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草尾 毅(くさお たけし、1965年11月20日 - )は、日本の男性声優。青二プロダクション所属。埼玉県出身。
身長165cm。血液型はB型。星座はさそり座。
代表的な担当キャラクターに『鎧伝サムライトルーパー』の真田遼/烈火のリョウ、『ドラゴンボールZ』のトランクス(幼少期含む)、『勇者エクスカイザー』のグリーンレイカー、『NG騎士ラムネ&40』のラムネス、『SLAM DUNK』の桜木花道、『ケロロ軍曹』のドロロ兵長、ゲーム『戦国無双』シリーズの真田幸村、ゲーム『テイルズオブファンタジア』のクレス・アルベインなど。
概要
来歴
進学校に進むも高校時代はあまり勉強に集中できず、大学を友人らと記念受験のつもりで受けるが結果は不合格に。そんな折、後に自身が所属することとなる青二プロダクションが経営する「青二塾」へ入塾。1年間声優としての基礎をここで学んだ。因みに、冬馬由美らと同じく青二塾東京校第6期生出身である。
初仕事は押井守初実写監督作品、千葉繁主演『紅い眼鏡』での死体役だった。他に、着ぐるみなどの仕事もしたと言う。 87年のジュニア時代にOVAの主役を演じる。後には青二のジュニアから正所属に昇格したとされ、かなりの出世頭ともいえる。
1988年、『鎧伝サムライトルーパー』の人気をきっかけに主演の5人で声優音楽ユニット「N.G.FIVE」を結成。ピーク時のイベント数は月に15本あり、5人のトルーパー関連CDは70万枚・12億円の売上げを記録する。OVAは予約時点で7万本に達し、音楽ビデオに至ってはオリコンチャート1位を獲得するなどの人気を博した。1990年に同ユニットが解散した後は、ソロのアーティストとしても精力的に活動。出演したアニメ関連の曲はもとより、オリジナルの曲も数多く、草尾独自の世界観を出している。また、パワフルかつ安定した歌唱力にも定評がある。
特色
基本的に(この二つはまったくと言っていい程声色は正反対であるが)、『NG騎士ラムネ&40』(ラムネス)、『SLAM DUNK』(桜木花道)のような熱血主人公を得意とし、また『ドラゴンボールZ』(トランクス)、『ロードス島戦記』(パーン)、『テイルズオブファンタジア』(クレス・アルベイン)などの、所謂“戦う戦士”といった役柄もこれまでに数多く演じている。
また一方では『GUILTY GEARシリーズ』のカイ・キスクの様な大人しさと熱情が同居する役や、『D・N・ANGEL』のクラッド(TVアニメ版)のように冷徹な美男子役を演じる機会も多い。
青年役と平行し、“10歳前後の少年役”も吹き替え作品含め数多く担当してきている。代表的なものには、『NG騎士ラムネ&40』(ラムネス)、『スーパービックリマン』(フェニックス)、『ドラゴンボールZ』(ちびトランクス)などが挙げられ、最近では人間役以外で演じる事が多くなった。『ドラゴンボールZ』では青年期のトランクス、幼少期のトランクス、フュージョン時のゴテンクスと3役を、一つの役柄で演じている。
特撮作品にも出演する事が多く、初出演作である『ビーロボカブタック』では、語尾に「~カブ」と付ける愛らしい主人公カブタックの声を担当。コミカルな面の目立つノーマルモードと、熱血ヒーローのスーパーモードとを1人で演じ分けている。(ちなみに海外版では声色が高めなノーマルモードは女性が、スーパーモードでは男性と それぞれ違う役者が担当している)。 また俳優として出演することもあり、『ボイスラッガー』では主役の1人として出演を果たしている。
エピソード
- ラジオなどで自分を紹介する時に「どうも、草尾毅でした」と、登場してからいきなり帰ってしまうような冗談を言うことがある。そのラジオでは悩み相談を受けることも多く、毎回草尾らしい独特の見解で答えている。
- 2001年に行われた陣内智則の単独ライブ「JING」にて、「声優に挑戦」コーナーの講師としてゲスト出演した際には、ドラゴンボールZの映画版フィルムを使用しての生アフレコを披露し、観客からは暖かい拍手をうけた。
- 『N.G.FIVE』時代はアイドル声優的存在であり、握手会や「トルーパー」関連コンサートのイベント後には、毎回号泣・失神者が絶えず、救急車が出動することもあった。また、あまりのフィーバーぶりに毎日放送製作のドキュメンタリー番組「地球発19時」にてNG5特集を組まれ、TBS系列のゴールデンタイムに1時間放映されたこともある。そこには当時23歳の草尾が映っており、ライブ映像や5人での収録場面、それまでの給料が月5万円だったことなどもナレーションによって語られたりと、まだ新人ながら忙しい毎日を送る姿が収録されている。
