『超人機メタルダー』(ちょうじんきメタルダー)は、1987年(昭和62年)3月16日から1988年(昭和63年)1月17日にかけてテレビ朝日系で毎週月曜日19:00 - 19:30(24話まで)、毎週日曜日9:30 - 10:00(25話から)に全39話が放送された、東映製作の特撮テレビ番組、およびその主人公の名前。「メタルヒーローシリーズ」の第6弾。
2007年8月から2008年5月まで、ファミリー劇場で再放送された。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
概要
宇宙刑事三部作、及びそのフォーマットを踏襲した『ジャスピオン』『スピルバン』を経た後、マンネリ化を避けるためか、新たなヒーロー像を生み出すべく制作された。企画段階では「新人機バイクロイド」という仮題が付けられていた。
左右非対称、かつ赤と青を基調にしたメタルダーのデザインなどから、『人造人間キカイダー』のオマージュ作品と呼ばれることが多い(ちなみに本作のプロデューサーである吉川進もキカイダーのプロデューサーを務めていた)。
特徴
本作品では、メタルヒーローシリーズとしては初めてロボットを主人公として位置付けている。これにより、後年の『特捜ロボ ジャンパーソン』、さらに後のコミカル路線へ転向した後の『ビーロボカブタック』など、ロボットを主人公とした作品の先鞭をつける形となった。
主人公であるメタルダーは「自省回路」の内蔵により人の心を持ち、自分の存在理由も知らぬまま戦場へと赴き、武器を一切使わず体一つで戦い、しかも初陣の1話で敵に敗北するという、従来の作品とは全く異なるヒーロー像として描かれている。
また敵組織であるネロス帝国も、多くの特撮番組では1回ごとに異なる敵怪人が1人ずつ登場するという定石を覆し、第1話にして数十人もの軍団員が総登場し、多くの視聴者にインパクトを与えた。さらに軍団員の各自に様々な人間的ドラマが用意されており、個性豊かな彼らとメタルダーの交流が番組の重要な要素となっている。特筆すべきは11話「勇者の追撃! 天空にそそり立つ巨人!!」で、この回はネロス軍団員のビックウェインが主人公扱いであり、本来の番組の主人公であるメタルダーは、変身前の剣流星の姿では一切登場せず、変身した状態で、冒頭とビックウェインとの戦闘シーンにのみ登場するという、前代未聞の仮面劇が展開されている。
本作がこのように敵方のドラマを重視した原因は商品展開にある。当時は『キン肉マン』が流行しており、本作のスポンサーのバンダイは『キン肉マン』同様、本作も敵方のフィギュアを販売しようと画策したからである[1]。
こうして極めて意欲的に制作された本作ではあったものの、一方で「宇宙刑事シリーズ」から続く従来のメタルヒーローと比較して、メカニックやキャラクターが地味であったことなどから、視聴者の大半を占める低年齢層には受け入れられず、次第に低年齢層をターゲットとした勧善懲悪のヒーロー活劇へと路線変更を余儀なくされる。それでも終盤から最終回にかけては、本来のハードな路線に戻り、劇的な最終回をもって物語が締めくくられた。
枠移動について
2クール目からの視聴率が低迷したための視聴率向上策としてなのか、テレビ朝日系列では、24話までは毎週月曜日19:00 - 19:30の放送だった放送時間を、25話から藤子不二雄アニメ枠と枠を入れ替える形で毎週日曜日9:30 - 10:00へ移動させた。その向上策が功を奏したのか、枠移動前の平均視聴率が7.4%に対し、枠移動後の平均視聴率が9.5%と上昇しているが、結局、全話数の平均視聴率は8.2%と、これまでのメタルヒーローシリーズの平均視聴率の最低ラインだった11%を大きく割り込んだのは事実である。
キャスティング
主人公である剣流星役には、本作がデビュー作となる妹尾洸(現・妹尾青洸)が起用されているが、様々な事情から変身後であるメタルダーの声は妹尾ではなく飯田道郎(現・飯田道朗)が担当しており、一時期は流星の声も飯田が吹き替えていたこともあった。当時の特撮変身ヒーロー作品では、変身後でも変身前を演じる役者が声をあてるのが普通であり、変身の前後で声が変わるヒーローというのは異例であった。このことについて、妹尾はインタビューで「自分も理由を知らされておらず、インタビューでよく聞かれるので困っている」とコメントしている。
また桐原剛造役の藤堂新二(旧・香山浩介)や、北八荒役の河合宏(現・高橋和興)など、過去に東映特撮でヒーローを演じた俳優もキャスティングされている。
ネロス帝国の軍団員の声は当時東映特撮の怪人の声を多く当てていた渡部猛や飯塚昭三、森篤夫といった面々が複数の役を兼ねている。ナレーターには、メタルヒーローシリーズでは『シャリバン』以来3作品ぶりとなる政宗一成が起用された。毎回の予告編での締めに言われる「こいつはすごいぜ!」の一言が印象的。
スタッフ
脚本面では、それまでの5作でメインを務めた上原正三に代わり、高久進がメインライターとして起用された他、藤井邦夫、扇澤延男などがサブライターとして脇を固めた。特に藤井は、後述の理由から都合の付かなくなった高久に代わって最終2話を手がけるなどの活躍を見せた。
演出面では小笠原猛がメタルヒーローシリーズでは初となるパイロット監督を務めあげた。尚、制作陣はもともとは小林義明にパイロットオファーを出していたが、小林が断ったので自分が撮ることになったと近年雑誌のインタビューにて小笠原が語っている。前作までの演出陣が多く続投した一方、本作品より新たに三ツ村鐵治が参加。以後『ビーファイターカブト』に至るまで演出陣の主力の一人としてシリーズを支えた。またアクション演出は5年連続メインの金田治が別作品(『胸キュン刑事』)に移行したため西本良治郎が担当。
