深夜アニメ とは?ページ内リンク ↓ウィキペディア(Wikipedia)記事 ↓Yahoo!知恵袋深夜アニメ 出典: 『はてなダイアリー』 関連商品
ナスカ /
最安値(新品): ¥ 977
最安値(中古): ¥ 380
|
目次 |
明確な定義は無いが、当項では主に民放テレビキー局系列およびBS各局で23時-28時台に本放送されたものを対象とする(この逆の時間帯での本放送作品は全日帯アニメとして定義)[1]。
なお、後述するUHFアニメも当項で定義される時間帯に放映される作品が大半ではあるが、当項で扱う深夜アニメとは大きく性格を異にする部分も多々ある為、これらに関しては当項とは別途に詳細を記述する。
放送数の地方格差は大きく、UHFアニメを含めると最多の埼玉・千葉の両県では76本が放送されたのに対し、1本も放送されなかった都道府県が8つある(2007年)。
この呼称は自然発生的に定着したもので、とくに命名者や提唱者が知られているわけではないが、オフィシャルに用いられている例としては、アニメ制作会社ゴンゾ(深夜アニメも多く手がける)の携帯電話向けウェブサイトの名称「深夜アニメGONZO」がある。また、ソニー製のDVD/BDレコーダー(スゴ録/BDZシリーズ)の番組予約のジャンルに「深夜アニメ」の項がある。
2008年7月現在、地上波在京キー局で放送されている新作テレビアニメシリーズ(各系列局制作の逆ネット作品は含むが、再放送や特別番組は除く)の週あたりの本数は以下のようになっており、約2割が深夜アニメとなっている。
地域によっては時差ネットなどの関係で深夜アニメが集中する曜日や逆に皆無の曜日が異なる事もある。
| 局名 | 総本数 | うち深夜アニメ |
|---|---|---|
| 日本テレビ (NNN・NNS) | 5 | 2 (40%) |
| TBS (JNN) | 5 | 4 (80%) |
| フジテレビ (FNN・FNS ※1) | 6 | 2 (33%) |
| テレビ朝日 (ANN) | 6 | 0 (0%) |
| テレビ東京 (TXN) | 31 (※2) | 7 (17%) |
| 合計 | 54 | 16 (約30%) |
※1:子会社のBSデジタル放送局限定放映作品に関しては除外した。
※2:ショートアニメ作品が複数放映されている『おはスタ』や『おはコロシアム』などの番組に関しては、それぞれ各番組ごとに1本としてカウントした。
| 局名 | 総本数 | うち深夜アニメ |
|---|---|---|
| NHK 総合 (G)・教育 (E) | -- | -- (--%) |
| tvk (UHF) | 17 | 13 (76%) |
| TOKYO MX (UHF) | 7 | 5 (71%) |
※現在の在京民放キー局の詳細な放送動向については、本項のこちらなどを参照されたい。
主にアニメファンや一般若年層(中高生)を対象として放送されており、特に民放の地上波で受信できるチャンネルが4局以下の地域に在住するアニメファンを対象としたものは後日発売されるDVDや関連商品の販売促進を主な目的としており、キー局にとってこの上ない利益にもなる。
放映期間は1クール(3か月、12 - 13回)か2クール(6か月、24 - 26回)のものがほとんどで、日本テレビ系 (NNS) 以外で3クール以上放映の作品はごく稀である。
独自に企画されたアニメの他、漫画・小説(ライトノベル)・ゲームなどを原作とするものも多数存在する。放送される作品は(世間一般から見れば)比較的マイナーなものとなっている場合が多い。
内容は、アニメファンが好むギャグ・ラブコメ・萌え・アクション・SFなどを扱ったものが多いが、中には日本テレビ系のように渋い作風の作品を擁する枠もある。また、全日帯より比較的規制がゆるいせいか流血などの過激な表現がしやすい傾向も見られる(例:『はじめの一歩』の「下からパンチ」など)。
