血液サラサラ とは?ページ内リンク ↓ウィキペディア(Wikipedia)記事 ↓Yahoo!知恵袋血液サラサラ(けつえき-)とは、健康的な血液の流動性のイメージを期待できるとして、2000年ごろからメディアに頻繁に登場した言葉、キャッチコピーである。従来高脂血症ではないような血液の状態を印象付けるような言葉として用いられてきたが、後に人工の毛細血管のモデルを通過しやすい血液の状態を表すためにも用いられるようになった。 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 血液サラサラ 出典: 『はてなダイアリー』 関連商品
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血液サラサラ(けつえき-)とは、健康的な血液の流動性のイメージを期待できるとして、2000年ごろからメディアに頻繁に登場した言葉、キャッチコピーである。従来高脂血症ではないような血液の状態を印象付けるような言葉として用いられてきたが、後に人工の毛細血管のモデルを通過しやすい血液の状態を表すためにも用いられるようになった。
流行の火付け役は、1999年に放映されたNHKの「ためしてガッテン」とされる[1]。以降、ためしてガッテンで継続的に取り上げられるようになり、血液サラサラに関連した料理本が頻繁に出版されている。
目次 |
1984年に『働き盛りの血液がサラサラになる』[2]という本が出版されている。
1990年にも『血液サラサラ-突然死・過労死これで防げるあなたを心臓病から守る本』[3]というそのままのタイトルの本が出版されている。
血中の中性脂肪などの多い高脂血症のような状態になっていない血液の状態を想像できるとして用いられている。
1994年ごろ、実際に血液の流れを見た上で血液の流動性の様子を、「血液サラサラ」「ドロドロ」と呼んだのは、菊池佑二と栗原毅で、ある著書で述べている[4]。
人工の毛細血管に流れる血液を観察する「MC-FAN(エムシー・ファン)[5][6]」という観測機器を使って、毛細血管モデルに流れる血液をマイクロメートル単位で見ることができる。
菊池は、赤血球の変形能を研究しており、また「MC-FAN」の開発者で[7]、栗原は「MC-FAN」を臨床に応用している医師である。栗原は、2001年4月より東京女子医科大学付属成人医学センター(東京・渋谷)に「MC-FAN外来」を開設し「血液サラサラ度検査」[8]を行っていた。(現在は戸塚ロイヤルクリニック)
毛細血管モデルを円滑に流れる血液を「サラサラ血液」、円滑に流れない血液を「ドロドロ血液」と呼んだ[7][9]。
「ドロドロ血液」では血液の成分に、以下の3つの変化が起こっているという。
これら3つの変化が必ずしも同時に起こるわけではなく、別々に起きることが多いという。
この観測では、実際には毛細血管モデルを流れていく血液の成分の「赤血球が形を変える能力(変形能)」[10]、「白血球の粘着能」、「血小板の凝集能」を観察する。
血液を検査するためには採血して体外に血液を出す必要がある。体外に出た血液は赤血球が凝集しかたまるが、菊池はこの凝集はドロドロ血液には関係がないと述べている[11][12]。
「ドロドロ血液」の状態は、肉を多く食べる人や[7]、糖尿病や高脂血症など生活習慣病の場合に特徴的である[9]という。 栗原は成人医学センターでの観測をもとに、血液検査で中性脂肪の数値が悪い人や、肥満や糖尿病の人がドロドロ血液になっていると述べている[13]。また、脂肪肝では全員がドロドロであると述べている[14]。菊池は検査した10%ぐらいの人がドロドロであったと述べている[15]。
ドロドロ血液になる原因
糖尿病では、糖分の代謝に異常が起こっており血中に大量になった糖分によってできるたんぱく質が変性したものが毛細血管に詰まることで、失明や指先の壊死が起こる。(詳しくは、「糖尿病#症状」、「糖尿病#下肢合併症」などを参照。)
毛細血管モデルの機器による観測は、糖尿病や高脂血症など生活習慣病の患者において、自分の血液を目に見える形で示せるので患者教育の際に説得力がある。
菊池は、MC-FANを用いた研究を行っている日本ヘモレオロジー学会でも臨床に役立つかは意見の一致が得られてはいないと説明している[11]。
これは、以下の2つの理由から当然ともいえる。
この赤血球の変形能の観測と体内にある血液中成分の流動性の程度の関係や、血栓症などの疾患の関係も医学的には証明されてはいない。
菊池佑二は、理学博士で、毛細血管モデルによる血液の流れを観測する機器「MC-FAN[5] 」の開発者である。1997年には、「マイクロチャネルアレイの開発と応用に関する研究」で科学技術庁長官賞を受賞している。2004年9月、「血液サラサラ博士」との肩書きにてメディアに頻繁に登場し、TV番組等のために血液検査などを行っていた。しかし、その際の経費上の不正行為により懲戒処分を受け、さらに依願退職の結果となった[21]。菊池は、自ら開発した毛細血管モデル装置を活用して、血液の流れと健康・疾患との関係に関する基礎研究を続けていた。
菊池は、一般的な印象である、血液に油が溶けて血液がベタベタになっているイメージは間違いだという[7]。
この言葉の健康イメージに目を付けた疑似科学・偽医療業者によって、違法(薬事法抵触)の商品の販売やサービスを行うことに利用された。
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