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格闘ゲームにおいて大ヒットを記録している同タイトルゲーム「鉄拳シリーズ」(ナムコ→バンダイナムコゲームス)をモチーフにしたパチスロ。液晶における全ての部分はアーケード版「鉄拳タッグトーナメント」をベースとして鉄拳のオリジナルスタッフが製作しているほか、システム的にもアーケード版「鉄拳4」と同じナムコの「SYSTEM246」基板を使用しているため、鉄拳の真髄ともいえる細部までのこだわりが色濃く反映されている。
液晶演出の部分を別にした、純粋なパチスロ機としては評価や好みが大きく分かれた機種である。山佐から発売されているという事から分かるとおり、抜群のゲーム性と同時にきつい出玉スペックが背中合わせで、パチスロとしての出玉を求める人たちからはすこぶる評判が悪かったため、マニアックな人気を博したにも関わらず半年程度で撤去した店が多かった。2006年にはマイナーチェンジ版である「鉄拳X」(内部確率等を一部変更しているが、基本システムや演出には変更はない)を世に送り出してはみたものの、「鉄拳R」に匹敵するヒットにはなっていない。
鉄拳Rには「ボーナスの1G連」をウリにした「鉄拳RUSH(ラッシュ)」と、「ボーナス期待度が通常より大幅にアップする」をウリにした「鉄拳CHANCE(チャンス)」の2種類が目玉役として搭載されている。特に1G連チャンの連打が実現する「鉄拳RUSH」はこの機種最大のウリであり、当時のパチスロに求められていた連チャン性という部分を最大限意識した作りである。
しかし実際には「鉄拳RUSH」は突入契機の発生自体が極めて稀であるうえ、仮にRUSHに突入しても、期待に見合うだけの連チャンが発生するかどうか不確定になっている。運が悪ければボーナス2回程度で終わる事もある。
実際本機種を打って勝つためには、RUSHではなく「鉄拳CHANCE」の方に突入する事が大前提とされる。こちらは内部に溜め込んだボーナスを放出する期待度が最大で75%まで跳ね上がる。速攻連チャンではないのでコインの増加スピードは緩やかだが、RUSHと異なりゲーム性を楽しみながらゆっくりコインが増える楽しみを味わえるという特徴がある。一番のポイントは、「鉄拳CHANCE」自体に連チャン性があることで、全てのボーナス終了後に「鉄拳CHANCE」突入の可能性がある。ただ「鉄拳CHANCE」に関しては複雑な段階を経由するため、相当やり込むか調べるかしないと理解するのが難しいように出来ている。「鉄拳CHANCE」に関しては最初から最後まで、打ち手の知識が要求されるように作られていた。
鉄拳Rはビッグボーナス中2種類のリプレイはずしの方法があり、難易度の高いほうの手順で消化すれば約400枚のコインが取れるようになっており、獲得枚数だけを見ればAタイプスロットとしては標準的と言える。だが上記に記した連チャンシステムが搭載されているため通常時の出玉スペックがきつく設定されている。
設定6の打ち手勝率は7割くらいと言われているが、勝つにしても用意すべき資金が大目でなくてはいけない。そして言うまでもなく「鉄拳CHANCE」に突入できるかどうかが勝敗の鍵を握る。また本機種には天井が存在しないことから、「鉄拳CHANCE」に突入できなければ設定6でも楽に10万円以上のマイナスを叩き出す機種である。
設定1の機械割は97%ほどだが、当時のパチスロ界ではこの数値は良好と見なされた。だがこの機械割はビッグボーナス中のリプレイはずしを上級者向けの手順で消化した場合の数値であり、これが出来ない人はもう少し機械割が下がると見てよい。
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