番組にもよるが、オープニングとエンディングで使用する曲が、楽器演奏だけのインストゥルメンタルのみだったり(どちらかあるいは両方共というパターン)、アニメのタイトルをオープニングクレジットの最後に表示したり、次回に放送するサブタイトル名だけを表示するなどの、次回予告が簡略化されて、その内容がはっきりわからないものがあったりと、全日帯アニメには見受けられない構成がある。
製作委員会方式によりキー局(在阪・在名局も含む)から放映枠を買い取る形式で放送されているものが主流であり(特にテレビ東京で放映される作品の大半と、かつてのフジテレビ・テレビ朝日で放映された作品の一部)、制作側にとっては放映権料を安くあげることができテレビ局側にとっても深夜枠を有効に活用できるというメリットがあるため、近年その本数が増加しており更に独立U局で放映される新作アニメ(UHFアニメ)は深夜帯放映が大半を占めるため、これを加えると地上波における本数はいっそう増加する。
一方で大都市圏以外のローカル局で放映される作品はかなり少ないのが現状である。この問題の詳細に関しては地上波民放の放送エリア・チャンネル数の問題を参照。
少数ながらも在阪・在名の準キー局が制作する深夜アニメも存在する。テレビアニメの項も参照されたい(ただしテレビアニメの項でも述べているように、関東地区では独立U局での放映の例も少なくない)。
一方でNHKでは、2008年4月から衛星第2放送の『衛星アニメ劇場』で放送の『今日からマ王!(第3シリーズ)』と『アリソンとリリア』で初めて新作テレビアニメを深夜帯で放送している。[2]。また、主に教育テレビや衛星第2放送で本放映した作品が再放送されることがあった[3]。
BS民放局のWOWOWにおいては上記のような商品販売促進の目的のため、あえて無料で視聴可能なノンスクランブル放送であることが多い(かつては平日夕方枠での放映が多かったが、次第に深夜帯へとシフトして行った。詳細はWOWOWアニメの項を参照されたい)。
その他のBSデジタル民放各局では、近年BS-iやBSフジが継続的に放送している。BS日テレは他局と比べると放映実績が少なかったが[4]、2008年5月にBS朝日に代わって、『アニメスピリッツ』のレギュラーネット局となった。BSジャパンも1本のみ時差ネットを実施していたが、2007年10月からは半年間休止状態であった。その後、地上波では新枠扱いで『ゴルゴ13』で復活している。逆にBS朝日は親会社のテレビ朝日制作もしくはANN系列局放映(関東ローカル放映作品を含む)の深夜アニメを放映した実績が全くない。また、『アニメスピリッツ』枠が、BS日テレに移籍したこともあり、同局の深夜アニメ枠が一時的ではあるが消滅した[5]。
特にBS-iが非常に熱心であり、BS-i限定放送の作品も少なくない(地方間の公平を期するという観点や放映費用が安く済む点に加え、地上波と比べると表現規制が緩いのが大きな理由である)。ただし、CLANNADのように当初BS-i限定で放送として発表していた作品を急遽TBSで先行して放送し、BS-iでは遅れネットで最後に放送するという例が生じている。
視聴率は深夜であることと東名阪地区などにある都市部の局(場合によっては在京キー局のみ)のみで放送し、ローカル局での放送がないことで国内の全域をカバーしていないため、あまり高く出ることはなく(三大都市圏では「測定不能」がほとんど)4% - 5%ほどでも「高視聴率」といわれる。ただし、フジテレビの『ノイタミナ』枠、毎日放送(MBS)の土曜深夜の『アニメシャワー』枠では高視聴率の作品が多い。
アニラジでは複数の番組が集中する時間帯に名称を設けている(ラジオ大阪『1314 V-STATION』など)ことがあるが、同じようなものは深夜アニメでも存在する。2007年10月現在では先述のMBS『アニメシャワー』のほか、中部日本放送(CBC)の『あにせん』や読売テレビの『MONDAY PARK』の3つが存在する。
日本の深夜アニメ第一号は、1963年から1964年にかけてフジテレビで放映された『仙人部落』(成人向け週刊誌に連載の漫画のアニメ化)である。