キャラクターデザインには前作より続投の雨宮慶太を始め、森木靖泰、岡本英郎、寺田克也といった面々が個性溢れるネロス軍団員のデザインを手がけた。EDでは雨宮と、メタルダーのデザインを手がけた村上克司以外はクレジットされていないが、メインキャラクターデザイナーは当時バンダイ側のデザイナーとして参加していた森木である[2]。また、後に数々の東映特撮作品のキャラクターデザインを手がけた篠原保も本作品でヘルプという形で参加しており、非公式ながらこれがキャラクターデザイナーとしてのデビュー作となっている。
劇中音楽にはそれまでの5作を手がけた渡辺宙明に代わり横山菁児が起用され、彼の手による重厚でヒロイックなスコアの数々は製作者サイドからも好評を博した。後に、特警ウインスペクターにおいて本作メインの音楽の数々が再び選曲されており、別作品のメイン楽曲の一部として起用されるという非常に稀有な例となっている。
日笠淳プロデューサーがサブプロデューサーからメインに昇格した作品でもある。日笠は「こいつはすごいぜ!」という台詞の発案者。
制作エピソード
作品の内容が新機軸であったせいか、制作陣も試行錯誤をしていたという。本作のメイン監督だった小笠原猛は制作初期の段階で、吉川プロデューサーのオーダー通りの画を撮れなかったとのことで叱責を受け、制裁的な意味合いで第5,6話の監督を折田至との連名にされ尚且つ監督ローテーションを少しの間外されたという。このように、メインスタッフの間でも意思統一を図れなかったところに混乱した様子が窺える。
評価
低年齢層にターゲットを絞る形での路線変更、そして視聴率回復の為の枠移動も効を奏さず、最終的には3クール(39話)で打ち切られ[3]、メタルヒーローシリーズとしては最短の話数及び唯一の打ち切り作品という結果となった。
その反面、ハードな構成・ストーリーや演出、壮大な音楽などは高年齢層からの支持を受け、当時の「宇宙船」で2回も特集が組まれた他、「宇宙船別冊」が発売されるほどマニア人気は高かった。なお、同誌の1988年4月号の「メタルダーさよなら特集」には、「福岡市 篠原保」という一般投稿によるカラーイラストが掲載されている。
また『ギャバン』から続いたスペースヒーローの概念を打ち壊すことにより、以降のシリーズの方向性が拡大し延命したことは事実であり、本作で培われたストーリー構成やアクション等はシリーズに多大な貢献をしたといえる。近年のスーパー戦隊シリーズや平成仮面ライダーシリーズなどに見られる、高年齢層を意識した試みのさきがけであったともいえよう。
作品としては視聴率の問題や打ち切りの憂き目にあったなど不名誉な点も多い本作であるが、作劇などの総合的なクオリティやファンからの人気なども含め、音楽が制作側に愛され、楽曲の一部が『ウインスペクター』メイン劇伴に再び起用される等の経緯もあり、東映サイド側からもメタルヒーローシリーズの中でも特別な位置づけにされており、DVDソフト化に際しても本作のみ豪華解説書を同封した限定DVD-BOXという形式で発売されている。
あらすじ
第二次世界大戦後、アメリカに渡っていたロボット工学の世界的権威、古賀竜一郎(こが りゅういちろう)博士が42年ぶりに日本に帰ってきた。彼は世界の影でうごめく巨大な悪「ネロス帝国」の存在に気付き、戦死した自分の息子の竜夫(たつお)をモチーフにした人造人間「超人機」をよみがえらせるために帰国したのだ。古賀博士の帰国を知ったネロス帝国の帝王ゴッドネロスは博士を抹殺すべく、配下の四大軍団に出撃を命令した。古賀博士は負傷するが何とか秘密基地シルバーカークスにたどり着き、そこで眠っていた超人機・剣流星を目覚めさせる。しかし、博士はシルバーカークスを守り、何も知らない流星に敵の存在と人の死を教えるために自らネロスの凶刃に倒れる。それを見た流星は怒りの叫びを上げ、全エネルギーを開放。超人機メタルダーに瞬転する。メタルダーはそのパワーでネロスの軍団員たちを蹴散らすが、ヨロイ軍団長クールギンの刃に敗れる。傷つきながらも再び立ち上がるメタルダー。こうしてメタルダーとネロス帝国の壮絶な戦いが始まった…。
登場人物
- メタルダー / 剣流星(つるぎ りゅうせい)
第二次世界大戦中、日本軍起死回生のために古賀竜一郎博士によって作られた人造人間。流星の姿は、神風特攻隊で戦死した古賀博士の息子である古賀竜夫の姿をモデルにしている。そのパーソナリティも竜夫がモデルとなっており、ヴァイオリンを愛した竜夫と同様に音楽を趣味としている。古賀博士が発見した超重力エネルギー「KOGA-X」の力を使って戦う。流星の怒りが最高潮に達した時、「怒る!」の掛け声とともに瞬時にメタルダーへと瞬転する。
兵器として作られたが「汝の敵をも愛せ」という古賀博士の博愛精神から、自省回路が内蔵されており、これにより人間と変わらない心を持つ。自省回路は赤い左半身に、戦闘マニュアルコンピュータは青い右半身に内蔵されている。ボディは特殊合金サイコメタル製であり、戦時中に製作されたがその身体に秘められた多くの技術は半世紀以上経った現代技術でもまだ追いつけない高度なものである。
戦闘回路と自省回路、どちらか一方を強化すると二つの能力のバランスが崩れてしまうため、古賀博士は改造による強化が出来ないように設計している。その代わり、学習により精神力を鍛え、それによって、自省回路の能力を強化することが出来るようにし、自省回路の能力が強化されるとそれとバランスを取るために戦闘回路に精神波が送られ、今度は戦闘力が強化されるという、学習による性能アップを取り入れている。
従来のメタルヒーローと異なり、「争いを好まぬ僕に武器は無い」と自ら語るように剣や銃などの武器を持たず、少数の例外を除いては機械である己の体のみを駆使して戦う。例外としては、トップガンダー戦やネロスとの最終決戦において、古賀竜夫の形見の短剣を武器として使用したり、クロスランダーの銃を奪って使用したりもした。
-
- 基本スペック
- 身長:190cm(剣流星時は186cm)
- 体重:250kg(剣流星時は重力制御により100kg)
