超サイヤ人 とは?ページ内リンク ↓ウィキペディア(Wikipedia)記事 ↓Yahoo!知恵袋サイヤ人(サイヤじん)は、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』・『ネコマジンZ』及びそれを原作とする漫画・アニメ・コンピュータゲームに登場する架空の人種である。 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 関連商品
橋本光夫 /
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惑星ベジータ(旧名:惑星プラント)に住む宇宙最強の戦闘民族。フリーザ一味にはサイヤ人より強い戦士も少なくないが、これは戦闘に秀でた戦士を選りすぐった結果であり、サイヤ人のように種族全体で強いわけではない。彼らの文明や使用しているバトルジャケットやスカウターは先住民のツフル人が開発したものであり、後にフリーザ軍に技術が渡ることになる。
サイヤ人は皆、生まれた時から性格は凶暴であり、地球に送られた赤子の孫悟空も当初は手が付けられなかったほど暴れん坊だったらしいが、頭を打った衝撃で、地球人以上に純朴で正義感溢れる少年に変わった。女も元々はいたが、ラディッツが地球に来た時点(エイジ761年)で、男4人しかいなく、純血のサイヤ人は絶える運命である。隔世遺伝が起こることで、1世紀もの時を経て純血サイヤ人に匹敵する戦闘力を持つ個体が生ずることもあるらしい。
ヒューマノイドタイプの体形に黒髪と黒い目を持ち、風貌は地球人における黄色人種に似ているが、長い尾がある。満月を見る事でキングコングのような大猿に変化する。これは目から通して尻尾が月から出る1700万ゼノを超えるブルーツ波に反応して起こる。大猿になると戦闘力が通常の10倍にアップする。通常は温厚な悟空・悟飯も大猿化するとサイヤ人特有の凶暴性が目覚めるようで、見境なく暴れるようになるが、悟飯は地球人との混血のためか僅かに理性が残っており、父親の悟空と仲間のクリリンの声に反応を見せた。ただし、尾を切断されると大猿に変身する事はできなくなり、大猿状態から元に戻る。例え尻尾が切れてしまっても、一定期間を置けば自然に再生する(危機的状況下に陥ると突如として生えてくる事もある。ただし、地球の神より何らかの処置を施された悟空と地球での闘いで尾を失ったベジータ、悟飯は以後再生する事はなかった)。尾を強く握られると力が抜けてしまうという弱点があるが、鍛えることで克服することができる(また、悟空の場合は尾をヘリコプターのように回転させることで空を飛ぶことが出来た)。前述の悟空・ベジータのような例外を除けば基本的に再生可能な存在なため、弱点と成り得る尻尾はその気になれば自分で切断できる。尻尾の生えてこなかった子供は高い資質を持っている(文献「ドラゴンボール大全集」4巻より)。
純粋なサイヤ人は生まれた時から髪が生えきっており、伸びたり変化することはなく、全て黒髪である(もし髪の毛が切れたら、元の長さまで戻ることはある。ナッパに関しては過去の描写では生えていたため、剃っている模様)。ベジータはアニメ版の初登場時は茶髪であったが、これは原作での登場時色が不明だったことと「サイヤ人は黒髪」の設定がなかったためである。この頃は戦闘服も違う色だった。また、続編であるGTではベジータが髭を生やしていた(鳥山自身のデザイン)。
一般的に戦闘だけが取り柄だと思われがちだが、中には知能に長けたサイヤ人も存在する。しかし戦闘民族であるが故か、栽培マン等戦闘に関する技術力にばかり偏っている。宇宙船技術などは地球の科学者も目を見張るほどだが、これはツフル人や「漂流宇宙船」を造った何者かによるもので、サイヤ人の技術ではない(『ドラゴンボールGTパーフェクトファイル』による)。
非常に大食漢で、地球人の数十倍も食べる。
