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この記事は作品のストーリーについて触れています。
作品を実際に楽しむ前にストーリーを知りたくない方は閲覧をお控え頂くか、細心の注意を払って閲覧してください。免責事項もお読みください。 |
『魔法少女リリカルなのは』シリーズ(まほうしょうじょりりかるなのはしりーず、英:Magical girl lyrical Nanoha series)は、2004年10月から2007年9月にかけて独立UHF系で全3シリーズが放送されたテレビアニメ作品、及びこれを中心としたアニメーション映画作品、ドラマCD作品、漫画作品、ライトノベル作品である。『リリカルなのは』『リリなの』(極端な例では『なのは』)と略されることがある。広義の魔法少女ものであるが、従来的な作品とは大きく異なる作品である。
本項では、シリーズの全体的な概要、およびシリーズ共通の設定について記述する。
この記事は、下記のページに内容を分割しています。このテーマに関する情報については、それぞれのページをご参照ください。
概要
作品の成立
本シリーズは、2000年にivoryが制作しJANISが発売した18禁恋愛シミュレーションゲーム作品『とらいあんぐるハート3 〜Sweet Songs Forever〜』(通称『とらハ3』)スピンオフ作品の一種である。元はおまけとしてスタッフがシャレで作った嘘企画の「CMスポット」という名前のCMテロップであったが、それを発展させ2001年発売の同作のファンディスク『とらいあんぐるハート3 リリカルおもちゃ箱』内のミニシナリオ全13話を作成、後にそれを原作としたテレビアニメシリーズが作成される。
アニメ本編3シリーズと、本編のサイドストーリーとキャラクターソングを収録したドラマCD『サウンドステージ01〜03』『サウンドステージA's01〜03』各全3巻、『サウンドステージStrikerS01〜04』全4巻、『魔法少女リリカルなのはStrikerS』のその後のストーリーを収録したドラマCD『StrikerS サウンドステージX』、原作者都築真紀による小説作品『魔法少女リリカルなのは』[1]及び原作・都築真紀、作画・長谷川光司の漫画作品『魔法少女リリカルなのはA's THE COMICS』『魔法少女リリカルなのはStrikerS THE COMICS』から成る。
テレビアニメ化にあたっては、原作のシナリオを担当した都築真紀が自ら脚本を手がけているが、世界観や登場人物の設定等が原作とは大幅な変更がなされている。都築自身も原作とはパラレルワールドであるとの意味の発言を、自身のサイトや雑誌のインタビューなどでしており、原作とアニメの立ち位置は『魔法少女プリティサミー』や『ギャラクシーエンジェル (アニメ)』、『アイドルマスター XENOGLOSSIA』と同じ形となる。
2008年7月には、テレビアニメ版をもとにしつつも再びパラレルストーリーとなる劇場版『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』の製作が発表された[2][3] 。
評価
元々、原作は上記のようにファンに向けたジョークから生まれ、静かでハートフルな恋愛モノとして形を得たが、テレビアニメ版は打って変わって過激でスペクタクルな魔法少女モノとなる。メイン視聴層の嗜好を考慮したり次作では前作と違った方向を模索する、その一方で前作で評価されたところを次作で重点化するという製作方針から、アニメ化の時点や各シリーズ毎でキャラクターの性格や作風にいくらかの差異があり、視聴者によってはシリーズが迷走していると感じることもある。原作からは言うに及ばずアニメシリーズ内に限っても、どの作品からシリーズに触れたかによってシリーズ全体に対する印象にかなり差が出る作品である。また、第1期からA'sにかけては、メインヒロインをはじめとした登場人物に小学3年生が多いが、小学生とは思えない非常に大人びた台詞が多い。
