散弾銃(さんだんじゅう)またはショットガン(shotgun)とは、多数の小さい弾丸を撃つ大口径の大型銃。狩猟や競技射撃で使用される。
概要
散弾銃の弾。真ん中にあるのが雷管であり、これを叩くことによって小さな爆発が起き、その爆発が火薬を発火させる。急速な燃焼ガスの膨張が鉛玉を外へと押し出す。
散弾銃の実包(ショットシェル)はプラスチック製のケースと金属製のリムで構成され、ケースの中にはあらかじめ多数の小さな弾丸(散弾)が封入されており、銃口より種々の角度をもって放射状に発射される。これ以外に一発の大きな弾体を発射するスラッグ弾という弾種もあるので、厳密に言えば散弾以外も発射するため散弾銃とは呼ばない。
散弾はシェルの中にあるワッズと呼ばれるプラスチック製の部品とともに燃焼ガスによって射出されるが、ワッズは空気抵抗により発射後すぐに分離し落下する。散弾は直径に応じた号数があり用途によって使い分けられる。
競技としては、クレー射撃などに使用される。これはかつては鳩を放ってそれを撃ち落としていたものだが、動物愛護・コスト・競技としてのコンディションの同一性の確保、などさまざまな理由から変更された。現在では装置によって射出された素焼きの円盤(クレー・ピジョン=粘土製の鳩)を撃ち落とす競技になっている。
猟銃としてよく使用される。動きの速い鳥類の狩猟には小粒の散弾が使用され、対象が大型の動物の場合には大粒の散弾、あるいは単体のスラッグ弾が使用される。日本国内での狩猟用ライフル銃の所持には10年以上の装薬銃所持実績が必要であるため、ライフル銃所持条件に満たない場合には大型動物の狩猟用にスラッグ弾と散弾銃の組み合わせで代用する事になる。
クレー射撃競技や狩猟用途では、散弾の飛散パターンと速射性から中折れ(元折れ)式上下二連や水平二連銃が好んで使用される。また多数の弾を連射するためガスの圧力や反動を使って薬莢を排出する半自動式(セミオート)や、装弾チューブの外側にあるスライドを前後させて装弾するポンプアクション式(レピータ)の散弾銃もあり、中にはこれらを必要に応じて切り替える機能がついたものある。ポンプアクション式は速射性に劣るものの機構が簡単で送弾不良も少ないため、警察や軍で接近戦用武器として多く採用されている。
日本国内においては、銃身の1/2にライフリングを刻むことが許されており、銃身手前側に刻んであれば単体弾(スラッグ弾)発射時においても比較的良好な弾道が得られる。このような散弾銃の事を、ハーフライフルドショットガンと呼称し、スラッグ弾専用に販売されている。 もしスラッグ弾でなく散弾に使った場合、散弾が飛び散る円錐の角度が大きくなり威力が落ちたりまた着弾のパターンがドーナッツ状に輪が広がるようになるため、無意味である上に散弾によってライフリング自体も損傷する。
歴史
ショットガン以前
近世フランスで、鷹狩りに替わってマスケット銃による鳥撃ちが行われるようになると、命中率を上げるために散弾が使われるようになった。やがて、鳥撃ちで散弾を撃つことに特化した、軽くて長銃身の鳥撃ち銃 (fowling piece) が開発された。
やがて鳥撃ち銃はさまざまな用途用に発展し、船上での暴徒鎮圧用の喇叭銃なども表われた。
これらはスカッターガン (scatter gun) とも呼ばれていた。
初期のショットガン
歴史上ショットガンという名称が最初に使用されたのは1776年で、ケンタッキー州で西部開拓者の用語として紹介されたことが始まりである。
散弾銃は、高い阻止能力や、単純な構造から、西部開拓者らによって猟やインディアンとの戦闘、犯罪行為やそれへの対抗に重要な役割を果たした。たとえばOK牧場の決闘では、ドク・ホリディがショットガンを使用した。騎兵隊などもショットガンを好んで使用した。
1830年代後半、フランス人のカジミール・レファショーがショットシェルを発明した。
1882年、クリストファー・スペンサーとシルベスター・ローパーがポンプアクション式ショットガンを発明し、連続発射が可能になった(ただしそれ以前にも、リボルバー式ショットガンは存在した)。ジョン・ブローニングが発売したことによりポンプアクション式は普及した。
1904年、ジョン・ブローニングが世界初の反動利用式セミオート散弾銃であるブローニング・オート5を発表。1963年にガス圧利用式のレミントンM1100が登場するまで、セミオート散弾銃の代名詞として世界的なヒット商品となった。
戦場
アメリカ独立戦争では、ジョージ・ワシントンのアイデアで、マスケット銃に通常の単体弾と散弾を同時に詰めて使用した。