- 走力:100mを1.5秒(剣流星時は11秒)
- ジャンプ力:150m
- パンチ力:厚さ100mmの鉄板をぶち抜く
- キック力:厚さ200mmの鉄柱をへし折る
- 記憶力:空白だった42年間の歴史を図書館で調べて数分で埋められる。また、サッカーのビデオを見ただけで、コーチとしての能力を身につけられる。
- 聴覚:マルチイヤーにより、1km先の1デシペルの音も聴ける他、電波も受信できる。通信ユニットも内蔵。さらに、音波や電波を発信するネオサイクルサウンドも内蔵されており、特殊音波でイルカ等の動物と会話できる。
- 視覚:エレクトロアイにより、1.5km離れた場所のゴルフボールも見分ける。X線、赤外線、紫外線、冷熱反応、生体反応等のセンサーも持つ。ズームアップセンサーにより、拡大分析も可能。クリアレンズにより、粒子の隙間から壁の向こう側を見られる。記録用のコンパクトディスクもセットされている。
- 嗅覚:自然界の匂いに対するセンサーは人間と同等。薬物、金属と金属が摩滅して発する匂い、火薬等の匂いには高感度のセンサーを持つ。
- 握力:メタルクラッシュにより、硬い鉱物も粉々に砕く。パワー増幅システムを作動させる事により、さらに強力なパワーを発揮することも可能。
- 指:内蔵された鉄の爪・アイアンクローにより、険しい崖やビルもよじ登る。
- 足:裏に内蔵された真空吸着装置により、いかなる斜面も登れる。
- メカ生体機能循環システム:背中に内蔵されており、人間に有害なガスを除去できる。生体維持装置に接続している。
- 赤・青・銀というカラーリングは、太平洋戦争当時の敵国(アメリカ、イギリス)国旗をモチーフとしたもの。
-
- 必殺技
-
- レーザーアーム
- 腕にエネルギーを集め、手刀を超高速で振動させて敵を一刀両断する。左右どちらの腕でも使用可能。メタルダーの必殺技では最も使用頻度が高い。
- ※シリーズ初期では、小指の先から肘にかけて弓形の光刃が形成されていたが、7話からその表現が変更され、肘から腕全体が光に包まれるようになった。
- Gキック
- 超重力エネルギーを全開にして放つ飛び蹴り。100トンの岩も砕く威力。繋ぎ技として使うことが多い。
- メタルボンバー
- 空中でスピンしながら敵に突進し、両手でパンチを叩き込む。これの一種と思われるスクリューボンバーという技も存在する。
- メタルトルネード
- 空中でスピンしながら敵に突進し、両足でキックを叩き込む。
- プラズマパンチ
- 敵を真上に放り投げ、自らもジャンプして落下してくる敵に強烈なパンチを叩き込む。
- 分身の術
- 流星が忍者を研究し編み出した技。4人に分身する。
- メタルソード(本編未使用)
- 腕の超重力エネルギーを全開させ、手刀で敵の胴体を水平に真っ二つにする。
- ヘッドクラッシュ(本編未使用)
- 頭部にレーザーシールドを作り、頭突きをする。
-
-
- なお、エンディング映像には、メタルダーがジャースの攻撃をバリヤーで防御するシーンが存在するが、劇中でバリヤーは一切使用していない。
仲間たち
- スプリンガー
- メタルダーの相棒のロボット犬で、鼻は本物の犬以上に利く。彼のメンテナンスやサポートを行う。
- 仰木 舞(おおぎ まい)
- 『週刊アップ』と契約しているカメラマンで、流星が古賀博士以外に初めて出会った人間。流星の素性を知ってから、彼に協力するようになる。父親の信吾は通信社に勤務している。
- 北 八荒(きた はっこう)
- 中盤より登場。モトクロス選手権を目指す新人バイクレーサー。取材にやって来た舞に思いを寄せており、次第に恋敵と思い込んでいた流星にも協力するようになる。1人暮らしの影響か料理が得意。電撃応援団と呼ばれるオートバイ仲間がいる。
- 仰木信吾(おおぎ しんご)
- 舞の父で、通信社に勤務。古賀博士の足跡を追い続けるうちに、ゴッドネロスの存在に気付くが、捕らわれてしまう。
- 暴魂トップガンダー
- 漆黒のボディを持つ片目の戦闘ロボット。己の信念に従い行動する孤高のガンマンであり、クールな性格。闘いにおいては卑怯な真似を許さず、常に一対一の正々堂々とした戦いを信条としている。相手が武器を持たない場合、一度自分のライフルを置いてから、それを先に取った方が勝ち、というルールで勝負を行う。メタルダーの最大のライバルであり、かけがえのない親友でもある。外見上の特徴は、片目であること、左腕が右腕に比べてはるかに重厚であることなどである。主武器は大型のライフル。『ゴルゴ13』に似たヒットマンをモデルに製作されたことが、設定のみならず劇中でもバルスキーから語られている(もっとも、隻眼である事や性格などから、『ゴルゴ13』の主人公・デュ-ク東郷というよりは、己を「野良犬」と蔑むヒロイズムとは程遠い臆病さの反面、人間関係に深入りしないことで消えること無きヒューマニズムを心に秘めた当てもなくさすらう流れ者の一匹狼。そして、己が己であるために血で血を洗う賞金稼ぎの道を歩む『無用ノ介』(原作・さいとうたかを)の主人公・志賀無用ノ介に限りなく近いと言えなくもない)。
- 元々はネロス帝国の4軍団の一つ、戦闘ロボット軍団に所属していた。序盤では孤高のスナイパーとして、ネロス帝国の掟に背きメタルダーと一対一の真剣勝負に挑み、敗れはしたものの、作中屈指の好勝負を展開する。敗北後はネロス帝国の掟に背いた罪により処刑されそうになったが、メタルダーとの再戦のために処刑される寸前に脱出。追っ手によって傷つくも、宿敵メタルダーによって命を救われ、メタルダーにゴッドネロスの正体を探るには古賀博士の足跡を辿るよう助言し、お互いに再戦を誓って去っていた。その後、中盤にて再び登場し、帝国と完全に決別。メタルダーと共に帝国と闘う事を決意した後は共闘することが多くなった。