『仙人部落』と1969年の『六法やぶれクン』(名古屋テレビ。史上初の地方局制作深夜アニメ)の後、20年近く途絶えていたが、1986年の『ハートカクテル』(日本テレビ)、1987年の『レモンエンジェル』(18禁OVA『くりいむレモン』の流れを汲むライトアダルトアニメ。フジテレビ)、1989年の『小松左京アニメ劇場』(毎日放送(MBS))、『セイシュンの食卓』(よみうりテレビ、『11PM』枠内)、1992年の『スーパーヅガン』(麻雀漫画のアニメ化。フジテレビ)、1995年の『行け!稲中卓球部』(TBS、ワンダフル枠内) などが制作された。
これらの作品は話題とはなったものの、すべて単発の試みに留まっている。これらの番組は基本的に深夜番組として制作・放送されたものであった。
深夜にアニメを放送するきっかけを作ったのが、1990年代中盤における独立U局での、『機動戦士ガンダム』などの再放送、毎日放送 (MBS) 『ヒーローは眠らない』枠(枠名はなくなったが、現在も月曜深夜にて継続)やテレビ静岡の『むにゃむにゃアニメランド』枠における1980年代アニメの再放送、地方局での『新世紀エヴァンゲリオン』の異例の高視聴率と『逮捕しちゃうぞ』の本放送(一部地域では深夜に放送されていた)及び再放送である。これらが好評だったのを受けキー局で新作アニメを深夜帯に放送する機運が高まった。
1996年に放送された『エルフを狩るモノたち』(テレビ東京)は、当時深夜のラジオでは声優がパーソナリティを務める番組、いわゆるアニラジが急増している事に、「アニメ系ラジオ番組が好評なら、テレビでやっても成功するのでは?」という思惑からスタートし、狙い通りの結果となった。
もともとアニメに強い同局は翌1997年から本格的に深夜枠の開拓を進め、アニメマニアを対象とする深夜アニメという存在を確立した。当時、大量生産に有利なデジタルアニメの実用化や製作委員会方式の確立で資金調達が容易になったことも相まって新作テレビアニメの本数が急増しており、深夜アニメ枠はちょうどその受け皿として機能することとなった。
TBSも1997年に『行け!稲中卓球部』が深夜番組『ワンダフル』の一コーナーとして再放映されたのがきっかけで、同番組内で短編アニメコーナーが設けられたが、同局の本格的な深夜アニメ参入はしばらく後となる。
また日本テレビも『剣風伝奇ベルセルク』を放映し、同局深夜アニメ枠の筆頭となった。同年にはテレビ朝日も参入。
同年秋にはMBSが8年ぶりに『フォーチュン・クエストL』(MBS制作。関東圏では翌1998年にテレビ東京にて放映)で再参入と同時に在阪局としては初めて深夜アニメの本格展開を開始。現在では、全ての在阪局が最低1作は制作歴を持つに至った(2003年には読売テレビ (ytv) が再参入に加えて関西テレビ (KTV) 、2004年にはテレビ大阪 (TVO) [6] 、2006年には残る朝日放送(ABC)も参入)。
翌1998年にはフジテレビが深夜アニメに再参入し、とくに人気漫画を原作とする『頭文字D』はアニメファンだけでなく一般若者層にも人気を博し、深夜アニメの認知度を高めた。
また、テレビ東京の夕方に不完全な形で放映された『カウボーイビバップ』の完全版がWOWOWにて深夜に放映され、作品自体のクオリティの高さもあり話題となった。そのテレビ東京も引き続き多くの深夜アニメを放映し、前衛的な実験作『serial experiments lain』が熱心なファンを獲得する一方で、クオリティに大きな問題のある作品も散見された。同年にはUHFアニメが深夜帯を中心に徐々に本格的な展開を始めるようになる。
2000年には名古屋テレビ(後に「メ〜テレ」の愛称を使用)が、キー局のテレビ朝日との共同制作の形で在名局としては約30年ぶりに再参入した。
深夜アニメがすっかり定着した2001年には、UHFアニメも深夜帯で本格的に展開を始め、その後深夜アニメの有力な担い手となる。また、萌えアニメの極北ともいうべき『シスター・プリンセス』がテレビ東京系深夜枠で放映されたのもこの年で、大きなムーブメントを巻き起こした。