回復力が高く、予定より遥かに短い時間で負傷や病床から復帰できる。初代ピッコロ大魔王に敗戦後、悟空は自力で心停止状態から蘇生している。深いダメージから回復すると戦闘力が大幅に上昇する。劇中では初め『戦闘で受けたダメージからの復活』のような説明もあったが、悟空やベジータは自分自身を痛め付けて戦闘力を向上させた事があり、いつの間にかただ単純に負傷→回復=パワーアップと言う解釈になってしまった(が、サイヤ人版の超回復とも受け取れる)。しかしサイヤ人が希少種になる前は極端な戦闘力を持った戦士はほとんどいなかった。
戦闘民族であるために青年期が長く、40歳を超えても(原作終了時、ベジータは50歳を超えていたが、目立った老化現象は見られなかった)老化現象がほとんどないが、寿命は地球人と同程度。ただし、この世界の地球人が現実世界の人間の寿命だとは限らない(300歳以上の亀仙人・鶴仙人など)。また、超サイヤ人化することは身体への無理が大きく、寿命を縮める危険がある。
サイヤ人は、生身の状態では宇宙空間で生存することができないとされている。これは物語に危機感を持たせるべく追加された設定であったが、所々にあやふやな綻びが目立ち、アニメではさらに顕著である。実際ある程度の時間、サイヤ人が宇宙空間で活動している例がある(子供の頃の悟空が月までウサギ団を連れて行ったり、バーダックが宇宙空間で行動している。ただし、前者に関しては初期はギャグ漫画テイストでウサギ団員と兎人参化も月面上で生きており、後者は宇宙では生きられない設定が語られる前に放送されたテレビスペシャルのシーンを後に漫画に採用したものである。このほかベジータは悟空との初対決の際、地球を破壊しようとしていた)。これについて後者は戦闘服が様々な星を地上げに行くための簡易宇宙服も兼ねているという説もある。もしくは、前途の普通の人間より遥かに頑強且つ、自由自在とまで行かないまでも「気」を制御できることから、ごく限定的な時間ならば生存も可能とも見られる(ベジットが魔人ブウに取り込まれようとした場面からも、サイヤ人がバリアの能力を持っている可能性が考えられる。また、多少趣が異なるが、伝説の超サイヤ人(劇場版オリジナルのキャラクター)であるブロリーは新生児ながらも自分と父親を覆うほどのバリアを展開し、宇宙を放浪していた)。この点については個人の尺度によって解釈が大きく分かれる場合が多い。
ごく限られたサイヤ人は、パワーボールを生み出すことができ、酸素との混合で人工満月を作ることができる。原作、アニメではベジータ、ターレスが使い、ゲーム版ではベジータ王も使用している。3人とも「はじけて混ざれ!」の言葉と共に人工満月を作り上げる。
地球人との混血の子供は、純血なサイヤ人よりも潜在的な戦闘力が高い。ただ、戦闘を好む野性的な本能はその限りではない。
地球人とのハーフであるトランクス・ブラは母親のブルマが黒髪でないためか髪は青みがかった色で、月日と共に髪型が変わっている。同じくハーフの悟飯・悟天は母親のチチも黒髪で、クォーターのパンも母親のビーデルが黒髪のため3人とも黒髪だが、トランクス同様髪型が変わる悟飯・パンに対し、悟空と同じ髪型の悟天は無理矢理髪型を変えたと言う記述がある。
サイヤ人の特色である尻尾も遺伝するが、作中では悟飯以外の混血サイヤ人には尻尾の描写がなく、尻尾は必ずしも遺伝するとは限らないようである。
サイヤ人の家系は、地球に移民した後はベジータと悟空しか存在せず、子孫の多くは地球人の血が濃く、特性も地球人に近い。