- 「孤高のスナイパー」としての性格が与えられているが、33話の冒頭で見せたような、自分が背負った業を割り切れないために寂寥感を禁じえない様子など、繊細な内面が垣間見られるような描写もある。雑誌B-CLUBに掲載された小説では、デデモス、ゴブリットの2機はトップガンダーと同時期に製作された兄弟機とされている。
ネロス帝国
新宿の超高層ビル群をも見下ろす巨大なビル(ハイテクビル)を本社とする世界的な大企業「桐原コンツェルン[4]」を表の顔とする世紀末の悪の組織。株価の市場操作や兵器の密売によって多額の利益を得て、世界を支配しようとしている。帝王ゴッドネロスを頂点として、ヨロイ、戦闘ロボット、モンスター、機甲の4軍団を持つ。地下に築かれた巨大闘技場ゴーストバンクを基地としており、そこから世界中に軍団員を送り込んでいる。
- 帝王ゴッドネロス / 桐原剛造(きりはら ごうぞう)
表の顔は桐原コンツェルンの代表であり、慈善事業家としても名声を得ている桐原剛造。しかし、秘書達に命じて「夜の闇」で包まれると裏の顔である醜い老人の顔をした世界的な死の商人・ネロス帝国の支配者へと変貌する。第二次大戦時は日本陸軍が派遣した技術少尉・村木國夫として古賀博士の助手として働いていた。戦後に連合軍の捕虜を生体実験にした罪でシンガポールで処刑されかかるも、関係者を買収して失踪。アメリカで犯罪シンジケートの一員となり、整形手術で桐原となる。そして、助手時代に得た知識を悪用してネロス帝国を築き上げた。性格は冷酷非情。裏切り者や弱者には一切の情けをかけず、邪魔者は全て抹殺する。戦闘時には死者を蘇生させる能力と念動力を使う。武器は数本の触手と怪光線、放電。
- 美人秘書K、S
常に桐原についている2人。主にメタルダーの情報収集をしていた。戦闘能力は軍団員と比べるとさほどない。企画書ではアンドロイドという設定だったが、37話での描写を見ると劇中では人間という設定だったように思われる。
- ネロス帝国軍4軍団
軍団は軍団長である凱聖(がいせい)をトップとする階級制が敷かれており、以下、
-
- 豪将(ごうしょう)
- 暴魂(ぼうこん)
- 雄闘(ゆうとう)
- 爆闘士(ばくとうし)
- 激闘士(げきとうし)
- 烈闘士(れっとうし)
- 強闘士(きょうとうし)
- 中闘士(ちゅうとうし)
- 軽闘士(けいとうし)
と続く。階級の数は大相撲の番付と同じで、激闘士以下は放送当時の地震の強さを示す名称に由来している(激闘士→激震 = 震度7、烈闘士→烈震 = 震度6等)。
- ヨロイ軍団
- 改造手術で強化されたサイボーグ及び強化服を着た人間から成る軍団。後にチューボ、ウォッガー、ガラドー、ジャムネは二代目が登場。
- 凱聖クールギン
- ネロス帝国の実質No.2である剣士。軍団員の中では唯一、メタルダーとの戦闘に勝利した強者。その正体は桐原=ネロスの影武者であり、正体を隠す為に二重に仮面を付けていた。
- 企画段階ではロボットという設定だった。
- 豪将タグスキー
- 豪将タグスロン
- 幼少期からゴッドネロスに育てられた義理の兄弟で、反逆者を処分する役割を持つ。連携攻撃が得意であり、兄であるタグスキーは刀を武器とし、柳生宗厳の剣術を使う。必殺技は斬撃を相手に叩き込む柳生新陰流竜巻剣。弟のタグスロンは薙刀が武器で、三井寺の薙刀さばきを使い、地雷原を突破するほどの走力を誇る。二人とも、左足には小太刀を装備している。連携攻撃はさいとう・たかを原作の時代劇画『無用ノ介』の劇中(1話「虎穴にはいった無用ノ介」より)に登場した賞金首・押崎三兄弟の次男・源次郎と三男・十鼠が繰り出す「双身の剣」に酷似している。
- 暴魂チューボ
- 鎧武者風の戦士で、長剣、兜の飾りを外した手裏剣、刺又が武器。常日頃から鍛錬を欠かさない、帝国きっての武人。
- 暴魂ヒドーマン
- ネロス帝国では右に出る者がいない程の極悪非道な性格で、柄の付いた鎖鉄球と太刀が武器のサイボーグ戦士。メタルダーが倒した最初のヨロイ軍団員であり、これにより人間を殺せないという自省回路の設定が失われた。
- 雄闘バーロック
- 元オリンピック十種競技の強化選手。勝ちたいあまりに、ライバルにドーピングの濡れ衣を着せたが、そのライバルが自殺してしまった過去があり、ネロス帝国に加入してからは正々堂々とした戦いを行う。電流を流す鎖鎌が武器。
- 雄闘ウォッガー
- 電流を出す槍と、槍を回転させて発生させる砂嵐を使って攻撃する。悪辣な性格。
- 爆闘士ロビンケン
- 生真面目な性格で、迷彩色のアーマーを纏ったゲリラ戦の達人。拳銃と大型ナイフが武器。
- 爆闘士ガラドー
- 剣や槍、手裏剣などを武器とする忍者風の戦士で、影を率いる忍術の達人。かなり執念深い性格の持ち主。24話では「魔術師ガラドー」を名乗り、マジックを駆使して戦った。
- 激闘士ベンK
- ハンマーと背中に装備した鎌が武器。メタルダーに命を助けられた事で改心する。その後は罪を償うために鎮魂に努めていた。改心してからは数珠と錫杖を武器としている。13話で、数人の軽闘士影と戦い戦死。
- 激闘士ジャムネ
- ボクシング技が得意で、両手にはロケットパンチ式で発射される特殊グローブが付いている。また、蹴り技にも優れるが、その足が弱点であった。
- 中闘士ムキムキマン
- 西洋風の衣装を身に纏っており(剣闘士の恰好であるという解釈もある)、自信過剰な性格だが、実力は低い。ヨロイ軍団には数少ない生身の戦士。8話を最後に、姿を消す。
- 中闘士フーフーチュウ
- ムキムキマンの相棒で、彼同様ヨロイ軍団には数少ない生身の戦士。怒ると頭部が大噴火し、炎を放つ。小型の弓が武器だが、実力は低い。ムキムキマン同様、8話を最後に、姿を消す。
- 軽闘士影
- ガラドーに率いられる忍者型の上級戦闘員で、剣と手裏剣、鎖鎌が武器。
- その他
-
- ユリコ/軽闘士見習いマドンナ
- 元はテニスの選手で、妹の治療費を稼ぐ為にネロス帝国に加入した。剣が武器で、高い運動神経を持つ戦士。
- アームリー
- 元雄闘。ゴッドネロスに対する反逆の罪により、ストーリー外でタグ兄弟により抹殺される。
