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東京無線 とは?

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東京無線とうきょうむせん) グループとは、東京都23区武蔵野市三鷹市を営業区域とするタクシー会社無線共同体である。

出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』


東京無線はてなダイアリーを別ウィンドウで表示  :  東京無線タクシーグループ。 東京23区武蔵野市三鷹市を中心に営業。 グリーンのボディに白と黄色のライン。 行灯は東京タワーをイメージしている。 高さ制限対策で行灯が欠けてる車両もある。

出典: 『はてなダイアリー』


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ウィキペディア(Wikipedia)記事


東京無線のタクシー(豊和自動車)

東京無線とうきょうむせん) グループとは、東京都23区武蔵野市三鷹市を営業区域とするタクシー会社無線共同体である。

目次

概要

1961年、それまで各タクシー会社が独自に無線配車していたものを、複数社が加盟し一括として受け付けようと東京城西旅客自動車事業協同組合として発足したのが始まり。都内最大のタクシー無線グループで、本部・事務局・無線室・営業部は杉並区高円寺北2-1-20、教育指導部[1]は、中野区弥生町2-25-7にある。理事長は宮園自動車・宮園タクシーの川村泰利社長。

2008年現在63社69営業所が加盟しており、加盟会社には他社無線グループとの掛け持ち加盟や独自無線の使用を禁止[2]している。また、専用乗り場が中野区の東京警察病院[3]に設置されている。

車両

東京タワー型の行灯[4]に緑色のボディが特徴で、車両数はカーナビシステムと連動したデジタルGPS-AVM車が約3,800台、アナログ無線[5]車約1,600台、非無線車約200台、総計約5,600台。また2007年度よりグループ全体の保有台数約25%を黒塗りのハイグレードタクシー[6]に転換することも決定しており、現在では約300台が転換された。また、この車両に乗務するためには上級乗務員資格が必要であり、講習会も開催されている[7]

車種

東京無線のタクシー/コンフォート(小型)

かつては、三菱デリカマツダルーチェ[8]カスタムキャブも使用されたが、現在ではトヨタ車ならびに日産車のみが使用されている。

トヨタ自動車
日産自動車

無線配車システム

2008年現在、デジタルGPS-AVM波10波、アナログ音声波3波で無線配車が行われている。

また東京無線は他社に先駆けたシステムを次々と導入していることを知られている一方で、他に実績が無い先駆的システムを採用することによるトラブルなども多い。

現在のカーナビ

通常の民生用カーナビは24時間、殆ど毎日使い続けることを前提に設計されていない。 しかし、東京無線のカーナビは富士通テン製の民生用ベースOEM品であるため、連続使用するタクシーでは故障が相次いである。

デジタルAVMシステム

カーナビゲーションと連動した配車システムではあるが、利用料は乗員の負担である。 顧客に負担させないという部分では画期的だが、利用料負担の懸念から乗務員がデジタルAVMによる配車を受けないという諸刃の剣である。さらにフラッシュメモリータイプ仕様の新デジタルAVMのナビゲーションへ更新中[9]である。

乗務員資格

東京無線では、通常の乗務員とは別に乗客へのサービスの向上と安全確保のため次の上級乗務員制度を導入している。

サービスリーダー

1986年12月制定。2008年現在、389名。各社からの推薦によって選抜された優秀乗務員で、指導員資格を所有。通常の乗務以外にも、新任乗務員への添乗教育や指導、非違行為の未然防止や乗り場の整理等を行う。ジャケットが金糸の刺繍とエンブレムの入ったものになり、乗務車両の前後にはサービスリーダーのマークが表示される。

タワーリーダー

2001年1月制定。2008年現在、2,431名。大口無線顧客から「安心して乗れる、サービスが良くて、事故のない乗務員」要求により誕生した資格。次に該当する用件を満たした場合に第一選抜基準を得ることが可能となる。

  • 原則として満65歳以下であること。
  • 過去3年以内に23区武三地区でタクシー乗務を2年以上経験していること。
  • 3年以内に過失責任50%以上の人身事故を起こしてないこと。
  • タクシー営業中5年以内に次の違反がないこと。
    • 30㎞/h以上の速度違反。
    • 酒気帯び・酒酔い運転違反。
    • 駐車違反。
  • 自家用車を含み、3年以内に上記3項目を除いた違反で免許停止処分を受けてないこと。
  • 2年以内に東京無線内部規定による無線罰則違反規定で無線乗務停止処分を受けてないこと。
  • 2年以内に東京タクシーセンターもしくは会社に苦情および指導報告があり、乗務員に責任があった判断を下されてないこと。