元々は流浪の民であり、高度な文明を持ち温厚な性格をしていたツフル人が住んでいた惑星プラントに流れ着いた。ツフル人よりも大柄で極めて好戦的であったことから、助けてくれたツフル人を絶滅させて惑星プラントを乗っ取り、惑星ベジータと名を変えて支配した。しかし、ツフル人を絶滅させてしまった為に文明の発達が遅れてしまい、戦いを求めて遠い外宇宙に行く事が出来なくなってしまったので、高文明でリッチな異星人であるフリーザ一味等と手を結ぶ。その異星人の別荘用、もしくは移住用の星として、他の星に住む住民を絶滅させ、そうやって「地上げ」をした星を商品として高額な値段で売り付けることで、文明や金銭を得る事を主な仕事とした。この「星の地上げ」は戦闘好きのサイヤ人にとって一石二鳥であり、それがどんどんエスカレートしていき、赤ん坊までもが、生まれた直後から、戦闘レベルの低い他の惑星に送り込まれるようになった。赤ん坊が成長してから、その星の住民を絶滅させてしまうというような、遠大な作戦までをも生み出した。
サイヤ人の社会は、ベジータ王を頂点にした専制国家で、身分制度社会であるが、性別や民族による差別はあまりなく、良くも悪くも戦闘力を重視する能力主義社会である。身分は生まれた直後の戦闘力で決まり、王族、エリート、下級戦士とランク分けされている。生まれた直後の戦闘力の数値が低い者は使い捨てにされ、孫悟空のように赤ん坊の時から強敵のいない辺境の惑星に送り込まれる。また劇場版オリジナルの世界では戦闘力数値が高すぎる場合、成長後に地位を脅かす可能性があるとして、ブロリー(劇場版オリジナルキャラクター)のように逆に処刑される場合がある。
瀕死から復活すると戦闘力が大幅に上昇する特質を持っているため、下級戦士でも激しい戦闘や修行を繰り返すとエリート戦士の戦闘力を超える場合がある。例えば、孫悟空(カカロット)やラディッツの父親であるバーダックの戦闘力は10,000。名門出のエリート戦士のナッパ(戦闘力は4,000)を遥かに超えており、その息子、孫悟空においては、サイヤ人の最エリート、ベジータに『天才』だと言わしめる程、最強戦士になった。しかしバーダックや悟空のような下級戦士は極めて稀な存在で、大半の下級戦士はそれ以前に死亡するため、下克上が起こることはまずない。
サイヤ人はその高い戦闘能力と好戦性から全宇宙支配を目論むフリーザに重宝されており、又、ツフル人(スカウターや戦闘服を生み出した宇宙人。惑星ベジータの先住民族だったが、後にサイヤ人に滅ぼされた)などの宇宙人から得た高度な科学力を持っていた。しかし、長年に亘り自分達を奴隷のようにこき使うフリーザに対し疑念を持ち、反発するようになっていく。また、フリーザは伝説の超サイヤ人が出現することを恐れており、惑星ベジータを消し去ろうと考えるようになる。
そして、エイジ737年頃、惑星ベジータはフリーザの手によって消滅させられる(元々その考えがあったが、ザーボンの進言が拍車をかけて決定的となった)。生き残ったのは僅かにベジータ、ナッパ、ラディッツ、孫悟空の4人だけだった(原作漫画『ドラゴンボール』以外の作品は除く)。ベジータ達には、惑星ベジータの消滅は「巨大隕石の衝突によるもの」と伝えられていた。
サイヤ人は、満月(もしくは作り出したパワーボール)を見ると1700万ゼノのブルーツ波で大猿に変身し、戦闘力が10倍に上がる(#特質参照)。ラディッツ曰く、大猿の状態こそがサイヤ人の本領を発揮する時であるという。
また、作中(TVオリジナルストーリー、劇場版も含む)に登場する純粋なサイヤ人(オニオを除く)のうち、大猿の姿が登場していないのはブロリー、パラガスのみ(ターレス、ラディッツ、ナッパはゲーム版に大猿形態が登場)である。
例外としては、続編であるGTにおいて悟空がツフル星(究極ドラゴンボールによって創られた)から見た地球を満月と見立てたことにより、大猿化している。通常の大猿とは違い、体毛が本来の茶色でなく金色で覆われてることから、「黄金の大猿」と呼ばれることが多い。黄金の大猿に変身するには従来の大猿同様に1700万ゼノのブルーツ波を浴びる必要があり、鍛錬を積んだ超サイヤ人(この場合、悟空、ベジータなどが挙げられる)のみ変身することが可能。悟空、ベジータはこの形態を経て超サイヤ人4に変身している(悟空のみ、一度超サイヤ人4に覚醒して以降は、黄金の大猿を経ることなく一瞬で変身が可能。ベジータは再度ブルーツ波を浴びる必要があったらしいが、ブルーツ波発生装置を破壊されてしまったため再変身は叶わなかった)。
