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海軍 とは?

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海軍(かいぐん、:navy)とは主に海洋・水域を作戦領域としている軍事組織である。現代、日本においては海上自衛隊がこれに相当する。

出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』


海軍はてなダイアリーを別ウィンドウで表示  :  艦艇を主力として海上の防衛・攻撃を行う軍隊およびその軍備の総称。 三省堂提供「大辞林 第二版」より 大抵の国で陸軍と(予算の取合い等が原因で)仲が悪い。旧軍みたく国を滅ぼしかねないのは、さすがに例外的だが。 リスト:二文字キーワード

出典: 『はてなダイアリー』


和英辞典

海軍 [かいぐん] 別ウィンドウで表示  …  (n) navy (P)

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ウィキペディア(Wikipedia)記事


海軍(かいぐん、:navy)とは主に海洋・水域を作戦領域としている軍事組織である。現代、日本においては海上自衛隊がこれに相当する。


目次

概説

海軍は国家の海軍であり、古来より海洋の支配権である制海権を獲得して味方の海運を保全し、敵の海運を妨害する役割を担ってきた。そもそも英語で海軍を表すnavyの語源はラテン語のnavisであり、これは軍艦貨物船漁船などのあらゆる船舶を意味していたものであった。今日の海軍は海洋、河川、湖、水中などを活動領域とし、航空母艦、巡洋艦、駆逐艦などの軍艦、海軍の航空部隊、根拠地部隊、またこれらの後方支援を行う諸機関から成る軍事組織である。海軍は戦争においてはその戦略的な役割から制海権を確保した上で、味方の海上輸送、通商護衛、通商破壊海上封鎖、制海権の維持、敵海軍部隊の撃滅、陸上作戦の支援などの任務を遂行する。

海洋理論を体系的に論じて海軍の意義と役割を明快に論じた軍事学者として米海軍軍人のアルフレッド・セイヤー・マハンが挙げられる。マハンの『海上権力史論』は軍事史研究を基礎として、海軍力と国家の海洋能力をシーパワーと呼び、このシーパワーこそが軍事戦略にとどまらず国家戦略的な重要性を持っていると主張した。また軍事力としても海軍力は陸軍力空軍力にはない政治的象徴性、運用上の多様性、陸海戦力への支援機能、高度な戦略機動性、また潜水艦のような隠密性が認められる。(海軍シーパワーを参照されたい)

海軍の役割は海軍を取り巻く政治情勢や技術躍進などによって大きく変化してきた。初期の海軍は陸軍部隊の輸送や沿岸警備という補助的な役割であり、常に編制されていたわけではなかった。しかし16世紀に初めて戦闘を目的とした船舶が設計されるようになり、次いで蒸気機関を用いた船舶技術の発達が進むと、独自的な役割を担う戦力として海軍が常備化されるようになる。航空機が発明される以前のものであったが、現代においてもその基本思想は現代海軍に残っている。第一次世界大戦では潜水艦の通商破壊や海上封鎖の効果が高く評価され、また第二次世界大戦でも大西洋と太平洋の海上交通を巡って従来の軍艦と併せて航空母艦の航空打撃戦が行われた。冷戦期には核弾頭を搭載した核ミサイルと原子力潜水艦という新しい海上戦力が核抑止の役割を担っていた。

機能

海軍の基本的な機能は大きく外交機能、軍事機能、警備機能の三つに分類されると考えられている。

外交・広報機能

平時の海軍にとって第一義の任務は、外交、広報活動である。 海軍の外交的な機能に強制外交砲艦外交)の支援がある。外国との交渉において、強力な軍艦を派遣しその武力を後ろ楯として交渉を有利に進めることは砲艦外交と呼ばれ、幕末アメリカのペリー提督が軍艦を江戸湾に進入させて日本を開国させ外交関係を結んだ事件は、砲艦外交の成功例として有名である。また砲艦外交のような強制力を活用したものばかりではなく、「Show the Flag」など外交政策の実行にも運用することができる。

