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銃(じゅう)とは、拳銃、小銃、機関銃など、火薬や様々な気体の圧力を用いて弾丸を発射する武器の総称。特に大型の物は砲と呼ばれ区別される。
- 旧陸海軍および自衛隊では口径20mm以上、海上保安庁では同30mm以上を砲と呼ぶ。
火薬を用いるものは小型火器に分類され、火器以外の銃としては、空気銃が代表的である。空気銃は狩猟のほか、兵士や警官の訓練にも用いられ、これに関連した遊戯銃として、エアソフトガンがある。
米国のS&W社製リボルバー拳銃であるModel60の3
インチ銃身モデル。同社のModel36を
ステンレスで製造したもので.38 Specialもしくは.357 Magnum弾を使用する。
また、何らかの物体を高速で射出する装置を銃として形容することもあり、電子銃や釘打機(ネイルガン)がこれにあたる。 一般には、口径が20ミリ未満のものを銃と呼び、20ミリ以上のものを砲として分類する、狩猟や戦闘において武器として使用されるほか、美術価値を持つものもある。
「銃」という漢字は元来、斧の峰部分に設けられた柄を差し込むための穴を表し、転じて主に金属製の筒から弾丸を発射する武器を表すようになった。また現代中国語では、「鎗」の字を用いる。
銃の歴史
銃の誕生には諸説あるが、14世紀末に原型が開発されたといわれる。戦史上初めて登場したのは15世紀の初期。
構造から見た銃の歴史は以下の通り。
15世紀頃に使用されたハンドキャノンと呼ばれる銃の祖先は、パイプの一端を閉じて握りを付け、側面に小さな穴を開けた物で、使用時は側面の穴から火の付いた棒を差しこんで火薬に着火した。両手がふさがるため戦闘には不向きで、その後に片手で扱えるように着火装置が工夫され、取り付けられることになる。
火縄銃として知られる銃はマッチロックと呼ばれる着火方式の銃で、銃身と銃把を持ち、火皿を備えていた。火皿は銃身の横に取り付けられており、小さなくぼみの底に穴があり、それが方向を90度変えて銃身にあけられた穴とつながっている。(但し、「90度変えて」穴とつながった方式は、日本では一般的であるが、日本以外の地域のものは、銃身横の穴に直接火皿が繋がっている)火皿には火薬が盛られており、引き金を引くと火のついた縄が火皿に倒れこむ事で着火した。着火すると穴を通じて銃身内部の火薬に火がまわって弾が発射される。マッチロックは生火を扱うので悪天候に弱く、また燃え続ける火縄の補充と管理に手間がかかる。
マッチロックの欠点を克服するために、火打ち式(または燧発式)が開発された。最初に登場した火打ち式銃はホイールロック(歯輪銃)と呼ばれるもので、引き金を引くと黄鉄鉱片に押しつけた歯車状のやすりがゼンマイの力で回転してこすれ合い、火花を発生させて火皿の火薬に着火する。ホイールロックは構造が複雑なため確実性に乏しく、また高価であったため、兵器としてはあまり普及せず、貴族の決闘用などに用いられた。その後に登場したのが瞬発式火縄銃の機構を改造して生まれたフリントロック(火打石式銃)で、引き金を引くと、火打石が強力なばねの反発力で火蓋に取り付けられた鋼鉄製の火打ち金に倒れこみ、火花を発生すると同時に、火蓋が開いて火皿の火薬に着火する。この方式は広く各国の軍隊に普及した。インカ帝国はフリントロック式の銃で征服されている。
雷汞(らいこう)が発明されると、これを火薬の着火に応用する試みが多くの人々によってなされたが、その決定版となったのがパーカッションロックである。銃身の後端から伸びた細いパイプの先端にパーカッションキャップと呼ばれる雷汞を詰めた金属管をはめ込み、引き金を引くとハンマーが落ちてキャップを叩き、雷汞が発火して発射薬に着火する仕組みである。銃口を除けば開口部が無くなった為、水の入り込む余地が少なく、発射が天候の状態に左右されなくなった。コルトのパーカッションロック式リボルバーは西部開拓時代にインディアンとの戦争に盛んに使用されている。
