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野球 とは?

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野球(やきゅう)は、1チーム9人(または10人)の選手が交互に攻撃と守備を、一般的な試合では九回繰り返し、得点を競うスポーツである。球技と称されるものの一種。英語ではベースボール (baseball)。主に競技の発祥国であるアメリカ合衆国の他にキューバドミニカ共和国などのカリブ海周辺の諸国、日本韓国台湾などといった東アジア地域の国や地域を中心に行われているスポーツである。しかし、上記の国や地域以外では比較的に馴染みの薄いスポーツでもある。

出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』


野球はてなダイアリーを別ウィンドウで表示  :  球技の一。一チーム九人ずつの二チームが守備?側と攻撃側に分かれ、守備側の投手が本塁上へ投げる球を攻撃側の 打者がバットで打ち得点を争う競技。アメリカで発達し、日本へは明治初期に伝わった。ベースボール。 goo [国語辞典] ベースボールを「野球」と訳したのは1888年(明治21年)から黄金時代を築いた第一高等学校(今の東大)野球部の中馬庚?監督。 俳聖、正岡子規と思われがちだが注意。 子規と野球 正岡子規は自分のペンネームの一つとして「野球(ノボール)」という単語を用意していた。 正岡子規は ...

出典: 『はてなダイアリー』


和英辞典

野球 [やきゅう] 別ウィンドウで表示  …  (n) baseball (P)

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ウィキペディア(Wikipedia)記事


広島市民球場(外野より3塁側を撮影 広島×楽天 交流戦 2005年5月)
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野球(やきゅう)は、1チーム9人(または10人)の選手が交互に攻撃と守備を、一般的な試合では九回繰り返し、得点を競うスポーツである。球技と称されるものの一種。英語ではベースボール (baseball)。主に競技の発祥国であるアメリカ合衆国の他にキューバドミニカ共和国などのカリブ海周辺の諸国、日本韓国台湾などといった東アジア地域の国や地域を中心に行われているスポーツである。しかし、上記の国や地域以外では比較的に馴染みの薄いスポーツでもある。

目次

概説

投手と打者の対戦
投手打者の対戦

野球は、2つのチームが攻撃と守備を交互に繰り返して勝敗を競う競技である。大会やリーグによって、予め定めた以上の一方的展開になった場合や気象条件等により途中で試合を打ち切るコールドゲームの規定、攻撃時に投手と呼ばれるポジションの選手の代わりに攻撃専門の選手を使う指名打者制度の有無、審判員の人数等細かな違いがあるが、これは大会やリーグごとに、それぞれの環境で最良と考えられる制度を採用しているためである。

試合は個人プレイや連係プレイなどがはっきりしており観戦しやすい。バスケットボールラグビーのような時間制ではないため、試合の展開により試合時間に大きな幅があるが、テンポよく進行すれば概ね1試合2時間~3時間程度である(※日本のプロ野球では12回で決着がつかなければ引き分けにする)。守備時にボールを投げ続ける投手と捕手を除けば試合中の肉体的な負担や疲労は少ない。一方でこの一試合の負担や疲労の少なさは試合数を数多くこなせることにもつながり、世界的にはメジャーリーグベースボール (MLB) と日本プロ野球 (NPB) の2つのプロリーグでは年間150試合前後の公式戦を行うことで大きなビジネスとなっている。

世界では北米アメリカ合衆国カナダ、中南米のメキシコキューバドミニカ共和国ニカラグアパナマプエルトリココロンビアベネズエラ、そして日本台湾韓国などの東アジアで盛んである。日本では非常に人気の高いスポーツの1つであり、野球用語である「ヒット」「アウト」「トップバッター」「セーフ」「続投」「ピンチヒッター」等の言葉は野球以外でも様々な局面に転じて使われるほどである。

現在野球で用いられているボールは硬式球・準硬式球・軟式球の3種類があり、使用するボールにより、それぞれ硬式野球準硬式野球軟式野球と呼ばれる。日本では、プロ野球都市対抗野球(社会人)、大学野球甲子園高校野球では硬式が使われており、一般的に組織名や大会名などで単に野球と称する場合は硬式野球を示す場合が通例である。一般のレクリエーションとしての野球や、小学校や中学校などで行われる野球は、軟式野球が主である。準硬式野球は、あくまで運営組織の分類上も多くの場合は軟式野球の一種として扱われているが、用具や試合会場は硬式と共用の物が用いられる。