また外国に対する政治的な親善活動という機能もある。同盟国や友好国を訪問し、現地での親睦交流を行うことも海軍の重要な任務の一つである。また海軍軍人も一種の外交官として行動に配慮を要求され、その伝統を誇りにしている。また外国のみならず自国民に対しても、観艦式・体験航海・一般公開などで、海軍への親近感と国防意識の涵養に努めている。

砲艦外交にせよ、親善航海にせよ、これら外交目的を満たすため軍艦は可能な限り『力強く格好良く』見えるように設計される。しかし現代では,武装のミサイル化や電子兵器の発展で、かつてのようなそびえ立つ艦橋と天を衝く巨砲が造り出す「浮かべる城」とも例えられた威容は失われ、殆どの軍艦が無機質で無味乾燥な外見となっていることは否めない。


軍事機能

海軍の軍事的な機能の根幹は、戦争抑止力にある。海軍力が持つ抑止力には核戦力による核抑止、在来戦力による抑止がある。またこの他にも公海上での自国および同盟国・友好国の船舶の保護、通商路の安全確保という機能を持つ。具体的な海軍力の使用形態として全面的な戦争における通商破壊作戦、上陸作戦、艦隊決戦などがあり、局地的な戦闘においては海上護衛作戦、個艦戦闘などがある。さらに海上ゲリラ戦では通商破壊作戦、特殊部隊の浸透戦術などが考えられる。

戦時下では海上での軍事活動のみならず、海上・海中から届く範囲の陸上の目標物を破壊する。過去一般的であった「領海3海里」は18世紀頃の艦載砲の弾が届く距離として採用されたと言われている。(現在は大半の国が12海里を採用している。)第二次世界大戦では航空母艦を発進した航空機が敵の本土を空襲した。第二次世界大戦後には戦略核ミサイルを搭載した原子力潜水艦が実用化し、巡航ミサイルにいたっては潜水艦だけではなく巡洋艦や駆逐艦にも搭載され、海軍の攻撃力範囲は大陸の奥を含む全世界に広がった。

例えば現代のアメリカは世界の多くの国と同盟関係にあり、ほとんどの国と友好関係を結んでいる。またアメリカ人とアメリカ企業は世界のあらゆるところに進出して活動している。そこでアメリカ海軍は全世界を活動領域とし、本国以外にも横須賀等に多くの基地を設置し、その艦船を全世界的に運用している。また紛争が予想される地域に空母や艦船を進出させ紛争抑止力とするとともに、万が一の際には敵に有効な打撃を与えると同時にその地域の自国民の保護を行う。

警備機能

海軍の警備の機能は国家主権の行使として、自国の領海などの警備に表される海上の治安維持である。具体的な活動としては密輸の防止や海洋法規の施行、沿岸における海難事故などの救難活動などを行う。このような機能に特化した海上戦力は海軍とは異なる準軍事組織として沿岸警備隊とされる場合もあるが、アメリカの沿岸警備隊が海事法規の執行を重視し、イギリスの沿岸警備隊が海上救難を重視しているように沿岸警備の任務も多様である。

歴史

大量の物資を輸送するには、海上や河川を船舶で航行するのが効率が良い。人類が大きな国家を作るようになると船舶による輸送が不可欠となった。この航行の安全を守るために海軍が創設された。海軍力とは自国の海上通商路の維持能力にほぼ等しい。歴史上では海軍力の盛衰が国家の盛衰と一致している事が多い。(日本の海軍史については日本の海軍参照)

古代

紀元前21世紀頃に古代エジプトナイル川に浮かべた軍船が、海軍のもっとも古い例のひとつと考えられている。

地中海世界では、紀元前15世紀頃からメソポタミアとエジプトで生まれた文明が東地中海地域に波及し、地中海沿岸の各地に生まれた諸都市・諸国家は海軍を編成して海上交通の覇を競い合った。海の覇権争いで最初に有力となったのはフェニキアの諸都市で、次いで紀元前300年頃まで古代ギリシアが有力となった。ヘレニズム期以降、約100年間、北アフリカカルタゴが優位に立ち、紀元前2世紀にカルタゴを滅ぼした古代ローマの覇権は紀元300年頃まで続いた。ローマの覇権による地中海世界の平和はパックス・ロマーナと呼ばれる。帝国の行政上の中心である属州首都は多く海港ないしその付近に置かれた。