序盤は典型的な「変身ヒロインもの」の作風だが、次第に派手な演出の戦闘が目立つようになり、最終的には「熱血バトル魔法アクションアニメ」[4]や「魔砲少女アニメ」[5]と言われた。その一方で同シリーズ(現在三作)においては常に物語の重要な部分に大人社会・組織社会のしがらみや生臭さが風味付け[6]として使われており、社会のやるせなさを感じさせる作風となっている。
「呪文をソフトウェアとみなす」「魔法発動にテクノロジー的な要素を用いる」など、「魔法」を、「幻想」ではなく、「超科学」的存在として扱っている。こうした魔法的要素に科学技術的概念を取り入れる、あるいは、魔法と科学を同一の体系的軸線上に位置づける発想については、SF作家・アーサー・C・クラークの「高度に発達した科学は魔法と区別がつかない」という言葉などにも垣間見られる。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
登場人物
魔法少女リリカルなのはシリーズの登場人物を参照
魔法
以下に、本シリーズを通して登場する「魔法」について記述する。
概要
本作における魔法とは、魔力を消費して発動される現象の総称を指す。概要にて記述した通り、いわゆる「幻想」ではなく「超科学」として扱われているのが、本作における魔法の特徴と言え、体系や種別、発動シーケンス等、詳細な設定が用意されている[7]。
魔法と言ってもそれには多数の種別が存在し、その効果は攻撃から治療、拘束、移動と多種多様である。また魔法そのものにも体系が存在しており、「ミッドチルダ式」と「ベルカ式」の2体系が主に登場した。
魔法の発動には、発動の引き金となる行為「トリガー」が必要で、特定の長文の発音による「詠唱」、発動する魔法名や特定の掛け声の発音による「コマンド」、特定の動作による「アクショントリガー」、インテリジェントデバイスの判断で自律発動する「デバイス発動」の4つがある。ミッドチルダ式の魔導士は「コマンド」を、ベルカ式の騎士は「アクショントリガー」を多用する傾向がある。また、デバイスはあくまでも負担軽減のための補助機械であり、デバイスを使用しなくても魔法の使用は可能である[8]。とくに結界や防御、補助魔法の発動はデバイスをあまり必要としない。
用語
- ミッドチルダ式魔法
- ミッドチルダで開発された魔法の体系で、現在最も広く使われている。略して「ミッド式」と呼ばれる事もある。『1期』での魔法は全てミッドチルダ式魔法であったと思われる。
- 効果範囲と汎用性に重点を置いた仕様で、遠近距離攻撃、防御、補助など多種多様な効果が揃い、非常に操作性が高い。戦闘では射撃・砲撃など距離をとった攻撃が主体となる。
- 杖などの、魔法そのものの行使を戦闘の前提としたデバイスを使用することが多い。
- 魔導師(まどうし)
- 「魔法使い」とも呼ばれるが、基本的に「魔導師」と呼ばれる。「魔力」を用い、「魔法」を使用する人物の総称。個々に専門としている分野を前置詞として置く場合が多い(例として挙げるならば、「砲撃魔法」を専門とする者は「砲撃魔導師」、「結界魔法」を専門とする者は「結界魔導師」と呼ばれている)。A's以降で判明する事だが、「魔導師」とは主に「ミッドチルダ式魔法」を用いる者を指す単語である事が分かる(スバル・ナカジマとギンガ・ナカジマはベルカ式だが例外的に魔導師となっている)。
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- 陸戦魔導師
- 飛行技能を持たない魔導師の総称で、殆どの魔導師は当初ここに含まれる。航空武装隊の魔導師も最初は陸戦魔導師から始まる場合が多い。
- 射撃型魔導師
- 射撃・砲撃型の攻撃魔法を得意とし、広域にかけて攻撃、援護を行う魔導師の総称。なのはは「足は止めて視野は広く、あらゆる相手に正確な弾丸をセレクトして命中させる判断速度と命中精度」が射撃型魔導師の真髄だと語った。
- 召喚魔導師