悟空は神殿での修行の際、その力を恐れた神によって尻尾を切断され、何らかの処置をされたために尻尾は再生しなくなり、大猿化ができなくなった。また悟天やトランクス、パンらは作中で尻尾が確認されておらず、大猿になることはなかった。
大猿化すると悟空、悟飯は理性が保てず、無差別に周囲を攻撃するが、理由としては「大猿化するとサイヤ人本来の凶暴な性格に戻る為」とクリリンは推測していた。が、悟飯は地球人との混血のためか僅かに理性が残っており、悟空とクリリンの声に反応し、ベジータのみに攻撃をした。ベジータは理性を失わずに大猿化が可能である。ゲーム中ではラディッツ、バーダック、ターレス、セリパは大猿化すると理性を失う。それに対し、ベジータ、ナッパ、ベジータ王は理性を保つことが出来る。
【変身したサイヤ人】
漫画『ドラゴンボール』に登場する孫悟空やベジータなどの戦闘民族サイヤ人が、戦闘力上昇のために変身した状態。スーパーサイヤ人とも表記。
穏やかな心、種の絶滅の危機、強い怒り、悲しみ、などを条件に超(スーパー)サイヤ人に覚醒することがある。エイジ762年に孫悟空が超サイヤ人に覚醒するまでは、1000年に一度現れる超戦士という伝説として受け継がれてきた。実際のところ、一定水準以上の戦闘力を持つサイヤ人ならば誰にでも変身できる可能性として存在しているが(詳しくは超サイヤ人4の項目を参照)、それを含め外的・内的な覚醒条件を満たすのは容易な事ではない。
変身といっても、満月を見て変身する時の様に体格が極端に大きくなったり獣のようになったりするわけではなく、髪の毛が逆立って金髪と碧眼、また眉も金色(超サイヤ人3では眉はない)、そして黄金の気を纏うのが特徴である。変身時の戦闘力は通常時と比べて格段に上昇し、約50倍に跳ね上がる。作中に登場する戦闘力測定装置「スカウター」では、超サイヤ人の戦闘能力は初期段階で1億5千万以上であるとされている(実際に計測する場面はなく『ドラゴンボール大全集』で判明した表記)。
原作で超サイヤ人になれるのは、孫悟空、孫悟飯、ベジータ、トランクス、孫悟天、の5人。
原作以外の登場人物としてはブロリー(劇場版)や孫悟空の子孫であり、同姓同名である孫悟空、ベジータの子孫(共に『ドラゴンボールGT』)、オニオ、(ネコマジンZ)がいる。作品の後半、トランクスと悟天が簡単に超サイヤ人になってしまったのを知って、ベジータが「超サイヤ人のバーゲンセール」と評した。ブロリーは超サイヤ人になった時、劇場版1作目では髪の色が青色だったが、2作目では金髪であった。
悟空のように何らかの経験による怒りで覚醒することもあれば、ベジータのように「悟空を超えることが出来ずにいる自分自身に対する怒り」であったり、悟飯のように頭の中で想像する怒りなどで覚醒するパターンもある。また、悟天や現代版トランクスのように怒りすらわからないような場合での覚醒もあり、ブロリーや未来のトランクスのように怒りではなく悲しみによる覚醒もあり、パターンはそれぞれである。(経緯については個々のキャラクターページ参照)超サイヤ人は一定の壁を超えることで、超サイヤ人2、超サイヤ人3へと段階的に発展するが、それに比例するように気の消費が激しくなっていく為、状況に応じて使い分けている。しかし、GTでは最終形態である超サイヤ人4へ覚醒したことにより、それらの弱点はすべて解消された。
ちなみに、地球襲来前のナッパは「サイヤ人と地球人との血が混じり合った、強力なパワーを持つ雑種」の事を「スーパーサイヤ人…ってとこか」と表していた(自分達で混血の子孫を増やす事も提案していた)。また、アニメではフリーザが「超(ちょう)サイヤ人」と呼んだこともある。