古代地中海世界の海戦では、艦首の衝角を敵艦に当てて破壊する戦法や、船を敵に寄せてはしごを使って戦士を敵艦に乗り込ませる戦法などが取られた。艦船も人力で漕ぐトリエーレ(90t、120人乗り)から、やはり人力ではあるが更に大きいガレー船(300t、200人乗り)へと大型化していった。アテナイなどの都市国家では、海軍が運用する三段櫂船の提供は富裕な市民の負担とされ、自力で歩兵の兵装を揃えることができない貧困層が船の漕ぎ手となった。海軍力によるペルシア戦争の勝利は、これら貧困層の政治的発言力を増すことにつながった。

中近世

6世紀頃から東地中海では、古代ギリシャ・ローマ以来の造船技術を受け継いだ東ローマ帝国(ビザンティン帝国)が、火炎放射器ギリシャの火を持つ戦艦デュロモイを擁して海上の覇権を握った。しかし、やがて7世紀エジプトシリアを征服して東地中海世界に参入したムスリム(イスラム教徒)の力が増し、シチリア島マルタ島イベリア半島にまでムスリムの支配が及ぶようになる。このイスラムによる覇権は、パクス・イスラミカと呼ぶ。キリスト教化された西ヨーロッパはイスラム人との通商を行わなかったため、古代以来の地中海全体を覆う海上通商路は分断された。

一方ヨーロッパ大西洋側では、北からヴァイキングと呼ばれるノルマン人たちの襲撃が及ぶようになっていたが、西ヨーロッパ各国はこれに対抗する海軍を発達させず、ほとんど押さえ込まれたままであった。ノルマン人の勢力は、大西洋のみならず、地中海のシチリア島にも及んだ。

ヨーロッパの地中海側では11世紀頃からイタリア半島の諸都市が力をつけ、ジェノヴァヴェネツィア海軍が活躍した。東地中海の覇権は東ローマ帝国からジェノヴァ・ヴェネツィアに移り、各国はその力を無視できなくなる。

この頃の軍船はガレー船のほかに帆船も使われるようになり、火薬を使った鉄砲大砲が装備されるようになった。しかし遠距離攻撃を行う武器が出現しても、接舷して相手の船に乗り移っての白兵戦は、依然として重要な攻撃手段であり続けた。

15世紀頃からビザンティン帝国を滅ぼしてエーゲ海マルマラ海沿岸のギリシャ人トルコ人海上勢力を支配下に入れたオスマン帝国海軍力で優位に立ち、16世紀には北アフリカバルバリア海賊もこれに加わって西地中海まで制した。16世紀後半までは、実質的にオスマンの世紀だったと言える。

一方、大西洋側では16世紀にスペインポルトガル海軍が優位に立ち、地中海の覇権を巡ってオスマン帝国と争う一方、大西洋やインド洋まで展開するようになった。しかし同世紀の末にはスペインの無敵艦隊(アルマダ)がイギリスに敗れ、スペインの国力も急速に低下していった。17世紀には、イベリアの両国にかわって新興のオランダイングランド海軍が有力となっていく。

バルト海においては、中世以来、都市同盟ハンザ同盟が優位に立っていた。これに対して、北欧では、ヴァイキングを継承するデンマーク国家として海軍を形成し、大航海時代に参画し、インドにまで達している。ハンザ同盟とデンマークは16世紀まで対立し、ハンザ同盟が弱体化した後は、スウェーデンがデンマークとバルト海の制海権を争った。これに対して、この当時大国だったロシア帝国モスクワ大公国)は海軍が存在しなかった。17世紀に入るとスウェーデンが海軍を強化し、デンマークを撃破してバルト帝国を建国する。一方17世紀後半には、バルト海の制海権に再び動揺が見られた。デンマークは依然海軍力を擁し、また新興のプロイセンもバルト海の覇権争いに参戦する。そして、海軍後進国だったロシア帝国が1696年に海軍を創設。18世紀初頭の大北方戦争において、バルト海の制海権を奪い、北欧の両国に代わって北方の覇権を確立した。