アメリカ南北戦争では、将兵の私物のショットガンが広く使用された。特に南軍の騎兵隊がショットガンを愛用した。
第一次世界大戦は塹壕戦となり塹壕内での近接戦闘が発生した。その中で切り詰めた散弾銃を米軍が多用した事で知られるが、後にドイツ軍から人道上の理由、鉛弾の使用などにより抗議を受けた。
第二次世界大戦においては塹壕内が主戦場ではなくなったこともあり、ヨーロッパで使用されることは少なくなったが、太平洋戦線では多数が使用され、ジャングル戦で威力を発揮した。戦争末期のドイツ軍や日本軍では部隊を編成するための小銃が不足し、一部を徴用した狩猟用散弾銃を代用していた。
その後やはりジャングル戦となったベトナム戦争などでも使用された。これらの散弾銃は兵士の私物である事がほとんどだった。兵士にとって狩猟などで使い慣れ、構造の信頼性がある散弾銃を戦闘に使おうという発想は自然なものであった。
日本における散弾銃の歴史
戦国時代の天文12年(1543年)の種子島への鉄砲伝来以降、明治維新に至るまで、日本の狩猟は主に弓矢や火縄銃が用いられてきた。
明治時代に入り、外国から元込式ライフル銃や元折水平二連銃が輸入されるようになる中、明治13年(1880年)に村田経芳の手により、日本初の元込式ライフル銃である村田銃が発明される。
この村田銃を猟銃に転用すべく、松屋兼次郎が村田経芳の指導の元、明治14年(1881年)に火縄銃の銃身を流用して開発した村田式散弾銃が日本初の元込式散弾銃となった。後に村田経芳が民間に広く村田銃のパテントを販売した事が契機となり、刀鍛冶や鉄砲鍛冶が村田式散弾銃の銃身や機関部を作り、指物師が銃台を作る状況が生まれ、日本の散弾銃産業の端緒となっていった。
有坂成章の手により明治30年(1897年)に三十年式歩兵銃、次いで明治38年(1905年)に三八式歩兵銃が開発されると、それまで制式であった軍用村田銃や洋式ライフル銃はライフリングを削り取られ、散弾銃として民間に払い下げられるようになった。
明治・大正期には英国製水平二連銃やブローニング・オート5などが輸入されていたが、この頃、原蔦三郎の手により明治32年(1899年)に日本初の水平二連銃が製造され、次いで大正3年(1914年)には岡本銃砲店の太田政弘によって日本初の上下二連銃が製造された。この時代に川口屋林銃砲店の石川幸次郎、岡本銃砲店の名和仁三郎、浜田銃砲店の浜田文次らが各種二連銃の名工として名を馳せた。
しかしこれらの輸入銃・国産ハンドメイド二連銃は専ら上流階級のハンター達が購入するに留まり、庶民の猟銃の主流は昭和20年(1945年)の敗戦までは殆どが軍用銃の改造品、若しくは民間銃器メーカーにてライセンス製造された村田式散弾銃であった。
敗戦後の昭和28年(1953年)、GHQにより狩猟銃の生産が解禁されると、それまでの銃砲店に所属する銃職人によるハンドメイド体制に代わり、軍用銃・機関銃・村田式散弾銃などの製造に携わっていたミロク製作所、SKB工業(現・新SKB)、晃電社(ニッコーブランド。1980年代初頭に倒産)などが元折単身銃、上下二連銃、水平二連銃の本格的な量産に乗り出し始めた。
昭和38年(1963年)に日本猟銃精機(後のフジ精機。昭和40年代中期に豊和工業の傘下に入り、1990年代中期にブランド消滅)にて国産初の反動利用式セミオートのフジ・ダイナミックオートが開発される。昭和40年(1965年)にはSKBや川口屋林銃砲店(KFCブランド。製造はシンガー日鋼)も反動利用式オートに参入、村田式散弾銃が主流であった日本の狩猟界に大きな反響を巻き起こすが、1963年に米国レミントン社からガスオートのレミントンM1100が発売されると、セミオートの主流は反動利用式からガスオートに移り変わっていき、昭和40年代中期にはフジ精機、SKB、KFCの3社ともガスオートに生産の主力を移していく。
その後、1970年代後半から80年代後期の狩猟界の不況の際に、国内メーカーの多くが倒産・撤退していき、現在では日本の散弾銃量産メーカーはミロク製作所と新SKB工業の二社体制となっている。また、オーダーメイドスタイルでの散弾銃製作を行っている工房として、三進小銃器製造所が存在する。
鉛の散弾から鉄の散弾へ
散弾の材質としては、比重の重く球形散弾への加工が容易な鉛が一般的であった(これらは「リードショット(lead shot)」と呼ばれる)。
