長崎本線 とは?ページ内リンク ↓ウィキペディア(Wikipedia)記事 ↓Yahoo!知恵袋長崎本線(ながさきほんせん)は、佐賀県鳥栖市の鳥栖駅から長崎県長崎市の長崎駅までを結ぶ九州旅客鉄道(JR九州)の鉄道路線(幹線)である。喜々津 - 長与 - 浦上間に別線を持つ。長崎線とも呼ばれる。 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 長崎本線 出典: 『はてなダイアリー』 関連商品
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目次 |
長崎 - 肥前山口間は諫早 - 喜々津間と浦上 - 長崎間を除いて単線であり、入り組んだ沿岸部を走るため、曲線区間が多い。特に諫早 - 肥前七浦間の曲線区間の多さは際立っており、この区間の速度アップのため特急に885系電車が投入されたと言っても過言ではない。鳥栖 - 肥前山口間など線路状況の良い区間では特急列車は最高速度130km/h、普通列車用の817系でも120km/hで走れるが、上記の沿岸部を走る区間は曲線区間で速度制限がかかり減速、次の直線で再び加速するもののすぐに次の曲線で減速を強いられる、の繰り返しが続く。それでもこの区間の所要時間短縮の努力は行われており、駅構内の配線は原則として一線スルー配線に改良されているほか、曲線の度合いの強い区間の枕木は通常のPC枕木より太さが太い強化型のものが使用されていることが多い。
長崎本線は喜々津 - 浦上間でルートが2つに分かれている。大村湾側を走る喜々津 - 長与 - 浦上間の明治時代に開業した非電化の長崎本線を旧線(長与経由)と呼ぶ。新線開業前は、この路線を特急・急行も走っていた。今でも、その名残りを、道ノ尾駅の表示などに見ることができる。
喜々津 - 市布 - 浦上間の長崎トンネルを通る電化された長崎本線を新線(市布経由)と呼ぶ。旧線に比べ6.7kmの短縮と、高速運転に適した線形により、諫早 - 長崎間の所要時間を大幅に改善することができた。
佐賀平野は軟弱地盤地帯で、この区間は路盤が非常に悪いために単線用の架線柱の多くが、両側支持の門型の物になっている。車窓から見える車道に立つ電柱の多くも、斜めの柱で補強していたり、立っていても僅かに傾いていたりする。
現在九州新幹線長崎(西九州)ルートが建設中であり、長崎本線の肥前山口 - 諫早間が並行在来線として指定されている。並行在来線は新幹線開業時にJRから経営分離してもよいことになっており、JR九州も経営分離する方針であった。経営分離後は佐賀・長崎両県による第三セクター方式の経営が計画されていたが、経営分離に際し沿線自治体(鹿島市、江北町)の同意が得られず着工の目処がたたなかったため、JR九州及び両県は経営分離を断念することを発表した。詳細は九州新幹線#長崎ルート(西九州ルート)の項を参照のこと。
鳥栖 - 長崎間に、博多 - 長崎間の特急「かもめ」が運転されている。肥前山口以東で佐世保線の特急「みどり」・「ハウステンボス」を併結している列車もある。市布経由のルートが開業した1972年以降、諫早 - 長崎間はすべて新線(市布)経由で運転されている。
夜行列車としては東京 - 長崎間の寝台特急「さくら」、京都 - 長崎間の寝台特急「あかつき」が運転されていたが、「さくら」は2005年3月1日のダイヤ改正で、「あかつき」は2008年3月15日のダイヤ改正で廃止され、夜行列車や本州直通優等列車の運転はなくなった。
更にJR初期や国鉄時代まで遡ると、戦前から戦後までを通して東京 - 長崎間に寝台特急「みずほ」や急行「雲仙」、博多 - 長崎間に急行「出島」や急行「ながさき」など、観光都市である長崎や佐世保へ向かう優等列車が多数走っていた。戦前には上海航路への接続列車として長崎駅から長崎港駅まで1駅延長運転されたものもあった。
長崎本線内は基本的に、特急列車と諫早から大村線に直通する気動車快速「シーサイドライナー」を除き、すべての区間(実際には鳥栖 - 諫早間。電車による列車はすべての区間)で各駅停車で運行される。鹿児島本線内で快速運転を行う列車が長崎本線に直通運転する場合も例外ではない。
全区間を通して運転される列車が下り5本、上り7本あるほか、鳥栖 - 佐賀・肥前山口・肥前鹿島間などの区間列車や鳥栖方面から佐世保線に直通する列車もある。朝には肥前大浦から鹿児島本線門司港駅行き列車の運転もあるほか、夕方以降には山陽本線下関駅から長崎本線へ直通する運転も存在する。