- 召喚魔法を専門に扱う魔導師の総称。ミッドチルダ式とベルカ式の双方に存在しており、キャロはミッドチルダ式ベース、ルーテシアはベルカ式ベースの召喚魔導師となっている。また、召喚という魔法の性質上、優れた召喚魔導師は転送系魔法のエキスパートでもある。
- 使い魔(つかいま)
- 「魔導師」が使役する一種の人造生物の総称。
- 多くは元々存在した動物を素体とし、死亡直前、又は直後の体に人工の魂を憑依させる事で造り出す。素体となった動物の記憶を多少なりと引き継ぐ場合もあり、フェイト・テスタロッサの「使い魔」であるアルフは「使い魔」となる前の記憶を有していた。契約(自らを所有する「魔導師」との提携)した「魔導師」の「魔力」を消費して存在を維持しており、その能力が高い程消費量も多いらしい。また優秀な「使い魔」を持つ事は一種のステータスであり、それを持つ事は優秀な「魔導師」であるという証明となる。一定の目的を達する為に作成・設定される以上、往々にして使い捨てられる傾向にあるようだが、本編に登場する「使い魔」はいずれも優秀で契約している「魔導師」を敬愛しており、良好な関係を築いている。
- 精神リンク(せいしんりんく)
- 複数人の精神を繋げ、その感情を共有するシステム。多くは「魔導師」と「使い魔」の間に見られ、「使い魔」が「魔導師」の感情を察知する為に用いられる。
- その際、「魔導師」が「使い魔」の感情を察知する例が見られない事から、「特定の人物1人の感情」を「その他リンクが成された人物(単数、複数を問わず)」が共有する、ある意味一方通行の感情共有を成す技術であると思われる。
- バリアジャケット
- 「魔力」によって構成される一種の防護服。これも一種の魔法であり、大気や気温等の劣悪な環境は勿論、「魔法」や物理攻撃からも使用者を保護する。そのデザインは着用者のイメージによって決定されるが、着用者以外によるデザインの調整も可能。これは一般にバリアジャケットの生成・維持管理はデバイス(後述)に行わせている場合が多く、その形状などもデバイスに格納されている情報に大きく依存する為。一般魔導師のジャケットがほぼ同一形状であったり、StrikerSの新人フォワード一同が初めて装着した際に驚いたのもこれに起因する。
- ベルカ式魔法
- 『A's』から登場した、ミッドチルダ式とかつて双璧を為した魔法の体系。
- 射程と範囲をある程度度外視し、対人戦闘と高出力を出す事に重点を置いている。ベルカ式カートリッジシステムは高い出力を出す為に開発された。強力な個人戦闘力を誇るが、魔力を身体から離す・遠くに打ち出すことは不得手。その多くは肉体やデバイスの強化だが、闇の書の様に広域攻撃魔法も存在している。
- ミッドチルダ式と共に隆盛を誇ったが、カートリッジシステムの扱いづらさ、ベルカの崩壊等から衰退した。
- 『StrikerS』でミッドチルダ式魔法をベースにエミュレートで再現した「近代ベルカ式」が登場した。これと区別するために純正のものは「古代ベルカ式」と呼ばれる。
- 何らかの武器や装具を模したアームドデバイスを使用することが多い。
- 騎士
- ベルカ式魔法を扱う者の中でも、特に優れた術者が冠する種名。
- 具体的にどの程度の力量から「騎士」と呼ばれるのかは不明だが、魔導師ランク陸戦Bのエリオ・モンディアルが「騎士」となっているためベルカ式魔法を扱う者すべてが「騎士」である可能性がある。
- 守護獣
- ミッドチルダ式でいうところの「使い魔」のこと。ザフィーラがこの守護獣にあたる。
- 魔導騎士
- 八神はやてが有する称号。
- 詳細は不明だが、彼女がミッドチルダ式とベルカ式の両方の魔法を扱う事に寄る呼び名であると思われる。
- 騎士甲冑
- ミッドチルダ式でいうところのバリアジャケットと同じく、騎士が身に纏う防護服。「騎士服」という呼称もある。なお、『A's』本編に登場するヴォルケンリッターが身に纏う騎士甲冑は、主である八神はやてがデザインしたもの。
- 魔導師ランク(まどうしらんく)
- 「魔導師」個人の資質と実力による能力の階位。なお、魔導師と付いているが、ベルカ式を使う騎士についても同一の尺度でランク付けされている。
