超時空要塞マクロス とは?ページ内リンク ↓ウィキペディア(Wikipedia)記事 ↓Yahoo!知恵袋『超時空要塞マクロス』(ちょうじくうようさいマクロス)は、1982年10月3日から1983年6月26日まで毎日放送をキーステーションとしてJNN系で放映されたSFアニメ・ロボットアニメ。放送回数は全36話。「超時空シリーズ」および「マクロスシリーズ」の第一作である。 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 超時空要塞マクロス 出典: 『はてなダイアリー』 関連商品
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| 超時空シリーズ | ||
| 通番 | 題名 | 放映期間 |
| 第1作 | 超時空要塞マクロス | 1982年10月 ~1983年6月 |
| 第2作 | 超時空世紀オーガス | 1983年7月 ~1984年4月 |
| 第3作 | 超時空騎団サザンクロス | 1984年4月 ~1984年9月 |
目次 |
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
西暦1999年、突如宇宙より飛来し太平洋上の南アタリア島に墜落した巨大物体は、全長1,200m超もの宇宙戦艦だった。これにより異星人の実在と彼らの間の戦争の存在を知った人類社会は、宇宙からの脅威に対処すべく地球統合政府を樹立。世界規模の紛争(統合戦争)を経て、墜落艦を改修し「マクロス」と命名する。
2009年のマクロス進宙式当日、地球付近に異星人の一方の陣営ゼントラーディ軍の艦隊が出現する。その存在を感知したマクロスの主砲システムが勝手に動作し、戦艦群を撃破してしまう。マクロスの正体はゼントラーディと敵対する陣営、監察軍が仕掛けたブービートラップであり、人類は否応なく宇宙戦争(第一次星間大戦)に巻き込まれることとなった。ゼントラーディ軍の包囲網から逃れるため、マクロスはフォールド航行により月の裏側への待避を図る。しかし制御に失敗し南アタリア島一帯を巻き込み、冥王星軌道付近に到着する。さらにフォールドシステム自体も消失し、通常のロケット推進のみでの地球への長い帰還の旅を強いられる事になる。
その途上、南アタリア島住民5万8千人はマクロス艦内に街を再建し、戦争の傍らで普段の生活を営んでいた。アクロバットパイロットの一条輝は戦火の中で出会った少女リン・ミンメイを守るため軍に入隊し、可変戦闘機バルキリーのパイロットとなる。艦内で人気アイドル歌手となり、輝から離れていくミンメイ。一方で喧嘩相手の上官、早瀬未沙の存在が少しずつ大きくなっていく。
やがて、戦いの中で次第に判明するゼントラーディ人の実態。彼らは遺伝子操作により人種改良された、生まれつき戦うことしか知らない戦闘人種であり、地球人を「文化」を持つ人種(プロトカルチャー)と恐れていた。文化との接触で次第に変容していく地球攻撃艦隊を、マクロス、地球共々消滅させるべくゼントラーディの大艦隊が出現する。
存亡の危機を迎えた人類とマクロスの未来、そして翻弄される輝、ミンメイ、未沙の恋の行方が描かれる。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
その他の登場人物・キャストについては超時空要塞マクロスの登場人物一覧を参照
『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』により隆盛した1980年代前半のアニメブームを象徴する作品のひとつ。ロボットアニメにSF、ラブコメ、アイドルといった当時の若者文化の流行をちりばめた個性的な作風が特徴である。放送開始後、ファンの支持や関連商品の好セールスを受け、13話の延長が決定し、当初予定の23話(半年2クール)から36話(9か月3クール)へ延長[1]。さらに放送終了翌年の1984年、劇場作品『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』が公開され、その人気を決定付けた。その後も本作のスタッフが関わり、世界観や基本要素を継承する形で「マクロスシリーズ」の作品が発表されている。