諫早 - 長崎間を走る普通列車は、新旧線合わせて毎時2本程度運転されており、新線は電車による列車(主に諫早または湯江止まり。一部気動車による運転もある)、旧線は大村線との直通列車などの気動車列車が経由する(喜々津や長与止まりの区間列車もある)。大村線の快速「シーサイドライナー」は新線を通る。シーサイドライナーも夜間の佐世保行き2本は諫早まで各駅停車となるため、この2本は普通列車を補完する役割も果たしている。長崎本線内におけるシーサイドライナーの標準停車駅は諫早、喜々津、浦上、長崎のみである(上記の長崎 - 諫早間各駅停車の2本のほか、ラッシュ時などには西諫早や現川にも停車する列車もある)。基本的に毎日同じダイヤで運行されるが、長与止まりの2往復は土曜・休日運休となる。
肥前大浦 - 湯江間は県境を挟んでおり、1日下り10本(休日9本)、上り9本の閑散区間である。朝の通勤通学時間が終わると、普通列車は昼まで5時間以上運転されない。この区間を走る列車は下りは長崎(市布経由)まで、上りは鳥栖まで直通するものが多いが、諫早止まりや肥前山口止まりの区間列車も少数存在する。青春18きっぷを使って移動する場合などで、列車の無い時間帯にどうしても普通列車で肥前山口 - 諫早間を行き来したい場合は、運賃がかさむが佐世保線・大村線を経由することも出来る。また、肥前鹿島・肥前浜・多良・肥前大浦止まりや諫早・湯江止まりの列車から乗り継いでこの区間を通過することも出来ない。
全線でワンマン運転を実施している。新線では817系電車が、旧線ではキハ66・67・200形気動車が使用されている。ただしラッシュ時に415系電車や813系電車など3両編成以上の車両を使用するときは車掌も乗務する。ワンマン運転を行わない普通列車の最大編成は4両である。
鳥栖 - 肥前山口、諫早 - 長崎間で運転されているワンマン運転の普通列車(2両編成)は、2006年3月17日まで無人駅および有人駅での営業時間外の停車時に関しては、前の車両のドアのみ開き(中扉は開かず・後ろ乗り前降り)、乗車時には整理券を取る必要があったが、2006年3月18日のダイヤ改正後より、この2つの区間ではすべての駅で列車のホーム側のすべてのドアから乗り降りできるようになった。
コンテナ車で編成された高速貨物列車が、鳥栖貨物ターミナル方面 - 鍋島間に1日3往復間運行されている。牽引機関車は、ED76形電気機関車。
線内の貨物列車の発着駅は、鍋島駅のみ。日本貨物鉄道(JR貨物)の第二種鉄道事業区間である鍋島駅 - 長崎駅間では、貨物列車は運行されていない。長崎駅はオフレールステーションの扱いで、コンテナを積載したトラックが鍋島駅との間を結んでいる。
長崎本線は、九州鉄道の手により現在の佐世保線・大村線のルートで建設された。鳥栖 - 早岐間と長与 - 長崎間が開業した1897年より全通するまでの約1年間は、大村湾に連絡船を開設して暫定的な連絡機関としていた。
1907年の国有化を経て、現在のルート(有明線)が長崎本線となったのは1934年のことである。旧長崎本線(佐世保線・大村線ルート)は佐世保市・大村市といった長崎県内の各都市を結ぶ役割を果たす一方で、大回りとなるため福岡・佐賀方面と長崎市街との往来には長い時間が必要であった。このため佐世保線・大村線ルートの短絡線として肥前山口 - 肥前鹿島 - 諫早(有明線)が建設され、長崎本線に編入された。旧長崎本線区間は佐世保線・大村線へと分離された。有明線は改正鉄道敷設法別表114号に「佐賀県肥前山口附近ヨリ鹿島ヲ経テ長崎県諌早ニ至ル鉄道」として規定されていた。
1972年、諫早 - 長崎間にも短絡線が建設されたが、旧線・新線共に長崎本線として運行されている。市布経由の新線は改正鉄道敷設法別表114号の2に「長崎県喜々津ヨリ矢上ヲ経テ浦上ニ至ル鉄道」として規定されていた。
また、長崎港出島埠頭に発着する上海航路との連絡のため、1930年に長崎駅から長崎港駅までの1.1kmが延伸された。太平洋戦争の激化(1943年頃)により上海航路が廃止された後は、貨物線として使われていた。正式に廃止されたのは国鉄最後の日である1987年3月31日である。跡地は遊歩道や公園として整備されている。
*が付いている駅は、のちに路線分離により長崎本線の駅ではなくなった駅。
| 駅名 | 駅間営業キロ | 累計 営業 キロ |
快速 | 接続路線・備考 | 単線/複線 | 所在地 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 鳥栖駅 | - | 0.0 | 九州旅客鉄道:鹿児島本線 | ∥ | 佐賀県 | 鳥栖市 | |