- 階位は上から、SSS、SS、S、AAA、AA、A、B、C、D、E、F、となっているが、より詳細な階位分けとして「+」と「−」による分化がある(AAA+、AAA、AAA−等)。
- 個人の実力を判断する目安となっており、重要な役職には相応の能力が求められる以上、その重要度に比例した高い「魔導師ランク」が必要になる。保有ランクに不相応の「魔力」や技術を突然得た場合、高いランクを直接与えられる事もあるようだが、基本的にはランクアップは試験によるもので、試験免除で高いランクを与えられる事は例外である。また試験に落ちても、特別講義を受け再試験を受ける機会が与えられることがある。これらの特例は、試験が2〜6ヶ月の間隔をおいて実施される為である。
- 初期は魔力量や魔法の運用技術を総合評価して決定されるという強さの指標を思わせる設定になっていたが、『StrikerS』では達成可能な任務規模の指標であって強さとは直接関係しないということになり[9]、シリーズ中でもとくに紆余曲折が見られる設定の一つである。
- 魔力
- 魔法を発動する為に消費される力。大気中に漫然と満ちている魔力素という原素をリンカーコアによって吸収、エネルギーとして加工したものが魔力である。また魔法発動に消費しても魔法そのものが魔力で構成されている以上、発動終了時に全てが消滅するという訳ではなく、多くはないが大気中に霧散したり魔導師やデバイスに残留する部分がある。
- リンカーコア
- 大気中の魔力素を吸収して、体内に魔力を取り込む魔法機関。魔法を扱う者は皆、体内にこれを持つ。いまだに謎が多い機関で、研究が続けられている。『A's』でその存在が確認された。
- 魔法陣
- 魔法を使用する多くの場合、使用者の足元に発生する光の紋様。魔力素を固定することで、魔法発動を助ける図式である。使用する魔法の属している体系によって浮かび上がる紋様が、そして使用者によってその紋様の色が異なる。ただし「召喚魔法」は独立した魔法体系ではないが、例外的に特有の魔法陣を持つ。また、ある程度の物理的な影響力を持っており、足場としても使用する事が出来る模様。そしてシールド系防御魔法を展開する際にその盾面がこの紋様を描く。
- ミッドチルダ式の魔法陣は、二重の正方形を中心に配置した真円形。古代·近代ベルカ式の魔法陣は、各頂点で小さな円が回転している正三角形をしている。召喚魔法の魔法陣は正方形にベースとなるミッド式・ベルカ式をアレンジした特殊な形をしている。
- また、『StrikerS』で登場する戦闘機人がインヒューレントスキルを使用する際にも、魔法陣に似た光の紋様(何重もの円が回転しながら不規則に動き回る)現れるが、設定上こちらは「テンプレート」と呼ばれており、魔法陣とは別物である。
- 魔力変換資質
- 魔法によるプロセスを踏まず、魔力を別のエネルギーに変換する事が出来る能力。
- 本来魔法によるエネルギーの発生(発電や発火等)は、魔法に組み込まれたプログラムによって組み替える。しかしこの資質を持つ者は、わざわざ魔法を介さなくても魔力を組み替える事が出来る(その代償なのか、この資質を持つ魔導師は純粋な魔力攻撃は不得意になる傾向があるようだ)。また一つの資質につき一種類のエネルギーにしか変換する事は出来ない模様。
- 現在確認されている属性は「炎熱」と「電気」であり、それを持つシグナムは魔法抜きで魔力を炎に、フェイト・T・ハラオウンとエリオ・モンディアルは電気に変換する事が出来る。また保有者は未確認だが「凍結」の属性もあるらしい。「炎熱」と「電気」は比較的多いらしいが、「凍結」は稀との事。
- 非殺傷設定
- 物理破壊を伴わない魔力衝撃で、敵を死傷させずに攻撃すること。
- ただし子供の目のような柔らかい器官は傷つけてしまうことがある[10]。
魔法の分類
攻撃魔法
- 射撃
- 小規模な遠隔攻撃魔法の総称。「誘導操作弾」「高速直射弾」「物質加速型」の三種がある。主に「高速直射弾」はミッドチルダ式で、「物質加速型」はベルカ式で使われる。