鉛は、溶けやすく重度の重金属汚染を引き起こし、また強い金属毒があり重篤な中毒を引き起こす物質でもあった。狩猟時に使用された散弾を鳥が砂や小石にまじってついばみ、砂嚢内で微粒子化して消化器から吸収されることで、水鳥は鉛中毒に陥る[1]。また、鉛中毒で死んだが獲物とされずに放置された個体・弱った個体が他の鳥獣に食べられる事によって生物濃縮され、生態系上位者に向けて連鎖的に鉛中毒が拡大した[2]そのため、鉛の散弾から鉄製の散弾へ切り替える無鉛化が行われるようになった(鉄の散弾は「スチールショット」と呼ばれる)。
デンマークでは、1985年に、ラムサール条約登録湿地での鉛散弾の使用が禁じられた。アメリカ合衆国では、1991年~1992年猟期から、水鳥とオオバンの狩猟について、全面的に鉛散弾の使用が禁止された。カナダでは、鉛被害が重い場所を指定し、1990年から鉛散弾の使用が禁止されている。日本国内でも鉛散弾による狩猟が禁じられている地区がある。
また、クレー射撃場でも、雨水などに溶出した鉛が検出されるなどして、問題化した。環境団体などの指摘により、公営及び私営ともにクレー射撃場が一時閉鎖ないしは今もなお閉鎖され続けている事例がある。
鉄散弾は、鉛散弾と比べて「素材の比重が軽いため威力が落ちる」「硬いため銃身に与える衝撃が大きい(特にチョークの部分)」「高価」といった欠点があった。威力低下については使用散弾をやや大きくし、かつサイズが大きな実包を用いて弾数が減少しないようにすることで、対策とすることができる。銃身については、鉄散弾対応銃身を使用することで悪影響を避けることができる。しかしながら、旧来の鉛散弾用散弾銃では、鉄散弾に切り替えた場合、鉛散弾を用いた場合と同様の威力は維持できない。そのため、狩猟用散弾銃には「鉛散弾時代のもの」と「鉄散弾が登場したあとのもの」との間で、多少の世代差が認められる。 最近ではこうした鉛散弾時代のものにも鉛散弾と同じ感覚で使用出来る非鉛性の散弾(タングステンやビスマスが用いられる)も登場してきた。
チョークの種類
口径寸法は12ゲージの.730インチを基準とする。メーカーによって同じチョークでも口径に若干の差違が見られる事もある。
- フル(全絞り)
- 口径寸法は.700インチ(17.78mm)。市販の銃では最も口径の狭いチョークで、狩猟に於いては鴨の沖撃ちなどの遠矢を掛けるゲームに対して用いられる他、上下二連トラップ競技銃の二の矢にも使用される。
- インプ・モデ(3/4絞り)
- 口径寸法は.705インチ(17.90mm)。フルに次いで口径の狭いチョークで、狩猟に於いては陸上での鴨撃ちや雉・ヤマドリ猟などに用いられる他、上下二連トラップ競技銃の初矢にも使用される。
- モデ(半絞り・1/2絞り)
- 口径寸法は.710インチ(18.03mm)。比較的汎用性の高いチョークで、散弾の他にもスラッグの発射にも支障のない絞りとされている。狩猟に於いては鳩やコジュケイなどの小鳥撃ちの他、バックショットでの鹿・猪猟にも用いられる。水平二連銃は鳥撃ちでの追い矢と向かい矢の両方のゲームに対応する為、フルとモデの組み合わせの銃が多い。
- インプ・シリンダー(改良平筒・1/4絞り)
- 口径寸法は.720インチ(18.29mm)。ライフルドスラッグ登場後に開発された物。シリンダーに比べて若干口径を絞っており、セミオート銃のスラッグ専用替え銃身などに採用事例が多い。
- シリンダー(完全平筒)
- 口径寸法は.730インチ(18.54mm)。全く絞りの無い銃身。現在でも特に強力な装弾を発射する事を前提としたスラッグ専用銃に用いられる事が多い。
- スキート
- スキート競技専用銃に用いられるチョーク。寸法はメーカーの解釈によって様々で、シリンダーよりも広いラッパ型になっている物や、シリンダーと改良平筒の中間程度の絞りを用いた物などが存在する。
- エキストラ・フル
- 口径寸法は.690インチ以下(17.52mm以下)。交換型のチョークにて設定されている物で、海外ではターキー(七面鳥)チョークとも呼ばれている。七面鳥撃ちが行われない日本では、一部の鴨撃ち向け銃身を除いて採用例は少ない。
実包の種類
薬莢材質による種類
- 真鍮薬莢(黄銅薬莢、真鍮ケース)
- 無煙火薬登場以前によく使用された形式。小銃や拳銃と同じく、薬莢全体が真鍮で出来ており、黒色火薬、羊毛やフェルト・厚紙製のワッズ(「送り」とも呼ばれた)、散弾をハンドロードして使用する。材質の仕様上、口巻き(クリンプ)は行わず、散弾は紙ふたと蝋止めにて押さえる事が多い。
- 日本においては村田式散弾銃の専用薬莢として、11mm村田小銃弾をベースにした30番薬莢が製造され、その後12番や20番などの散弾銃用規格も順次製造されていった。旧JIS規格においては、後述の紙薬莢とは各部の寸法が異なり、同じ番径でも両者に互換性は無い。(銃用雷管も日本独自の「村田1号規格雷管」を使用する。)