西洋各国は、国による海軍のほかに、私掠免許状を出して、敵国船の攻撃ならびに拿捕を許し、海軍力の不足を補った。これがとくに効果的に行われたのはイングランドで、フランシス・ドレークなど多数の有名な私掠船船長を出した。またイングランドは操船規則などを充実し、それまでばらばらに行動しがちだった艦船が、隊列を組み信号旗の合図によって組織的に機動する近代海軍の整備で他国に先んじた。

18世紀に入るとフランス海軍を増強しイギリスに挑戦したが、トラファルガーの海戦でイギリスが大勝し、イギリス海軍の覇権が確立した。この頃の主力艦は戦列艦と呼ばれ木造3本マスト約2000tで約100門の大砲を有していた。しかしこのような大型艦の建造は、国家財政の負担となった。イギリスにおける清教徒革命は、大きな反対があった建艦税の導入を求めた国王が、イングランド議会を召集したことに端をなした。

日本では七世紀の大和朝廷と新羅・唐連合軍との白村江の戦いがあり海軍の歴史は長いが組織的な海軍(海賊衆:水軍)の活躍が見られるのは平安時代からであり、古代海賊衆の代表として、伊予国、日振島の藤原純友があげられる。平安時代の後期からこのような沿海の武士が武装化・集団化して縄張りの海域を通航する船に対して有償の海上警備や略奪を働くようになり、海賊衆と呼ばれる集団に発展した。海賊衆は室町時代から戦国時代には大名水軍に編成され、海上の覇権を競った。比較的大規模な海賊衆に伊予の村上氏河野氏があり、一時的に日本最大規模の水軍でもあった。織田信長に仕えた九鬼嘉隆志摩国一国を与えられて織田氏の熊野水軍を編成し、「日本丸」を始めとする鉄張りの軍船によって紀州一向一揆石山本願寺などの攻略に貢献した。しかし、これらは朝鮮出兵において莫大な人的損耗をきたし、江戸時代には幕府の1635年の武家諸法度で法文化された大船建造の禁鎖国政策により衰えた。

近代・現代

19世紀にはそれまで木造のみであった艦船の材質にが使用されるようになった。主な兵装は大砲の他に、艦首水面下に大きな衝角を装備した船が作られた。この衝角は、オーストリアイタリアが戦ったリッサ海戦を最後に使われなくなり、20世紀に入ると廃止された。また鋼で装甲された艦が作られるようになり、南北戦争では装甲艦同士の砲撃戦も生起した。19世紀の終わりに魚雷が実用化され、日清戦争でその威力が確かめられた。

19世紀末から20世紀にかけて、戦艦巡洋艦駆逐艦・魚雷艇・潜水艦等の艦種が確立した。イギリス・フランス・ロシア・ドイツ・アメリカは戦艦多数を持つ大艦隊を装備したが、その他の国もその国力と地理条件に見合った艦隊を整備した。

日露戦争では戦艦同士の大規模な戦闘が行われ、その戦訓を元にドレッドノート級戦艦が作られた。またロシア海軍はこの戦争で大敗し、海軍拡張競争から脱落してゆく。

第一次世界大戦では、大艦隊を有するイギリス・フランス・アメリカとドイツが戦った。第一次世界大戦における海軍の主な戦いは、ドイツの潜水艦による通商破壊とそれに対する対潜作戦であった。水上艦艇による大規模な艦隊決戦は回数は少ないが、南米北海で何度か行われた。また航空機が戦闘に使用され、航空母艦が整備されるようになった。