- 砲撃
- 大規模な遠隔攻撃魔法の総称。「集束型」「直射型」の二種がある。射撃と異なり魔力をダイレクトに放出する。
- 魔力斬撃
- 命中対象を切断する特性を帯びた魔力による攻撃魔法の総称。
- 遠隔発生
- 使用者から離れた場所で発動する魔法の総称。
- 広域攻撃
- 一定空間を攻撃で包み込む空間単位攻撃魔法の総称。
- 魔力付与攻撃
- 魔力によって強化、或いは何らかの効果を付随した武器や肉体による攻撃の総称。ベルカ式魔法の基本。
防御魔法
- バリアタイプ
- 使用者を中心にして球状の障壁を発生させ、全方向に防御を展開する魔法の総称。
- シールドタイプ
- 平面の障壁を発生させて一方向のみ防御を展開し、受け流す魔法の総称。
- フィールドタイプ
- 使用者の全身を覆う形で発現する防御魔法の総称。バリアジャケットや騎士甲冑もこれの一種。
捕獲系魔法
- バインドタイプ
- 魔力の帯で対象を縛って捕縛する魔法の総称。
- ケージタイプ
- 魔力で一定空間を区切り、相手をその内部に閉じ込める魔法の総称。
結界魔法
- サークルタイプ
- 魔力で発生させた魔法陣の内部にのみ効果を発揮させる魔法の総称。
- エリアタイプ
- 魔力で広域の空間を占領する魔法の総称。
補助魔法
- インクリースタイプ
- 魔力によって対象を治癒、或いは能力を強化する魔法の総称。
- デクラインタイプ
- 魔力によって特定の効果を破壊、或いは減衰させる魔法の名称。魔法そのものは破壊不可能。
- 移動魔法
- 使用者単体では行使出来ない移動を行う魔法の総称。飛行や転移はこれに含まれる。
- 変身魔法
- 使用者の容姿を別のものに変化させる魔法の総称。
- 念話
- 魔力によって自分以外の相手と交信する魔法の総称。
その他の魔法
これらの魔法は『A's』の頃から存在だけは触れられていたが、『StrikerS』より本格的に登場した。
- 幻術魔法
- 『StrikerS』から本格的に登場した魔法の一種(初登場は『A's』第9話で、リーゼ姉妹が隠密行動に使用していたことが発覚)。
- 魔力によって他者の認識行動を妨害する魔法の総称で、「虚像発生」や「姿の透明化」の効果が該当する。しかし魔力の消耗が激しい割に虚像は攻撃を受けると消失(又は点滅)、透明化は数秒しか持続しないと使い勝手が余り良くなく、その為か使用者は非常に少ない。ギンガ・ナカジマ曰く、これを学び扱う者は「珍しい、渋い」らしい。
- 召喚魔法
- 『StrikerS』から本格的に登場した魔法の一種(初登場は漫画版A's、この時点では魔法陣はミッドチルダ式通常のもの)。
- 自分以外の物体、生物を任意の場所に出現させる魔法の総称。ベースとなる魔法体系ごとに異なった、召喚魔法でのみ使用される独自の魔法陣を有しているのが最大の特徴。召喚された対象を操る効果は確認されておらず、対象が生物の場合は改めて依頼し、無機物の場合は操作の魔法と組み合わせる必要がある。
デバイス
ここでは、本シリーズにおいて、魔法を行使する際の補助機械であり、本シリーズを特徴付けている存在であるデバイスについて解説する。
※一般的な意味のデバイスについてはこちらを参照のこと。
概要
本作におけるデバイスとは、魔導師が魔法の使用の補助として用いる機械である。
その用途によって専攻があり、一分野に特化した機種が幾つか存在している。現在確認されている機種は「インテリジェントデバイス」「アームドデバイス」「ストレージデバイス」「ユニゾンデバイス」、そしてStrikerSで新登場した「ブーストデバイス」の計5種である。またより大きな区別として、機体にAIを搭載して意思と判断力を与える「人格型」と、搭載せずに一切の判断力を持たせない「非人格型」の2種も存在している。特に「人格型」は、使用を続けるうちにその使用者に対して機能や判断を最適化していくため、逆に他者には使いにくくなり、結果的に使用者専用のものとなる場合が多い。