- 発射圧の高いライフル薬莢や材質の弱い紙薬莢と異なり、丁寧に扱えば半永久的に使用し続ける事も可能であったが、近年では黒色火薬銃の老朽化と需要の減少により、日本・欧米共に使用の機会は激減している。
- 紙薬莢(紙ケース)
- 無煙火薬登場後に使用が始まった形式。ロンデルと呼ばれる雷管とリム周辺の部分のみが金属(真鍮、若しくは軟鉄の真鍮めっき)で、散弾が収められる部分は厚紙で出来ている。黒色火薬または無煙火薬、羊毛やフェルト製のワッズ、散弾をハンドロードして使用する。柔らかい材質の為、口巻きはロールクリンプと紙ふたを併用する事が殆どで、発射圧により変形しやすい為、多くとも数回程度の再使用が限界であった。
- 日本においては輸入銃専用薬莢の「エレー規格紙薬莢」として紹介され、1960年代に国内装弾メーカーが工場生産装弾の量産を開始した事が契機となり一挙に普及した。旧JIS規格においては、真鍮薬莢と共に「紙薬莢」として規格化が成されている。(なお雷管は真鍮薬莢とは異なり「エレー規格中型雷管」を使用した。これは現在の209規格雷管とほぼ同じ物である。)
- 現在ではプラスチックケースの普及によって、工場装弾でも紙薬莢を用いる装弾メーカーはごく少数となっている。
- プラスチックケース
- 工場生産装弾登場後に使用が始まった形式。基本構造は紙薬莢とほぼ同一であるが、散弾が収められる部分がプラスチック製なのが特徴。無煙火薬、プラスチック一体成型のカップワッズ、散弾をロードして使用する。口巻きは従来のロールクリンプの他にスタークリンプが使用出来るようになったのが特徴で、工場における生産性が一挙に向上した事から、現在の装弾の主流となっている。
- 規格上は紙薬莢と同じサイズの為両者には互換性があるが、戦前の紙薬莢規格の古い銃(ダマスカス銃身の銃など)で使用する場合には黒色火薬への詰め直しを行う必要がある。
口径による種類
ゲージ番号は1ポンドの鉛球の(1/ゲージ)直径に対する一定の割合の実包を使用出来る口径を持つ物をさす。
- 4番(4ゲージ・4GA)、8番(8ゲージ・8GA)
- 口径が1/4、1/8 ポンドの鉛球に相当する直径の実包を使用するもの。無煙火薬では無く黒色火薬の時代に使用された。ケースは真鍮ケースを用いる。現在この口径を持つ銃の製造はされていない。
- 10番(10ゲージ・10GA)
- 口径が1/10ポンドの鉛球に相当する直径19.5ミリの実包を使用するもの。充填可能な火薬量及び散弾重量が大きくなるため強力な破壊力を持つ。日本国内では10番以上の口径を持つ散弾銃は過度の多獲狩猟につながるとしてトド、熊などの大型獣の捕獲を目的とした場合以外は所持と使用を制限されている。通称ロードブロック
- 12番(12ゲージ・12GA)
- 口径が1/12ポンドの鉛球に相当する直径18.1ミリの実包を使用するもの。世界的に最も多く用いられている口径。日本国内では一般に許可される実質的に最大口径である(銃刀法上の最大口径は8番)。またクレー射撃公式競技は基本的に12番が使用される。
- 16番(16ゲージ・16GA)
- 口径が1/16ポンドの鉛球に相当する直径16.8ミリの実包を使用するもの。レミントンM1100などのモデルで使用できるが、日本では12番や20番ほどメジャーな番径ではない模様。
- 20番(20ゲージ・20GA)
- 口径が1/20ポンドの鉛球に相当する直径15.6ミリの実包を使用するもの。口径が小さく破壊力が弱いため主に鳥や小動物猟に使用される。反動も軽いため海外では女性や射撃入門用の散弾銃としての需要も多い。
- 24番(24ゲージ・24GA)
- 口径が1/24ポンドの鉛球に相当する直径14.7ミリの実包を使用するもの。口径が小さく破壊力が弱いため主に鳥や小動物猟に使用される。16番と同じく日本ではあまりメジャーでない番径。
- 28番(28ゲージ・28GA)
- 口径が1/28ポンドの鉛球に相当する直径14ミリの実包を使用するもの。威力も反動も24番より更に弱い。海外では入門者向け口径としてそこそこの需要があるが、日本では16番と同じくあまりメジャーでない番径の為、日本で販売されている銃の中で、これに該当するものはあまり多くはない。
- 30番(30ゲージ・30GA)
- 口径が1/30ポンドの鉛球に相当する直径12.3ミリの実包を使用するもの。黒色火薬の時代に使用された日本の真鍮ケース専用の規格で、軍用銃を改造した旧式の村田銃を除いて殆ど使用されていない。