本作が『ヤマト』や『ガンダム』と大きく異なるのは、制作側にSFもしくはアニメーション等のファン出身の若いスタッフが多く参加していたことである。メカニックデザイン・絵コンテ・監修担当の河森正治、キャラクターデザイン担当の美樹本晴彦らは慶應義塾高等学校からの同級生であり、本作の企画をまとめる中心となった。河森は劇場作の共同監督に抜擢される。本作で脚本家デビューした大野木寛、参加していないが漫画家の細野不二彦も高校・大学の同級生だった。河森と大野木は本作の放送中も慶應義塾大学の学生だった。また、平野俊弘(現:平野俊貴)、板野一郎ら既にキャリアのあったアニメーターも、本作をきっかけに注目を集めた。プロ以外にアマチュアの学生も参加しており、山賀博之は本作で演出家デビューし、庵野秀明や前田真宏、貞本義行は原画を担当している。これらの若いスタッフは作品に「自分達が観たいものを作る」という実験的な方向性を持ち込み、結果的に視聴者層と世代感覚を共有することになった。その姿勢やセンスを認め、力を引き出したのがアートランド社長も務めるチーフディレクターの石黒昇だった。
SFビジュアル分野で活躍し、ロボットアニメ作品を支えてきたスタジオぬえが企画した作品として、リアリティーを感じさせる精巧なデザイン・設定が注目を集めた。『ガンダム』以後の一大ムーブメントの影響下にあった時代の作品であり、リアルなSF・軍事考証の下で運用されるロボット兵器が多数登場するため、「リアルロボットもの」作品の一つと言える。
作中に登場する可変戦闘機バルキリーや陸戦兵器デストロイドは、戦闘機や戦車などの現用兵器が超科学(オーバーテクノロジー)により進化した形態と設定されている。『ガンダム』のモビルスーツ以降、人型巨大ロボットが軍事用兵器の一つとして登場するためのSF的設定(理由付け)が為されるようになった。この傾向を促進したのが「スタジオぬえ」が関わったムック本『ガンダムセンチュリー』であり、ミノフスキー物理学やAMBACなどの架空理論でモビルスーツの存在理由を説明した。本作では「人間が身長10mを超える巨大異星人に対抗するために使用する」と説明している。河森正治によると、「ひと目見て、納得というか、あきらめてもらえる方法」として考案したそうである。
一方で、巨大な宇宙戦艦マクロスが人型形態(強攻型)へトランスフォーメーションするという奇抜なアイデアや、必殺技としてダイダロスアタックを使う点などは「スーパーロボットもの」の要素を含んでいるとも言える。
SFアニメとしては異星人とのファーストコンタクトを扱っている点や、異星人を地球に招き入れたことを理由に、マクロスや市民が地球を放逐される流れなど、『伝説巨神イデオン』に近いものがある。一方で、従来は異星人側から攻撃してくる所を図らずも人類側から先制攻撃してしまう点や、地球から進撃するのでなくいきなり遠方に飛ばされて地球に帰還しようとする点など、従来のパターンを破る試みも行われている。
しかし、一話を通してまったく主人公が出撃しない、戦闘シーンがまったくないといった回も珍しくないなど、戦争もののアニメとしては異色の存在だった。これは当時のリアルロボットものに目立つ「戦争の過酷さ」や「政治劇」などのシリアスな描写を避け、主人公を巡る恋愛ドラマ(「輝・ミンメイ・美沙」による三角関係)を軸に、戦時下で営まれる市民社会の活力を描くという意識的な演出だった。この路線において「文化」というキーワードが、物語を収束する意味を持つことになる。
マクロス艦外の宇宙戦争と並行して、艦内ではアイドル歌手リン・ミンメイのシンデレラストーリーが展開される。ミンメイの歌う歌謡曲を単なる劇中歌ではなく、物語の根幹にかかわる要素に位置付けたのは画期的な試みであり、以後のマクロスシリーズでも「歌」が重要なテーマとなっている。ミンメイはアニメ(虚構)と現実をつなげるバーチャルアイドルの先駆例となり、声優と劇中歌を担当した飯島真理は本作終了後にシンガーソングライターとしてデビューした。
企画の発端は1980年8月に遡る。スタジオぬえはウィズ・コーポレーション(アートミックの前身)からの発注で、テレビアニメ企画『ジェノサイダス』を提出。しかし、シリアスな内容から反応が悪く、別にもう一作、スポンサー受けのよさそうなダミー企画を考案することになる。「変形する巨大宇宙戦艦」「艦内の市街地」「敵は巨大異星人」などのアイデアを一夜漬けでまとめ、巨大戦艦を「メガロード」と命名。企画タイトルを『バトルシティ・メガロード(仮)』とした。当て馬として気軽に作ったため、内容はパロディ色の強い肩肘張らずに見られるコミカルなもので、一部スタッフ曰く「壮大な能天気ドラマ」になった。