超サイヤ人に完全に覚醒しきっていない状態。大全集では映画『ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空』でスラッグ戦において変身したものを指す。
髪を逆立て(気の力で上にたなびいている感じ)、黄金の気を纏い、戦闘力が大幅に上がるところこそ超サイヤ人と同じであるが、金髪にならず目も白目をむき、超サイヤ人とは対照的に理性は失われる。また、この変身を長時間保つことは出来ない。劇中ではスラッグを一時圧倒したが、スラッグの正体が明かされた直後に状態が解かれてしまっている。擬似超サイヤ人にはこのほかにも様々なパターンがある。例えば、TVアニメで見せた「理性を保ち髪型も逆立つが、金色の髪ではない」変身は、映画版のものより本物の超サイヤ人に近い。
実際にはテレビ版では超サイヤ人登場が微塵も感じられない時期(ベジータやフリーザにより、その存在を匂わせているような場面があるくらい)に劇場版が公開されることになったが、ネタ的に"超サイヤ人"と言う言葉を使いたかった製作者サイドが苦肉の策として登場させた形態だった。この時に「髪の毛が逆立つ」というアイデアを出したのは、原作者鳥山明自身。
ちなみにアニメ版オリジナルストーリーである「あの世一武道会」においても、悟空が黒髪状態の超サイヤ人に変身しているシーンがある(セルゲーム後の自由に変身可能な状況なので、作画ミスの可能性が高い)。その際の風貌は黄金のオーラを纏い、理性を保ち頭髪も逆立つが瞳も体毛も黒色のままである。
原作及びアニメ「ドラゴンボールZ」に登場する。最初の形態である「超サイヤ人1」には3つの形態がある。超サイヤ人2、超サイヤ人3が登場する前は、この状態を指して単に「超サイヤ人」と呼ばれていた。この第2形態と第3形態に関しては前述の個体時間操作ではなく、肉体操作だと捉えることができる。
【変身可能なキャラクター】
超サイヤ人の基本的な状態。軽い興奮状態になり、好戦的になる。性格も変化する場合があり、トランクスや精神と時の部屋での修行を行う前の悟空が顕著である。トランクスの場合は普段は礼儀正しい態度が威圧的になり、悟空は普段は「オラ」である一人称が、超サイヤ人になると「オレ」に変わっていた。対して、元々好戦的であるベジータは性格の変化が目立たない。後述の第2形態よりはかなり少ないようではあるが、体に負担がかかるようである。
悟空、悟飯は精神と時の部屋での修行により、常時この形態を維持することで興奮状態や体の負担を克服し、気を高めることで高い戦闘能力を発揮し、第1形態のまま、神と融合して超ナメック星人となったピッコロ、第2形態のベジータと青年トランクス、16号~18号までの3体の人造人間と第2形態のセルを上回った。また、魔人ブウ編以降、全てのキャラは超サイヤ人1で戦う場合はこの形態である。
第2形態、第3形態は体力の大幅のロス等の犠牲を払った上での特化型であり、総合的なバランスを考えた上では第1形態が一番安定している。
「超サイヤ人を超える」という観念の元に生み出された形態。筋肉が大きく膨れ上がり、ベタの部分にはコントラストを強調するためかハイライトが入る。髪の毛が通常の超サイヤ人よりも大幅に広がり、身体に纏うオーラがバーナーの炎のような激しいものへと変わる。パワーとスピードが第1形態から大きく増す。第1形態よりエネルギーを消費するようで、体への負担は大きくなる。そのため、悟空は精神と時の部屋で実験的にこの形態になったが、バランスの悪さと消耗度を理由にそれ以降使うことはなかった。最初になったのはベジータで、自らを超(スーパー)ベジータと呼んだ。この為、他の2人も超悟空、超トランクスと呼ばれる時もある。
体を超化の負担や気性の変化に順応させ、基本を徹底的に鍛え上げることで大きく昇華した第1形態(第4形態とも言われる)とは異なり、強行に別形態への強化へと励んだ結果として派生した別ベクトルの変身形態といえる。