- 32番(32ゲージ・32GA)
- 口径が1/32ポンドの鉛球に相当する直径の実包を使用するもの。黒色火薬の時代に使用された海外の真鍮ケースの規格で、現在では殆ど使用されていない。
- 36番(36ゲージ・36GA)
- 口径が1/36ポンドの鉛球に相当する直径11.3ミリの実包を使用するもの。黒色火薬の時代に使用された日本の真鍮ケース専用の規格で、旧式の村田銃を除いて殆ど使用されていない。
- 410番/40番(.410・410ゲージ・410GA/40ゲージ・40GA)
- 口径が0.410インチ(10.4ミリ)の実包を使用するもの。20番より更に破壊力も弱いため主に近距離の鳥や小動物猟に使用される。20番同様海外では女性や若年者、射撃入門用の散弾銃として専用モデルも少なくない。口径がライフル弾に近いため、ライフル銃に改編を加えたバリエーションとして商品化されている銃もある(ウィンチェスターM9410など)。日本ではライフル所持に較べ散弾銃が比較的容易に所持できることから、三八式歩兵銃等の旧式のライフル銃を410番用に改造しスラッグ射撃用散弾銃として所持できるようにした商品もある。40番は黒色火薬の時代に使用された日本の真鍮ケース専用の規格で、旧式の村田銃を除いて殆ど使用されていない。
- 9.1mm(9.1GA)
- 直径9.1mmの実包を使用するもの。黒色火薬の時代に使用された海外の真鍮ケースの規格で、現在では殆ど使用されていない。
- 7.6mm(76番)
- 直径7.3mmの実包を使用するもの。黒色火薬の時代に使用された日本の真鍮ケース専用の規格で、旧式の村田銃を除いて殆ど使用されていない。
用途による種類
- バードショット(1~9号<7号からは間に7・1/2号、8・1/2号、9・1/2号が入る>)
- 鳥や小動物猟用の弾。小粒の弾を多数(数十~数百個)発射する。7・1/2号はトラップ射撃、9号はスキート射撃に使用される。
| 号数 |
直径 |
| F |
5.59ミリ |
| T |
5.08ミリ |
| BBB |
4.83ミリ |
| BB |
4.57ミリ |
| 1 |
4.06ミリ |
| 2 |
3.81ミリ |
| 3 |
3.56ミリ |
| 4 |
3.20ミリ |
| 5 |
3.05ミリ |
| 6 |
2.79ミリ |
| 7 |
2.54ミリ |
| 7・1/2 |
2.41ミリ |
| 8 |
2.19ミリ |
| 8・1/2 |
2.16ミリ |
| 9 |
2.03ミリ |
- バックショット (000B、00B、0B~4B、MB、6粒 9粒弾)
- 鹿などの中型動物猟用の弾(buck―牡鹿)。12番で6~9発の弾丸を発射する。また軍用でも使われる。
- 000Bはトリプルオーバック、00Bはダブルオーバックと読む
| 号数 |
直径 |
| 000B |
9.14ミリ |
| 00B |
8.38ミリ |
| 0B |
8.13ミリ |
| 1B |
7.62ミリ |
| 2B |
6.86ミリ |
| 3B |
6.35ミリ |
| 4B |
6.10ミリ |
- スラッグショット(一粒弾)
- 熊、猪など大型動物猟用の弾。散弾ではなく単発弾(スラッグ、スラグ)であるため、発射直後の弾丸の運動エネルギーは大口径ライフル並みであるが、装薬の性質と重い弾頭重量により初速が遅く、大きい弾体形状により空気抵抗が大きく速度低下が大きいため遠距離では威力が落ちる。近接戦闘では屋内突入時にドア破壊(錠前や蝶番。ドア自体を破る事は能力的に不可能)にも使われるため「ドアブリーチャー」や「マスターキー」とも呼ばれる。
スラッグショットは大きく4つの種類に分類される。
- 丸弾: 文字通り球状のものだが現在では火縄銃等の旧式銃を除きあまり使われていない。
- 鼓弾: エアライフルの弾に似た鼓形状の弾頭。戦前にドイツにて「アイデアル」弾として発表された物が著名である。アイデアル弾は弾頭中央にテーパー状の風切り穴が開いていて、内側に3枚のプロペラ状の風切り羽が付けられており、これにより空気抵抗でジャイロ効果を発揮した。しかし、製造工程に手間が掛かる割に、後発の初期型フォスタースラッグと比べて直進安定性に余り差違が無かった事から、戦後は新型ライフルドスラッグの普及と共に、アイデアル弾の形式は完全に廃れてしまった。現在ではテーパー穴の開いていない形状の弾頭が、サボスラッグの弾体として使用される事が多い。