- 戦闘ロボット軍団
- 桐原が古賀博士の助手時代に得た知識で作り上げた、戦闘に特化したロボットの軍団。メタルダーの異母兄弟的存在。軍団長のバルスキー以下、意外にも人間味にあふれるメンバーが多かった。劇中では昇降格が多く、クロスランダーは爆闘士から暴魂に昇格し、ゴブリットとデデモスは強闘士から軽闘士に降格している。また、ラプソディは階級の無い音楽ロボットから烈闘士に昇格した。
- 凱聖バルスキー
- 黒と黄色の斜めの縞模様が入っており、建設機械を連想させる(虎柄とも解釈可能)。部下思いで、部下からの信頼は篤い。トップガンダーが帝国から脱走した後もトップガンダーのことを気にかけていた。武器は指のバルカン砲。
- 豪将ガルドス
- バルスキーを尊敬する戦士。パンチ力は高いが、電流を発生する頭部が弱点。一度メタルダーに敗れた後は右腕にミサイル砲を付け、胸にビーム砲を内蔵し、上頭部の電流発生装置を改良され、両腕は鉄球への変形機能を得た。1話、若しくは放送初期のスチールには登場していない(これらの時点では、トップガンダーが席次の二番手になっている)。
- 暴魂トップガンダー
- 暴魂クロスランダー
- 赤を基調としたカラーリングとヒーロー然とした外見をしているが、それとは裏腹に性格は卑怯で陰険、トップガンダーとは対照的に勝つためには手段を選ばない。南米でテロ組織と組んで成果を上げたことにより爆闘士より昇格。当初は頭に蛇と鳥を合わせたような飾りをつけていたが、メタルダーのGキックで破壊される。その後頭部を強化され、内部に隠し銃をセットしたものの、17話でトップガンダーに頭部を破壊されてからは隠し銃は使用される事はなかった。武器は元々持っていた銃と、昇格祝いにゴッドネロスから授かったリボルバー式の光線銃。
- トップガンダーに対しては、メタルダー共々追い詰めた際に「お前たち二人はこの手で始末したかった」と言っている事から、根深い恨みを抱いている描写がなされている[5]。
- 雄闘ジャース
- 全身にビーム砲を、口に火炎放射器を搭載している。22話ではスケートチーム・「赤いイルカ」を利用してメタルダーを翻弄させた。
- 爆闘士ゴチャック
- ビックウェインの弟子。空中から攻撃を行うゴチャックフライングと、敵の首をねじ折るゴチャックロックなど、プロレス技を得意とする他、首を分離させてその胴体の接続部から大砲を出せる。格闘戦の末にメタルダーと引き分けて機能停止したが、ビックウェインに修復される。
- 激闘士ゲバローズ
- 両腕をペンチやハンマー、鎖に変化させての攻撃を行う。
- 企画段階では女性戦士で、スパイ活動を行う予定だったようだ。
- 烈闘士ザーゲン
- 死神ザーゲンの異名を持つ戦士で、左腕の鎌とナイフ、頭部からの電撃が武器。相手を抹殺する事以外には興味がない為、高い実力を持ちながら、あえて烈闘士の身分に留まっている。自らの希望で自爆用の爆弾を搭載する。
- 烈闘士ラプソディ
- 元はバイオリン演奏用の音楽ロボットだったが、バイオリンの名手である竜夫がモデルであるメタルダーを倒す為に戦闘回路を与えられて改造された。戦闘時は戦闘回路により胸と肩にショックアブゾーバーが付いた独自の戦闘形態となり、切れ味が鋭く、音符型ビームを放つバイオリンの弓とストラディバリウスを使う。また、胸に付いたバラ型の爆弾を使う。メタルダーに敗れた後は元の音楽ロボットに戻り、ゴーストバンクに迷い込んでしまった少女を助けた事をきっかけに帝国から脱走する。
- 強闘士ローテール
- 白を基調としたカラーリングの女性型ロボット。戦闘ロボット軍団員の能力のデータを記録しており、帝国崩壊後、バルスキーを想いメタルダーと戦う事を引き止めるも、最終的には彼と合体する事で戦闘ロボット軍団員の能力をバルスキーに与えた。
- 軽闘士デデモス
- 黒い体に青い装甲を纏っている。ゴブリットと共にクロスランダーに作戦失敗の責任を押し付けられ、強闘士から降格。クロスランダーの部下だが、作戦によってはクロスランダー以外の軍団員の配下に就く事もあった。右手に持った銃と、左手の三又のクローが武器。
- 軽闘士ゴブリット
- 黒い体に銀色の装甲を纏っている。デデモスよりは出番と台詞が多い。武器は大型のライフル銃。設定によると左肩に銃を装着できる。
- 軽闘士ブルキッド
- 軍団の若き戦士で、ビッグウェインに弟子入りしようとするが断られ、認められようと単身ビッグウェインに挑むも返り討ちに遭う。右手のカッターと鎖鎌が武器。
- ビッグウェイン
- 元豪将。伝説の巨人と呼ばれた歴戦の勇士であるが、戦いに空しさを感じて引退し修理ロボットになった。右腕のボーガンと左腕のスパイク、胸のミサイルと怪力が武器。
- その他
-
- ロブル
- 元爆闘士。裏切りの罪により、ストーリー外でタグ兄弟により抹殺される。
- モンスター軍団
- ミュータントや合成生物から成る軍団。「口八丁・手八丁 卑怯未練恥知らず」をモットーとしている。兵器として改造されたため、成長も早いが寿命も短いようだ。
- 凱聖ゲルドリング
- 何故か関西弁を喋る軍団長で、卑劣な性格。目からの光線、手からの粘液弾、メタルダーも貫く口からの触手、火炎、溶解液、透明化能力といった、多彩な技を持つ。
- 豪将ブライディ
- オオカミとクモの要素を持っており、鋭い爪と牙、本体である背中のクモから吐きかける糸が武器。また、人間体を持つ。
- 暴魂バンコーラ
- 甲殻類や爬虫類の特性を有する。体を透明化させ、腕を伸ばしての攻撃を行う。
- 雄闘ガマドーン
- 卑劣だが仲間に対しては意外と人懐っこく、触手を鞭の様に使って相手を縛り上げ、電流で攻撃する。一度メタルダーに敗れた後は、口と手から粘着液を出し、腕をハサミに変化できるように強化改造された。
- 爆闘士ダムネン