以上の要件をすべてクリアし、タワーリーダー募集の公示があった時点で初めて各会社を通じて応募が可能となる。応募後に、東京無線で行われる独自の地理試験を受験し、100点満点中80点以上を得て合格し、講習会を受講して初めて資格取得[10]となる。

タワーリーダー資格を得ると次の営業上の権利を得ることができる。

  • 黒塗りハイグレード車の乗務[11]
  • 先着予約配車。
  • 台場・霞ヶ関・青山・日比谷の特定待機所で順番配車。
  • 特定顧客[12]の指定配車。

また、サービスリーダーも含み一般乗務員と服装規定が異なっている。

  • 一般乗務員のネクタイはエンジ色の物だが、リーダーは薄いグレーのネクタイになる[13]
  • 靴も一般乗務員は黒色の規定があるが、リーダーは黒色の革靴に限定される。
  • 一般乗務員は夏期のジャケット非着用乗務が認められているが、リーダーは着用義務がある。

テレビ・エンタテインメントと東京無線

東京を舞台にしたテレビドラマでタクシーが登場するシーンでは、東京無線のタクシーが登場する頻度が高く。また、バラエティ番組などでも露出が多い[14][15]

レーシングゲーム、グランツーリスモ4のクレジットには、レーシングパーツメーカー等に混じって表記されている。

歴史

  • 1961年 東京城西旅客自動車事業協同組合として発足。
  • 1965年 京王交通(現:飛鳥交通)・高円寺交通・コンドルタクシーグループ・昭和自動車・シルバータクシー(現:国際自動車練馬)・新星自動車・新日本交通(杉並区)・杉並交通・大陸交通・伊達交通・東京ウエスターン交通・同盟交通・日本自動車交通・練馬交通・練馬タクシー・東日本交通・不二交通・平和タクシー・美鈴タクシー・宮園自動車・代々木自動車の21社で無線営業を開始。
  • 1975年 宮園自動車で、国内初の身障者ドライバーが乗務開始。
  • 1979年 AVMシステムの運用を開始。
  • 1980年 国産自動車交通が加盟。
  • 1984年 東京無線タクシー協同組合に改称。公和自動車交通が加盟。また開成交通が東旅協ハイタク事業協組(現:共同無線)から移籍。
  • 1986年 本所タクシー・スガイ交通が加盟。教育センターが東京都認定職業訓練校に認定される。
  • 1990年 加盟社が41社となる。タワーカードシステムを導入。
  • 1994年 同進交通が中央無線から移籍。
  • 1998年 開進交通が中央無線から移籍。日通ひまわり交通が飛鳥交通に吸収合併され消滅。
  • 1999年 東京コンドル・第三コンドル・根ノ上交通(現:コンドルキャブ)のコンドルタクシーグループ3社が独自でMCA無線を導入し脱退。
  • 2000年 東京無線共同組合に名称を変更[16]。いたずら電話の増加から、車体後部から無線予約電話番号表記が消える。京浜運送が加盟するも、飛鳥交通に吸収合併され消滅。東京第一交通がチェッカーキャブ無線から、京西交通・親和交通・蔦交通・つばめ交通・都民交通がEM自交無線から移籍。
  • 2001年 宝自動車交通がEM自交無線から移籍。大日本交通・大日本自動車交通が東部無線から移籍。
  • 2002年 クレジットカードによる料金決済システムを導入。明治交通グループ3社がチェッカーキャブ無線と東部無線から、共栄交通・大東京タクシー(現:大東京自動車)・和親交通がEM自交無線から移籍。大輝交通が帝都自動車交通との契約を解消し加盟。城東地区に基盤を持つ東部無線グループから光洋自動車・坂本自動車・実用興業・東武タクシー・八千代自動車が合流[17]し、5000台体制となる。
  • 2003年 堀切交通がチェッカーキャブ無線から移籍。日東交通が加盟。国産自動車交通の子会社として国産タクシーが発足し加盟。
  • 2004年 東武タクシーがEM自交無線へ移籍のため脱退[18]
  • 2006年 同進交通が松崎交通グループの自社配車に専念するため脱退。国産自動車交通の子会社である合同タクシーが発足し加盟。iDによるタクシー料金決済システムを投入。
  • 2007年 ツタヤとの業務提携によりティーポイントサービスを開始。黒塗りハイグレード車を導入開始。11月30日に西肥自動車系列だったシルバータクシーが、国際自動車グループに買収・移籍により脱退。12月3日の料金改定に伴い、大口顧客に対する割引を廃止。