- フォスタースラッグ: 1931年にアメリカで発表された。「坊主頭」の意で、釣鐘状の形状で内部は中空となっており、バドミントンのシャトルコックの原理で直進性を確保する事を目指した弾。初期の物は弾体側面の溝が無く空気抵抗で横転弾になりやすかった為、空気溝が付いたライフルドスラッグに発展した。現在でもライフルドスラッグで弾頭部分が半球型になっている物をフォスタータイプと呼ぶ事がある。
- ライフルドスラッグ: 弾体側面の溝の空気抵抗で回転しジャイロ効果による射撃精度を向上させたもの。溝については一部にチョーク保護用との俗説が広がっているが誤り(但し、英文版[1]では弾頭の発射初速が音速を超える場合、溝は風切りを行えないと説明されている。)。溝の迎え角と回転モーメントの関係や射撃精度の資料は弾体を製造するブレネケ社などが発表している。
- ブリネッキスラッグ: ライフルドスラッグの中でも、ドイツのブレネケ社製の弾頭は特にこの名称で呼ばれる。原型は1898年に登場し、現在まで様々な改良が加えられている。通常のライフルドスラッグを更に発展させ、より深い風切り溝によるジャイロ効果と弾頭後部に差し込まれた長いプラスチックワッズ(又はネジ止めされた羊毛ワッズ)が凧の尾の役割を果たしシャトルコック効果をより強力に発揮する事で、高い直進安定性を実現した。この弾頭は直径が各番径のシリンダー口径ぎりぎりの大きさで製造されている事が殆どで、チョーク及び銃身の破損を招く危険性が有る為、インプシリンダー以上のチョークが付いた銃身や、交換チョーク式銃身では使用するべきではない。
- サボスラッグ: 弾体をプラスチック製のサボ(サボット、ジャケット)で包み、ライフリングを施した銃身(ライフルドバレル)によって旋回させ撃ち出すもの。100m付近までの精度はライフルに迫りライフルドスラッグに比べ遠射性に優れているが、日本では銃刀法により銃身のライフリングは全長の1/2に制限されている。
全長による種類
実包は規格により全長が定められている。この場合の全長とは散弾やスラッグをクリンプする前のケース長であり、適合した長さの薬室で発射する必要がある。12番の場合は標準が2・3/4インチであるが、ケース長を伸ばした3インチのものもある。3インチの実包には、強装弾(より大きな破壊力と遠射性を得るために薬量や弾重量を増やしたもので、3インチマグナムとも呼ばれる)と、鉄散弾でも鉛散弾と同様の威力を確保できるようにしたものとがある。3インチ薬室の散弾銃では、2・3/4インチ弾の使用は可能である。かつては旧JIS規格でも紙(又はプラスチック)ケースと真鍮ケースの寸法規格が存在した。紙ケースと真鍮ケースは同じ番径でも若干サイズが異なる為、真鍮ケース専用の銃(村田式散弾銃など黒色火薬を使用する戦前の散弾銃に多く見られる)に紙ケース規格の装弾を使用する事は出来ない。
散弾重量による種類
散弾の実包はケースに収める散弾の重量による種類があり、12番の2・3/4インチ(75mm)では24~32グラムまでの商品が通常弾として販売されている。強装弾では2・3/4インチ(43グラム)、3インチマグナム(56グラム)がある。
構造による分類
- 元折散弾銃
- 撃鉄や撃鉄ばねなどの機関部品がレシーバー横の着脱可能な金属板に取り付けられた形式。
- 撃鉄ばねに松葉ばねが使用されていた時代に、折損した松葉ばねを素早く交換出来るように考案された。
- 構造上、銃台側にも機関部品の穴を穿る必要があり、製造に非常に手間が掛かる事や、金属板がレシーバーの骨組みを兼ねる事からボックスロックに比べて強度が弱い為、撃鉄ばねにコイルばねが使用されるようになってからは余り使われなくなった。
- 現在では一部の高級な元折散弾銃で採用されている。
- 撃鉄や撃鉄ばねなどの機関部品がレシーバー内に全て収納されている形式。
- 撃鉄ばねに折損の危険性が低いコイルばねが使用されるようになってから一挙に普及した。
- レシーバーの側壁も全て一体構造に出来る為、サイドロックに比べて強度が高いが、機関部の分解がし難い事が短所でもある。
- 最近ではボックスロックでも機関部の分解を容易にする為、ベレッタ DT10や新SKB製上下二連銃等、引金部と機関部を一体化し簡単にレシーバーから取り外せるようになった構造の物も登場してきた。
- ボックスロック散弾銃のレシーバーに、サイドロックを模した金属板を取り付けた物。
- サイドロックの金属板と異なり、サイドプレートの金属板は単に装飾の役割しか果たしていない。
- ボックスロック散弾銃の上位グレードにて採用されている事が多い。