更に同年、前年に本放送を開始したTBSの子会社であるBSデジタル放送局・BS-iが『まほろまてぃっく』を放映。まだマイナーなBSデジタルという媒体と深夜帯という条件を利用して、萌えとお色気を重視した作風をとり、アニメマニアの間でBSデジタル放送初期のキラータイトルとなった[7]。この頃からTBS自身もほとんどの作品において「BS-iとの併映」と言う形で積極的に深夜アニメに関わるようになる。
衛星局関係では他にも、AT-Xオリジナル作品で好評を得た『フィギュア17 つばさ&ヒカル』が一部規制入りとは言え、テレビ東京の深夜枠でも放映されたり、BS-i早朝枠での放送を念頭に制作された『ちっちゃな雪使いシュガー』が、TBSでは枠の都合で深夜に放送されるなど、それまでにない動きも目立った。
2002年には中部日本放送 (CBC) が『最終兵器彼女』で在名局としてはメ〜テレに次いで単独で深夜アニメ制作に参入した(在名局で深夜アニメの制作実績があるのは今なおこの2局のみである。後にRKB毎日放送などのJNN主要系列局も、CBCとの共同制作の形で参入)。
しかし、深夜アニメの放映本数の急増と共に様々な問題が噴出するようになった。後述の#深夜アニメの各種問題の項を参照されたい。更に近年ではUHFアニメも含めて急激な成長の反動も見られるようになっている。テレビアニメの項を参照されたい。
火曜日24:59 - 、 25:29 - (詳細)
主に一般層を意識したアニメが主軸となっているが、ティーンエイジャー向けの漫画原作をアニメ化する事も多いため、アニメファンからも支持を受けている。放映実績こそ他局の系列と比べると古くから少なめであるが、一方で作品によっては柔軟に放送期間を設定したり、時には全国的なネット展開を行なうなど(“過去の代表的事例”参照)、堅実な作品製作と柔軟な放送編成を巧みに使い分けて行なう事で、制作会社や視聴者からの信頼を得ている[8]。
誕生初期時代の『剣風伝奇ベルセルク』や近年の『DEATH NOTE』など、若い男性向けの重厚かつハードなものが多いが、女性向けの作品でも秀作・名作を輩出している。(少女漫画原作の『桜蘭高校ホスト部』や『NANA』、成人女性向けの漫画原作『秘密 〜The Revelation〜 』など。)
日テレでは近年2枠体制が確立しているが、このうち1枠は関東ローカルもしくは名阪地区(ytv・中京テレビ (CTV) )未ネット作品も再び出現している[9][10]。また、ネット局の放映の遅れの差もかなり大きい[11]。
また、ytv制作の新作深夜アニメ(『エンジェル・ハート』『結界師』[12]など)を逆ネットする事や、稀に子会社のBSデジタル放送局・BS日テレでも放映される作品もある(地上波未放映作品としては『NIGHT HEAD GENESIS』)。
同局の関連会社バップが製作・販売元である作品がほとんどであり、また同じく同局が資本参加しているマッドハウスが制作した作品が比較的多い。これらの作品の多くは、日テレを含めて全ての放映局で番組スポンサーを付けない(提供クレジット画面は流れるが、スポンサー表示は一切無い[13])と言う、地上波他局の深夜アニメには余り見られない、日テレ独特の放映形態を取る事が多い。[14]
木曜日25:29 - 、 25:59 - (いずれもBS-iにもネット。詳細) 、 金曜日25:55 - (毎日放送(MBS)製作。詳細) 、 26:25 - (中部日本放送 (CBC) 製作。詳細) 、 水曜日26:57 - (MBS制作全日帯アニメの再放送枠)。
TBS・MBS制作作品は字幕放送対応。
全日帯アニメの自社制作には古くから消極的な同局であるが[23]、深夜アニメに関しては2000年代以降は幅広く多くの作品を自社制作・放送している。特に『苺ましまろ』や『ローゼンメイデン』シリーズなどが一部に熱狂的な支持を受けている。また、『ああっ女神さまっ』シリーズはOVA時代から制作に携わっていた事で知られる(スピンオフ作品を除く)。
