便利なキーワード検索サイト ことなびトップページへ
デル株式会社







ことなびTOP  サイトマップ  ことなびとは?



便利!NINJA TOOLS
→FC2検索 用語 Wikipedia YouTube

金 とは?

 ページ内リンク   ↓ウィキペディア(Wikipedia)記事  ↓Yahoo!知恵袋

(きん、Aurum Gold)は第11族元素に属する金属元素。貴金属の一種であり、純粋な属としてももっとも古くから知られてきた。元素記号Auラテン語 aurum による。

出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』


和英辞典

金 [かね] 別ウィンドウで表示  …  (n) money metal (P)

ノースウエスト航空 のマイルは、国内航空会社のマイレージと違って無期限!! 格安パックツアーでも
100%マイルが付くのでお得!! 国内往復分15000マイルを貯めて沖縄や北海道へ!!


関連商品

ゲーム  ポケットモンスター 別ウィンドウで表示

最安値(新品): ¥ 3,990  最安値(中古): ¥ 850 
私の子供時代と共にあった、思い出のソフトです。 男の子しか使えなかったけど、女の子もやってました。 どこまでも広がるジョウト地方とポケモンの世界を楽しむのに、性別は関係なかったように思います。 チコリータを選んでジム戦で苦労したり、アルフのいせきが怖くて泣きそうになったり、アカネのミルタンクの「ころがる」に果敢に挑んだり・・・そして通信対戦。 近所の男の子にボコボコにされてましたけど、それでも楽しくて楽しくて仕方なかったことを覚えています。 その中でも一番鮮烈に記憶しているのが「きみは いま! カントーちほうへの だいいっぽを ふみだした!」というセリフです。 アニメでよく知っていたカントー地方へまさか行けるとは思わず、子供ながらに身震いしました。 少しずつ、少しずつ、物語を味わっていたあの感覚は、大人になった今では味わえない、貴重な感覚なんだろうなと思うと、少し寂しくなりますがね。  (U京 さんのレビュー)

おもちゃ&ホビー  SRDX ローゼンメイデン・トロイメント 糸雀別ウィンドウで表示

最安値(中古): ¥ 2,800 
このカナ、よく出来てます。と言ってもフィギュアの事全く知らない私が述べても意味有りませんが(汗)桜坂さんの翠星石とグッスマ版の真紅と一緒に並べると見栄えが良いです!(アルターの真紅も良いけど、大きさで並べるならグッスマかな)翠星石の如雨露をカナに持たせるのも可愛いですよ。おかげで三体並ぶと、まるで信号機みたいです(笑)  (ネトル さんのレビュー)

本  はじめての人のFX(外国為替証拠取引)基礎知識&儲けのルール―『通貨ペア』の選び方から『チャート分析』まで別ウィンドウで表示

山岡 和雅 /  最安値(新品): ¥ 1,575  最安値(中古): ¥ 1,150 
株式投資の本にありがちであるが、リスクについてあまり書かない種類の 本ではないという印象。 レバが利く分、リスクについても十分、書かれており、ウソがない本である。 しかし、これからの時代の対処法や運営方法について、もっと突っ込んでほしかった。  (ファンド さんのレビュー)

DVD  スクールランブルDVD-BOX別ウィンドウで表示

高松信司;﨑貴臣 /  最安値(新品): ¥ 36,519 
おすすめ度4.0(全レビューの平均)

ゲーム  武装錬~ようこそ パピヨンパークへ別ウィンドウで表示

最安値(新品): ¥ 2,400  最安値(中古): ¥ 1,779 
おすすめ度4.0(全レビューの平均)

PCソフトウェア  DynaFont 文体図鑑 TrueType (Windows/Macintosh)別ウィンドウで表示

最安値(新品): ¥ 6,602 
おすすめ度4.0(全レビューの平均)




