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| 胃 | |
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![]() 1.胃体 2.胃底 3.前壁 4.大彎 5.小彎 6.噴門 9.幽門括約筋 10.幽門括約筋 11.幽門管 12.角切痕 13.胃体管 14.胃粘膜ヒダ |
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| 英語 | Stomach |
| ラテン語 | Ventriculus |
| 器官 | 消化器 |
| 神経 | 腹腔神経節 迷走神経[1] |
胃(い、英:stomach、独:Magen:マーゲン)は消化器を構成する器官。
目次 |
ただし大きさ・位置に関しては個人差があり、胃が垂れ下がった胃下垂の状態になることもある。
胃は消化管を成す管状の器官であり、入口と出口が狭く、途中がふくらんで袋状の構造になっている。食道につながる入口付近を噴門部、十二指腸につながる出口付近を幽門部、それ以外の部位を胃体部と言う。全体が左側に弧状に湾曲しており、噴門から幽門までが大きくふくらんでいる左側を大彎(だいわん)、ふくらみが小さく逆に反った形になっている右側を小彎(しょうわん)と呼ぶ。なお、胃底部と呼ばれるのは、胃の上部で噴門に近い部分のことで、この名は、胃の外科手術を行うとき、胃よりも下の部位から開腹するため、そこから見ると胃の中では一番奥に位置することから。中身がない状態では、内側の壁はひだを作り縮んでいる(容積は約50ミリリットル)が、食後に食べ物でふくらんだ状態のときは、腹部前面に張り出したのが感じられるぐらいに膨らむ(いわゆる「満腹」の状態では、容積は1.5から1.8リットル)。
胃の壁は、3層構造をしている。胃の壁を胃壁と言う。胃壁は内側から粘膜層、粘膜下層、筋層、から成る。筋層の外側は腹膜で覆われている。
粘膜には、胃小窩(いしょうか)と呼ばれる微細な穴が無数に並んでいる。胃小窩の底には、胃腺(胃底腺)とよばれる管状の分泌腺が開口し、この腺が粘膜の最下層までのびている。この分泌腺からは、主に、塩酸と消化酵素のペプシノゲンが分泌される(胃液)。胃腺の細胞のうち、壁細胞(旁細胞)は塩酸を分泌し、主細胞はペプシンの前駆体であるペプシノゲンを分泌する。ペプシノゲンは、塩酸に会うと分解され、活性型のペプシンに変化する。
胃の幽門前庭部に存在するG細胞からは胃の消化活動を活発化させるホルモンであるガストリンが内分泌される。
胃の粘膜の表面をおおう副細胞は、塩酸の酸性とペプシンによる消化から細胞自身を守るため、粘液を分泌している。
胃は、
などの機能を持つ。
強酸性の胃液が胃を自ら消化してしまわないのは、胃が粘膜で覆われているからであるが、それだけではない。胃液を中和する重曹も生成されている。また常にプロスタグランジンという活性物質の働きで細胞増殖を活発にして胃壁の損傷を最小限に抑えている。しかしストレスなどで副交感神経のバランスが崩れたりすると、胃液や消化酵素のコントロールが効かず自分自身を消化してしまう、つまり胃に穴が開く状態である「胃潰瘍」を引き起こす。
多くの動物の胃も人間と同じ単胃を持つが、ヤギや牛などの反芻類では複胃を持つ。反芻類の複胃は前胃(第一胃、第二胃、第三胃)と腺胃(第四胃)に分けられ、第一胃と第二胃はあわせて反芻胃とも呼ばれる。これら家畜の胃は幅広い地域で食材としても用いられる。特にその空洞性から詰め物料理として用いられることも多い。
また、無脊椎動物の食物などが滞留する消化管を「胃」と称することもある。
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