基本的には魔法の使用の補助として使われるが、バルディッシュや多くのアームドデバイスのように接近戦用の武器として用いられる事も多い。自己修復機能も有しており、ある程度までの損傷なら自力で修復する事が可能である。また、高度な魔法の使用はデバイスに大量の熱を蓄積させてしまう為、それを逃がす排熱装置が完備されている。
デバイスの特徴の一つとして、物理的にはありえないような「変形」をすることが挙げられる。ほぼ総てのデバイスが、少なくとも携帯時(カードやアクセサリを模した形といった、持ち運びし易い形状が多い)と通常使用時の2つの形状を持ち、さらに上級機になると、使用時の状況によって最適な複数の形状を使い分けている。なお、最も変形パターンが多いのは、レイジングハート・エクセリオンの6パターン。
どの機種にも一長一短があり、トータルで見るとデバイス間に優劣は存在しないことになっている。
デバイスの種類
- インテリジェントデバイス
- AIを搭載する事によって意思を持った機種。デバイスに判断力と行動力を持たせる事で単独での魔法発動を可能とし、精神面からも所有者を支える。しかし所有者が未熟だと逆に振り回されてしまうため、上級魔導師向けである。
- 『A's』までではレイジングハートとバルディッシュ、『StrikerS』からはマッハキャリバー、ブリッツキャリバー、クロスミラージュが該当する。
- 魔法の発動体としての能力に主眼が置かれているのでアームドデバイスよりも脆弱な構造であり[11]、『A's』の時代ではレイジングハートやバルディッシュのようにベルカ式カートリッジシステムを搭載するのは破損のリスクが大きくなる為、ほとんど奨励されなかった。
- ストレージデバイス
- 最も広く扱われている機種。デバイスにはAIを積まず、純粋な道具として所有魔導師が魔法を扱う媒介となる。俊敏な応答性と引き換えに機能が少ない事が多いが、中にはある程度の自己判断機能を備え、オーバーSランクの魔法を発動する高級品も存在する。簡素なだけに使用者の実力がそのまま能力に反映されることになる。またアマチュアの自作品も存在しており、完成度の低い簡易品は「簡易ストレージデバイス」と呼ばれる。
- 『A's』までではS2Uとデュランダル、『StrikerS』からはアンカーガン(簡易ストレージデバイス)が登場する。リインフォースが管制を務める闇の書やリインフォースIIが管制を務める夜天の書、蒼天の書は魔導書型のストレージデバイスである。通常のストレージデバイスをフラッシュメディアとするなら魔導書型デバイスはハードディスクほどの大容量を持つがそれだけに応答性がかなり悪く、迅速な使用にはユニゾンデバイスのような管制デバイスが必要となる。
- アームドデバイス
- 『A's』より登場した、ベルカ式魔法に準じた仕様をとる機種。その名の通り、何らかの武器の形状をとる物が多い。AIを搭載した人格型と、搭載していない非人格型の二種が存在する。他のデバイスとは異なり、魔法の発動は主に機体の変形や能力強化によって果たされる。ごく一部の例外を除き、ほとんどの機種がベルカ式カートリッジシステムを搭載しているが、それがデフォルトなのかは不明。
- 『A's』ではグラーフアイゼン、レヴァンティン、クラールヴィント、『StrikerS』からはそれに加えリボルバーナックル(非人格型)とストラーダが登場する。また、八神はやての持つ杖であるシュベルトクロイツは、単体ではアームドデバイスに分類されている。
- ユニゾンデバイス
- 『A's』終盤で登場した機種で、「融合型デバイス」「融合騎(又は融合機)」とも呼ばれる。所有者と融合を果たすことによって驚異的な能力向上を果たす機能を有する。しかし所有者にも融合に適した素養が求められ、素養も無く融合する(或いは融合に失敗する)と「融合事故」を起こし、最悪の場合周囲を巻き込んで破滅する可能性もある。