ウィキペディア(Wikipedia)記事


- - 水銀
Ag
Au
Rg
一般特性
名称, 記号, 番号 , Au, 79
分類 遷移
, 周期, ブロック 11 (IB), 6 , d
密度, 硬度 19300 kg·m−3, 2.5
単体の
金
原子特性
原子量 196.966569(4) amu
原子半径 (計測値) 135 (174) pm
共有結合半径 144 pm
VDW半径 166 pm
電子配置 [Xe]4f14 5d10 6s1
電子殻 2, 8, 18, 32, 18, 1
酸化数酸化物 3, 1(両性酸化物
結晶構造 面心立方構造
物理特性
固体 (反磁性)
融点 1337.33 K
(1064.2 , 1947.5 °F)
沸点 3129 K
(2856 ℃, 5173 °F)
モル体積 10.21 × 10−3 m3·mol−1
気化熱 334.4 kJ·mol−1
融解熱 12.55 kJ·mol−1
蒸気圧 0.000237 Pa (1337 K)
音の伝わる速さ 1740 m·s−1 (293.15 K)
その他
クラーク数 5×10-7 %
電気陰性度 2.54 (ポーリング
比熱容量 128 J·kg−1·K−1
導電率 45.2 × 106 m-1·Ω-1
熱伝導率 317 W·m−1·K−1
イオン化エネルギー 第1: 890.1 kJ·mol−1
第2: 1980 kJ·mol−1
(比較的)安定同位体
同位体 NA 半減期 DM DE/MeV DP
195Au {syn.} 186.1 ε 0.227 195Pt
196Au {syn.} 6.183 日 ε
β-
1.506
0.686
196Pt
196Hg
197Au 100% 中性子118個で安定
198Au {syn.} 2.695 日 β- 1.372 198Hg
注記がない限り国際単位系使用及び標準状態下。

(きん、Aurum Gold)は第11族元素に属する金属元素。貴金属の一種であり、純粋な属としてももっとも古くから知られてきた。元素記号Auラテン語 aurum による。

柔らかく、可鍛性があり、重く、光沢のある黄色(色)をしており、展性に富み非常に薄くのばすことができる遷移である。同族のが反応性に富むこととは対照的に、イオン化傾向が極めて小さく反応性が低い。熱水鉱床として生成され、そのまま採掘されるか、風化の結果生まれた塊や沖積鉱床)として存在している。

は多くの時代と地域でとしての価値を認められてきた。化合物ではなく単体で産出されるため装飾品などとして人類に利用された最古の属である。と共に貨幣用属の一つであり、貨幣)として使用され、流通してきた。ISO通貨コードでは XAU とあらわす。また、歯科医術、エレクトロニクスなどの分野で様々な利用方法が応用されてきている。

目次

性質

金は単体では金色と呼ばれる光沢のある黄色い属であるが、非常に細かい粒子状にするとルビー色に見える場合があり、時には色になる。これらの色はプラズモン周波数によるもので、主に黄色と赤を反射し青を吸収する。このため、薄い箔を光にかざすと、反射と吸収の谷間にあたる緑色に見える。

展性・延性に優れ、最も薄くのばすことができる属であり、1グラムあれば1平方メートルまでのばすことができ、長さでは3000メートルまで伸ばすことができる。平面状に伸ばしたものを「」(きんぱく)、糸状に伸ばしたものを「」(きんし)と呼ぶ。豪華な衣装を作るために、糸は綿など一般的な繊維素材と併用される。

非常に柔らかいため、他の属と混ぜてとすることが容易である。これにより他の金属の伸長性が増し、変化に富んだ色の属を作ることができる。との合は赤く、は緑、アルミニウムは紫、は白、ビスマスが混ざった物では黒になる。自然に存在する金には通常10%程度の銀が含まれており、20%を超える物はエレクトラムまたは琥珀と呼ばれる。さらに銀の量を増やして行くと色はだんだんと銀白色になり、比重はそれにつれて下がる。

熱伝導電気伝導ともに優れた性質を持ち、空気には浸食されない。熱、湿気酸素、その他ほとんどの化学的腐食に対して非常に強い。そのため、貨幣の材料や装飾品として古くから用いられてきた。ハロゲンと反応を起こし、王水ヨードチンキを溶かすことができる。

で安定な原子価は +1(金(I))、+3(金(III))である。金イオンはすぐに合金となっている他の属によって還元され、添加された属は酸化される。

利用の歴史

サンスクリット語:jval, ギリシャ語χρυσός [khrysós], ラテン語:aurum, ドイツ語:Gold)は有史以前から貴重な金属として知られていた。おそらく人類が装飾用として用いた初めての属である。

古代エジプトヒエログリフでは、紀元前2600年頃からについての記述が見られる。ミタンニの王トゥシュラッタが、通常は粒として請求をしている。エジプトとヌビアは、史上でも有数の産出地域である。旧約聖書でも、について多く触れられている。黒海の南西部は、金の産出地として名高い。を利用した物としては、ミダスの時代にまでさかのぼると言われている。このは、紀元前643年から630年のリディアでの、世界で初めての貨幣成立に大きく影響を及ぼしたと言われている。