ベジータ、トランクス(未来版)は2回目の精神と時の部屋での修行以降これを利用した描写はない。
【変身可能なキャラクター】
さらに筋肉が膨れ上がり、髪も針のように逆立つ。パワーは増すがスピードが大きく犠牲となる。身体に纏うオーラは超サイヤ人2以降に見られる電撃のようなスパークをそのまま纏ったような印象になる。瞳の作画が実線から破線に変わる(アニメ版では特に変更無し)。また、第2形態の比ではない肉体と気力を得た事で、第2形態のベジータを気絶させた攻撃を受けても堪えない防御力を持つ。しかし体への負担は非常に大きく、実戦には向いていない。
原作では悟空とトランクスが変身した。トランクスはセルとの戦いでベジータがセル(完全体)に倒された後この変身をしたが、前述の通りスピードが落ちていたためセルの動きについていけず、パワーに頼りすぎた変身だとセル本人にも言われ、それ以降はこの形態になっていない。ベジータはこの状態に変身できたようだが、弱点を悟っていたため変身する事はなく、悟空も同じく弱点を把握した後に、修行の方針を変更するなどしている。トランクスの場合、ゲーム版では超トランクス2と呼ばれる時もある。サイヤ人の細胞で誕生したセルも同様の変身が可能だが、やはり弱点を見抜いていた。しかし、そのセル自身も超サイヤ人2の悟飯に追い込まれた時、逆上して同様の変身をした。やはりパワーに頼りすぎた形態であったため、悟飯には攻撃が当たらなかった。
【変身可能なキャラクター】
全てに於いて超サイヤ人を遥かに越えた力を持つ状態。容姿は超サイヤ人と似ているが、全身に時折雷神のごとく稲妻状の火花が散り、バチバチと音を立てる。髪型も超サイヤ人と比べ、線が細かく立つのが特徴である。超サイヤ人第1段階の良好な身体バランスを保ったまま能力は大きく跳ね上がるが、体への負担も大きくなる。第1段階の時以上に好戦的になるが、これは精神力で抑えることが可能である。
初登場はセルゲーム。孫悟飯がセルとの戦いで覚醒し、直後にセルも同様の覚醒を遂げた。この超サイヤ人は、作中での(亜種を除いての)初登場が悟空以外であった唯一の変身であり、登場当初は「超サイヤ人を遥かに超えた戦闘力を持つ最強の形態」として描かれていた。原作で超サイヤ人2になったのは、悟空、悟飯、ベジータの3人。
なお、「超サイヤ人2」という呼称自体は魔人ブウ編における後述の「超サイヤ人3」の説明をするために悟空が便宜上として付けたものであった。
【変身可能なキャラクター】
魔人ブウとの戦いで初登場。トランクスはこの形態を「ウルトラ超サイヤ人」と呼称している。髪がさらに伸びて腰の辺りまで来る(従来と違い逆立たない)他、それまでの超サイヤ人と異なり、顔面まで変化する(眉毛が無くなり、眼窩上隆起が起こる)。初めて悟空が披露した時は変身に慣れていなかったため、変身を完了するまでにやや時間が掛かった。変身の際は周囲の建物が破壊されたり、雲の状態が変わるなど、驚異的なエネルギーの増大を示唆する何らかの影響が周囲に現れる(悟空の最初の変身では地球全体が揺れていた)。原作では悟空の最初の変身の時のみその凄まじさが強調され、後の変身では比較的あっさりと変身していたが、アニメでは全ての変身において画面全体が揺れ動き、雷鳴や地鳴りが起きり、更に大猿化のカットも入るなど「最強の変身」を強調していた。なお、変身を解除すれば髪や眉は元に戻る。
それまで最強を誇った超サイヤ人2をもさらに超越したパワーを発揮できるものの、エネルギー消費が著しいため短時間しかこの姿を維持できない。ただし、あの世ではその制限がない。フュージョンにより基礎能力が大幅に向上したゴテンクスは、比較的短期間で自力習得した。また、死者であった際の悟空はこの世でこれを利用したことにより、現世での行動時間が大幅に減り、ゴテンクスはフュージョンの持続時間が通常状態で30分から、超サイヤ人3では5分となった。