| 新鳥栖駅(仮称) | - | (2.0) | 九州旅客鉄道:九州新幹線(建設中) 2011年開業予定 |
∥ | |||
| 肥前麓駅 | 4.2 | 4.2 | ∥ | ||||
| 中原駅 | 4.3 | 8.5 | ∥ | 三養基郡みやき町 | |||
| 吉野ヶ里公園駅 | 4.6 | 13.1 | ∥ | 神埼郡吉野ヶ里町 | |||
| 神埼駅 | 2.6 | 15.7 | ∥ | 神埼市 | |||
| 伊賀屋駅 | 4.5 | 20.2 | ∥ | 佐賀市 | |||
| 佐賀駅 | 4.8 | 25.0 | ∥ | ||||
| 鍋島駅◆ | 3.0 | 28.0 | ∥ | ||||
| (臨)バルーンさが駅 | 1.8 | 29.8 | ∥ | ||||
| 久保田駅 | 1.6 | 31.4 | 九州旅客鉄道:唐津線(全列車佐賀駅まで乗り入れ) | ∥ | |||
| 牛津駅 | 2.8 | 34.2 | ∥ | 小城市 | |||
| 肥前山口駅 | 5.4 | 39.6 | 九州旅客鉄道:佐世保線(鳥栖方面と直通あり) | ∨ | 杵島郡江北町 | ||
| 肥前白石駅 | 5.1 | 44.7 | | | 杵島郡白石町 | |||
| 肥前竜王駅 | 4.7 | 49.4 | | | ||||
| 肥前鹿島駅 | 5.2 | 54.6 | | | 鹿島市 | |||
| 肥前浜駅 | 3.0 | 57.6 | | | ||||
| 肥前七浦駅 | 3.9 | 61.5 | | | ||||
| 肥前飯田駅 | 2.1 | 63.6 | | | ||||
| 多良駅 | 4.1 | 67.7 | | | 藤津郡太良町 | |||
| 里信号場 | - | (72.3) | | | ||||
| 肥前大浦駅 | 7.9 | 75.6 | | | ||||
| 土井崎信号場 | - | (78.9) | | | 長崎県 | 諫早市 | ||
| 小長井駅 | 6.7 | 82.3 | | | ||||
| 長里駅 | 2.4 | 84.7 | 大村線直通 | | | |||
| 湯江駅 | 2.9 | 87.6 | | | ||||
| 小江駅 | 3.3 | 90.9 | | | ||||
| 肥前長田駅 | 4.7 | 95.6 | | | ||||
| 東諫早駅 | 2.2 | 97.8 | | | ||||
| 諫早駅 | 2.6 | 100.4 | ● | 九州旅客鉄道:大村線(長崎方面と直通運転) 島原鉄道:島原鉄道線 |
∧ | ||
| 西諫早駅 | 2.8 | 103.2 | ▲ | ∥ | |||
| 喜々津駅 | 3.7 | 106.9 | ● | 九州旅客鉄道:長崎本線旧線(諫早方面と直通運転) | ∨ | ||
| 市布駅 | 2.5 | 109.4 | ▲ | | | |||
| 肥前古賀駅 | 2.9 | 112.3 | ▲ | ◆ | 長崎市 | ||
| 現川駅 | 2.5 | 114.8 | ▲ | | | |||
| 肥前三川信号場 | - | (118.5) | | | | | |||
| 浦上駅 | 8.9 | 123.7 | ● | 九州旅客鉄道:長崎本線旧線(長崎方面と直通運転) 長崎電気軌道:本線(浦上駅前電停) |
∧ | ||
| 長崎駅 | 1.6 | 125.3 | ● | 長崎電気軌道:本線・桜町支線(長崎駅前電停) | ∥ | ||
| 駅名 | 駅間営業キロ | 累計営業キロ | 接続路線 | 所在地 |
|---|---|---|---|---|
| 喜々津駅# | - | 0.0 | 九州旅客鉄道:長崎本線新線(諫早方面へ直通運転) | 諫早市 |
| 東園駅 | 3.5 | 3.5 | ||
| 大草駅# | 3.7 | 7.2 | ||
| 本川内駅 | 5.1 | 12.3 | 西彼杵郡長与町 | |
| 長与駅# | 3.1 | 15.4 | ||
| 高田駅 | 1.0 | 16.4 | ||
| 道ノ尾駅 | 2.5 | 18.9 | ||
| 西浦上駅 | 1.7 | 20.6 | 長崎市 | |
| 浦上駅# | 2.9 | 23.5 | 九州旅客鉄道:長崎本線新線(長崎駅へ直通運転) 長崎電気軌道:本線(浦上駅前電停) |
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