ヨーロッパのアメリカ探検家達による金の強奪は、当時のアメリカ先住民達が持っていたの量から見ても膨大な量に上った。とくに中央アメリカペルーコロンビアを原産とする物が多い。

歴史上の評価を総括するならば、金は最も価値のある属と考えられてきた。そして多くの通貨制度において、その基準とされてきた(本位制)。また純粋、価値、特権階級の象徴としてもとらえられてきた。金の産出は比較的容易であり、1910年からこれまでに、地球上の75%ほどの金が産出されてきたと考えられている。地質学的に、地球上にある全てのの埋蔵量は、一辺が20メートルの立方体に収まる程度と考えられている。

ただし、中世ヨーロッパにおいては、ポトシ鉱山のが大量にヨーロッパに流入する(『価格革命』というインフレが発生する)まで、と銀の価値は現在とは逆だった。

初期の科学者達の目指した目標は、水銀など他の物質からを作り出すだった。を生み出すことができる物質は賢者の石と名付けられ、賢者の石を作ることに多くの努力がなされた。その試みの全ては失敗に終わったが、その過程で発見された多くの事象を元にして、今日の化学は成り立っている。現代では、金を始めとする貴属の合成は、加速器などを用いて、他の元素から核種変換することで可能なことが分かっている。

錬金術師達は、中心に点が描かれた円の記号でを現していた。これは占星術の記号でもあり、エジプトのヒエログリフ、および初期の漢字では太陽を現す記号としても用いられた。

19世紀のゴールドラッシュ以降、カリフォルニア州コロラド州、オタゴ、オーストラリアサウスダコタ州ブラックヒルクロンダイクなどで大きなの鉱脈が発見されてきた。

用途

は非常に柔らかい物質であり、通常は、その他の金属と鍛錬されて用いられる。金とその他の金属の合は、その見栄えの良さや化学的特性を利用して指輪などの装飾品として、また美術工芸品や宗教用具等の材料として利用されてきた。 さらに貨幣、または貨幣的を代替する品物として用いられてきた。

工業用品としての利用

は、前述のような耐食性、導電性、低い電気抵抗などの優れた特性を持ち、20世紀になってからは工業属として様々な分野で使用されている。近年では、廃棄された工業用品(おもに携帯電話)を溶解し、金などの希少属を抽出する事業も展開されている。

  • 電気抵抗が小さく、延性が高いためコンピュータCPU)などの回路、電子部品のワイヤボンディングなどに用いられる。
  • 高い導電性と酸化による腐食に対する強い耐性から、表面をメッキしたものは年月を経ても錆びないため、電子部品の電導体やコネクタの部品として広く利用されている(のほうが導電性は良いが、空気中では酸化して導電性が低下するため、のほうがコネクタの材料としては優れている)。
  • 歯科の治療に用いる歯冠として古くから利用されている。
  • 多くの競技や賞の賞品メダルの材質の一つとしても用いられている。オリンピックの優勝メダル(メダル)、ノーベル賞など。も同様に使用される。
  • コロイド状(粒状)は、非常に強烈な色素として多くの研究室で応用が研究されている。
  • 触媒として広く利用されている。表面化学の研究の進展により主に単結晶表面での反応性が調べられ、極めて不活性であると考えられてきた。しかし、春田正毅らによって、の粒子径(1-10nmでの)制御により一酸化炭素を-78℃の低温下でも二酸化炭素に酸化できるという発見および酸素水素混合ガスを酸化剤に用いてプロピレンを選択的にエポキシ化できるという発見がなされてから一転、触媒ブームが巻き起こった[1]。また、金の様々な合はこの分野で作られたのが初めである。
  • 放射性同位体 Au-198(半減期2.7日)はいくつかのの抑制治療に用いられている。
  • 生物学分野では、走査型電子顕微鏡で用いる生物のコーティング材として用いられている。
  • 可視光、非可視光ともに良く反射するため、人工衛星の保護剤として全体に貼られている。
  • 同様の性質を利用して、宇宙飛行士船外服ヘルメットバイザーに薄膜として蒸着させることで紫外線を防ぐことが可能である。
  • 鍼治療用として、金を含む材質の鍼が製造されている。一般的なステンレスの鍼に比べて高価なため、の鍼を使うのが効果的とされる特異な症状に対してコスト面で折り合いがつく場合に用いられる。