銃がマズルローダー(前装式)からブリーチローダー(後装式)に変わると発射ガスの漏洩を防ぐために金属薬莢が考案され、これを元に連発銃が開発される。これは従来の単発銃と異なり、弾倉を備え、特定の動作で弾薬の再装填が可能な銃であり、その完成版と言えるのがモーゼルのボルトアクション方式である。連発小銃と機関銃は日露戦争や第一次世界大戦などで猛威を振るった。この頃、自動拳銃や機関銃の自動装填機構を小銃に応用して自動(装填)小銃を開発する研究が行われ、やがて第二次世界大戦時のアメリカで使用されたM1ガーランドが最初に制式化された自動小銃となった。 ナチス・ドイツでは短機関銃と自動小銃の中間的な銃であるアサルトライフル(突撃銃)を開発した。ドイツの影響を受けた旧ソ連ではAK-47突撃銃が採用された。アメリカはM14といった自動小銃を使い続けたがベトナム戦争における戦績からM16など5.56mm弾を使用するアサルトライフルに主力に切り替えた。現在は突撃銃が歩兵銃の主流となっている
銃と社会
詳細については、銃規制および銃社会を参照。
日本では、金属性の弾丸を火薬やガス、スプリングの反発力等で発射するものを銃砲と定義(銃砲刀剣類所持等取締法)して、所持や使用を規制している。
(金属性に「性」の文字が使われており、必ずしも金属製の弾丸でなくともこれに含まれると解釈される)
警察官、自衛官、海上保安官など、一部公務員に対する銃の貸与はあるが、これらは厳重に管理されており、使用についても慎重である。一般に対する銃規制も厳しく、狩猟やスポーツを目的とした銃の所持については、審査を伴なう許可制と古式銃に対しては美術品としての登録制が設けられている。
このため、現在の日本における銃問題は、これらの規制をかいくぐる形で行われる密輸や、遊戯銃の改造が主である。特に暴力団の手による密輸は後を絶たず、これらは銃が容易に手に入る国、例えばロシアや中国、東南アジア(たまに韓国、台湾、アメリカ、グアムなどから密輸することもある)などから流入することが多い。遊戯銃の改造については、ごく一部の銃愛好家が行う傾向にあるもので、プラスチック製の弾を撃ち出すエアソフトガンや、本来模型であるモデルガンを改造強化するなどして、殺傷力を生じさせるものである。
海外では、特にアメリカ合衆国が、銃に対する規制が比較的緩い国として知られる。これは伝統的に市民の武装権が基本的な権利として受容されてきたからでもある。規制の根拠となる法律の内容は州によって異なるが、定められた条件を満たしていれば、未成年者でも銃を所持することができる。しかし、アメリカ国内では年間約1万人強が銃によって死亡しており、さらに銃の乱射による大量殺人事件の発生などが以前から社会問題化している。
銃を整備する
一般的に銃が所持できる国にはガンスミスと呼ばれる銃の整備士がいる。整備士という名の通り一般的に銃の分解、掃除、改造、修理等を請け負う人のことで、ライセンス制の国から無許可でガンスミスを名乗れる国までさまざまである。コルト・ガバメントM1911A1なら銃に詳しい人なら完全分解が可能だが、H&KのUSP等の最新式の銃は特殊工具がないと分解できなかったり知識がないと元に戻せなくなったりする。そんな時にもガンスミスに依頼すると直してもらえる。 火薬という化学薬品を内部で燃焼させる関係上、最低限の分解・清掃は所有者が使用の都度行う必要がある。
銃の種類
銃は種々の基準によって分類することができるが、ここでは現代銃を中心に、形態による分類を示す。
- 拳銃(ハンドガン、短銃、ピストル)- 片手で持って携帯できる小型の銃。
- 回転式拳銃(リボルバー)- 弾丸を環状に並べた回転弾倉(シリンダー)に収め、それが回転することで次弾が送りこまれる拳銃。機構が単純なため弾が詰まりにくく、操作が簡単で安全性も高いが、最大でも8発程度しか弾が込められない上、装填に時間がかかるのが欠点。(大口径で多弾数の銃の場合、安全上問題のある銃も存在するため、注意が必要である。)ただし、近年ではクリップあるいはスピードローダーと呼ばれる装填用部品(装填用機器)が改良され、装填速度は改善されつつある。