野球が変化して生まれたものとして、フィンランドを中心に行われているペサパッロ(フィンランド野球)やソフトボールがある。特にソフトボールは女性や子供、高齢者にも楽しめるような競技として広まった。

野球の起源

詳細は野球の起源を参照

野球の起源は明らかになっていないが、英国の球技である「タウンボール」が英国系移民によって米国に持ち込まれ、そのタウンボールが変化し、野球として形成されたと考える研究者が多い。1907年、米国で組織されたベースボール起源調査委員会は、「1839年に米国の軍人アブナー・ダブルデイ野球を考案し、ニューヨーク州クーパーズタウンで最初の試合を催行した」とする説を唱えたが、この説は矛盾点が多く見つかり、現在では有力なものとはいえなくなっている。

日本へは、1871年(明治4年)に来日した米国人ホーレス・ウィルソンが当時の東京開成学校予科(その後旧制第一高等学校、現在の東京大学)で教え、その後全国的に広まった。従って、日本国内の野球の創世記の歴史は、そのまま大学野球の創世記の歴史と重なっている(詳細については当該記事を参照のこと)。なお、ホーレス・ウィルソンは2003年平成15年)、その功績から野球殿堂入り(新世紀表彰)している。

ルール

詳細は野球の概要を参照

チーム編成

1チームは選手9人(指名打者制を採る場合は10人)と監督、コーチなどで編成される。試合にはそれ以外にも控え選手がおり、プロ野球では16人、高校野球では9人まで控えとして途中からの試合出場ができる。

用具

野球を行うにあたっては、様々な用具が必要であるが、選手が野球を行う上で必要となる用具のうち、代表的なものについて述べる。詳しくは各項目を参照のこと。

ボール

詳細はボール (野球)を参照

軟式ボール(左)と、硬式ボール(右)
軟式ボール(左)と、
硬式ボール(右)
2006年以降の公認軟式球
2006年以降の公認軟式球

野球で用いられているボールには硬式球・準硬式球・軟式球の3種類がある。

硬式球 
ゴムコルクの芯をで巻き、牛革や馬革を縫い合わせて作った球。プロ野球や高校野球はこのボールを使って行う。
軟式球
全日本軟式野球連盟が公認した日本発のボール。中が空洞になったゴム製の球で、試合対象、年齢、性別に応じてA、B、C、D、H号の5種類がある。硬式球に比べて安全性が高いため、日本国内では草野球、少年野球、公園でのキャッチボールなど広く一般的に使われている。A、B、C号に関しては2006年度始めにフルモデルチェンジを行い、馴染みのあった表面の大きなディンプル(くぼみ)が無くなった。そのため物理的には硬式球で投げられるほぼ全ての球種を投げることが可能となった。
準硬式球
軟式球の一種として開発されたものである。大きさやボールの表面は軟式A号とほぼ同じでゴム製だが、内部は硬式球のそれと類似しており、打球感は硬式とほぼ同一である。現在は軟式球H号と呼ばれる。大学野球で多く使われる。
Kボール

バット

詳細はバット (野球)を参照

バットは滑らかな円い棒であり、打者が投球を打ち返すための用具である。材質により木製バットとその他の素材のバットに分けられる。公認野球規則では最大直径7cm以下かつ全長106.7cm以下とされているが、少年用や女性用を除くと実際の多くは全長82~87cm程度である。

木製バット
原則として一本の木材を削って作られる。日本のプロ野球を含めて各連盟の公認での制限が無く、どのような試合でも使える。素材はアオダモ、ホワイトアッシュ、メイプル、トネリコなどがある。
金属製バット
アマチュア野球で各連盟が公認した場合に使用する。日本のプロ野球では使用が認められていない。高校硬式野球では重量を900グラム以上とする規定がある。素材はアルミ合金と超々ジュラルミンが主となっている。
繊維強化プラスチック製バット
柔らかい素材を生かして軟式野球で使われるもので、通称カーボンバットと呼ばれるものである。近年では反発力や飛距離を伸ばすため、ウレタンなど複数の素材を組み合わせたハイコンバットと呼ばれるものも多数存在する。
竹製バット
竹材を接着剤によって貼り合わせて加工したもの。基本的には各連盟の公式戦では使えないが、耐久性に優れ、芯をはずして打つと手や腕に強い衝撃が感じられることを生かし、主に練習用として使用される。