通貨・投資対象としての利用

として利用する場合は、単体では柔らかすぎる、金地金を充分に用意できないなどの理由で、銀や銅などの他の属と混ぜて利用されるのが一般的である。日本でも江戸時代には小判一分などの貨が流通していた。明治時代になっても、銀行が発行する紙幣との交換が可能で、その価値が保証されていた(兌換貨幣、本位制)。

現在は、紙幣との交換はできないが、今なお各国の中央銀行が支払準備金としてを保有している。また、証券会社銀行や貴属専門業者、商品先物取引業者等で、金を投資対象とする融商品(貯蓄口座積立など)が取り扱われている。本位制が崩壊した今も、(恐らくはその名残として)貨幣のような価値をまだ認められていると考えられる。


他の貴金属と同様、も取引の際にはトロイオンス、またはグラムで計られる。他の金属との合になっている場合、カラットを用いてがどの程度含まれているのかを示す。(純度に関しては当該項目を参照のこと)

の価格は、公開された市場取引によって決められる。しかし実際は1919年に始まったロンドンでの値決めによって日に2回、の価格決定が行われる。

歴史的には、貨幣の価値によって同等の重さのと交換できる本位制として知られる、経済システムの裏を支える物として使われてきた。この方式では、政府および中央銀行は、通貨との交換価値を定めることになる。長い間アメリカ合衆国では1トロイオンスを$20.67($664.56/kg)で交換可能としていたが、1934年に1トロイオンスあたり$35.00($1125.27/kg)とし、1961年には経済力に対してが不足し、価格の調整が困難になった。

1968年3月7日、金を背景とした経済環境は崩壊し、国際取引単位である1トロイオンスあたり$35.00($1.13/g)と個人間取引の変動価格の二段階の価格が設定された。この方式は1975年には破綻をきたし、金は自由取引されるようになった。中央銀行は歴史的理由から価値が下がってはいるが、金を保有し続けている。最も多くのを保有しているのはアメリカ合衆国連邦準備制度下の各連邦準備銀行である。

1968年以降、公開市場での金の価格が大きく動く。最高値は2008年3月17日に$32,713/kg($1,017.50/oz)を記録し、2008年3月現在引き続き歴史的な高値圏にある。最安値は1999年6月21日に$8,131/kg($252.90/oz)である。の価格は比較的安定した貨幣によって定められ、米ドルに縛られた物ではない。

装飾品としての用途

金属塊として指輪やブローチなど、線状にした刺繍に用いられる。金箔としての利用も見られる。金箔は飲料や料理の食材としても用いられる。金は味や栄養に影響しないが、主に華やかに見えるという点から、祝典での料理や酒類に加えられている。金粉を食品に塗したり、薄片を酒に混ぜるなど。は通常錆びることがなく、アレルギーの発現率も極めて小さいことから、アクセサリーとして手入れしやすく安心して身につけられることも人気の理由となっている。

金はやわらかい物質であるため、純度100%では装飾品として機能しづらい。そこでほとんどの場合、別の属とのによって装飾品を作る(純度に関しては当該項目を参照)。装飾品では18Kや14Kが一般的である。混ぜる属の種類や配合率によって色が変わる。一般的なものは次の3つである。実際の色については外部リンク(色見本)を参照されたい。

イエローゴールド
18Kの場合、75%、15%、10%が一般的である。一般的に認知されている色に近い。銀の割合を多くして黄色みを強くしたものはグリーンゴールドと呼ばれている(別名「青割」)。
ピンクゴールド
18Kの場合、金75%、銀10%、銅15%が一般的である。ややピンク色を帯びた金で、工場によってはさらに他の属も混ぜてピンク色を濃くする。別名「赤割」。レッドゴールドまたはローズゴールドとも呼ばれる。
ホワイトゴールド
18Kの場合、75%、銀15%、ニッケルまたはパラジウム10%が一般的。黄色と白の中間色に近い色になる。パラジウム割のほうが高価であるが、ニッケルがアレルギー源になる恐れがあるため、国産はほとんどがパラジウム割である。プラチナの代用品として装飾品によく用いられている。

このほか、18Kホワイトゴールドにプラチナを含ませ、黒っぽい外観を特徴とするブラックゴールドもある。

純度

金の純度は、24分率で表される。その場合、純金は24金、24カラット(Karat)、あるいは、K24と表す。そして、金の含有率に従い数値を変えていく。例えば、18金はの含有率が18/24、すなわち75%であることを表す。なお、このカラットは宝石の重量を表すカラット(carat)とは異なるものである。