- 姿は通常の人間型、もしくは飛行能力を有した小さな人型(約30㎝)をとる。通常サイズが人間大のユニゾンデバイスは小人型のユニゾンデバイスよりも扱いが難しく、暴走事故を引き起こしやすい。デバイスであるが生物的な要素を得るらしく、物理的な行動は勿論、飲食や投薬も可能で、また独自に魔法や別のデバイスを使う事も出来る。小人型のユニゾンデバイスにとって通常の人間サイズは燃費が良くないらしく、『StrikerS』ではほとんど常に小さな姿を取っていた。デバイスの外観は成長しないが、精神の方は作成直後は子供並であり、そちらは人間のように育つ。尚、融合すると所有者のバリアジャケットや瞳など容姿が変化し、デバイス側の支配権が強いほどデバイスの姿が色濃く反映されることになる。
- 現在確認されているのは『A's』で登場した闇の書(リインフォース)と、『StrikerS』で登場したリインフォースII、アギトの3体(3人?)である。
- ブーストデバイス
- 『StrikerS』から新たに登場した機種。ブースト系の補助魔法発動に特化したデバイスであると思われる。これに該当するケリュケイオンとアスクレピオスはどちらもグローブ型だが、ブーストデバイス全てがその形状なのかは不明。
用語
- 蒐集(しゅうしゅう)
- 闇の書が持つ機能の一つで、リンカーコアを吸収する機能。
- 闇の書はこれによって自らを完成させていき、完成時には今まで吸収したリンカーコアが使用経験のある魔法を扱える様になる。
- ただし魔法使用に必要な個人技能の吸収までは不可能であり、それほど万能でもない。
- ベルカ式カートリッジシステム
- ベルカ式魔法の最大の特色で、前もって魔力を込めたカートリッジ(弾丸型)をロードする事によって魔導師が持つ以上の魔力を魔法に込め、魔法の効果を飛躍的に高めるシステム。またデバイスの変形にも用いられる。高町なのはやフェイト・テスタロッサは主に「魔力」の底上げに使用するが、ヴィータやシグナムはデバイスの変形や魔法発動の補助として用いる為、魔力消費自体は使用者本人のもの。但し、カートリッジに込める魔力は必ずしも使用する術者本人のものである必要はない模様(『A's』劇中では、ヴィータやシグナムが使用するカートリッジへの魔力注入はシャマルが全て担当していた)。
- 使いこなせば有効なシステムだが、『A's』の時代ではカートリッジシステムが非常に不安定であった為、術者に大きな負担を強いた。『StrikerS』の時代にはミッドチルダ式を用いた改良が行き渡り、当初からカートリッジシステムを搭載したインテリジェントデバイスも登場している(『A's』より6年前後の未来、訓練校入学前でのティアナがアンカーガンを自作できたことから、かなり迅速に確立されたようだ)。
- ベルカ式とされている事から他の魔法体系にもカートリッジシステムが存在する可能性があるが、本編では登場していない。
- 以下A'sで登場するカートリッジの装填方法
- レイジングハート・エクセリオン 6発式オートマティックのマガジンタイプ(部品名は「CVK792-A」)
- バルディッシュ・アサルト 6発装填のリボルバータイプ(部品名は「CVK792-R」)
- グラーフアイゼン 手動での直接装填(一度の最大装填数は4発)
- レヴァンティン 手動での直接装填(本編中で連続で3発使用している)
- 融合事故
- ユニゾンデバイスに起こりうる事故の一種で、ユニゾンデバイスが量産化されなかった最大の原因。
- ユニゾンデバイスの人格が所有者の肉体を乗っ取り、その行動を操る事態の事を言う。闇の書が完成時に所有者の肉体を乗っ取り、暴走するのはこれに該当する。暴走の果てに闇の書の所有者は死亡する為、その他の融合事故でも暴走を止められなければ所有者は死亡すると思われる。
- マイスター / ロード
- 『StrikerS』から登場(ただし、「マイスター」は『A's』最終回でも使われている)。どちらもユニゾンデバイスにまつわる人間の、管制人格側からみたときの呼び名で、マイスターは開発者、ロードは使用者に対して用いられる。
登場するデバイス
- レイジングハート(声:Donna Burke)
- なのはが使用するインテリジェントデバイス。