グラブ(グローブ)・ミット

詳細はグラブ (野球)ミットをそれぞれ参照

グラブ
グラブ

グラブやミットは、投球、打球、送球を受けるための革で作られた用具である。形状によってミットは捕手用のキャッチャーミット・一塁手用のファーストミットの2種類があり、グラブには投手用・二塁手用・三塁手用・遊撃手用・外野手用・ある程度まんべんなく使えるオールラウンド向け等、数種類に分類することができる。そのそれぞれについて、右投げ用(左手に着用)・左投げ用(右手に着用)がある。両投げ用は、基本的には存在しない。また、グラブはどの形状でもすべてのポジションで使用できるが、ミットに関しては捕手と一塁手の使用に限定されている。また、投手が着用するグラブについては、グラブ全体が一色であり、かつ白色・灰色以外であること、グラブにグラブの色と異なるものをつけてはならないことの制限がある。

スパイク(シューズ)

詳細はスパイクシューズを参照

野球用の靴でスパイク部分は金属または樹脂を使用している。少年野球では危険な為、樹脂製スパイクを使用している場合が多い。スパイク部分が取り外し可能なものもある。 また、ピッチャーが利き足のシューズの先端に、保護革をつけることがある。 これは投球時、ピッチャーが利き足でマウンドを蹴りシューズがすり減る事を防ぐため。 通常の野手がこの保護革をつけることも多い。

捕手の防具

マスク(面)
キャッチャーが前頭部、顔面、喉を保護する為に装着する。人工皮革や、天然皮革などでできている。
カップ
キャッチャーが股間周辺を保護する為に装着する用具。
レガース
キャッチャーが膝から足首までを保護する為に装着する用具。

ロージンバッグ

詳細はロージンバッグを参照

滑り止めの白い粉が入った袋。主にピッチャーが用い、マウンドに置いてある。次打者の為にネクストバッタサークルにも置いてある。

ユニフォーム

同じチームの選手・監督・コーチなど競技に参加する者は、同色・同形・同意匠のユニフォームと帽子を着用する。原則として全員(少なくとも選手)の背中には背番号をつける。またアンダーシャツ、ストッキング、ベルトは同色での着用が必要。またスパイクもユニフォームの一部に相当するため、チームで同色にそろえる必要がある。ただし、プロ野球においてはプレイングマネージャーやベースコーチに立つ場合を除き監督がユニフォームを着ない場合がある。ボールが胸部に当たると心臓に負担が掛かり倒れてしまう(死亡・重傷事故の例もある)ことがあるので、胸部の部分にパッドを付けることを推奨する。

グラウンド

詳細は野球を参照

野球に使われるグラウンドは野球場もしくは球場、選手がプレーする場所はダイヤモンドと呼ばれる。ダイヤモンドの部分における距離は公認野球規則で決められているが、それ以外の距離については球場によって異なる。

特に硬式仕様かつプロ野球の試合で使用される野球場においては、本塁より左右両翼及びセンターのフェンスまでの距離について、古い球場では両翼90メートル、中堅120メートル弱の球場が多いが、1980年代以後に建設された球場では両翼100メートル、中堅122メートルを基準としている。(野球場・規格の項参照)

ポジション

ポジションの配置図
ポジションの配置図

※投手と捕手を内野手の一員とみなす場合もある。

  • 攻撃
    • 打者(バッター)
      • 指名打者 (DH = Designated Hitter) - 投手の代わりに打者となる選手。現在、プロ野球では、パシフィック・リーグのみが導入されている。高校野球では導入されていない。
      • 代打(ピンチヒッター [ 英略字 PH ] )
    • 走者(ランナー)
      • 代走(ピンチランナー [ 英略字 PR ] )

審判員

詳細は審判員 (野球)を参照

野球における審判員は、試合の進行や、投手の投球、本塁における判定を主に担当する球審(英:umpire-in-chief ; plate umpire)と、各塁における判定を行う塁審(英:base umpires)、必要に応じて外野に外審(英:outfield unpires)を配置する。

