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国鉄の末期、「日本国有鉄道経営再建促進特別措置法」(国鉄再建法)に基づいて国鉄の路線は幹線と地方交通線とに分類され、異なる運賃を適用することになった。それまでは、大都市近郊などの一部を除く全国すべての路線で同一の運賃体系を使用していた。その分類はJRにも引き継がれている。一般的な時刻表の索引地図では、幹線は黒の太線で表される。
幹線・地方交通線の区分は1977~1979年度の平均の輸送人員等によって線名単位に機械的に決められた。基準は、次のように規定されている。
上記の条件を満たす路線を幹線鉄道網と呼び、上記の条件に満たないが、輸送密度8000人以上の線を加えて幹線系線区と呼んだ。
JR移行後に開業した路線については、利益予測を元にその路線を管轄するJRが幹線・地方交通線の別を決定している。
なお新幹線の本来の意味は「新しい幹線」である。
線名単位で決めたため、幹線とされた路線の中にも区間によってはローカル線のようになっている所がある。例えば、美祢線は実情はローカル線であるにも関わらず、石灰石などの貨物輸送が多かったため幹線に指定されている。
また状勢の変化により実態と合わなくなっている路線も多い。実際、幹線の支線でJR化後に廃止されたり(函館本線上砂川支線など)、幹線の本線部でも廃止(信越本線横川~軽井沢)・他社移管(信越本線→しなの鉄道、東北本線→青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道、鹿児島本線→肥薩おれんじ鉄道。いずれも一部区間)された例もある。信越本線、東北本線、鹿児島本線の事例は、整備新幹線の敷設に伴う並行在来線の経営分離によるもので、いわば「幹線すぎたが故に幹線でなくなった」ことになっている。
その会社の中で最も重要な路線は「本線」と称することが多いが、熊本市交通局(熊本市電)では熊本駅前駅~水道町駅の路線を幹線と称している。JR以外の鉄道で、路線名に幹線が入っているのはここだけである。
道路名に「幹線」が入ることもある。明姫幹線(現・国道250号)など。
日本の国内航空では、東京地区(都市コードTYO:東京国際空港、成田国際空港)、大阪地区(都市コードOSA:大阪国際空港、関西国際空港、神戸空港)、札幌地区(都市コードSPK:新千歳空港、丘珠空港)、福岡地区(都市コードFUK:福岡空港)、沖縄地区(都市コードOKA:那覇空港)を幹線空港と呼び、幹線空港同士を結ぶ路線を幹線と呼ぶ。
東京地区にある調布飛行場、国際空港である中部国際空港、福岡空港と運賃計算上で同一空港と扱われる場合がある北九州空港と佐賀空港は幹線空港には含まれない。丘珠空港は幹線空港でありながら幹線がない。
上記のほか、便数が特に多い路線や各航空会社における基幹路線で、便宜上幹線と呼ぶ場合もある。
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