加盟会社及び営業所

飛鳥交通
本所タクシー
宮園自動車
国産自動車
  • 葵交通 (杉並区和田)※東日カーライフグループ
  • 飛鳥交通品川営業所 (品川区東品川)
  • 飛鳥交通第二板橋営業所 (板橋区舟渡)
  • 飛鳥交通第三成城営業所 (世田谷区粕谷)
  • 飛鳥交通第五羽田営業所 (大田区東糀谷)
  • 飛鳥交通第六江東営業所 (江東区新木場)
  • 飛鳥自動車砂町営業所(江東区南砂)
  • 飛鳥自動車小茂根営業所 (板橋区小茂根)
  • 鳳自動車 (葛飾区西水元)※明治交通グループ
  • 開進交通 (板橋区坂下)
  • 開成交通 (三鷹市上連雀)
  • 共栄交通 (板橋区新河岸)
  • 京西交通 (三鷹市牟礼)
  • 高円寺交通 (杉並区高円寺南)
  • 合同タクシー(練馬区豊玉南)※国産自動車グループ
  • 光洋自動車[19] (板橋区新河岸)
  • 公和自動車交通 (新宿区東五軒町)
  • 国産自動車交通 (練馬区豊玉南)※国産自動車グループ
  • 国産タクシー (練馬区豊玉南)※国産自動車グループ
  • さがみ交通 (杉並区上井草)
  • さがみ交通ムサシノ (武蔵野市関前)
  • 坂本自動車本社 (台東区日本堤)
  • 坂本自動車足立営業所 (足立区梅島)
  • 三幸交通本社営業所 (杉並区桃井)
  • 実用興業 (葛飾区四つ木)
  • 城西タクシー (中野区新井)
  • 昭和自動車[20] (練馬区貫井)
  • 新星自動車 (中野区松が丘)
  • 新日本交通[21] (杉並区和田)
  • 親和交通 (杉並区堀ノ内)
  • スガイ交通 (中野区新井)
  • 杉並交通 (杉並区高井戸東)※下津井電鉄グループ
  • 大輝交通 (目黒区八雲)
  • 大東京自動車 (世田谷区用賀)
  • 大日本交通田端営業所 (北区東田端)※大日本グループ
  • 大日本交通日暮里営業所 (荒川区西日暮里)※大日本グループ
  • 大日本自動車交通 (荒川区荒川)※大日本グループ
  • 大陸交通 (杉並区堀ノ内)
  • 宝自動車交通[22]本社 (港区西新橋)
  • 宝自動車交通中野営業所 (中野区本町)
  • 宝自動車交通三鷹営業所 (武蔵野市関前)
  • 伊達交通 (三鷹市北野)
  • 蔦交通(株)(葛飾区東金町)
  • つばめ交通[23]足立区鹿浜)
  • 東京ウエスターン交通 (中野区江古田)
  • 東京第一交通[24] (葛飾区西亀有)
  • 東武興業安全タクシー (練馬区北町)※東武鉄道グループ
  • 同盟交通 (杉並区宮前)※東京日産自動車販売グループ→ANZENグループ
  • 都民交通(杉並区堀ノ内[25]
  • 日東交通[26]大田区矢口)
  • 日本自動車交通 (中野区大和町)
  • 練馬交通 (練馬区中村南)
  • 練馬タクシー本社 (練馬区関町北)
  • 東日本交通 (渋谷区笹塚)
  • 不二交通 (杉並区桃井)
  • 平和タクシー (渋谷区初台)
  • 豊和自動車 (目黒区東山)※宮園グループ
  • 堀切交通 (葛飾区お花茶屋)
  • 本所タクシー (墨田区横川)
  • 美鈴タクシー (杉並区宮前)
  • 三鷹交通 (三鷹市牟礼)※下津井電鉄グループ
  • 宮園自動車中野営業所 (中野区弥生町)※宮園グループ
  • 宮園自動車杉並営業所 (杉並区井草)※宮園グループ
  • 宮園タクシー (中野区中野)※宮園グループ
  • 明治交通 (北区上中里)※明治交通グループ
  • 明治自動車 (足立区入谷)※明治交通グループ
  • 八千代自動車 (台東区浅草)
  • 代々木自動車 (渋谷区初台)
  • 和親交通 (三鷹市新川)