第一次世界大戦中もイギリスは大規模な建艦を続け、大戦終了時には他の国とは比較にならない大規模な艦隊を有していた。大戦で敗れたドイツは海軍を大幅に縮小され、フランスも国力が疲弊し新規建造は減少した。第一次世界大戦後はイギリスが艦隊を縮小し、大戦の影響の少なかったアメリカと日本が大建艦計画を始めたため、この3カ国が大海軍国となった。日米の大建艦計画は経済的負担が大き過ぎ、1920年代に建艦競争を一旦中止するワシントン軍縮会議ロンドン軍縮会議が行われ、1930年代末まで主力艦の建造は中止された。この期間をネイバル・ホリデー(海軍休日)と呼ぶ。

ネイバル・ホリデー後、各国は主力艦の建造を再開し、すぐに第二次世界大戦が始まった。この戦争で戦艦は主力艦の座を航空母艦に譲った。また大西洋では再度潜水艦と対潜部隊の大規模な戦闘が行われた。太平洋では、空母機動部隊同士の戦闘が行われた。

第二次世界大戦終了時、アメリカが多数の大型航空母艦を基幹とする圧倒的な海軍力を有し、それが現在まで継続している。現在は慣例に従えばパックス・アメリカーナとなる。ソビエト連邦は一時期アメリカの海軍力に挑戦したが、ソ連邦の分解とともに海軍力も低下した。また、イギリス海軍も戦後の有力な海軍として残った他、海軍に準じる戦力として日本の海上自衛隊も世界で有数の実力を持つとされている。

第二次世界大戦後に、原子爆弾と長距離ミサイルが実用化され、これを一つにまとめた弾道ミサイルを多数搭載した原子力潜水艦が登場した。またこの潜水艦を破壊する目的の攻撃型潜水艦も多数建造されている。しかし現在の世界状況では核兵器は実際には使えない兵器であり、1990年代にアメリカの航空母艦から撤去されている。

組織

海軍の組織は時代や国、戦略によって千差万別であるが、現代の西欧諸国の海軍を例に説明する。

軍令・軍政

海軍は国防組織の一部局であり、この組織の最高指揮権は国権と同様に大統領や首相、また一部では国防相などが保有している。この部隊の軍事作戦を指揮統制する命令は軍令であり、最高指揮官の軍令が通達されることによって作戦部隊が行動することとなる。軍令の対照として軍事についての行政的分野を軍政というが、軍政部門としては海軍部隊には国防省海軍省が設置されている。このような軍政機関が予算編成や基地管理などの行政的な業務を行っている。

艦隊編制

海軍の編制は国によって大きく異なるが、基本的には軍政上の単位と戦術上の単位として艦隊がある。艦隊とは単独の指揮官の下で特定の海域を航行する海軍部隊であるとされている。例えばアメリカ海軍の艦隊は軍政上では大西洋と太平洋に配備された二大艦隊から成り、その両方には航空母艦部隊、巡洋艦部隊、駆逐艦部隊、潜水艦部隊、水陸両用部隊、補給部隊などの部隊があり、これらは種類に応じてそれぞれに指揮官が存在している。

また地域間の柔軟な運用が出来るように工夫されており、現在は第2艦隊(大西洋)、第3艦隊(東太平洋)、第5艦隊(中東)、第6艦隊(地中海)、第7艦隊(西太平洋とインド洋)の5つの艦隊が存在しているが、艦艇は担当海域を移動する事によって所属する艦隊が変更になる仕組みを取っている。例えば中東で有事があった場合に第5艦隊が第6艦隊や第7艦隊から増援を受けた場合には、これらの艦艇は第5艦隊所属に切り替わり、指揮系統が一本化される。5つの艦隊司令部は固定されているが、実働部隊は常に流動的であり、必要なところへ必要な兵力が配置できるように合理化されている。

艦隊は戦術的には軍政上の指揮官とも少なからず合致しているが、これは艦艇を艦隊全体としての運用上の基準に適応させるためである。まず3隻から6隻程度の艦艇で一個の小隊を編成し、さらに駆逐艦や潜水艦の二個小隊によって1個駆逐隊や潜水隊、そして3個駆逐隊や潜水隊で水雷戦隊を編成する。そして指揮官は階級によって職責が異なり、例えば少将は航空母艦や巡洋艦の戦隊などを指揮する立場である。