- 元折二連銃において、上下若しくは左右の銃身に別々の引金が付いている形式。
- 単引き機構が登場する以前の形式で、熟練していないと二連射が掛けづらい欠点があるが、チョークが異なる上下若しくは左右の銃身を瞬時に撃ち分けられる為、特に鳥猟を行う者の間に愛好者が多く、現在でもこの形式に対する需要は一定数存在し続けている。
- 元折二連銃において、上下若しくは左右の銃身を一本の引金で発射する形式。
- 狩猟向けの銃に於いては、上下若しくは左右の銃身を撃ち分ける為のセレクターが付いている事が多いが、競技銃の場合はセレクターが省略されている事もある。
- 二連射を掛ける際に、発射の反動を利用して撃鉄を切り替える形式と、引金を二度引くだけで連続して撃鉄が落ちる形式があり、狩猟銃では前者、競技銃では後者の形式が採用されている事が多い。
- 撃鉄が機関部の外に露出している形式。
- 戦前以前の、サイドロックが主流であった時代の水平二連銃にて採用されている事が多かった。
- この形式の場合、撃鉄はリボルバーなどと同じく機関部を閉鎖した後に指でコッキングする事となる。
- 現在ではほぼ廃れてしまった形式であるが、ごく一部のメーカーにこの形式を再現した銃が存在する。
- 撃鉄が機関部に内蔵されている形式。
- 撃鉄は機関部の解放と同時に自動的にコッキングされる。
- 現在の元折散弾銃はほぼ全てこの形式を採用している。
- 巻き銃身とも呼ばれる。刀剣のダマスカス鋼の様に異種の鋼材を積層鍛造して、独特の縞模様を浮き上がらせた銃身。
- 前装銃時代の技術の遺産であり、ごく初期の元折散弾銃で用いられていたが、削り出しの銃身に比べ強度が劣る事や、製法が途絶えた事もあって現在ではほぼ廃れてしまった。
- 機関部を解放した際に、空薬莢を銃身から排出する機構。
- 現在ではほぼ全ての元折散弾銃に標準装備されているが、かつてはイジェクターの有無によって銃のグレードに差違を設けていた時代があった。
- イジェクターが無い銃の場合は、機関部を解放した際に薬莢後端が少し持ち上げられる為、手で直接薬莢を排除する必要がある。
- 現在でも、ハンターの間では猟場に空薬莢が飛び散る事を嫌い、敢えてイジェクター無しの銃を愛用する者も存在する。
- 自動散弾銃
- 発射の反動を直接利用して銃身若しくは遊底を後退させ、排莢と次弾装填を行う形式。
- 初期の自動散弾銃で採用されていた形式であるが、装弾を変更してもガスピストンの調整により容易に回転の調整が可能なガス圧利用式の普及によって現在では少数派となっている。
- 発射の際のガス圧を銃身からガスピストンに誘導して遊底を後退させ、排莢と次弾装填を行う形式。
- 現在の自動散弾銃で主流となっている形式であるが、散弾重量によって火薬量が異なる散弾銃装弾独特の事情により、初期の物は装弾の不適合によって回転不良を起こす場合が多かった。
- 現在では各メーカーが独自のガスピストンを開発し、軽装弾から重装弾まで特に機関部の調整無しに回転する事を謳っている銃も多いが、銃の整備状態による作動の可否や、装弾メーカーによる銃との相性は依然存在する為、使用の際には十分な銃の整備と弾の選定が必要である。
- ベネリ社の自動散弾銃で採用されている形式。
- 発射の反動を利用して遊底を後退させ、排莢と次弾装填を行う。
- ブローバックの一種とも言える形式であるが、独自の遊底構造によって、より高い安全性と高速な回転速度を両立している。
主な散弾銃
詳細は散弾銃一覧を参照
軍・警察用の散弾銃
散弾銃は、古くから軍や警察は接近戦用武器として採用している。散弾銃は機構が簡単であるため安価で機械的な信頼性が高い。塹壕戦やジャングル戦、あるいは室内戦と行った極至近距離の戦闘に用いられた。特に出会い頭の戦闘に強く隊の先頭を勤めるポイントマンに愛用された。ただ軍や特殊部隊では短機関銃や突撃銃の普及により本格的な対人戦闘に使われることはあまりなくなった。そういう部隊では扉の鍵を壊すなどが主な仕事となっていてマスターキーなどと称される。しかしそういうものがない警察官にとっては今も頼れる武器である。
アメリカでは軍において塹壕戦用に使われたことからトレンチガン(trench-gun)、警察では暴徒鎮圧用に使われることが多いためにライアットガン(riot-gun)とも呼ばれる。装備していれば独りで道路封鎖が可能なため、パトロールカーには必ず搭載されている。これらの銃は戦場や群衆の中での取り回しを考慮し狩猟用散弾銃より銃身が短く、装填できる弾数も多くなっている。また、銃床が折り畳み式になっているものもある。
