦活動を隠れ蓑に勢力拡大を模索しているとされており、問題視されている。
また、日本国内の反戦団体や人権団体は、日本や米国の軍事力に対する活動が盛んであるが、その他国家の軍事力や戦争に対する活動はあまり見られない。たとえば中国がチベットを武力で弾圧・民族浄化を行っているチベット問題に関しては多くの団体が特に非難声明などを発することなく静観している。理由は不明だが、この状況は、右派・保守や反戦運動を懐疑的に見ている層から、「日本の反戦団体は中国や韓国のスパイ組織なのではないか」という説が展開される大きな要因となっている。実際、ベトナム戦争に関連して反米的性格の強い反戦運動を展開していたベトナムに平和を!市民連合(ベ平連)は、ソビエト連邦など共産圏の政府から金銭、物資面の支援を受けていたことが暴露されている[3]。これは、前述の「日本の反戦団体は中国や韓国のスパイ組織なのではないか」という説に説得力を持たせる前例となっている。
本来、反戦運動は戦争に反対するものであり、戦争を抑止する軍隊に反対する運動ではないのだが、非武装平和主義の思想が残る日本ではよく混同される。ごく一部の心無い人間が軍や警察を非難し、さらには自衛官・警官個人やその家族を人殺し等と非難するものがある[4]。
なお、アメリカでも同様の事例があり、過酷なベトナム戦争から帰還したアメリカ兵は自国民からベビーキラーと罵倒され、偏見と差別を受けた。
反体制運動や無政府主義的運動の隠れ蓑になってることも多い。
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