- 自動式拳銃(オートマチック)- 多数の弾丸を詰めたマガジンによって次弾が装填される。リボルバーに比べて装弾数が多く、口径やマガジンの構造にもよるが、15発前後の弾を扱うことができる。マガジンは素早く交換できるため、持続的に発射できる。フルオートで発射できないものは、正確には半自動式拳銃と表現することになるが、近年のハンドガンでフルオート機構をもつものはほとんどない。フルオート機構をもつものはマシンピストルとも呼ばれる。
- 中折れ式拳銃 - 中央で2つに折れ、銃身後端の薬室または回転弾倉に直接手で弾丸を装填する方式。
- ジップ・ガン- 銃器メーカー製ではない銃。主にハンドガンが多いが、小銃もまれに存在する。ガンスミスの資格がないものが製造すると密造銃とも言う。その多くが単発式(シングルショット)。
- 小銃(ライフル銃)- 施条銃。長い銃身を備えた銃で、威力・精度ともに拳銃をはるかに凌駕する。ライフルとは本来、銃身内に施された腔線(ライフリング)を意味しており、これは螺旋状の浅い溝で、銃身内で加速される弾丸に旋回運動を与え、弾軸の安定を図り直進性を高める目的で施されている。
- アサルトライフル(突撃銃) - セミオート(一発撃つと次弾が自動的に装填される)/フルオート(一度引き金を引くと、放すまで次々に弾丸が発射され続ける)の切り替えが可能なライフル。また、フルオートでは弾丸消費が激しいことからバースト(一度引き金を引くと自動的に3発ないし2発の弾丸が発射される。)を装備した銃もある。アサルトライフルの概念は、第二次大戦中のドイツで開発されたStG44で確立された。現在の軍用小銃はほとんどがアサルトライフルである。米軍のM16、自衛隊の89式小銃など。
- カービン(騎兵銃) - 元々は騎乗での使用を想定し小銃より短く拳銃より長い銃身を持つ銃のことである。転じて、アサルトライフルと多くの機構要素を共通化した短銃身派生種がカービンと呼ばれる。米軍のM1カービン、M2カービン、M4カービンなど。
- 狙撃銃 - 狙撃に特化した銃。スナイパーライフルともいう。精度の点から、ボルトアクション式のものが多かったが、近年ではセミオートマチック式の物もある。
- 対物ライフル(アンチマテリアルライフル)- 装甲車や防弾仕様車両など、戦闘車両のうち、比較的装甲の薄い部分の狙撃を目的として開発された大口径の銃。対戦車ライフルなどがある。
- 散弾銃(ショットガン)- ライフリングが無く、有効射程は短いが、大口径で威力が大きいカートリッジを扱うことができる。散弾と呼ばれる小さい弾丸をまとめたカートリッジの他に、巨大な鉛の塊を撃ち出すカートリッジや、ゴム弾など、さまざまなカートリッジを扱うことができる。クレー射撃のようなスポーツ用や、狩猟用、警察用(暴徒鎮圧銃)や軍用などにわかれる。警察用と軍用は近年の発展が著しく、フルオート/セミオートマチックで射撃できる物もある。
- 機関銃(マシンガン)- 連射を目的とした銃。ガトリング式とマキシム式に大別される。
- 重機関銃(ヘビーマシンガン)- 固定陣地、車両搭載機関銃として、堅牢で持続発射ができる機関銃。ただし重いため、運搬には2~3人を要する。米軍・自衛隊のブローニングM2重機関銃など。
- 軽機関銃(ライトマシンガン)- 軽量化を施した機関銃で、1~2人で運搬できるようにしたもの。堅牢性と威力(扱える口径など)は重機関銃に劣る。ミニミ軽機関銃など。
- 短機関銃(サブマシンガン)- 拳銃弾を用いる小型の機関銃。一発あたりの威力が低く、射程も短いが、小型軽量のため素早い運用ができる。本来塹壕戦に用いられた銃で、精度を重視していないために反動によるブレが大きいなどの欠点があったが、1970年代以降、アサルトライフルのメカニズムを流用した高性能の銃に発展している。
- パーソナルディフェンスウェポン/PDW - サブマシンガンを進化させ「サブマシンガンの取り回しと装弾数、それに加えボディアーマーを貫通する威力とマンストッピングパワーを兼ね備える」というコンセプトを持つ。