市販実包の種類も多いために号数やスラッグを状況に応じて選択でき汎用性があるのも、散弾銃の利点である。実包サイズが大きいために用途に応じた軍・警察用の特殊弾も開発され、主なものに防弾ベスト等に対する貫通力を高めた多針弾頭弾(フレシェット弾)、暴徒鎮圧用弾丸として催涙弾(CN弾)やゴム弾(スタン弾)などがある。さらにはランチャー(発射筒)を銃口に付けて、手投げでは届かないような高層階の部屋へ榴弾(ガス弾・煙幕弾)を撃ち込むのにも使われる。
銃種としてはU.S. AS12のように機関銃のような全自動にも設定できる(セレクティブ・ファイア)のもの、SPAS-15のように箱型弾倉(ボックスマガジン)で多弾数と短時間での弾薬交換を可能にしたもの、ベネリM3のように状況や故障時に半自動式(セミオート)とポンプ式の切替可能なものがある。またアサルトライフル(M4A1やM16シリーズなど)のハンドガード下に装着し使用する物もあり、これはマスターキーと呼ばれドアエントリー時にカギ等を破壊するために使用される。
軍用・警察用は狩猟用に較べ殺傷力が高いために、治安上の観点からほとんどの国では一般人の所持が制限されている。日本でも12番を越える口径は、トド猟などの許可がある場合以外は制限されている。銃所持に寛容なアメリカでも銃身や銃床を切って全長18インチ(45センチ)以下としたもの、俗に言うソウドオフ・ショットガン(sawd off ShotGun)を一般人が許可証なしで持つことはアルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局(BATFE)が厳しく制限している(全長の短縮により隠匿しての携行が容易で、狭い空間でも扱いやすく、銃口付近のチョーク(絞り)が除去される事で、発射された散弾がすぐに拡散するため、至近距離の殺傷能力が増大するために、銀行強盗など屋内での犯罪に利用されやすい事から)。また、軍用銃と指定され所持が制限されている散弾銃も少なくない。
日本では一般の警察官は散弾銃を所持していないが、特殊急襲部隊(SAT)がモスバーグ社(アメリカ)、もしくはレミントン社やベネリ社(イタリア)の散弾銃を装備しているとの説がある。また海上保安庁では、M870、M500が配備され逃走船追跡の際に使用されており、自衛隊では特殊作戦群がM870を使用している。これまで、自衛隊は散弾銃を装備していなかったが、近年の国際情勢から、対テロ作戦戦時に扉を破壊するために装備された。
日本での散弾銃規制への動き
散弾銃は銃刀法により基本的に所持が禁止されているが、一般人でも地元の公安委員会に申請し試験を受ければ所持することができる(簡単に許可が下りるかのように報道されているが、申請者には厳しい調査が行われるうえに、申請しても窓口の人間が渋ったり、所持を諦めるよう説得されることがあったりするので、実際には簡単に許可は下りない、特に都市部でその傾向は顕著で、シドニー五輪で5位に入った女子代表選手の一人の井上恵も説得され続けたと言っている、田舎部では逆の傾向にある)。しかし、近年は散弾銃による犯罪や事故が相次ぎ問題になっていた。そんな中、2007年12月14日に長崎県佐世保市のスポーツクラブで散弾銃乱射事件が発生し大きな社会問題となり各マスメディアを含め散弾銃所持の厳格化の声が高まった。そして各地の警察は散弾銃所持者の訪問を開始した。民主党が全銃器の共同管理と狩猟時間を朝6時からの短時間に限定する、事実上世界初の所持完全禁止に近い法案を3月に提出したが、否決された。警察庁は、DV、ストーカーに加え、自己破産の申請をしたものも欠格事由に含めることにした法案を提出する見通し。
脚注
- ^ アメリカ合衆国では、潜水採食性カモ類の17%以上が鉛中毒被害に陥っているとする統計がある。また、日本では、1985年2月にコハクチョウの死体が発見されたのが最初の発見例とされている。1990年には、美唄市宮島沼で、ハクチョウ類18羽・マガン69羽などの大量死が発生している。
- ^ アメリカ合衆国に生息するハクトウワシは、中毒死した水鳥や弱った水鳥を経由して鉛を摂取し、1960年以降だけでも少なくとも144羽が鉛中毒で死亡したとされている。
関連項目
- できちゃった結婚 - 妊娠した娘の父親が相手に散弾銃を突きつけて結婚を迫ったという故事から、英語で「Shotgun wedding」という。
- 散弾銃一覧
外部リンク

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