しかし、本命の『ジェノサイダス』よりがこちらが採用される気配が濃厚となったため、極力パロディ要素を除き、宇宙戦争を舞台にした恋愛ドラマ(ラブコメ)路線へシフト。地球の存亡を賭けた戦いと、主人公達の三角関係を同等のレベルで描く、という方向性が固まった。さらに、メカニックデザインがリアル指向に転じたことで、ミリタリー的要素(航空戦)も加わった。その後、ウィズ・コーポレーションの解散でスタジオぬえが企画母体となる。
なお、宮武一貴は未発表ではあるが、『宇宙海賊キャプテンハーロック』に登場するアルカディア号を巨大ロボットに変形させるデザインテストを行っていた。また、艦内に市街地を置くアイデアは、河森が参加したフランスとの合作アニメ『宇宙伝説ユリシーズ31』の企画時に出した案だったが、フランス側に承認されず没となっていた。
広告代理店ビックウエストが『メガロード(仮)』を採用し、タカトクトイスなどのスポンサーと番組放送枠を獲得。スタジオぬえと親交のある石黒昇が主宰するアートランドが参加し実制作の中心となるが、下請けスタジオで制作能力が不十分なため、大手のタツノコプロが元請けとなり、アートランドやアニメフレンド(タツノコプロの子会社)などが下請けという形態をとった。
シリーズ構成は4クール(1年分)の全52話から48話、更に1クール減らした39話となった。この構成で作画作業に入った1982年5月になり、製作側から23話への短縮が要請された。このため、ゼントラーディ軍の敵対勢力の監察軍の出番を全てカットし、制作と並行して内容を圧縮する改編作業を強いられたが、この過程で大宇宙戦争にアイドル歌手の歌を絡めるというオリジナルのテーマが生まれた。
タイトルはビックウエスト社長大西良昌の発案で、マクロ(巨大さ)と『マクベス』(壮大な人間ドラマ)を組み合わせ「マクロス」と改題された。副題は放送直前まで「超弩級要塞」だったが、「弩(ど)」が読めない、という理由で「超時空要塞」に変更された。マクロスの形式名SDF-1=スーパー・ドレッドノートクラス・フォートレス(=超弩級要塞)も、後にDをディメンションに変更されている。なお、「メガロード」の名は1987年発売のOVA『超時空要塞マクロス Flash Back 2012』に登場するマクロス級2番艦メガロード-01に転用されている。
1982年10月3日に放送開始。しかし、スタッフの経験不足、実験的なデザインや演出、話数削減による再構成などの理由で放送開始前から制作スケジュールは逼迫した。 一応、動画用に細部の省略されたメカの設定書もあったが、当時のテレビアニメ制作では避けられていた「戦闘機の高速アクション」「登場人物の衣装替え」などの手間のかかるシーンを多用していた。河森正治は「他のアニメで上手くいった手段は絶対に使いたくなかった」が「やってみたら本当に大変だった」と述べている[2]。
さらに同日スタート予定だった『愛の戦士レインボーマン』の制作が遅れたしわ寄せで、1・2話を連続放送せざるを得ないという不測の事態も追い討ちをかけた。第11話『ファースト・コンタクト』では動画作業が間に合わず原画部分のみを撮影、「アニメーションというよりテレビ紙芝居」と揶揄された。スケジュール苦緩和の一策として、第17話『ファンタズム』は既存フィルムを再編集して制作した(新規作画は一部のみ)。
また、アニメフレンドが韓国のスタジオ(クレジットではすべて「スタープロ」と表記)に発注したものは作画レベルが著しく低く、日本での修正が間に合わないまま放送された。このためアートランドの主力スタッフなどが担当したストーリーの構成上重要な「作画の良い回」と、外注分の「作画の悪い回」の差が極端になり、これらが交互に放送されるという混乱した状況が続いた。
その一方で、板野サーカスに代表されるような、アニメ史に影響を残した描写も随所に登場する。特に、第27話『愛は流れる』におけるデストロイドモンスターの発進シーケンスの描写はアニメ雑誌でも話題となり当時の視聴者をうならせた。モンスターは画面上で歩かない前提のデザインだったが、作画スタッフが3か月を費やして格納庫の床を踏み抜くワンカットを描いた。