- グレネードランチャー(擲弾発射筒) - 手榴弾程度の大口径弾丸を射出する銃。擲弾銃ともいう。米軍のM79・40mmグレネードランチャーなど(20mm以上の口径を持つ火器は「銃」でなく「砲」と称するのが普通だが、グレネードランチャーは例外的に砲でなく銃に分類される)。
銃の基本操作
現代の銃器の基本的な操作と挙動は以下の通り。用語については次項を参照。
- 弾を込める。バレルの後端に備えたチェンバー(薬室)に実包を装填する。
- 狙いをつける。グリップやストックで銃を持ち、照準器を用いて狙いを定める。
- 撃発。トリガーを引く。それによってハンマーが落ち、ファイアリング・ピンを押し出して、カートリッジ底部の雷管を叩く。
- 発射。薬莢内の火薬が急速に燃焼し、その燃焼ガスによって弾丸が押し出され、銃口から飛び出す。弾丸は対象物に向かう。
- 着弾。対象に当たり、弾の運動エネルギーにより、対象を殺傷ないし破壊する。
銃の用語
銃でよく用いられる用語について記述する。
銃の各部
銃の部品も参照。
- バレル(銃身) - 発射された銃弾が通る管状の部品。ライフリングが施される物が多い。またリボルバー方式のものは、バレルとシリンダーの間には少しだけ隙間がある(鉛などの弾丸を使用したときに削れてしまい、全弾撃ち終る前にシリンダーがバレルとの間の鉛のくずで動かなくなってしまうのを防ぐため。)この隙間を、シリンダーギャップと呼び、大きければ大きいほど銃口初速が低下する。
- マズル(銃口) - バレルの先端で、銃弾が飛び出す部分。反動を軽減するために穴を空けたものを銃口制退器(マズルブレーキ)と呼び、発砲炎を消すため、または少なくさせるためのものを銃口消炎器(フラッシュサプレッサー)と呼ぶ。
- ライフリング - ライフルを参照。バレルの内部に施される螺旋状の溝。銃弾を回転させ、精度を増す作用を持つ(ジャイロ効果)。
- チェンバー - ボルトにより運ばれた銃弾が詰められる部分で、バレルの根元にあたる。バレルよりも直径が大きくカートリッジの厚さくらい広く作られている。この直径とカートリッジの直径の差をチェンパーギャップという
- ボルト - 一般にバレルの後ろにあって、銃弾を装填したり、排出するために働く部品を支えている金属のこと。
- サイト(照準器) - ねらいをつけるための部品。サイトのうち、銃の前方にあるものをフロントサイトや照星、後方にあるものをリアサイトや照門という。クレー射撃などに用いられる散弾銃には照門が存在せず、自分の目がその代わりとなる。
- バイポッド - 銃を地面などにつけて支えるための脚で、二脚のもの。三脚のものは、トライポッドと呼ばれる。小銃でよく用いられる。
- マガジン(弾倉) - 銃内部に銃弾を収める部品。一般的に箱状で交換ができる。この交換する動作をリロードと呼ぶ場合がある(本来は薬莢に雷管・火薬・弾頭などを再び込めなおし、カートリッジ(実包)にすること)。
- レシーバー - 銃の本体部分。
- 遊底 - レシーバーなどと組み合って、銃の機関部を覆う部品。オートマチック拳銃などでスライドとも呼ばれる。
- グリップ(銃把) - 銃を支えるために、手で握る部分。
- トリガー(引き金) - 銃弾を発射する際に指で引く部品。
- トリガーバー - トリガーとシアを連結し、シアの固定を解放する部品。
- ディスコネクター - 銃の状態に応じてトリガーバーとシアの関係を離す部品。
- シア - ハンマーをスプリングの力がかかった状態で固定する部品。
- ハンマー(撃鉄) - 銃弾を撃ち出す際、スプリングにより動き、ファイアリングピンを叩くもの。古い銃では、ファイアリング・ピン同様に雷管を直接叩くものもある。
- ファイアリング・ピン(撃針) - 射撃の際、ハンマーなどの力により、実際にカートリッジの雷管を叩く棒状の部品。
- ストック(銃床) - 銃の底部で、一般に肩に当てる部分。
- スプリング - バネのこと。銃の内部では様々なバネが用いられる。