一般には球審1名と各塁の塁審3名の4人で審判団を作ることが多いが、重要な試合では外審2名を加えて6人で審判団を作ることもある。また、試合によっては塁審の人数が2名・1名になることもあるし、球審だけ(塁審なし)で審判を行うこともある。

野球という言葉の語源

「ベースボール」を、初めて「野球」と日本語に訳したのは、第一高等中学校(1894年第一高等学校に改称。第二次大戦後の学制改革の際に東京大学に併合され、新制東京大学教養学部になる)の野球部員であった中馬庚(ちゅうまん かなえ)である。1894年明治27年)、彼らが卒業するにあたって部史を刊行することになり、中馬の書いた文章中に「野球」が登場するのである。逸話として、同僚で名投手の青井鉞男が「千本素振り」をやっている所に中馬がベースボールの翻訳を「Ball in the field-野球」とすることを言いに来たと言われている。

明治期の俳人で、1889年(明治22年)に喀血してやめるまで捕手として好んで野球をプレイした正岡子規が翻訳したという俗説があるが、これは間違いである。なぜなら、1896年新聞「日本」で連載した子規の随筆『松羅玉液』のなかで、「ベースボールいまだかつて訳語あらず」と書いているからである。この俗説は子規が自らの幼名である「升(のぼる)」にちなんで「野球(のぼーる)」という雅号を用いていたことが誤解されたものと考えられている。しかし子規は野球用語を数多く翻訳しており、2002年にはその功績によって野球殿堂入りを果たした。

子規は「野球(のぼーる)」という雅号を中馬が「ベースボール」を「野球」と翻訳する4年前の1890年(明治23年)に使い始めている。つまり、「ベースボール」を「野球」と最初に翻訳したのは中馬であるが、「野球」という表記を最初に使用したのは子規である。

なお、記録上で日本ではじめて国際試合を行ったのが、青井鉞男が投手時代のこの旧制一高ベースボール部で、1896年(明治29年)5月23日横浜外人居留地運動場で横浜外人クラブと対戦し、一高ベースボール部は29対4で大勝した。

また、記録上で日本ではじめて米国人チームと試合を行った(日米野球)のもこの旧制一高ベースボール部で、同年6月5日、雪辱戦として横浜外人クラブから試合を申し込まれ、横浜外人居留地運動場で当時の米国東洋艦隊の選りすぐりによるオール米国人チームと対戦し、一高ベースボール部は再び32対9で連勝した。

日本における余暇と野球

日本における野球は、実際に参加するスポーツというよりは、観戦スポーツとして楽しむ人が多い傾向にある。レジャー白書2005によると、2004年時点の「野球・ソフトボール用品」に対する出費は、990億円である。これは「球技スポーツ用品」に対する出費6640億円の15%を占め、ゴルフ用品に次ぐが、全スポーツ用品に対する出費2兆470億円に対してはわずか4.8%を占めるに過ぎない。

一方、「クラブ・同好会」の形で楽しむスポーツとしては一定の地位を占めている。内閣府による「体力・スポーツに関する世論調査」(2004年2月調査)では、クラブ・同好会に加入している男性のうち、22.7%が野球クラブ・同好会に加入しており、これは2位のゴルフ、5位テニスよりも多い。ただし、女性は5位までに含まれていなかった。

スポーツ施設の統計を見ると、以上のような一見矛盾した統計が理解できる。野球は全年齢層にまんべんなく支持されているのではなく、社会人、それも職場活動の一環として実践されている。

文部科学省の「我が国の体育・スポーツ施設」(平成16年3月)によると、「職場スポーツ施設」(8286カ所)においては全8286施設のうち13%(第2位)を「野球場・ソフトボール場」が占める。これは内閣府の統計と合致する。しかしながら施設の数では最も多い「学校教育・スポーツ施設」(14万9063カ所)では1.5%(第7位)を占めるに過ぎない。民間スポーツ施設(1万6814カ所)では、10位以内に野球・ソフトボール場が登場しない。学校教育や職業とは無関係なスポーツ活動では、野球は主要な地位を占めていない。

