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安岡正篤 とは?

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安岡 正篤やすおか まさひろ1898年明治31年)2月13日-1983年昭和58年)12月13日)は、陽明学者・東洋思想家。

出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』


安岡正篤はてなダイアリーを別ウィンドウで表示  :  学者・思想家。陽明学・国学を専攻。 終戦に際しては詔勅を起草したと言われている。 明治31年(1898年)大阪市旧順慶町出身。四條畷中学・第一高等学校・大正11年、東京帝国大学法学部政治学科卒業。 東洋政治哲学・人間学の権威。既に20代後半から陽明学者として政財界、陸海軍関 係者に広く知られ、昭和2年に財団法人金鶏学院、次いで日本農士学校を創立、 東洋思想の研究と後進の育成に従事。 戦後、昭和24年に師友会を設立。 財界リーダーの啓発・教化につとめ歴代首相より諮問を受ける。 平成の年号の考案者として知ら ...

出典: 『はてなダイアリー』


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おすすめ度5.0(全レビューの平均)論語をきちんと読んだことが無いのだが、何故か信頼する筆者が論語を解説している本が多く、そこに行き着く。 筆者は東洋思想を、古文としてではなく、活学として人生に生かしていく考えの人。まずはその基本スタンスを尊敬しているし、信頼している。 そうでなければ、学生の時に大嫌いだった漢文など、いまさら読み返す気になどならないだろう。 そうしたスタンスの天才(だと思うのです。僕は)が解説する論語なので、非常に現実的、そしてたとえ話しなども面白い。一部、解説が行われた昭和の時代が見え隠れするが(社会主義への批判など)、それほどは気にならずに読み進められるはず。 原文(の中心的なセンテンス)と、ひらがな混じり文、そして解説というみっつが全て読めるので非常に内容がつかみやすかった。また、最後まで飽きずに読むことができた。 次こそ、原文をきちんと通読しないとな。とは言え、この本も参考書として再読すると思います。  (久保田夏彦 さんのレビュー)

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おすすめ度5.0(全レビューの平均) 2005年の春、ニッポン放送をめぐるライブドアとフジテレビジョンの忘れ難い買収合戦が起きたとき、わたしは本書を通して学んだ「論語」を思いだしていた。報道される「実際」と本書の「教え」をいちいち照らし合わせて考えると、攻防の実に深いところを流れる筋が見えてきて驚いたものである。 それ以来、国の内外で事件や事故が起きるたびに、ニュースを見て、なるほど活学とはこのことかと納得した。 意見を求められて判断を述べるときなど、古典を準拠すると、無数の碩学が支持してくれている気がして心強くなる。それだけに、本書は「論語」と無力な「自分」の橋渡しをしてくれるとてもいいテキストだと思った。   (北山幸太郎 さんのレビュー)




ウィキペディア(Wikipedia)記事


安岡 正篤やすおか まさひろ1898年明治31年)2月13日-1983年昭和58年)12月13日)は、陽明学者・東洋思想家。

目次

経歴

現在の大阪市中央区生まれ。1922年大正11年)に東京帝国大学の卒業記念として執筆され出版された『王陽明研究』が反響を呼ぶ。文部省に入省するも半年で辞し、「東洋思想研究所」を設立する。拓殖大学東洋思想講座講師をする傍ら「金鶏学院」・「日本農士学校」などを創設、東洋思想家・東洋古典研究家として軍部革新官僚華族などに影響を与え、その名を馳せた。北一輝大川周明猶存社のメンバーでもあった。年上である八代六郎(元海軍大将)、山本五十六、更には蒋介石などとも親交があり、二・二六事件の首謀者西田税らに影響を与えた一人とも言われる。また戦時中には大東亜省顧問として外交政策などに関わった。

敗戦後、安岡が創設した各団体や学校は連合国軍最高司令官総司令部により解散を命じられ財産は没収、安岡自身も大東亜省奉職を理由に公職追放される。その後は「師友会」(後の全国師友協会)を結成、機関紙『師と友』の発行や全国各地を巡っての講演、更にはラジオによる講話などを通じた東洋古典思想の普及活動に転じた。一方で政財界とのパイプは保ち続け、自民党政治の中で東洋宰相学、帝王学に立脚し元に常に政治家たちの「精神的指導者」「陰の御意見番」、「首相指南役」の位置にあったとされる。GHQによる「3S政策」の存在の可能性を著書『運命を創る―人生訓―』(プレジデント社・1985年)中で唱えた。 安岡自身は政治の表舞台に出ることを好まず、その生涯の多くは東洋古典の研究と人材育成に捧げられた。

「全国師友協会」は遺言もあって解散したが、各地域の支部がそれぞれ独立した団体として活動を続け、その思想を継承している。

主な事績等

戦前にあっては血盟団事件に「金鶏学院」の関係者が多く連座したため安岡も一時関与を疑われた。また安岡が、五・一五事件二・二六事件の首謀者の一員とされる大川周明北一輝と東京帝国大学時代に親交があったことからこれらの事件への関与を指摘する向きもあるが、安岡自身はこのことについて何も語っておらず、現在ではこれらへの関与を否定する見方が一般的である。一方で特に海軍関係者との親交や大東亜省顧問としての活動が挙げられるが、具体的に何に何処まで関与したかはほとんで明らかにされていない。

戦後にあっては、自民党政治の中で東洋宰相学、帝王学に立脚し、実践的人物学、活きた人間学を元に多くの政治家や財界人の精神的指導者や御意見番の位置にあった。やはりその活動には謎の部分が多いが、安岡を師と仰いだとして知られる政治家には吉田茂池田勇人佐藤栄作福田赳夫大平正芳などが挙げられる。

  • 昭和20年8月15日の終戦の詔書(玉音放送)の草案に対して、加筆したとされる。
  • 歴代首相に施政方針演説の推敲を依頼されていたと言われる。
  • 池田勇人の派閥研究会「宏池会」の命名者である。
  • 佐藤栄作の首相就任前の訪米時に応対辞令の極意を授け、このときのケネディ大統領との会談がケネディに沖縄返還交渉開始を決断させたと言われる。
  • 元号平成」の名を考案したとされる。

年譜

葬儀

葬儀は1984年1月25日青山葬儀所で、葬儀委員長に岸信介、同副委員長に稲山嘉寛大槻文平田中秀雄。委員に新井正明江戸英雄平岩外四の各氏により執行。政界からは中曽根総理を始め、田中福田鈴木の各歴代総理が並び中華民国馬樹礼韓国朴泰俊等高官の参列。会葬者は2千有余であった。

再婚

1983年、当時銀座のバーのマダムであった細木数子と再婚の約束を交わした[1]が、当時85歳で、認知症の症状があったと言われ、40歳近く歳の離れた女性との再婚であり、実際の結婚生活がほとんどなかったことから安岡家の親族が猛反対したが、細木が安岡と交わしたとされる「結婚誓約書」なるものを元に、婚姻届を提出し、受理されたことで、安岡家は東京地裁に「細木との婚姻の無効」を求める調停を申し立てた。その翌月安岡は他界。調停は婚姻はなかったこととして、細木が初七日で戸籍を抜く事(結婚生活は、事実上無し)で決着した。


著作紹介

参考図書

関連項目

外部リンク

脚注

  1. ^ 溝口敦『魔女の履歴書』pp.123-124(講談社2006年)によると、細木は安岡を籠絡した手段について問われた折「お酒よ、お酒。家じゃ飲ましてもらってないようだから、わたしが好きなだけ飲ましてる。お酒で"殺した"のよ」「ドジョウと同じ」と答えたという。

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