- 格闘能力が高く、ムードメーカー的な性格。目からは怪光線を、腹からは毒ガスを出す。「無念ダムネン」が口癖。ホビージャパン95年6月号にてデザインを担当した寺田克也氏により当時はまだ存在しなかった「生物版仮面ライダー」のつもりで描いたことが明かされている。
- 激闘士ザケムボー
- ダムネンの相棒で、こちらもムードメーカー的な性格。リング状の光線と超音波、口からの溶解液が武器。
- 軽闘士ヘドグロス
- 腕を伸ばして栄養源のヘドロを吸収出来る他、口からは機械を狂わせるヘドグロスシャワーを吐き出す。また、体を液体化する能力を持つ。力も知恵も無く、賭け事を行って金を巻き上げたりもするが、それは恋人ウィズダムとの幸せを夢見るが故の行為であった。ゲルドリングなど他のメンバーからは蔑視されており、作戦への応援要請も拒否されてしまったばかりか機甲軍団の妨害を受けるが、メタルダーだけは(死後にではあるものの)孤立無援の状況においても戦いを挑んだ勇気を評価している。
- その他
-
- ウィズダム
- ヘドグロスの恋人で、人間体を持つ。実力は高くなく、奴隷の立場にある。鋭い爪が武器。ヘドグロスの仇を討たんとネロスを裏切った振りをしてメタルダーに近づくが、ゴッドネロスやゲルドリングの卑劣さを見せつけられた上に、味方にすら虐げられていたヘドグロスを唯一認めてくれたのが敵であるメタルダーであった事からネロス帝国から離反した。
- ヘドグロスジュニア
- ヘドグロスとウィズダムの息子で、人間体を持つ。両親はモンスター軍団に所属していたが、戦闘ロボット軍団員であるジャースの危機を救った事もあってかモンスター軍団よりも戦闘ロボット軍団と親しい。父親の仇を取らんとメタルダーを狙うがネロス帝国の卑劣な振る舞いを知ってウィズダムとともに何処へと旅立っていった。射出可能な鋭い爪とゲル状化能力を持ち、雄闘であるガマドーンを負かす程の実力を持つ。
- ドグギャラン
- 野良犬・ジョージが改造された姿で、体についた棘を回転させたり、相手に飛ばしての攻撃が可能。また、動物の野性を目覚めさせる能力を持ち、鋭い牙と高い運動能力が特徴。
- ゾルグ
- 元暴魂。二重スパイの罪により、ストーリー外でタグ兄弟により抹殺される。
- 機甲軍団
- 戦闘車両や兵器をモチーフとしたロボットから成る軍団。いずれも重装甲を誇る。他の軍団と異なり、暴魂以下の軍団員は量産され、号数で区別されている。暴魂以下の軍団員は頭部の兵器ユニットの脱着が可能であり、ドランガーやメガドロンも作品中で確認はできないが、玩具では脱着が再現されていた。以下、括弧内はモチーフとなった兵器である。
- 凱聖ドランガー(戦艦)
- 全身の各部や盾に装備されたビーム砲や右手に持っている剣を武器としている他、放電攻撃も可能。
- 豪将メガドロン(自走高射砲)
- 両肩のビーム砲が武器。
- 暴魂アグミス(潜水艦)
- 銛を発射する銃が武器。水中では高い実力を発揮し、自らを魚雷として特攻する事も可能。
- 暴魂ダーバーボ(ミサイル)
- 両肩の大型ミサイル、胸の中型ミサイル、両腕の小型ミサイルが武器。
- 雄闘バーベリィ(戦闘ヘリ)
- 飛行能力とミサイルと機銃が武器。
- 激闘士ストローブ(戦闘機)
- マッハの飛行能力を持ち、ミサイルやレーザー砲を武器とする。
- 烈闘士ブルチェック(戦車)
- 頭部に付いた大砲と耳の機関砲、右肩の速射砲が武器。1号は、動物を愛する感情を持つ。
- その他
-
- グルーゾー
- 元烈闘士でモチーフは機雷。敵前逃亡の罪により、ストーリー外でタグ兄弟により抹殺される。
- その他軍団員
- 劇中、名称不明の軍団員も数多く登場している。
-
- ヨロイ軍団員1(8話):アームリーと同型の軍団員。ヘドグロスと賭け事をしていた。
- ヨロイ軍団員2(11話):アームリーと同型。ビックウェインの過去の戦闘シーンに登場。武器は青龍刀。
- ヨロイ軍団員3(32話):赤いヨロイに身に纏った軍団員。着ぐるみはロビンケンを改造したもの。
- 軽闘士見習い・時田(25、26話):ゴーストバンクからの脱走者。
-
- 戦闘ロボット軍団員1(5話):雄闘時代のトップガンダーの親友だったが、トップガンダーの手柄を横取りしようとした。
- 戦闘ロボット軍団員2(11話):ロブルと同型の戦闘ロボット。
- ロボット人間(18話):ザーゲンと協力してメタルダーを罠にかけた。
- 軽闘士(23話):頭部が大砲になっている軽闘士。運動会に登場。
- 夢(ゆめ)(31話):少女の姿をした自爆ロボットで、流星が瞬転すると同時に自爆する機能が付いている。
- 監視ロボット(31話):夢を監視していたロボット人間。
- にせトップガンダー(33話):トップガンダーと同型だが、性能ははるかに劣る。
-
- モンスター軍団員1(1話他):植物型モンスター。着ぐるみは『時空戦士スピルバン』のツターラを改造したもの。
- モンスター軍団員2 :パブリシティー・スチルでゴーストバンク内に姿を確認できる。
- モンスター軍団員3(10話):ゾルグによく似たモンスター。地下通路にいた。
- モンスター軍団員4(11話):ビックウェインの過去の戦闘シーンに登場。
- ゴリゴンA・B・C(27話):ゴリゴン計画で生み出されたモンスター。合計10体製造され、ウォッガー2世の追撃を受ける。
- ネコモンスター(29話):ノラネコがモンスター化した失敗作。
- 強闘士バクリカー:当初、登場予定だった軍団員。魚と鳥の2つの頭を持つモンスターで、デザイン段階まで進んでいたが、劇中には登場せず。放映当時の書籍では、モンスター軍団員1をバクリカーとして掲載しているものもある。
-
- ネロス帝国兵士:ネロス帝国の下級兵士。剣や短刀が武器で、様々な作戦に参加。
- 軍団員1:ロボット型軍団員。着ぐるみは『時空戦士スピルバン』のバイカーを改造したもの。
- 軍団員2:着ぐるみは『時空戦士スピルバン』のカーミラーを改造したもの。
- 軍団員3:着ぐるみは『時空戦士スピルバン』のディスクマンを改造したもの。