日本では99.99%以上の純度のを24カラットと表示して良いことになっている。

このほか、純の度合いを0.995などのように0から1の間の数値で表すこともある。

鉱床

カリフォルニア産出の(上) オーストラリア産 (下)八面体型をしている

銅や亜鉛などは、酸化物といった形で化合物として産出されることが多いが、は主に自然(しぜんきん、native gold、金の単体)として得られることがほとんどである。または、火成岩中にも極微量に含まれる。ただし、採算が取れるほど固まって産出されるのはまれであるため、などの精製過程における副産物として通常は得られる。金鉱山として金を産出する場合は、金の鉱脈にそって掘っていく。そのほかに、を含む鉱石が風化した、砂状のものをより分ける掘りの方法もある。

通常石英、まれに硫化物の鉱脈の中に存在する。硫化物では黄鉄鉱黄銅鉱方鉛鉱閃亜鉛鉱硫砒鉄鉱輝安鉱磁硫鉄鉱などの鉱脈に含まれていることが多い。非常に稀であるがペッツ鉱カラベライトシルバニア鉱ムスマン鉱ナギヤグ鉱クレンネル鉱などの鉱脈に含まれていることもある。

鉱石

は地球全体の地殻内に広く分布して存在しており、存在比は0.03g/1000kg程度(0.03ppm)である。熱水鉱床変成岩火成岩のなかに漂砂鉱床砂鉱床のかたちでできる。

金の一次鉱脈は、主に火成岩か砂金の形で金が産出する場所である。通常の鉱脈は採算の点から金以外の鉱脈内でがとれるところが多い。溶解や浸食といった化学的、物理的作用や変成作用を受けずに石英や硫化物内に集結している。金の一次鉱脈にはいくつもの種類があり、よくある鉱脈はリーフ又はベインと呼ばれる。一次鉱脈は風化や浸食されていることもあり、その場合は小河などに流されるなどして重い鉱物の漂砂鉱床に集まっている。いずれの場合もは単独で存在している。もう一つ重要な鉱脈は堆積頁岩または石灰岩の鉱脈で、これはあちこちにプラチナなどの属とともに散在する形で存在する。

また、海水中にもは含まれており、その割合は1000kgあたり0.1から2mg(0.1-2ppb)程度である。

鉱山

オーストラリア、ビクトリアにある鉱山の入り口

経済的に金鉱山と言える物は平均して1000kgあたり0.5gのを産出する必要がある[要出典]。典型的な鉱山では、露天掘りで1-5g/1000kg(1-5ppm)、通常の鉱山で3g/1000kg(3ppm)程度である。人間の目で見てと分るには30g/1000kg(30ppm)程度の濃度が必要[要出典]で、それ以下の金山では鉱石内にがあることを人間の目で見分けることはほとんどできない。

沖積層の鉱床では砂鉱床採掘が用いられ、堅い岩の鉱脈では金属抽出が用いられる。の精製を完了するには塩素処理または電気精錬を用いる。海水中には前述の通りが含まれているが、2005年現在有効な抽出方法は見つかっていない。

1880年代から南アフリカ産出の2/3を占めていたが、2004年時点では1/3まで比率が低下した。ヨハネスブルグが世界で最も多くのを産出する都市と言われている。オレンジ自由州トランスバール州にある鉱山は世界で最も深く掘られた鉱山となっている。1899年から1901年までのボーア戦争イギリスボーアの鉱山労働者の権利と、南アフリカの金の所有権に関する争いである。その他の主なの産出地としてはロシアカナダアメリカオーストラリア西部にある。

日本ではかつて、比較的多くが産出した。マルコ・ポーロ東方見聞録などで「黄金の国」と呼ばれていたのも、日本産のが出回っていたからである。しかしながら、江戸時代以降は国産の山は徐々に衰え始めた。たとえば有名な佐渡もすでに採掘をやめ、現在は観光地化している。大正・昭和初期の頃には東洋一の山と言われた北海道の鴻之舞は採算ベースに乗るを全て掘り尽くし1973年(昭和48年)に閉山。現在では、辛うじて1985年(昭和60年)から菱刈鉱山が採掘されるなどのみである。この一方、現在海底の熱水鉱床からの産出が将来的に期待されている。