- セーフティ - 安全装置の総称。誤って弾丸が発射されないようにする機構。多くの種類がある。
銃の方式
- シングルショット(単発式) - 弾が一発のみこめられる銃。次の弾を撃つには装填操作をする。セミオートマチックで、一発だけ発砲する意味で用いられることもある。
- リピーター(連発式) - 複数の弾薬を収める弾倉が存在し、弾倉から薬室へ弾薬を給弾する機構を一回の発射ごとに手動で操作するもの。ポンプアクション、レバーアクション、ボルトアクションなどがある。
- リボルバー(回転式) - 回転するマガジンを持つ銃。回転式銃を連発式銃の一種とみなす慣習もある。
- オートマチック(自動式) - 複数の弾薬を収めるマガジンが存在し、マガジンからチェンバーへの給弾を自動的に行うもの。
- セミオートマチック(半自動式) - オートマチックのうち、引き金を常に引いても、弾が一発しか発射されないもの。
- フルオートマチック(全自動式) - オートマチックのうち、引き金を引いている間に、弾が連続して発射されるもの。連発式ともいう。その発射間隔を連射速度(サイクル)と呼ぶ。
- バースト - オートマチックのうち、引き金を引くと、弾が2~3発発射されるもの。また、その射撃の仕方。
- 単装銃 - バレルを一本だけをもつ銃。ただし、大半の銃はこれが普通のため、この語が用いられることはあまりない。
- 連装銃 - バレルを複数もつ銃。単発式銃に実質的に連射機能を与えることができる。銃身の数がわかっている場合、「装」の字を省略して「二連銃」「三連銃」などと呼ぶことが多い。ガトリングなどもこの方式である。1砲身あたりの発射弾数が減るので、サイクルを上げても銃身が熱によって変形、または発射不能になりにくい特徴を持っている。
- シングルアクション、ダブルアクション - 銃の射撃操作。各項及び拳銃を参照。
弾の用語
- 口径 - 弾頭の直径。銃弾や、それを扱う銃の種類を示すために用いられる。
- カートリッジ(実包) - 現代銃の多くで用いられる弾で、火薬を収めた薬莢と、その力によって飛ぶ弾頭などが一つにまとまったもの。
- 弾頭 - カートリッジの先端部分で、これが飛翔して目標に向かう。
- 薬莢 - カートリッジのうち、火薬が詰まった筒状の部分。底部は雷管。
- プライマー(雷管) - カートリッジ底部中央の部品。撃発の際に撃針で叩かれる衝撃により、火花が飛び散り薬莢内部の発射薬を燃焼させる。
- 装薬 - 薬莢の中に入っている発射薬のこと。プライマーの火花で着火し、急激な燃焼でガスを発生させてカートリッジ先端の弾頭を押し出す。
- リム - 薬莢の底部横にある溝。撃ち終わった薬莢を取り出すためなどに用いる。
- ショルダー-使用する弾頭によってはない場合もある。NATO弾などはリムと弾頭の口径が異なる実包に多く見られる。カートリッジの直径が小さくなるところから小さくなりきったところまでのこと。このカートリッジを使用する主な理由は、火薬量を増やし、弾頭の初速を上げるためである。
その他
- 小火器ではなく厳密には銃ではなく砲であるが、日本人がはじめて火薬により弾丸を飛翔させる攻撃を目にしたのは1274年の文永の役の「てつはう」といわれている。
- 銃をモデルにした、実弾の発射機構をもたないモデルガンやエアガンの収集が趣味として存在する。
- 演劇の舞台やドラマ・映画の撮影で使用される模造の銃をステージガンといい、特に実際の撃発を再現するプロップガンが知られている。プロップは「小道具」の意。
- 漫画等では、銃が左右反転していることがままあるが、これは漫画家が自分の利き手でないほうの手でエアガンやモデルガン等を握り、鏡に映したものを描写することがあるためといわれている。漫画家も登場人物も右利きである場合が多く、指などの細かい描写を優先させるためには左手に持った銃を鏡で反転させれば楽に描ける。
関連項目
外部リンク

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