- 軍団員4:機甲軍団所属と推測される。着ぐるみは『時空戦士スピルバン』のワルサーを改造したもの。
- 謎の軍団員:設定のみで本編には登場しなかった軍団員で、フードを被った姿をしている。
メカニック
メタルダー
- シルバーカークス
- 富士風穴の奥深く、旧日本軍大本営跡の地下に隠されたメタルダーの基地。
- 第二次世界大戦中に作られたメタルダーは戦後42年間この中にいた。サイドファントム、メタルチャージャーを格納しており、出動時には普段は地下に存在している同基地が地上に出現する。スプリンガーが待機しメタルダーへ指示をしたり、メタルダーが負傷した際には修理も行うことが可能である。中盤にてネロス帝国に発見されかけたので、スプリンガーとともに基地内のメカの一部を移動している。
- サイドファントム
- メタルダー専用のサイドカー。飛行能力を備え、自動操縦装置を内蔵する。更に、本体とサイド部分が分離して別個に走行できる。
- 全長:2450mm
- 全幅:1497mm
- 全高:882mm
- 重量:240kg
- 地上最高速度:時速900km
- 空中最高速度:マッハ3
- メタルチャージャー
- メタルダー専用の乗用車。マツダ・ファミリア(6代目)に似ている。車体側面の装甲が主翼に変化し、飛行能力を発揮する。
- 全長:2450mm
- 全幅:3044mm
- 全高:2060mm
- 車両重量:1200kg
- 地上最高速度:時速700km
- 空中最高速度:マッハ2.5
- ナンバー:品川59 56-51
ネロス帝国
- ゴーストバンク
- 帝国の秘密基地。4軍団はここに集う。普段は桐原コンツェルンの本社ビルの地中に存在し、自由に移動することが可能。各軍団員にはゲートが与えられており、これを使ってゴーストバンクと地上とを行き来する。
- ミラージュハシャ
- ヨロイ軍団専用のサイドカー。
- サーキュラダー
- 戦闘ロボット軍団専用のバイク。
- キャプトロン
- モンスター軍団専用のバイク。
- ドライガン
- 各軍団に配備されている戦闘用ジープ。出撃する際には、それぞれの軍団旗をこれに掲げる。
- ダークガンキャリー
- 各軍団に配備されている戦闘用ワゴン車。主に兵員の移送に利用する。
- デスターX1
- 右腕にロケットランチャー、左腕にレーザー砲を装備した自走ロボット砲。死の商人に売るために試作された。
キャスト
スーツアクター
- メタルダー:山田一善、金田憲明
- タグスロン:五十嵐勝平
- ゲルドリング:五十嵐勝平
- ゴッドネロス:関裕志
- トップガンダー:釼持誠
- クロスランダー:関裕志
- (OPにクレジット表記はあるが配役不明):石垣広文
声の出演
- ヨロイ軍団
- 軍団長 凱聖クールギン:森篤夫、飯田道郎(5、6話)
- 豪将タグスキー:依田英助
- 豪将タグスロン:桑原たけし、岸野一彦
- 暴魂チューボ:依田英助
- 暴魂ヒドーマン:依田英助
- 雄闘バーロック:桑原たけし
- 雄闘ウォッガー:飯塚昭三
- 雄闘ウォッガーII:依田英助
- 爆闘士ガラドー:桑原たけし、渡部猛(24話)、西尾徳(33話)
- 爆闘士ロビンケン:江原正士
- 激闘士ジャムネ:渡部猛
- 激闘士ベンK:西尾徳
- 戦闘ロボット軍団
- 軍団長 凱聖バルスキー:桑原たけし、飯田道郎(3、4話)
- 豪将ガルドス:渡部猛、飯塚昭三
- 暴魂トップガンダー:森篤夫
- 暴魂クロスランダー:江原正士
- 雄闘ジャース:依田英助、江原正士(33話)
- 爆闘士ゴチャック:飯塚昭三、依田英助
- 激闘士ゲバローズ:飯田道郎、森篤夫
- 烈闘士ザーゲン:飯塚昭三、西尾徳
- 烈闘士ラプソディ:丸山詠二
- 強闘士ローテール:高坂真琴
- 軽闘士ゴブリット:渡部猛、西尾徳
- 軽闘士デデモス:桑原たけし
- 軽闘士ブルキッド:森篤夫
- 元豪将ビックウェイン:大宮悌二
- モンスター軍団
- 軍団長 凱聖ゲルドリング:依田英助
- 豪将ブライディ:渡部猛、依田英助
- 暴魂バンコーラ:岸野一彦
- 雄闘ガマドーン:西尾徳、渡部猛(5話)
- 軽闘士ヘドグロス:龍田直樹⇒西川幾雄
- 機甲軍団
- 軍団長 凱聖ドランガー:飯塚昭三
- 豪将メガドロン:依田英助
- 暴魂アグミス1号:飯塚昭三
- 暴魂アグミス2号:西尾徳、飯田道郎(23話)
- 暴魂ダーバーボ:桑原たけし
- 雄闘バーベリィ:桑原たけし
- 激闘士ストローブ:渡部猛(1話)、森篤夫
- 烈闘士ブルチェック:飯塚昭三
- ※モンスター軍団軽闘士ヘドグロスの吹き替えは、西川幾雄が担当したと「ぷろだくしょんバオバブ」関係者が証明。
- ※各ストーリーにおいて台詞が一言のみの場合は、本来の役以外の声優があてることがあった。例えば、8話ではガラドーを飯塚昭三、バンコーラを依田英助が担当しているが、初期の数話においてはバルスキーやクールギンの声を飯田道郎が担当していた。
スタッフ
主題歌 / 挿入歌
- 主題歌
-
- オープニング:「君の青春は輝いているか」
- 歌:佐々木功/作詞:ジェームス三木/作曲:三木たかし/編曲:田中公平
- エンディング:「タイムリミット」
- 歌:水木一郎、こおろぎ'73/作詞:ジェームス三木/作曲:三木たかし/編曲:田中公平
- オープニングは、ジェームス三木と三木たかしの「ダブル三木」の作詞及び作曲により、メタルヒーローシリーズでも異彩を放つ曲調となった。一方、エンディングはオープニングに比べれば正統派の特撮ヒーローの主題歌である。どちらも歌詞に「メタルダー」というような主役ヒーローの名前が出てこない特徴を持つ。これはメタルヒーローのエンディングではしばしばこのケースが見られるが、オープニングでは本作とブルースワットくらいである。歌詞にヒーローの名前が出てこないとは言いながらも、オープニングとエンディングのいずれも本編におけるメタルダーの過酷な戦いとネロス4軍団員との交流のドラマを歌い上げているかのような名曲である。