野球観戦

戦前から1950年代の前半まではプロ野球よりも東京六大学野球に代表される学生野球の人気が高かった。しかし、1950年代の後半になると読売ジャイアンツの長嶋茂雄王貞治らプロ野球選手が国民的人気を得るようになるとプロ野球が六大学野球に代わるようになり、1990年代の前半までは主にプロ野球が野球人気を担っていた。しかし、1990年代の後半になると日本球界の看板選手達のメジャーリーグ流出が始まり、それに伴って、主にNHKの衛星放送などで盛んに日本人選手の出場予定試合を中心にレギュラーシーズンからポストシーズンまでのメジャーリーグの試合中継が放送され始めた。また、現在では野球ファンの中には日本で流れる試合中継だけでは物足りず、アメリカに渡米して現地のスタジアムで試合観戦をする人々まで現れるまでになっている。

尚、高校野球においては時に荒木大輔斎藤佑樹(ハンカチ王子)などの社会的関心を浴びるまでの高校球児が出現する事もある。この様に国民的な関心としては依然としてあるが、1990年代に入ってからはJリーグの開幕や複数の総合格闘技団体の出現など、様々な選択肢の増加によって以前の様に磐石な地位では無くなった。

また、テレビ観戦において、以前は国民のスポーツとしてお茶の間に君臨していたが、関東地区を中心に野球中継の視聴率は低迷しており(2007年関東地区ペナント公式戦、年間平均視聴率9.8%)、関東地区の視聴率低迷がナイター全国中継枠数の削減へと繋がり、全国的に影響を及ぼしている。野球番組の歴代視聴率一覧も参照。

野球における和製英語

日本の野球は長い時間をかけて独自の発展を遂げたため、日本で一般的に使用されている野球用語の中には、和製英語や英語の誤用が多い。完全な造語の他に、日本語からの直訳、英文の無理な省略などにより、文法的に誤りがあるものや、違う意味になってしまったものもある。

近年は正しい英語の普及を目指しているせいか、「ナイター」を「ナイトゲーム」 (night game) 、「ストッパー」を「クローザー」 (closer) と言い換えるように、和製英語を排除する傾向が多少見られる。ただし「フォアボール」などのように相変わらず定着しているものも存在する。

