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虹色のトロツキー とは?

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虹色のトロツキー』(にじいろのトロツキー)は、安彦良和漫画作品。「月刊コミックトム」に1990年11月号から1996年11月号に掲載された。昭和初期の満州国を舞台に当時メキシコに亡命していたレフ・トロツキーを満州に招く「トロツキー計画」とノモンハン事件がモチーフになっている。潮出版社から単行本が中央公論社より中公コミック文庫版が出版されている。

出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』


虹色のトロツキーはてなダイアリーを別ウィンドウで表示  :  機動戦士ガンダムの作画監督・キャラクターデザインで有名な安彦良和による歴史マンガ。 昭和10年代の満州を舞台に日蒙の混血児ウムボルトの数奇な運命を描く、実在の人物も多数登場する、この作品をきっかけに安彦良和のマンガのテーマに大きな転換があったとも言われている。

出典: 『はてなダイアリー』


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安彦 良和 /  最安値(新品): ¥ 660  最安値(中古): ¥ 103 
おすすめ度5.0(全レビューの平均) 「カムイ伝」や「ベルばら」など日本のマンガは歴史物でも傑作を生んできましたが、日本の近代史に取り組んだ作品は多くありません。まじめであろうとすればするほどしんどくなるからだと思いますが、真正面から果敢に挑んだ野心作がこの作品です。日本人、モンゴル人、中国人、ロシア人と、主な登場人物をみただけでも筆者の視野の広さ、見識の高さが伺えます。特に、モンゴルの人たちの視点を強く意識しているところには、歴史を見る眼を開かれた思いがしました。最後まで読んで痛感したのは「俺はアジアの近代史を知らない。特にモンゴルや朝鮮、中国の少数民族の近代史を知らない。そのため日本の近代史もよくわかっていない」ということでした。  全体を通読するには気力が必要かもしれません。それは、真摯な姿勢で歴史に向かい合ったら当然のことだと思います。小林よしのり氏や中国共産党の公的文書のような能天気な歴史観に基づくなら、読者にとって読みやすい、ある意味で気持ちのいい物語を展開できるかもしれませんが、残念ながら歴史は苦痛に満ち、曲がりくねっているのです。マンガは読む人に強く訴える力のあるメディアだと思いますが、筆者はその力を多少犠牲にして真摯に日本の近代と格闘し、結果的にマンガの可能性を広げたと思います。  満州国を舞台にしたマンガとしてはほかに、竹宮恵子さんの「紅にほふ」もマンガの可能性を広げた傑作だと思います。横山光輝さんの「狼の星座」や村上もとかさんの「龍」などはマンガとしての面白さにあふれていますが、歴史への目配りが物足りません。もっともっと果敢な挑戦があってしかるべきだと思います。  さらに言えば、朝鮮半島や台湾、東南アジアなどまさに世界を舞台にした日本の近代史と格闘する作品も出てきてほしいものです。日本人、特に若い人はもっと自分の国の歴史を学ぶ必要があるから……        (messy さんのレビュー)

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おすすめ度4.0(全レビューの平均)第二次世界大戦前夜の満州。日蒙の混血児ウムボルトの数奇な運命を描く、歴史ロマンの五巻目。<p>反日運動から足を洗った主人公ウムボルトは、父親深見圭介と一緒に外蒙古で特務に就いていた大連の安江仙弘大佐の許に身を寄せる。<p>満軍の士官となってトロツキー招聘計画を潰す手伝いをして欲しいとの安江の願いに、ウムボルトは<p>蒙古兵を中心とする興安軍の将校となり父親とトロツキーの関係を知るという目的においてのみ協力を承諾する。日本軍の協力を承諾したウムボルトの姿勢にここまで行動を共にしてきた麗華は彼と袂を分かつ。<p>興安軍に入隊したウムボルトは、ウルジン将軍から父親の過去の一端を告げられる。そして安江の計画通り、ウムボルトは上海に呼ばれる。<p>引き続きサイドストーリーながら安江仙弘や甘粕正彦・辻政信らの登場とその丁々発止が見事な出来。  (アジアの息吹 さんのレビュー)

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おすすめ度4.0(全レビューの平均)第二次世界大戦前夜の満州。日蒙の混血児ウムボルトの数奇な運命を描く、歴史ロマンの最終巻。<p>ノモンハンの地で主人公ウムボルトは、建大恩師辻権少将と再会する。辻少将から興安軍支援のため伝令を頼まれたウムボルトはウルジン将軍の許に向かい、その途中、通遼から抜け出してきた麗花とも再会を果たす。<p>ウルジン将軍は独断で興安軍救出に向かう。その道程、その動きを制止せんとする関東軍の中に花谷大佐がいた。花谷大佐の口から、ウムボルトは亡き父の殺害された真相を聞くことになった。<p>ウルジン将軍の尽力で、興安軍は別部隊とその任を変わることとなりウムボルトは後詰を命令される。そこにソ連軍の総攻撃が始まり、そしてウムボルトは・・・<p>本最終巻において物語を貫く謎が明らかとなる。しかし運命は皮肉にも主人公たちを大団円ではなく悲劇へと導いていく。ここが神話的物語であった『アリオン』との最大の違いであろう。人の一生で切り取れば、物語としては尻切れトンボの印象が拭えない。判ってはいても、物語としてのカタルシスはやはり欲しい、必要なのではないかと考えて四ツ星。  (アジアの息吹 さんのレビュー)