チケット提携会社

  • 飛鳥交通グループ(上記以外)
  • さがみ交通八王子(八王子市泉町)
  • さがみ交通リムジン(千葉県成田市三里塚)
  • 三幸交通小金井営業所(小金井市本町)
  • 三幸交通国分寺営業所(小平市上水本町)
  • 三幸交通東村山営業所(東村山市野口町)
  • 三幸自動車小川営業所(小平市小川西町)
  • 三幸自動車向台営業所(西東京市向台)
  • つくば観光交通(小金井市東町)
  • 練馬タクシー川越営業所(埼玉県川越市南大塚)
  • 宮園交通川崎営業所(神奈川県川崎市川崎区大師)
  • 岡山県タクシー興業(岡山県岡山市旭東町)※CTnetマークのあるチケットのみ

脚注

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  1. ^ 乗務員教育、街頭指導を行うセクションで、初任教育を行う教育センターは、東京都より職業訓練校の認定を受けている。
  2. ^ 特別区武三地区以外の営業所では他無線使用は認められ、車両外観も異なるものでも可とされている。また特別区武三地区内でも非無線に限り車色の異なる車の使用が認められている。
  3. ^ 待機車両の乗務員は、タワーリーダー・サービスリーダーならびに救命資格所有者に限定される。
  4. ^ クラウンコンフォート・コンフォートの登場により都内の一部高架下にて行灯が接触し破損する事態が多発したため、現在では従来からある大型の物、頂点部が尖っていない物、ややつぶれた感じの低い物、黒タク専用の小型の物の4種類が存在する。この件はフジテレビジョン系のバラエティ番組「トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜」でも紹介された。
  5. ^ 音声配車のみで従来からAVMはすべてデジタル波に移行済み。
  6. ^ 従来からの塗装で導入している会社もあり、乗務員資格に関わらず乗務することが可能。
  7. ^ 黒塗り車は細かな規定が盛り込まれており主な内容は、洗車は手洗いのみ、ワックスは週に2回かけることを義務化している。
  8. ^ スガイ交通が1995年の生産中止まで入れており、松竹映画「釣りバカ日誌」シリーズでこのタクシーが走行するシーンがあった。
  9. ^ 現状搭載できるメモリーが従来のDVDナビから比べ1/4程度にとどまることなどから、画像処理速度が落ちるのではないかという懸念がされている。
  10. ^ 例外として、接客サービスコンテストで一定以上の成績を収めた者は、地理試験免除の上でタワーリーダー資格を取得することが可能。
  11. ^ 乗務時には通常の緑色ジャケットではなく、専用のグレーのジャケットを着用する。また必ずしも黒塗り車に乗務しなければならないわけではなく、未導入の会社もある。
  12. ^ フジテレビ、扶桑社共同テレビジョン、ユーラシア旅行社、テレビ朝日日本テレビが主な特定顧客である。
  13. ^ 2007年にそれまでの無地から東京無線のロゴと斜線入りに変更された。またリーダー用は緑色から変更された。
  14. ^只今参上!色とり忍者」では、「緑の車」とお題が出た場合のおきまりの答えとなっている。
  15. ^ 「トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜」の「トリビアの種」ではタクシーで台場から稚内までいくらでいけるかというものがあり、練馬交通のタクシーが使用された。
  16. ^ LPGスタンドは東京無線オートガス協同組合となる。
  17. ^ 平和交通羽田営業所(本社横浜市)は合流を拒否し非無線営業に移行。亜細亜交通(現:東都城南自動車)は東都自動車交通グループに、平安交通は共同無線に移籍している。
  18. ^ 東京七福グループの七福交通の意向によるものとされている。
  19. ^ 青森県光洋タクシーとは関係はない。
  20. ^ 佐賀県の昭和自動車とは関係はない。
  21. ^ チェッカーキャブ無線の新日本交通とは関係はない。
  22. ^ 愛知県の宝グループとは関係はない。
  23. ^ 愛知県のつばめグループとは関係はない。
  24. ^ 第一交通産業とは関係はない。
  25. ^ 親和交通と同一住所。
  26. ^ 日東交通 (千葉県)とは関係はない。

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