しかし、玩具セールスの出足に満足したスポンサーの要請により、放送開始後間もなく再び36話への延長が決定する。時間的に再々構成は難しいため、実質的に最終回の内容となった第27話『愛は流れる』を区切りにして、残り9話はその約2年後のエピソードを描くこととなった(回想編的な構成を提案したがNGだった)。さらに1983年3月には劇場作の製作が内定。主要スタッフが劇場版や後番組の『超時空世紀オーガス』の準備にシフトしたため、1~27話(戦争編)と28~36話(戦後編)では多分に趣が異なった作品となっている。制作事情に悩まされたスタッフの忸怩たる思いは、1984年7月公開の『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』において、当時最高水準の作画クオリティに結びつくことになる。またこの延長エピソードにおいて、新首都マクロスシティや宇宙移民計画、地球人類・ゼントラーディ人とプロトカルチャーとの関係の解明など、後のシリーズ作品に繋がる重要な設定が生み出されている。
新規アニメ枠開拓を狙い日曜午後2時に放送されたが、休日の在宅率の低い時間帯のため視聴率は平均6.4%[3]に止まったものの、水曜午後5時30分に放送した系列外の山形テレビでは視聴率36%を記録した[4]。
本作はビデオグラムが好調で、1984年のオリコン年間ビデオランキングで『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』が34050得点で1位を獲得。この記録を破るアニメは1991年の『魔女の宅急便』まで存在しなかった。サウンドトラックは4作がオリコンLPチャートで10位以内にランクインした[5][6]。
また1989年にバンダイ初のLD-BOXの作品として本作が選ばれている。
作曲家羽田健太郎は主題歌、BGM、リン・ミンメイの劇中歌などの劇伴音楽を作曲し、「ヘルシー・ウイング・オーケストラ」を率いて演奏も担当した。第1回日本アニメ大賞音楽部門を受賞し、2007年に羽田が死去した際には代表的な劇伴作品のひとつとして本作を挙げる報道もあった[7]。
ハードSF的な要素(メカ、軍隊、星間戦争)とソフトな要素(芸能界、日常的恋愛ドラマ)が渾然一体となった斬新な作風については、新世代アニメとして歓迎する意見と戦争描写などに戸惑う意見の両方がみられた[8]。また、昼ドラマのように恋愛劇が進行する延長話(28~36話)の構成は、ファンやスタッフの間に賛否両論を残している[9]。
マクロスの成功により、「マクロスシリーズ」の作品以外でもビックウエストによる「超時空シリーズ」(『超時空世紀オーガス』『超時空騎団サザンクロス』)、『機甲創世記モスピーダ』、『メガゾーン23』などの類似コンセプトを持つ作品が登場した。特にアートランドが制作し、マクロスのスタッフが参加した『メガゾーン23』はOVAジャンル初の大ヒット作であり、「メカと美少女」という現在に続く潮流[10]の先駈けとなった歴史的な作品である[11]。また、本作の「恋愛」「和平」「古代文明の遺産」等のテーマに強い影響を受けて、後に『機動戦艦ナデシコ』のようなオマージュ的リアルロボットアニメも多数生まれている。
本作や『うる星やつら』の人気により、20歳台前半の若手クリエーターの台頭が顕在化し、永野護などの個性が注目されることになる。ガイナックスの前身となるダイコンフィルムは自主制作アニメ『DAICON3 オープニングアニメ』の出来をスタジオぬえに買われ、山賀博之と庵野秀明が「技術研修」の名目で上京し、アートランドでマクロスの制作に参加した。その後制作した『DAICON4 オープニングアニメ』には、宮武一貴や板野一郎、平野俊弘、垣野内成美らが原画協力として参加している。作中にはパロディとして、両腕に宇宙戦艦ヤマトとアルカディア号を付けたマクロス強攻型や、頭部レーザー砲がビームサーベルになるバルキリーが登場する。マクロスに触発されたアニメーターも多く、結城信輝は本作の27話『愛は流れる』を観たことが、アニメ業界に転身するきっかけとなっている[12]。
また、忘れてはならないのが「バルキリー」である。実在する機体(F14トムキャット)に酷似した戦闘機がロボットへ一瞬にして変形するということは革新的であり[要出典]、後のロボットアニメに強い影響を与えた。マクロス放映終了から半年後に製作された『聖戦士ダンバイン』では、途中から主人公メカとなった「ビルバイン」が戦闘機型に変形可能であり、二年後に製作された『機動戦士Ζガンダム』でも、Ζガンダムが戦闘機形態に変形可能な他、同じ様な可変メカが多数登場する。そういった事から「ガンダム」と並ぶ「リアルロボットアニメの2大金字塔」として、「バルキリー」はリアルロボット群に変形ブームを巻き起こした革命機と言える。また、一部のライターは、バルキリーでの戦闘シーンに触発されて、実写映画『トップガン』が制作されたという説を唱えている[13]。