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虹色のトロツキー』(にじいろのトロツキー)は、安彦良和漫画作品。「月刊コミックトム」に1990年11月号から1996年11月号に掲載された。昭和初期の満州国を舞台に当時メキシコに亡命していたレフ・トロツキーを満州に招く「トロツキー計画」とノモンハン事件がモチーフになっている。潮出版社から単行本が中央公論社より中公コミック文庫版が出版されている。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


あらすじ

昭和初期、幼いころトロツキーに似た何者かに家族を虐殺され、自身も記憶を失った日蒙混血の青年ウムボルトが建国大学(建大)に編入してくるところから話が始まる。ウムボルトは周囲とぶつかったりもしながら学生生活を送りながら、自らの失った記憶と混血故に曖昧なアイデンティティを求めていた。ウムボルトの後見者でもある関東軍石原完爾や合気道師範の植芝盛平らによってウムボルトの亡き父が陸軍の謀略と関わっており、それが記憶を失う原因につながっているらしいことをつかむが、はっきりしたことはわからずじまいだった。そして石原が本国に更迭されたことで、ウムボルトの後見は石原の部下であり信奉者でもある野心家辻政信に一任される。もともと石原自身がウムボルトの記憶を利用しようとしていた(そしてウムボルトの父親の謀略を進めようとしていた)とはいえ、石原は謀略の犠牲となったウムボルトへの贖罪の意図もあって建大に編入させていたようだが、辻はもはやウムボルトを謀略のための手駒としてしか見ていなかった。辻は露骨にウムボルトを利用しようとするが、警備の隙をついたソ連のスパイによってウムボルトを拉致されてしまう。

ハバロフスクに送られそうになったウムボルトだったが、かつてウムボルトを抗日運動に誘った孫逸文ことジャムツら抗日戦線のメンバーによって救出されることになる。抗日戦線の宋丁良らの密告によってウムボルトの生存を確認した辻も、かつて抗日運動をしていた時に一度ウムボルトを逮捕したことのある奉天特務機関の楠部に指示をだしウムボルト確保に乗り出した。混乱の中ジャムツとはぐれたウムボルトは、さらに直接対決の末に楠部を殺害してしまうことになる。これにより表社会に戻れなくなったウムボルトであったが、堂々と日本人と戦い勝利する彼を見た宗丁良は心服し、自分たちの頭目にウムボルトを迎え、謝文東を頼るべく進言した。謝文東のもとでは中国人や朝鮮人らとともに馬賊として、建国大学で学習した知識や技術によって活躍するが、同時に宋を失うことにもなる。宋の死後は宋部隊を名実ともに引き継ぎ、その実績によって謝文東からもあつく信頼をおかれた。しかし、馬賊は日本軍の工作により既に壊滅は時間の問題であった。

そんな中、ウムボルトは馬賊が露営する雪山の中で、かつての師匠・植芝に伴われた安江仙弘大佐と面会することになった。ウムボルトは父のかつての同僚でもあり、関東軍大連特務機関長にしてユダヤ通である安江に「トロツキー計画」とよばれる謀略の阻止と辻政信参謀の暴走を止めるため協力するように要請される。ここで、ウムボルトは初めて自分の父が関わっていた謀略「トロツキー計画」について部分的に知ることになり、なぜ母が(トロツキーに似た人物に)殺されたのか、彼は何者だったのかを知るために、安江に従うことにした。安江のもう一つの目的は石原同様に謀略の犠牲になった同僚の息子を保護することにあり、そのため、ウムボルトは満州国軍に少尉として任官し満州国の士官学校である興安軍官学校に赴任することになった。軍官学校では初めて同僚として赴任する日本人とも交流を深め、モンゴル人の生徒と相対するなかで自らのアイデンティティへの認識を深めていく。さらに、校長代理であり幼少期に親しくしていたウルジン将軍と再会して、ここでもまた「トロツキー計画」について聞かされることになる。その後、ウムボルトも協力した上海での安江大佐の「トロツキー計画」妨害工作は失敗してしまった。ウムボルトはこのあたりで「トロツキー計画」と自分の家族に起きた事件の全貌をほぼつかんだのだが、事件の真犯人がわからない。そのことは安江も気づいており、これ以上ウムボルトを工作活動や「トロツキー計画」と関わらせていては(ウムボルトにとって)危険との犬塚惟重大佐(安江とともにユダヤ人工作をしていた)の判断により、ウムボルトは再び興安へと戻されたのであった。