産出国

2004年の金産出国ランキング上位10カ国は下記のとおり。数値は産出量(キログラム)、世界シェア(出典:アメリカ合衆国内務省「ミネラル・イヤーブック2004」)。南アフリカ共和国では、Witwatersrand地方 () に先カンブリア時代に形成された鉱山が集中している。金鉱床は約400kmに及ぶ露頭に沿っている。の生産は安定しており、年度ごとの増減は少ない[2]。南アフリカ共和国での電気供給不安などのサプライ懸念がある上に、新規の鉱山開発などが年々難しくなっており、実際に過去10年の供給量は微減しているとも言われる(ワールドゴールドカウンシル発表)。

  1. 南アフリカ共和国 341,485 (14.1%)
  2. オーストラリア 259,000 (10.7%)
  3. アメリカ合衆国 258,000 (10.6%)
  4. 中華人民共和国 215,000 (8.8%)
  5. ペルー 173,219 (7.1%)
  6. ロシア 169,273 (7.0%)
  7. カナダ 128,504 (5.3%)
  8. ウズベキスタン 93,000 (3.8%)
  9. インドネシア 92,936 (3.8%)
  10. パプアニューギニア 73,000 (3.0%)
  11. ガーナ 26.3(2.0%)

(参考)日本 8,021 (0.3%)、世界合計 2,440,000kg

化合物と同素体

塩化(AuCl3)と塩化HAuCl4)は最も有名な金化合物の一つである。金を含む化合物は多くの場合、金(I)(1価金)または金(III)(3価金)を内部に持つ。イオンはともにソフトであり、ソフトな塩基錯体を形成しやすい。またフッ素との反応では5価にもなり、5フッ化(AuF5)を形成する。さらにとよばれる Au-アニオンをもつ AuCs や AuRb やテトラメチルアンモニウム(CH3)4N+ Au-)化合物を形成する。これは水素化ナトリウムにおけるヒドリドのように、非属元素がとる -1価と同様である。

の化合物の種類は同族の銀や銅とくらべると少ない。下記によく作られている化合物を列挙する。

毒性

単体は化学的反応性が低いであるが、必須ミネラルであるカルシウムカリウム、鉄等と異なり健康な人体には必須な元素ではない。金イオンは安定な単体の金(0)とは異なり酸化力が強く、無機塩類は毒物及び劇物取締法等により劇物に指定されている。また、一部の有機塩類は自己免疫疾患を抑えるのに有効であり、日本ではリウマチ性関節炎に有効な治療薬(ミオクリシン、オーラノフィン等)が医療保険適用として薬価収載されている。剤によるリウマチ治療は「クリソテラピー」と呼ばれる。

をイオン化するには王水(濃塩酸濃硝酸とを3:1の混合液)に金を溶かすのが最も有名である。このイオン化金は安定な単体の(0)とはまったく異なり酸化力がある。金による中毒(中毒)としては接触皮膚炎、接触アレルギーがあげられる。これらは単体の金の装飾品を皮膚につけることによって起こるものであるが、装飾品から溶解した微量イオンに対してアレルギーが形成された人のみに見られる。化合物によるアレルギーとしては腎臓障害・肝臓障害・貧血等がみられる。

中毒の解毒剤としてはジメルカプロール(HSCH2CHSHCH2OH)が使われる。ジメルカプロールはと安定な錯体を形成して、速やかに体外に除去する働きをもつ。

日本にあるの総量

2008年1月現在、日本に「地上資源」ないし「都市鉱山」として存在する金は約6800トンで、これは全世界のの現有埋蔵量の約16パーセントにも及ぶ量である(物質・材料研究機構「わが国の都市鉱山は世界有数の資源国に匹敵」)。

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ T. Ishida, M. Haruta, Angew. Chem. Int. Ed. 2007, 46, 7154.
  2. ^ 独立行政法人石油天然ガス・属鉱物資源機構 (World Metal Statistics) PDF

関連項目

ウィキメディア・コモンズ
ウィクショナリー
ウィクショナリーの項目があります。

外部リンク

1 元素周期表 18
1 H 2 13 14 15 16 17 He
2 Li Be B C N O F Ne
3 Na Mg 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 Al Si P S Cl Ar
4 K Ca Sc Ti V Cr Mn Fe Co Ni Cu Zn Ga Ge As Se Br Kr
5 Rb Sr Y Zr Nb Mo Tc Ru Rh Pd Ag Cd In Sn Sb Te I Xe
6 Cs Ba * Hf Ta