本作は架空のアイドルが登場する「アイドルアニメ」の先駆的作品としての一面もある。実在する歌手が登場するアニメ作品としては、1978年の『ピンクレディー物語 栄光の天使たち』という先例がある。架空のアイドルにタイアップする形で新人歌手がデビューするというパターンは、メディアミックスの手法として『魔法の天使クリィミーマミ』における太田貴子、『メガゾーン23』における宮里久美、『アイドル伝説えり子』における田村英里子などでも見られた。シリーズ最新作『マクロスF』ではヒロインの一人ランカ・リー役に公募により選ばれた中島愛が同様にデビューを果たしている。
その他、制作スタッフの若手の一部が使用していた「御宅」という二人称呼称を本作の登場人物に使用させたことで、この呼び方はアニメファンたちの間に広まって使われるようになり、これが後のおたくという言葉(の用法)が広まる一因になったという説もある[14]。ただし、「オタクという言葉を使い始めた」と指摘されている河森正治は、『アニメージュ 2001年6月号』にて「僕らより少し上の世代が使っていた言葉」とコメントしている。
「マクロス」は同じタツノコプロ制作の『超時空騎団サザンクロス』や『機甲創世記モスピーダ』と同じ世界・同じ時間軸のストーリーとして再編集した“ROBOTECH”(ロボテック)の第一シーズン “THE MACROSS SAGA” として日本国外で放映され大人気となり、現在まで続く日本国外での日本アニメブームの先駆けとなった。それ以前に輸出され人気のあった『宇宙戦艦ヤマト』や『科学忍者隊ガッチャマン』はひどく再編集されストーリーが全く異なり、暴力描写やメインキャラクターの死などがカットされているのに対し、ROBOTECHでは三作品を繋げるための設定変更やキャラクターの名前以外は、ほぼそのまま翻訳され放映されている。その後オリジナルストーリーの続編が作られた他、ワーナーブラザーズが実写映画化を計画中と報じられた。詳細はロボテック#実写映画化を参照。なお『マクロス』単独のハリウッド実写映画化企画も存在したが流れている。
英語吹替え版の『Super Dimension Fortress Macross』は1984年に1~3話収録のビデオが発売されたが、ROBOTECH人気の影で全話収録版は長年発売されなかった。2001年に英語字幕版(日本語音声)で全話のDVD化が行われ、2006年にはADV Films社が英語吹替え・5.1ch音声版のDVDシリーズを発売した。このADV版では米国在住の飯島真理が「英語で」再びミンメイ役を演じている。
その人気から続編製作を求める声は多く、1992年にOVA『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』が製作された。これはスタジオぬえは関与しておらず、内容的にも前作の焼き直しでセールス的には結果を残したものの旧作ファンには不評であった。逆に河森ら旧作スタッフがこれに触発され、1994年に新型主力可変戦闘機のトライアルを題材にしたOVA『マクロスプラス』、および正統な続編としながら多くの新要素を加えたTVシリーズ『マクロス7』が製作された。さらに2002年には統合戦争を舞台とした前史となるOVA『マクロス ゼロ』 、2008年にはシリーズ25周年記念のTVシリーズ『マクロスF』が製作されている。他にもスピンオフ企画やゲーム作品など多くの派生作品が生み出されている。
詳細はマクロスシリーズを参照
2001年から2005年にかけて東京地方裁判所、東京高等裁判所にて、本作の知的財産権を巡る民事訴訟が行われた。
AMTアーテル社よりXB-70の1/72スケールのプラモデルが市販された際、日本国内にて代理店を通じて販売されていた物には、ビッグウエストの版権シールが貼られた。本作の主役メカ、VF-1バルキリーのネーミングはXB-70の愛称「バルキリー」にちなんだものだったが、この名称をビッグウエストが商標登録していたため、架空のメカの名称が、実在の機種をモデルとした商品に影響するという異例の事態となった。この事は『「XB-70バルキリー」という呼称を用いることは版権侵害にあたるのではないか』と関係各方面にとって問題となり、模型雑誌におけるXBー70のプラモデル製作記事において、緊急避難的に「ヴァルキャリー」と表記されるなど一時混乱を招いた。