黎明期から現在に至るまで、一貫して男子アニメファンを主な対象とした作品を作り続けており、その作風傾向はUHFアニメの傾向に近いものがある。他局で見られるハードタッチの作品は殆どない(ただし系列局制作作品はその限りではない)。
下記別項“#変則的な放映パターン”も参照されたい。
TBSの深夜アニメは、もともと子会社のBSデジタル放送局・BS-iが開局当時から積極的に深夜アニメを放映し始めた流れを受けた経緯があるため、殆どはBS-iと同時放送を実施するという大きな特徴がある[24]。よってBSデジタル視聴環境を揃えれば、放送は地上波から数週間~1月ほど遅れはするものの、大抵のTBS製作作品は全国どこでも視聴することが可能である。
地上波では一部作品が関東ローカル放映[25]や、ネット局がMBSだけの作品(いわゆる「名古屋飛ばし」[26])、特殊な例として北海道放送(HBC)のみネット[27]の事例がある一方で、東名阪以外の地域のJNN系列局でもネットしている作品もある(『xxxHOLiC(第1期)』『おおきく振りかぶって』など)。
#歴史の項で述べた通り、MBSでは『小松左京アニメ劇場』(1989年)、CBCは『最終兵器彼女』(2002年)で深夜アニメの制作に参入し、それ以降両局制作の深夜アニメが何本か放映されている。TBSが深夜アニメの制作に参入するのは1995年のことなので、MBSはTBSより先に参入したことになる。
2006年以前はTBS側がこれらの作品の逆ネットに消極的であった為、関東圏では独立U局で放映される例が殆どであったが、それ以降は一転してTBSでは現在両局制作作品をそれぞれ1枠ずつ逆ネットを行なっている[28]。
JNN系列局制作深夜アニメ逆ネット第1号は2006年4月開始の『ウィッチブレイド』(CBC制作)。MBSもCBCに遅れること半年後に開始した『コードギアス 反逆のルルーシュ(第1期)』で初めて逆ネットを果たした。また、先述のように2007年4月期以降は、両局共にTBS制作作品では未だに存在しない「16:9マスター制作(一部ハイビジョン制作作品あり)・フルサイズ放映」が基本フォーマットとなっている。
2003年以降は両局では制作に関与しないUHFアニメも多数ネットしているが、これも先述のようにTBSが両局制作の深夜アニメの逆ネットに消極的であった時期の名残である。その他に表現規制が厳しい傾向が強いTBSと、逆に比較的緩いMBS・CBCとの温度差などが大きな要因と見られる。
TBS制作作品と比べると、MBS制作作品およびCBC制作『銀河鉄道物語 〜永遠への分岐点〜』は東名阪地区以外でのネット局が比較的多い。[29]。MBS制作の『コードギアス 反逆のルルーシュ』に至っては、本放送終了後にネット局が地上波に限れば16局追加され、更にBS-iでも「TBS以外のJNN系列局単独制作深夜アニメ」としては史上初めて遅れネットされた[30]。
一方でCBC制作作品に関しては、MBSでの放映がかなり遅れたり、独立U局でのネットになったり、関西圏での地上波放映自体が無い事例もある(詳細は後述。逆にMBS制作作品がCBC含めて中京圏では未放映だった作品も1つだけある)。
系列局によってはTBS制作作品の放送実績がない一方で、MBS・CBC制作作品に関しては放映実績がある局もある(山陽放送(RSK)など)。
MBS・CBC以外ではRKB毎日放送・北海道放送(HBC)・東北放送(TBC)・中国放送(RCC)がCBCとの共同制作という形で深夜アニメの制作参加の実績があるが、これらの作品は関東圏では全てTBSに逆ネットされず独立U局で放映された。
MBS・CBC以外でもUHFアニメを比較的多く放映する系列局が多いのも大きな特徴である(大都市圏以外では熊本放送(RKK)がその代表例として挙げられる[31])。
TBS系の深夜アニメは前述・後述する通り、系列局であるMBS・CBCも独自に深夜アニメを多数制作・放送しているため、他系列に比べると非常に変則的かつバリエーション豊富な放送パターンが見られる。このため、特に項目を設けて解説する。