- 草尾のライブも観覧するなど、NG5時代からの飲み友達でもあった林原めぐみがパーソナリティを務めるラジオ番組『林原めぐみのHeartful Station』で1994年にゲスト出演した際には、「昔、隣の家の犬の「ジロー」に握りっ屁をした」と林原が話し、面白がった草尾が「『めぐタンのジローに握りっ屁』のコーナーへお便り下さい!!」と言ったところ、後日本当に握りっ屁宛ての便りが大量に届き、仕方なく月替わりのネタコーナー『めぐタンの「ジローに握りっ屁」』が誕生、レギュラー化されたという逸話がある。因みに、ジングルのタイトルコールは草尾による林原の物真似と、林原自身によるものが不定期入れ替わり使われた。
- 何かと真田幸村関係に縁がある。戦国無双では真田幸村役を演じている他、デビュー作の甲斐は真田幸村の出身地であったり、代表作である鎧伝サムライトルーパーの真田遼が幸村の子孫という設定などが例として挙げられる。その他、草尾関係の過去パロディでは圧倒的に真田遼関連が多い。
- テレビ朝日系列で放映された「ビックリマン」シリーズすべてに出演しており、第3シリーズの『スーパービックリマン』では10歳の主人公であるフェニックスを演じた。その際OP&ED曲を担当するなど、同シリーズと縁の深い声優の一人でもある。
- 『NG騎士ラムネ&40』で共演した矢尾一樹と一緒に仕事をすると、担当キャラの性格にかかわらず熱血モードになるという。矢尾によれば、「こんな声の出し方を続けていると、二人共喉の寿命を10年縮める」と当時先輩声優に言われたとされる。この作品以降も、ドラマCD「版辣韮の皮~萌えろ!杜の宮高校漫画研究部~」や特撮テレビドラマ『ビーロボカブタック』等で共演する機会が多い。
- 本人は桜木花道の声を現在でも出せるのか不安になるらしく、演じる度にドキドキするという。最近、昔のゲームを見つけてプレイした際には、「当時の俺の声若い!!」とあらためて実感したそうだ。また後に「花道をやると、3回に1回は体を壊していた」とも語っている。自身にはこれまでになかった役であることと、アフレコが午前10時からのスタートだったことも重なり、毎回あのテンションを演じるにあたっては相当苦労していたようだ。
2008年4月8日放送の笑っていいとも!で、花道の声を披露した。
ドラゴンボール関連
- 新人時代とある録音スタジオに居た時のこと。置かれていた『週刊少年ジャンプ』を見つけ、ちょうどその回がトランクスの初登場シーンだった為、当時冗談半分で「このトランクスは俺がやる!!」とマネージャーに話していたことがあったそうだ。後に本当に役をもらった時は、大変喜んだという。
- アメリカ・ノースカロライナ州で行われた『アニメいずめんと2007』ではゲストとして招かれ、アメリカの悟天役の声優とフュージョンの掛け声を一緒に披露し、現地のドラゴンボールファンからは歓声が上った。その際、「クリスピー・クリーム・ドーナツ」新宿店で一時間半も行列に並んだ草尾の話を切っ掛けに、偶然にも近くにあった一号店の場所を現地のスタッフから教わる事となり、スタッフ、女性声優陣(雪野五月、井上喜久子ら)と合わさって、2台の車10人以上で買いに行った。
- ドラゴンボールシリーズの収録現場は、スタッフ含めキャスト陣の雰囲気が非常になごやかで和気藹々としていたそうだ。セル編アフレコの際には、自分が出演していない場面も一視聴者としてずっと見ていたと言う。
- 収録当時はベジータ役の堀川りょうに対して、相手の年齢から「父さん」と呼ぶのは少々戸惑ったと語っている。
- 悟天役の野沢雅子とゴテンクスの場面を録る際は、セリフの息を合わせるのに大変苦労し「野沢さんが自分に合わせてくれていた。」と語っている。因みに草尾も、野沢のことを「マコさん」と呼ぶ声優の一人。
- 当初幼少期のトランクスを演じることに対して不安を抱いていたが、孫悟空、孫悟飯、孫悟天と3役を演じる野沢の演技がとても勉強になったと話す。また、野沢との共演は「何ものにも代えがたい価値があった」と語る。
吹き替えの仕事
一般的にはアニメ声優としてのイメージが根強い草尾だが、アニメ以外にも洋画の吹き替えの仕事も結構こなし幅広い作品に出演している。例えば吹き替え作品では、若い頃のレオナルド・ディカプリオ作品で声を幾つか担当したことも過去にはあった。この他、TVモノでは海外のシットコムの「ボーイ・ミーツ・ワールド」では主人公の幼なじみの親友ショーン(ライダー・ストロング)を好演したり、またハリウッドの青春コメディモノにおける演技にも定評がある。また、近年では香港映画の「カンフーハッスル」での評価も吹き替え映画のファンの間でも評判が良い。作風と草尾の声質が林子聰にピッタリとマッチしたと言える。さらに意外な作品では『バス男』では主役のオタク青年を担当。自身にはこれまでにないテンションの低い役、声色ながら新境地を開いたと言える。
出演作品
※太字は主役・メインキャラ
テレビアニメ
OVA
劇場版アニメ
ゲーム
外国アニメ