その他の劇中歌についてはリン・ミンメイ#歌唱曲を参照
放送日は原則としてキー局の毎日放送における日付(23・24話は裏送りで放映された同時ネット局での日付。毎日放送では選抜高等学校野球大会中継のため、この2話は4月9日に放映)。初回放送は「マクロス・スペシャル」のタイトルで第1・2話分をまとめて(各話の区切りをつけずに)午後1時から一時間枠で行われ、再放送からは下記のサブタイトルで30分枠の単独回となる。『マクロス』の30分前に放送される番組『愛の戦士レインボーマン』の第1話が放送を落としたため、スペシャルとして放送されたという[18]。第3話より毎週日曜日午後2時放送。第28話以降は放送延長回。
| 話 | サブタイトル | 放送日 | 脚本 | コンテ | 演出 | 作画監督 | 動画作監 | 美術担当 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ブービー・トラップ | 1982年10月3日 | 松崎健一 | 石黒昇 | 高山文彦 | 美樹本晴彦 板野一郎 |
藤高栄光 | 多田喜久子 勝井和子 |
| 2 | カウント・ダウン | 河森正治 | 高山文彦 津田義三 |
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| 3 | スペース・フォールド | 1982年10月17日 | 山田勝久 | 康村正一 | 朴炯仁 | 佐藤広明 | ||
| 4 | リン・ミンメイ | 1982年10月24日 | 石黒昇 | 高山文彦 | 美樹本晴彦・平野俊弘 | 勝井和子 | ||
| 5 | トランス・フォーメーション | 1982年10月31日 | 富田祐弘 | 康村正一 | 鈴木英二・板野一郎 | 藤高栄光 | 佐藤広明 | |
| 6 | ダイダロス・アタック | 1982年11月14日 | 石黒昇 | 高山文彦 | 美樹本晴彦・板野一郎 | 勝井和子 | ||
| 7 | バイバイ・マルス | 1982年11月23日 | 松崎健一 | 山田勝久 | 康村正一 | 平野俊弘 | 藤高栄光 | 宮川佳子 |
| 8 | ロンゲスト・バースデー | 1982年11月28日 | 山田太郎 | 圓出漫 | 鈴木英二・板野一郎 | 藤高栄光 宮崎葉月 |
佐藤広明 | |
| 9 | ミス・マクロス | 1982年12月5日 | 富田祐弘 | 山賀博之 | 美樹本晴彦・板野一郎 | 勝井和子 | ||
| 10 | ブラインド・ゲーム | 1982年12月12日 | 松崎健一 | 高山文彦 | 吉田浩 | 鈴木英二・鄭裕祐 | 藤高栄光 宮崎葉月 |
佐藤広明 |
| 11 | ファースト・コンタクト | 1982年12月19日 | 富田祐弘 | 黒河影次 | 高山文彦 | 美樹本晴彦 | 勝井和子 | |
| 12 | ビッグ・エスケープ | 1982年12月26日 | 秋山勝仁 | 平野俊弘 | 藤高栄光 宮崎葉月 |
佐藤広明 | ||
| 13 | ブルー・ウインド | 1983年1月9日 | 松崎健一 | 山田勝久 | 田中宏之 | 朴炯仁 | 多田喜久子 | |
| 14 | グローバル・レポート | 1983年1月16日 | - | 石黒昇 | 美樹本晴彦 板野一郎 |
藤高栄光 宮崎葉月 |
||
| 15 | チャイナ・タウン | 1983年1月23日 | 松崎健一 | 知吹愛弓 | 高山文彦 | 勝井和子 | ||
| 16 | カンフー・ダンディ | 1983年1月30日 | 大野木寛 | 康村正一 | 鈴木英二・平野俊弘 | 藤高栄光 宮崎葉月 |
佐藤広明 | |
| 17 | ファンタズム | 1983年2月13日 | - | 黒河影次 | 石黒昇 | 美樹本晴彦 板野一郎 |
多田喜久子 | |
| 18 | パイン・サラダ | 1983年2月20日 | 星山博之 | 石黒昇 | 高山文彦 | 勝井和子 | ||
| 19 | バースト・ポイント | 1983年2月27日 | 富田祐弘 | 黒河影次 | 秋山勝仁 | 平野俊弘 | 藤高栄光 宮崎葉月 |