そのころソ連軍が国境を越えノモンハンに進軍を始めてきていた。功名心にかられた辻は同僚の服部卓四郎らとともに内地の陸軍省ばかりか関東軍司令部までも欺き独断で大規模戦闘を開始すべく次々と作戦立案をし実行していく。そして、ついにノモンハンでの軍事衝突が発生するのである。

ノモンハン事件勃発直前、ウムボルトは蒙古少年隊へ派遣されていた。そして少年隊付きのままノモンハンにかり出されることになる。ノモンハンでは少年隊と軍官学校生徒隊というもっとも練度・経験ともに低い部隊が最前線に配置され、ほぼ捨て駒の状態におかれてしまうが、戦場という極限状態での共同生活、恩師辻権作少将との再会や花屋大佐ら関東軍司令部と野田又雄大佐ら末端司令官の対立を目の当たりにして、ウムボルトは民族的なこだわりすら超越した認識をもつようになっていく。結局、壊滅的な損害を出した少年隊・生徒隊であったが、野田らの立案・ウムボルトの実行による満州国軍正規部隊との連絡と、正規部隊を率いるウルジンの進言によってようやく配置転換と補給が発令された。このときウムボルトは関東軍司令部を訪問することになり、ついに自らの失われた記憶に関する事件の真相を知ることになる。が、これによって危険視されたのか、少年隊や生徒隊の後方送致後もウムボルトだけは連絡役として前線に遺されてしまった。そしてこれが、ウムボルトの運命を決定してしまったのであった。

主な登場人物

ウムボルト
主人公。蒙古人。幼いころ何者かに襲撃され父母の記憶を失う。師範学校で抗日活動をしているところを憲兵に捕らえられ厳しい拷問を受けるが石原莞爾将軍に助けられ満州にトロツキーを招聘する「トロツキー計画」に協力するように命令され運命を翻弄される。
ジャムツ
主人公ウムボルトの幼なじみ。孫逸文の偽名で活動する抗日運動の大立て者。しばしウムボルトの命を狙う。
麗花
歌手。容姿は李香蘭にやや似てる。抗日運動の活動家でもあり、当初はウムボルトの命を狙うが…。
楠部金吉
奉天特務機関の特務員。憲兵大尉で格闘技の達人。ウムボルトをつけねらう。
宋丁良(そうていりょう)
抗日軍に属していながら、楠部の工作により一時抗日軍を裏切る。ウムボルトが楠部を殺してから、宋はウムボルトに付き従う。
ミリューコフ
ソ連からの亡命者。新疆の伊寧でウムボルトの父である深見圭介が接触していた相手。何らかの秘密を知っていたが、毒殺される。殺害方法はソ連内務人民委員部 (NKVD) の常套手段だが、辻政信が殺害した可能性もある。
カバルスキー
ハルビンユダヤ人民会評議員。トロツキー計画を打破しようとする。ベラロッテを利用する。
ベラロッテ
ユダヤ評議会の工作員でソ連とのつながりもある。スターリン主義者。ウムボルトを拉致し、身代わりの死体を川に捨てた。ユダヤ人政策を気に掛けている。ウンボルトの拉致失敗後、馬賊と行動をともにする。
小島卓夫・高橋・セレンズキン・越智・趙嘉木・星野
建国大学の学生。星野は満州国総務長官星野直樹の息子という設定。