原作で超サイヤ人3になったのは、孫悟空、ゴテンクス(悟天とトランクスのフュージョン)。
【変身可能なキャラクター】
『ドラゴンボールGT』にのみ登場。超サイヤ人の究極形態であり、大猿状態の強力なパワーと、大猿には無い超スピードを併せ持った最強の戦士。これまでの超サイヤ人とは違い黒髪で、全身が赤い体毛に覆われているなど、大猿の面影を残したその容貌が特徴である。また瞳の色や眼の周りが赤く縁取られるという点も違う。性格は冷徹かつ好戦的になり、一人称も「オレ」に変わる。
他の形態とは異なり、サイヤ人特有のサイヤパワーでないと力を回復する事は出来ない。この為、超サイヤ人4状態で負傷した場合、通常通り仙豆を使用しても効果はなく、新たにサイヤパワーを取り入れる以外回復する手段はない(なお、サイヤパワーを取り込むにあたって、他のサイヤ人の協力は不可欠である)。一星龍戦ではこのサイヤパワーを限界以上に取り込むことにより、悟空は超サイヤ人4の限界の壁を超えることに成功した。また、従来の超サイヤ人(中でもとりわけ超サイヤ人3)の欠点でもあった激しいエネルギー消耗による肉体への負担、それに伴う変身時間の減少といった諸問題も、超サイヤ人4に覚醒したことにより解消された。
究極ドラゴンボールによって小さくなった悟空は、超サイヤ人4になっている間のみ大人の姿に戻ることができる。この現象は超サイヤ人4の力が究極神龍の力を遥かに上回った為であり、『悟空が神龍を超えた事を表現したかった』と後に解説もされた。なお、この形態になれるのは、孫悟空、ベジータの2人のみで、ベジータは自力では変身できない(変身する際、人工的にブルーツ波を浴びる必要がある)。この形態がドラゴンボールシリーズにおける超サイヤ人の最終形態となる。なお、悟空はサイヤパワーを限界に注入し、ベジータはブルマのブルーツ波を大量に注入したことにより、共に超サイヤ人4の限界を超えた強さを身につけている。そのため、共に邪悪龍より強い力を手に入れている。
また超サイヤ人4こそが本当の1000年に一度現れる「伝説の超サイヤ人」であると『ドラゴンボールGTパーフェクトファイル』に記されている。デザインはアニメーターの中鶴勝祥。のちに『ドラゴンボールGT』のDVD-BOXのブックレットに、鳥山明描き下ろしの超サイヤ人4が掲載された。
【変身可能なキャラクター】
劇場版「ドラゴンボールZ」において登場したブロリーのみが変身する形態。悟空達の超サイヤ人とは別進化を遂げた存在であり、「超サイヤ人」の本来の姿である、最も血と殺戮を好むサイヤ人そのもの、という存在として生み出された。ブロリーは通常の超サイヤ人になることが可能であり、それとは別にこの形態へと変身することができる。悟空達が変身する形態とは違い、変身における体への負担が一切無いというのも特徴。超サイヤ人(第3形態)以上の筋肉の膨張が見られるが、白目を向いた状態で外見に見合ったタフネスを持ちながらスピードが落ちることがない。また、変身時には通常の超サイヤ人と異なり、全身から異様な閃光が走る。劇中の台詞から察するに、この形態の戦闘能力はブロリー本人も制御できず(しかし、加減はできる模様)、一定の周期で気が溢れだし、高ぶる。この特性の為か、一部の資料では、ブロリーの戦闘力は、無限に上がり続けると言われている。
また脚本家の小山からは恐怖の象徴であると共に、「ドラゴンボール世界最強の存在」とコメントされている。映画のフィルムコミックや大全集などでは『突然変異の超サイヤ人だった』と記述されている。
【変身可能なキャラクター】
純血のサイヤ人の名前は、全て野菜の名前から採られている。悟空の血縁は全員、根菜由来である。また『サイヤ』は野菜をもじったもの(作者曰く、「戦闘民族なのに野菜というギャップを狙った」らしい)。
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