水曜日26:08 - 『NOISE』、木曜日24:45 - 『ノイタミナ』
後述の事例(以下“フジショック”)以降、現在では往時よりもかなり少ない放映数になってしまったが、この苦い経験を踏まえ、全ての作品で局側も積極的に関わるような制作・放送体制となっている。
黎明期からは暫らくの期間比較的ティーンエイジャー向け作品が多かったが、“フジショック”以降しばらくは一般視聴者向けに作られた作品群が多くなった。2000年代後半からは少しずつティーン向け作品への回帰傾向も見られる。
地上波では『ノイタミナ』枠作品を中心に全国展開する事が基本となっている。2006年下半期からテレビ西日本 (TNC) ・新潟総合テレビ (NST) が、2007年初冬には北海道文化放送 (uhb) がレギュラーネット局に加入、2007年1月 - 6月まで放送された『のだめカンタービレ』ではレギュラーネット局の放送開始後にネット局が急増、『ノイタミナ』史上最多の23局ネット(系列外含む。全日帯での放映や、本放送終了後に放映開始の局もあり)を実現した。ただし、子会社のBSデジタル放送局・BSフジでは『ノイタミナ』枠作品は一度も放送されていない。
これに対し、2006年10月より『蟲師』終了後半年のブランクを経て再び新設された土曜深夜枠(2008年10月期より水曜深夜『NOISE』枠に移動)作品は地上波では東(フジ)・名(東海テレビ/THK)・阪(関西テレビ/KTV)での主要地域に留まっている[34]ものの、BSフジでは月曜24:30枠にて時差ネットされており、両枠は色々な意味で対照的な傾向を見せている。
現在は放送なし
現在は在京キー局で唯一深夜アニメのレギュラー枠を持たない局である。深夜アニメを有力な深夜コンテンツとみなして積極展開している他局の姿勢とは逆行している。
2007年4月改編で深夜アニメ枠を全廃し(詳細についてはテレビ朝日の(深夜アニメ)放映トラブルの項を参照)、2007年7月期には『ZOMBIE-LOAN』で一時的に復活[37]するも、わずか1クールで再び深夜アニメ枠が消滅。以降、2008年7月まで深夜アニメの放送は無かった。
他局と比べてオリジナル作品が多く、ハードな路線の作品に加えてアカデミックなアニメが比較的多いのも特色で、『かみちゅ!』の受賞にも見られるように、いわゆる「普通の人に安心して見てもらえるアニメ」を心がけている作品も見受けられた。また、深夜アニメにおけるハイビジョン制作作品の放送に早くから積極的な局でもあった。
主にアニメファンから、以下の様な問題点がある事が指摘されていた。
テレ朝が深夜アニメ撤退後、しばらくは“UHFアニメのネット”という形で深夜アニメを放送していたが、序々に放送枠が減り、ABCは2008年4月をもって深夜アニメ枠が消滅。メ~テレでも自社制作枠(俗に言う“アニフリ”枠)が消滅し、2008年7月現在はUHFアニメネット1枠のみとなっている。[42]
ABC・メ〜テレでは僅かながら自社制作(共同制作含む)深夜アニメに関与実績があり、そのうちメ〜テレ(名古屋テレビ)は短編帯番組ながらテレ朝(旧:NETテレビ)よりも約30年も早く『六法やぶれクン』を制作した[43]。これは在名局のみならず、在京キー局以外が手掛けた史上初の深夜アニメでもある。
2007年4月期、テレ朝からのネット作品消滅以降は「38年ぶりの同局単独制作」およびハイビジョン制作・放映作品となる“アニフリ”枠を立ち上げ、関東圏ではTOKYO MXにネット供給するなど、制作意欲旺盛な姿勢をみせたかに思えた。[44]
しかし、同時期から徐々にメ~テレでの深夜アニメ枠は減少し[45]、結果的にこの姿勢は一時的なものに終わった。2008年7月現在、メ~テレの深夜アニメ枠は水曜深夜枠のみとなっている。[46]
ABCの深夜アニメは他局製作作品をネットするという事例が殆どであり、『単独で』製作にまで関与した作品は2006年に製作した『ガラ