空母打撃部隊

空母打撃部隊とは航空母艦の持つ航空打撃力に主眼を置いた部隊であり、艦隊を構成する。

護衛部隊

また艦隊の構成部隊として巡洋艦駆逐艦フリゲートなどから成る護衛部隊があり、哨戒の任務をも担う。

航空部隊

詳細は海軍航空隊を参照

掃海部隊

潜水部隊

水中を行動する事で、探知機器の発達した現在においても存在自体の秘匿性が高い。 第二次世界大戦あたりまでは、哨戒・通商路の破壊または妨害を主任務にする事が多かった。第二次世界大戦後には弾道ミサイルや巡航ミサイルの発射母機としても使用され、陸上への攻撃能力が加わった。一部の潜水艦には特殊部隊の搭載スペースがもうけられ、隠密裏に陸上戦力の投射と回収をする事が可能となっている。

輸送部隊

水陸両用部隊

水陸両用部隊海軍に付随して海上要務と着上陸作戦を任務とした部隊である。水陸両用部隊は古代ギリシアの歴史学者ヘロドトスとツキジデスはギリシア艦隊の「重装備の兵士たち」に言及しており、またローマ海軍でも艦隊兵団についての記述が見られるように、古来より存在している。中世まではその役割は接近した敵艦に乗り込んで白兵戦を行う部隊であったが、17世紀にその役割が見直されてイギリスが1664年、さらにオランダが翌年に近代的な水陸両用部隊を編成した。アメリカでも海兵隊がイギリスを模範にして編成されたが、現代では独自の発展を進めている。

沿岸警備隊

海軍基地

海軍基地とは軍艦を建造・整備し、弾薬燃料などの補給、兵員の休養を行うために陸上に設置される軍事施設である。軍港とも言う。さらに海軍基地には艦隊の泊地でもあり、海軍基地は停泊する艦隊を保全し、敵による攻撃に対する十分な防備が必要である。ただしこれらの施設は大規模にならざるをえないために、隠蔽は極めて困難でありるために戦略爆撃や核攻撃などには脆弱である。しかし海軍力及び海軍航空戦力の有効な運用のためにも前進基地ともなる海軍基地は重要である。

補助機関

技術研究所や海軍兵学校などの研究開発および教育機関も含まれる。

兵器

艦艇

海軍の主な装備は

航空機

戦略・戦術

海軍戦略

詳細は海軍戦略を参照

海軍戦略とは海軍力の運用に関する戦略である。

海戦術

詳細は海戦術を参照

海戦術とは海軍の戦術である。

内陸国における海軍

内陸国においても、領海に等しい河川湖沼運河が存在する場合がある。特に数カ国にまたがる国際河川などの場合は沿岸国は警備・救難等の義務が存在する。この場合、領海が無くても海軍が設置されるケースがある。ボリビア海軍の様に歴史的理由(太平洋戦争、同国参照)に基づいて存続しているケースもあるが、多くの場合は上記の様に内水における警備救難任務がほとんどである。
こうした中で珍しい存在としてハンガリー陸軍河川部隊がある。同部隊はドナウ川とその周辺河川・湖水において第二次世界大戦期に敷設された機雷掃討を目的としている。世界であまり見られない河川掃海艇を装備しており、河川哨戒も可能である。

こうした組織では、砲艦など大型の艦艇を装備するケースもあるが、ほとんどの場合が中型〜小型の哨戒艦艇が普通である。海軍として独立せず、陸軍オーストリア、ハンガリー、スイスなど)や国境警備隊に組み込まれている場合もある。

また、ブラジルロシアなどの様に国内に航行可能な河川・湖沼がある場合は海軍内に独自に河川部隊を設置している。

各国の海軍

北米

南米

ヨーロッパ

アジア

オセアニア

関連項目

軍事 この「海軍」は、軍事に関連した書きかけ項目です。この項目を加筆・訂正等して下さる協力者を求めています(関連:P:軍事/PJ軍事/PJ軍事史

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