佐藤広明 |
| 20 | パラダイス・ロスト | 1983年3月6日 | 松崎健一 | 山田勝久 | 吉田浩 | 朴炯仁 | 多田喜久子 | |
| 21 | ミクロ・コスモス | 1983年3月13日 | 大野木寛 | 石黒昇 | 笠原達也 | 美樹本晴彦・板野一郎 | 野田昭子 | 勝井和子 |
| 22 | ラブ・コンサート | 1983年3月20日 | 星山博之 | 秋山勝仁 | 朴炯仁 | 佐藤広明 | ||
| 23 | ドロップ・アウト | 1983年3月27日 | 大野木寛 | 康村正一 | 鈴木英二・平野俊弘 | 藤高栄光 宮崎葉月 |
多田喜久子 | |
| 24 | グッバイ・ガール | 1983年4月3日 | 富田祐弘 | 高山文彦 | 美樹本晴彦・板野一郎 | 勝井和子 | ||
| 25 | バージン・ロード | 1983年4月10日 | 三家本泰美 | 吉田浩 | 朴炯仁 | 佐藤広明 | ||
| 26 | メッセンジャー | 1983年4月17日 | 松崎健一 | 秋山勝仁 | 平野俊弘 | 藤高栄光 宮崎葉月 |
||
| 27 | 愛は流れる | 1983年4月24日 | 黒河影次 | 石黒昇 笠原達也 |
美樹本晴彦 板野一郎 |
藤高栄光 | 多田喜久子 | |
| 28 | マイ・アルバム | 1983年5月1日 | 星山博之 | 石黒昇 | 高山文彦 | しまだひであき | 勝井和子 | |
| 29 | ロンリー・ソング | 1983年5月8日 | 富田祐弘 | 康村正一 | 朴炯仁 | 佐藤広明 | ||
| 30 | ビバ・マリア | 1983年5月15日 | 大野木寛 | 高山文彦 | 笠原達也 | 鈴木英二 | 多田喜久子 | |
| 31 | サタン・ドール | 1983年5月22日 | 富田祐弘 | 秋山勝仁 | 平野俊弘・板野一郎 | 豊島光子 | 勝井和子 | |
| 32 | ブロークン・ハート | 1983年5月29日 | 大野木寛 | 山田勝久 | 吉田浩 | 朴炯仁 | 佐藤広明 | |
| 33 | レイニー・ナイト | 1983年6月5日 | 星山博之 | 石黒昇 | 笠原達也 | 鈴木英二 | 多田喜久子 | |
| 34 | プライベート・タイム | 1983年6月12日 | 大野木寛 | 西森明良 | 秋山勝仁 | 朴炯仁 | 佐藤広明 | |
| 35 | ロマネスク | 1983年6月19日 | 富田祐弘 | 高山文彦 | しまだひであき | 勝井和子 | ||
| 36 | やさしさサヨナラ | 1983年6月26日 | 河森正治 | 康村正一 | - | 豊島光子 | 多田喜久子 | |
すべて本放送当時のもの。
無印=同時ネット局 ※=時差ネット局 ○=フジテレビ(FNS)系列 ●=日本テレビ(NNS)系列 ▲=MBS/TBS系列局の長崎放送では無く、系列外局での放送
本放送終了後、早朝に再放送が行われ、以後も地上波各局・BS・CS放送などで何度も再放送されている。
2001年7月から1年間、テレビ朝日系列のBSデジタル放送・BS朝日でも再放送された。
本放送の第1話放送から25周年にあたる2007年10月3日深夜(4日未明)から2008年3月26日(27日未明)まで、水曜深夜26時57分-27時27分(木曜2時57分-3時27分)にTBSにて久々の地上波キー局再放送が行われた。番組編成の都合上、放送時間変更や休止となっている週が複数あり、一例として、2007年10月31日深夜(11月1日未明)の再放送はプロ野球日本シリーズ中継放送の影響により、28時7分-28時37分(早朝4時7分-4時37分)に繰り下げられた。オープニングはオリジナル版を使用、次回予告有(一時期特番予告)、エンディングと一部の回(後述参照)が省略されていた。
本放送時、前述のように作画に問題のあった第11話『ファースト・コンタクト』だが、早朝時間帯に行われた最初の再放送ではある程度修正が行われていた。しかし、それでもまだ動画が足りない紙芝居状態であり、後にさらに動画が追加された。SD版オープニングアニメや長らく「お蔵入り」だった第11話本放送分は、期間限定発売(2008年2月22日 - 2009年2月21日)されているDVDソフトボックス『超時空要塞マクロス メモリアルボックス』