実在する登場人物

以下は主として本作品のなかでの役回りを紹介したものであり、厳密な史実とは異なる記述を含むため、各人の伝記的事実についてはそれぞれの項目を参照されたい。

植田謙吉
関東軍司令官。
東条英機
関東軍参謀長、のち首相。本作中では冒頭にしか登場しないが短絡的で謀略を好む人物として描かれている。
石原莞爾
関東軍参謀副長。本作中でトロツキーを満州に招聘しようと試みる。アジア主義を標榜し東條と対立する野心家・謀略家であるが、ウムボルトの両親を死に追いやってしまったことから親代わりとして彼を見守る一面もある。
辻政信
関東軍作戦参謀、建国大学設立主任。功名心の高い野心家で声が異常に大きな人物として描かれている。この作品では狂言回しのような役回りで登場する。
服部卓四郎
関東軍作戦参謀、辻の同調者。
片倉衷
関東軍参謀。中佐。
三品隆以
関東軍少佐。
安江仙弘
大連特務機関長、満州国にユダヤ人自治区を築くために活動している。作中では数少ないウムボルトの理解者。ウムボルトの父の深見とはシベリア出兵での戦友。
犬塚惟重
海軍のユダヤ問題特務機関長。
甘粕正彦
満映理事長で満州国協和会の幹部、作中では共産主義と石原莞爾を極端に嫌っている。東条英機から石原の動向を探るように命をうけ、またウムボルトの素性をも探ろうとする。
村岡小次郎
血盟団団員。作中では甘粕正彦の手下となって、石原莞爾の動向を探る。
松岡洋右
満鉄顧問、のち外相。作中では強面外交官として登場。登場シーンは少ないが対米英強硬派として描かれている。
岸信介
当時、満州国国務院実業部総務司長。後の首相。
植芝盛平
合気道創始者として建国大学で指導にあたる。かつて出口王仁三郎とともに満蒙分離工作に関与し、ウムボルトを厳しくも優しく見守る。
中山優
建国大学教授。東亜連盟論者であり近衛文麿のブレイン。建国大学に籍を置きながら、中国各地を巡っていた。中山ほど中国人に慕われた日本人はいないとする人もいる。
作田荘一
建大副総長。
辻権作
日露戦争の旅順攻囲戦に小隊長として参戦する。兵隊あがりで、陸軍士官学校には7度目の挑戦でやっと合格する。疎開戦法小部隊戦闘指揮研究の大家。第一次上海事変に出征し勇名をあげ、予備役となった後は満州建国大学教授となる。
登張信一郎
特別講師の独語学者。
富木謙治
建大塾頭。
天竜
関脇春秋園事件により大相撲脱退後、建国大学で相撲を指導。
十河信二
満鉄理事。戦後国鉄総裁として「新幹線の父」と呼ばれる。
川島芳子
清朝皇族粛親王善耆の王女。男装の麗人。作中では度々ウムボルトを篭絡しようとする。
李香蘭
歌手・女優、戦後参議院議委員として活動した山口淑子。作中では国籍を偽って女優として活動している複雑な心中をウムボルトに告白している。連載当時存命であった数少ない実在人物である。
レフ・トロツキー
ソ連の革命家、本作には「トロツキーによく似た」人物が何度も登場するが、それはトロツキーの影武者のブロンシュティンである。
ジョンジュルジャップ(正珠爾礼布)
満洲国軍人。蒙古族。父親は満蒙独立運動で戦死した将軍パプチャップ。川島芳子の元夫であるカンジュルジャップの弟。日本名田中正。1945年8月11日、ソ連侵攻下ハイラル郊外のシヘニイで反乱を起こす。多数の日本軍官を殺害し、ソ連及び中国の戦犯となる。釈放後1968年病死。
花谷正
史実では満州事変など陸軍の数々の謀略に若い参謀として直接関わる。1956年その一部始終を公開した。柳条湖事件では、中国人浮浪者を殺害し、ポケットに偽蒋介石密書を入れ、線路爆破をし組んだ。また、何人もの部下を殴り自殺に追い込むなどサディスティックな一面がある。作品ではノモンハン事件当時の満州国軍高級顧問をつとめていた頃が描かれている。
田中隆吉
日本軍の謀略を実行し、日本軍の闇に通じていた人物。戦後、極東国際軍事裁判に検察側証人として出廷した。作品中では、ウムボルトの両親を殺した実行犯とされる。また、自らが「汚れ役」を引き受けていることを自嘲気味に話すシーンがある。
尾崎秀実
近衛内閣の嘱託として、政策決定に影響力を加えた人物。後にゾルゲ事件で逮捕・処刑される。作中では舞鶴に半ば左遷された石原完爾を訪れ、トロツキー招聘計画の中止を訴える。
謝文東
1934年土竜山事件(依蘭事変 / 関東軍による農地の取り上げと日本人武装移民に反発した大規模な農民暴動)から元々地元の豪農であった謝は馬賊となり関東軍に対抗し始める。この作品では東北抗日聯軍の一将軍として中国人農民を率いてウムボルトとともに日本人開拓移民を襲撃する。1939年日本に帰順し日本に協力するものの、戦後、日本協力者(漢奸)として処刑される。
野田又雄
典型的精強な日本軍人として描かれる。史実では十月事件に参加し、離反する青年将校が多い中最後まで橋本欣五郎側につく。離反した末松太平大蔵栄一らは、彼と袂を別ったのにも関わらず、著書に彼への好印象を書いている。大蔵によればジョンジュルジャップと交友があったという。ノモンハン事件では通遼の興安南警備軍の特別顧問として部隊を指揮する。そこで負傷しその傷が元で翌年死亡する。
ウルジン(烏爾金)将軍
モンゴル指導者の一人。ノモンハン事件当時、騎兵4個団の興安北警備軍を指揮する。日本語通訳は岡本俊雄。ウムボルトの幼少の頃、ウルジンはウムボルトの家族とつきあいがあり、ウムボルトもウルジンになついていた。

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