- 挿入歌
-
- ファイテイングシュートだ!メタルダー
- 歌:茅弘二/作詞:藤井邦夫/作曲:小杉保夫/編曲:田中公平
- 中盤以降、必殺技を放つシーンで使用(使用の無い回もあり)。
- 星からの手紙
- 歌:ダ・カーポ/作詞:ジェームス三木/作曲:小杉保夫/編曲:石田かつのり
- 最終回のラストシーンで使用。
- 一瞬のチャンス
- 歌:水木一郎/作詞:渋谷利秀/作曲:武市昌久/編曲:高橋洋一
- ネロス帝国4軍団
- 歌:こおろぎ'73/作詞:企画者104/作曲・編曲:田中公平
- 第23話「トップは誰だ!? ピンからキリの大運動会」で使用。
- ボルテージ・アップ
- 歌:茅弘二/作詞:渋谷利秀/作曲:根岸孝旨/編曲:高橋洋一
- イントロが使用されたのみ。歌は本編では使用されず。
- ネバーギブアップ
- 歌:茅弘二/作詞:ジェームス三木/作曲:三木たかし/編曲:石田かつのり
- 瞬転!夢の戦士
- 歌:水木一郎/作詞:真弓尚/作曲:武市昌久/編曲:高橋洋一
- 中盤以降、瞬転およびそれに続く戦闘シーンで使用。最も使用された挿入歌。
- ダッシュ!サイドファントム
- 歌:茅弘二/作詞:八手三郎/作曲:根岸孝旨/編曲:高橋洋一
- 中盤以降、サイドファントムおよびメタルチャージャーを基地から発進させる際に使用。「瞬転!夢の戦士」に次いで使用度が高い。
-
- 挿入歌は全て「超人機メタルダーヒット曲集」、「復活!栄光の東映ヒーローVOL.5」、「メタルヒーロー主題歌・挿入歌大全集 I」に収録。
放送リスト
| 放送日 |
話数 |
サブタイトル |
脚本 |
監督 |
| 1987/3/16 |
1 |
急げ! 百鬼魔界へ |
高久進 |
小笠原猛 |
| 1987/3/23 |
2 |
余は神・ネロスなり |
| 1987/4/6 |
3 |
野兎への愛にハンマー男ベンKが涙する |
冨田義治 |
| 1987/4/13 |
4 |
魚雷アグミス対海軍少尉メタルダー |
| 1987/4/20 |
5 |
耐える! 百発百中のガンプレイ |
折田至
小笠原猛 |
| 1987/4/27 |
6 |
怒る! ヘビー級王者ガルドスをKOせよ |
| 1987/5/4 |
7 |
ゴールを決めろ! タグ兄弟との炎の決闘 |
山崎晴哉 |
冨田義治 |
| 1987/5/11 |
8 |
さらばバーロック! 鉄仮面の秘密 |
掛札昌裕 |
| 1987/5/18 |
9 |
夢見るモンスター! 十字砲火の恋人たち |
藤井邦夫 |
伊藤寿浩 |
| 1987/5/25 |
10 |
超絶技! 名曲ロボットのバイオリン攻撃 |
上原正三 |
| 1987/6/1 |
11 |
勇者の追撃! 天空にそそりたつ巨人!! |
扇澤延男 |
小西通雄 |
| 1987/6/8 |
12 |
愛しのモンスター・包囲する忍者たち |
藤井邦夫 |
| 19876/15/ |
13 |
危機一髪! 親と子が愛をもどす海猫の村 |
高久進 |
冨田義治 |
| 1987/6/22 |
14 |
妹よ生きて! 哀しみの女戦士マドンナ |
中原朗 |
| 1987/6/29 |
15 |
翔くモンスター息子よ、母の願いを! |
藤井邦夫 |
三ツ村鐵治 |
| 1987/7/6 |
16 |
恋のライバルはバリバリ爆走族 |
高久進 |
| 1987/7/13 |
17 |
危うし舞! 走る独眼竜トップガンダー |
伊藤寿浩 |
| 1987/7/20 |
18 |
舞の秘密情報・プールサイドの罠 |
| 1987/7/27 |
19 |
夏休みはゴーストバンクへ冒険ツアー |
小笠原猛 |
| 1987/8/17 |
20 |
ターゲットは仔犬? 火をふく機甲軍団 |
三ツ村鐵治 |
| 1987/8/24 |
21 |
大都会ミステリー・ホタルを呼ぶ美少女 |
| 1987/8/31 |
22 |
空飛ぶローラー! 赤いイルカの襲撃 |
伊藤寿浩 |
| 1987/9/7 |
23 |
トップは誰だ?! ピンからキリの大運動会 |
中原朗 |
| 1987/9/14 |
24 |
プリンセス天功VSガラドーの魔術合戦 |
高久進 |
小笠原猛 |
| 1987/10/4 |
25 |
とびだせ! ジャック電撃応援団 |
三ツ村鐵治 |
| 1987/10/11 |
26 |
ぶっちぎり! 炎のジャック野郎 |
| 1987/10/18 |
27 |
助けて! 愛しのゴリちゃん逃亡日記 |
扇澤延男 |
小笠原猛 |
| 1987/10/25 |
28 |
可愛い盗賊・きらめくダイヤに乙女の願いを! |
藤井邦夫 |
伊藤寿浩 |
| 1987/11/1 |
29 |
ある哀しいのら犬の物語 |
中原朗 |
| 1987/11/8 |
30 |
守れ! 秘密基地 |
高久進 |
小笠原猛 |
| 1987/11/15 |
31 |
瞬転を狙え! 愛を夢見る少女 |
藤井邦夫 |
| 1987/11/22 |
32 |
百年美人伝説 |
柳川茂 |
三ツ村鐵治 |
| 1987/11/29 |
33 |
大包囲網熱き友情の脱出 |
高久進 |
| 1987/12/6 |
34 |
千の顔を持つ帝王・ネロス |
伊藤寿浩 |
| 1987/12/13 |
35 |
帝王・ネロスの正体は? |
| 1987/12/20 |
36 |
大反撃! 戦闘ロボット軍団 |
小笠原猛 |
| 1987/12/27 |
37 |
大崩壊! ネロス帝国 |
| 1988/1/10 |
38 |
大逆襲! 愛と憎しみの荒野 |
藤井邦夫 |
三ツ村鐵治 |
| 1988/1/17 |
39 |
大決戦! メタルダーよ永遠に |
放映ネット局
劇場版
- 超人機メタルダー(1987年7月18日公開)
- 脚