イレギュラーバウンド、イレギュラー → bad hop
打球が障害物によってバウンドする方向を突然変えること。
インコース(内角)、アウトコース(外角) → inside, outside [away]
ストライクゾーンの打者側の部分をインコース、反対側をアウトコースと呼ぶ。
ウイニングショット → money pitch
決め球のこと。その投手が最も得意とする球種
ウイニングボール
試合が終了したときに使用していたボール(勝利チームが手にする)。
ウエスト → waste pitch
盗塁やスクイズを警戒して、わざと外したボールを投げること。
エンタイトルツーベース → ground rule double
一度フェアグラウンドに落ちた打球が、フェンスなどを越え、これ以上野手が追っていけない場所に入ったこと。打者を含む走者に2つの安全進塁権が与えられる。
オーバースロー → over arm [over hand, over handed] pitch [throw]
肩の上から投げる投球方法。上手投げ。野球用語として存在する、英語のoverthrowは暴投を指す。
オープン戦 → exhibition game, pre-season game
公式の試合の前後、合間などに行われる非公式の試合のこと。
カットマン → cutoff man
外野手が本塁に送球する際、直接に本塁に届くまでには時間がかかる距離の場合に、外野手の送球を途中で中継して、本塁に投げる野手。
キャッチボール(をする) → play catch
ボールを取って投げる動作。
キャンバス() → base, bag, sack
クッションボール → carom
フェンスなどに当たって跳ね返ってきたボールのこと。
クリーンアップ(3番-5番打者) → heart of the order
cleanup hitterといえば、本来は4番打者1人だけを指す。
ゲームセット(試合終了) → that's the game, the game's over, game and set, that's the ballgame.
ゴロ → ground ball
地面に落ちた打球のこと。
サイクルヒット → hit for cycle
1人の打者が1試合で単打、二塁打、三塁打、本塁打の4種類の安打を打つこと。
サヨナラヒット → walk-off single
後攻チームが9回以降に決勝点を挙げ、同時に試合終了となるヒット。
サヨナラホームラン → walk off home run, game-ending home run
後攻チームが9回以降に決勝点を挙げ、同時に試合終了となるホームラン。最近では、日本人選手のメジャーリーグでの活躍により、輸出された「Sayonara」が使われることもある。これは数少ない英語化された日本野球用語の一例であるが、「Good-bye baseball!(入った!ホームラン!)」の意味で使われている場合が多い。
シュートボール → shuuto ball, screwball, cutball
スクリューボール」は、シュート系変化球として日本語化していて、日本で通常に「シュート」として定義されている程度の変化は、アメリカでは速球の範囲だともいわれている。また、shootは相手打者をわざと狙って投球することであり、実況等で使われることはない。
ショート(遊撃手) → shortstop(SSと略される)二塁と三塁の間の守備位置
スコアリングポジション → scoring position
二塁と三塁の総称。ここまで走者が進塁した場合、味方の安打や相手の失策で得点に結び付きやすいからである。
スタメン → starter
starting memberの略語だが、英語では通常は使わない。また、「スターター」という言葉は先発投手の意味で、和製英語化している。
ストッパー → closer
抑え投手(守護神)のこと。主に最終回にセーブのつく場面で登板する。英語のstopperはもとはサッカー用語で、ディフェンダーの1ポジションを指す。
スピードボール(速球) → fast ball
ストレートのこと。まっすぐ進む球速が速い球。英語のspeedballは「コカインとヘロインを混ぜた速効性の麻薬」のことを指す。
スリーバント → bunt with two strikes, bunt after two strikes
2ストライク後のバントのこと。
セーフティバント → a bunt for a hit, a drag bunt
打者自身もセーフになることを狙ったバント。
セットアッパー → set up man
勝ち試合において、先発投手や他の中継ぎ投手から「ストッパー」につなぐまでの間に起用される投手。7~8回を中心に、試合の後半に登板する。
タイムリーヒット → an RBI single
他の走者を本塁に帰し、得点を挙げることができたヒット。打点がつく。
タッチ → tag
触れること。(しばしば)触球、触塁のこと。
タッチアップ → tag up
飛球が捕らえられたため、走者が元いた塁に触れなおしてから進塁すること。
タッチアウト → tagged and out
走者が野手に触球されてアウトになること。
チャンス → clutch (situation)
好機。
チェンジ → end of inning, inning is over
攻守を交代すること。
テキサスヒット → a blooper (bloop hit), a Texas leaguer
飛球を追った野手と野手の間に打球が落ちる安打のこと。
デッドボール(死球) → hit by (a) pitch
トップバッター → leadoff man, leadoff hitter
1番打者、あるいはその回の最初の打者。
トンネル → to let it go through his legs
野手がゴロの打球を捕球できず、打球がその股間を抜けること。
ナイター → night game
夜に行われる試合のこと。
ネクストバッターズサークル → on-deck circle
次打者が待機する、ベンチ前の円形の場所。(アメリカのOfficial Rulesでは"next batter's box"と書かれている)
ノーコン → bad control, lack of control
投球(または送球)のコントロールが悪いこと。
ノック → fungo
人がバットでボールを打ち、その転がったボールを野手が捕って投げ返す守備練習。
ノーヒットノーラン(無安打無得点試合) → no hitter
ハイタッチ → high five
バスター → slash bunt, slug bunt
バントの構えを引いて、バットを振って打つこと。
パスボール → a passed ball
投手の投球に対して捕手の捕球可能範囲でありながら捕手の失策により、投球を後逸すること。バッテリー間で捕手の失策に対する言葉である。
バックネット → backstop
本塁後方に張ってあるネットのこと。
バッテリー → a battery
投手と捕手の総称。
バックホーム → throw to the plate
野手が、本塁に向かって送球すること。
バッティングピッチャー(打撃投手) → batting practice pitcher
ピッチャーゴロピッチャーフライ → a grounder (fly) to the pitcher
ファウルグラウンド → foul territory
フォアボール(四球) → base on balls, walk, (ball four)
~フライ → a fly ball to ~, pop-up, pop fly
英語の「pop fly」はフライ全般を指すが、和製英語の「ポップフライ」は内野定位置までしか飛ばないフライを指し、意味が異なる。
ブラッシュボール → brush back
フリーバッティング(打撃練習) → batting practice
フルベース(満塁) → bases loaded (The bases are full.)
マウンドの)プレート(投手板) → rubber
ヘッドスライディング → head-first slide
頭から塁に滑り込むこと。
ホームイン → get [cross] home [the plate], come home, (score)
走者が本塁に触れること。
ホームスチール → steal home
三塁走者が本塁に盗塁すること。
ランニングホームラン → inside the park home run
フェアグラウンドに落ちた打球を守備側が失策を伴うことなく処理する間に、打者走者が本塁まで進塁できた場合に記録されるホームラン。
ワイルドピッチ → wild pitch(throw)
投手の投球が捕手の捕球可能範囲を越えて、捕手が投球を後逸すること。バッテリー間で投手の失策に対する言葉である。
ワンポイントリリーフ → spot reliever
特定の1人の打者のために登板する救援投手のこと。英語では"situational lefty"など左投手のみに限定した用語も存在する。

