歌舞伎舞踊 とは?ページ内リンク ↓ウィキペディア(Wikipedia)記事 ↓Yahoo!知恵袋歌舞伎舞踊(かぶきぶよう) 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 関連商品
藤田 洋 /
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能楽の題・内容と様式を借用した舞踊劇。1840年、七代目市川團十郎初演による「勧進帳」がその始まりとする。明治以降、七代目の子九代目市川團十郎や五代目尾上菊五郎による演劇改良運動の一環として、河竹黙阿弥や福地桜痴らの協力のもと、「土蜘」・「釣狐」・「茨木」などのオリジナル作品。「船弁慶」・「素襖落」など旧来の能狂言の改作が作られた。大正期には六代目尾上菊五郎、七代目坂東三津五郎と岡村柿紅の提携による「太刀盗人」・「身代座禅」・「高杯」・「棒しばり」などが作られた。さらに初代市川猿翁により「黒塚」「小鍛冶」など近代的演出をほどこした松羽目物が創作され、これらは現在の歌舞伎舞踊の重要な演目となっている。
おおむね平面的で様式美を強調する。娘役を例に取ると、洗顔の後、鬢付け油を顔全体にすり込む、眉を硬い鬢付け油で塗りつぶす、胸、首、襟足に練りおしろいを塗り、スポンジで伸ばす、顔に練りおしろいを塗り、スポンジで伸ばす、赤でノーズシャドー、アイシャドー、ほほ紅を差す、目じりに紅を差す、黒のアイライナーを太く入れる、眉を、先ず赤で、続けて黒で描く、真っ赤な口紅を、輪郭をはっきり描く、という具合。他の役柄も、基本は同じ。
元来、能楽を手本に創作されたものなので、能楽の序・破・急の三部形式を基本としている。「序」にあたる「オキ」は序曲のようなもので、舞台は無人で唄を聞かせる。続く「出」では舞踊の主人公が登場し、人物紹介となる。また花道での道行になることもある。続く「破」にあたる「クドキ」(恋愛の表現)や「語り・物語」(戦闘の描写)を経て、鳴り物が入る賑やかな「踊り地」または「太鼓地」は、主題提示部から展開部にあたる。そして「急」は「チラシ」または「段切れ」と呼ばれる終結部である。ここでは舞台上の見得や花道の引っ込みとなる。
四部構成に分けるやり方もあり、「起」が「オキ」と「出」・「承」が「クドキ」・「転」が「踊り地」・「結」が「チラシ」とする。
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