また、日本語の野球用語がアメリカなどで使用されるようになったケースも若干存在する。

SAN-SHIN
三振のこと。
SAYONARA
ただし、サヨナラゲームではなく、"Good Bye Baseball"(入った!ホームラン!)の意で使われることが多い。

以下は、アメリカのOfficial Baseball Rulesに記述があり、日本においても使用されているが、現在アメリカでは別の表現が一般的になっているもの。

スリーベースヒット(三塁打)(three-base hit) → triple
ツーベースヒット(二塁打)(two-base hit) → double
ハーフスイング (half swing) → check swing
打者が打とうとして、途中でスイングを止めること。
ヒット単打) (hit) → single, a base hit
日本では、二塁打や三塁打との区別をはっきりさせる目的で「シングルヒット」という和製英語が用いられることがある。
ホームベース(本塁) (home base) → home plate
Official Baseball Rulesでは、「home base」「home plate」どちらも使用されている。

国際大会

オリンピック

詳細は野球競技 (夏季オリンピック)を参照

オリンピックでは1904年セントルイス大会からデモンストレーション・スポーツとして8回競技が行われ、その後1984年ロサンゼルス大会1988年ソウル大会では公開種目として開催された。1992年バルセロナ大会から正式種目に昇格した。1996年アトランタ大会まではアマチュア選手の参加しか認められていなかったが、2000年シドニー大会からプロ野球選手の参加が可能となった。野球を国技と位置づけるアメリカ合衆国キューバの活躍が目覚しい。ただし、大リーグ所属選手は参加していない。

大リーガーが出場しない理由として、開催時期が基本的にレギュラーシーズンリーグ(予選リーグ相当)の終盤で、プレーオフの出場チーム決定時期(各リーグ・各地区の1位チーム+2位の最高勝率チーム=ワイルドカードの4チームずつが出場)で試合の質を落としてはいけないことなど、興業的な面の問題も絡んでいる。その代わりとしてマイナーリーグ独立リーグ所属選手が全米代表として出場している。

オリンピックでの野球は8カ国の総当たり戦から始まる。延長戦の上限は無し。上位4カ国が決勝トーナメントに進出して予選1位と予選3位、予選2位と予選4位がそれぞれ対戦。勝者が決勝へ。敗者は3位決定戦に進む。尚、予選で敗退した4カ国はその順位が最終順位となる。

規模が大きくなり開催地の負担が増えたためスリム化を進める事となった夏季五輪の中で、野球は世界的な普及度の低さ、ドーピング対策の不備、大会後の施設利用の目途の立たない野球場の不要論などから2005年7月のIOC総会の投票で2012年ロンドン大会から女子ソフトボールと共にプログラムから外される事が決まった。2006年2月のIOC総会でソフトボールと共にロンドン大会での正式種目復帰を求め再投票を実施するよう緊急動議が出されたが、「再投票を実施するか否か」という投票で過半数を獲得できず、この時点でロンドン大会での削除が最終決定した。2016年大会以降の扱いについては2009年ソフトボールとともに再び正式種目として採用するか否かIOC総会で審議される予定となっている。

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)

詳細はワールド・ベースボール・クラシックを参照

ワールド・ベースボール・クラシックは、アメリカMLB機構の主催する野球の国際大会のこと。2006年3月に第1回大会が開催され、日本が優勝している。第2回大会は2009年、第3回以降は4年おきに開催される予定である。

その他の国際大会

国際野球連盟(IBAF)が主催する大会

地域連盟が主催する大会

社会人・一般

大学

高等学校

少年

プロ選手が出場する大会

世界各国の野球組織

  • 国際野球連盟 (IBAF) - 世界各国の野球協会が加盟している国際組織。112ヶ国・地域が加盟。

アジア

日本