- 祈願型プログラムによって、基本的な防御・攻撃魔法は願うだけで発動するが、ジュエルシード封印時などには“呪文”が必要となる。なのはの場合は、当初に設定した「リリカルマジカル」が呪文となっている。バトン状の杖《デバイスモード》を基本とし、射撃時には先端が音叉状に変形して《シューティングモード》となり、ジュエルシード封印時などの最大出力用には光の翼を3枚展開する《シーリングモード》へと変形する。
- またデバイスとしては一般的な規格らしく、同形態のデバイスを持つ魔導師が多く確認されている。
- 『A's』第1話でのヴィータとの戦闘で大破してしまう。
- レイジングハート・エクセリオン(声:Donna Burke)
- 通称「魔導師の杖」。ヴィータとの戦闘で大破したレイジングハートを修理し、更にレイジングハートの希望でマガジン型のベルカ式カートリッジシステム『CVK792-A』を搭載して完成したなのはの新デバイス。
- 形態のバリエーションは高機動中距離戦用の《アクセルモード》、砲撃重視の《バスターモード》、最大出力用の《エクセリオンモード》、《エクセリオンモード》の出力集中や突撃・至近距離、及び零距離攻撃に特化したストライクフレーム展開型の《エクセリオンモードA.C.S.》の実質4形態。なのはに返された時点ではフレーム強化がまだだった為《エクセリオンモード》は使用禁止(魔法の制御に失敗するとデバイスが破壊される為)と言われていた。《エクセリオンモード》の特徴として、術者の限界値まで大幅に能力を上げる事が挙げられる。結局は物語終盤で使用し、大威力魔法を連発したが壊れずに済んでいる。それだけなのはの魔法制御力が優れているということだと思われる。『A's』漫画版のエピローグでは、団体模擬戦で《エクセリオンモード》を使用するなどフレーム強化で弊害は無くなったと思われた。しかし、それはあくまでもデバイス側に問題が無くなったというだけであり、なのは本人には激しい負担を強いており、それがなのはが重傷を負う事件の原因の一つとなったことが『StrikerS』で語られている。
- なのはとは「一心同体」ともいえる程に息の合ったコンビだが、双方無茶を厭わない(更にカートリッジシステムで「無茶の効く」改良を施された)ところも共通するだけに、特にフェイトなどは心配を募らせている。
- 『StrikerS』本編でも、なのはの愛杖として10年以上変わらず側らでその姿を見せている。前述の事件などを経て、見た目はそれほど変わらないが内部はかなり改良されており、《エクセリオンモード》に代わるリミッター解除時に使える改良型モードとして、《エクシードモード》が追加されている。エクシードモード時には、バリアジャケットも普段とは異なる形状に変化する。さらに、最終決戦時に使用した《ブラスターモード》という《エクセリオンモード》を超越した特殊な強化形態があり(強化状態に応じてブラスター1~3までの3段階に分けられる)、ブラスターモード以降は本体とリンクして相手を攻撃する浮遊ビット、《ブラスタービット》が現れる。ただし、体力の消耗は以前よりも激しい為に長時間の連続使用は不可能に近く、クアットロは「命を削る攻撃」と称していた。
- バルディッシュ(声:Kevin J.England)
- フェイトが使用するインテリジェントデバイス。
- レイジングハートと同じく祈願型。発動すると斧型の《デバイスフォーム》を基本形態とし、状況に応じて鎌型の近接戦闘形態《サイズフォーム》、封印時に用いる槍型の《シーリングフォーム》に変形する。同名の武器が実在するが形状は別物である。フェイトの命令に対しては大抵「Yes Sir !」で応答[12]、即座に実行する寡黙な性格。フェイトとしてはそれがやや不満らしい。
- 『A's』第2話のシグナムとの戦闘で中破してしまう。
- バルディッシュ・アサルト(声:Kevin J.England)
- 通称「閃光の戦斧」。シグナムとの戦闘で中破したバルディッシュを修理し更にバルディッシュの要望でリボルバー型のベルカ式カートリッジシステム『CVK792-R』を搭載して完成したフェイトの新デバイス。以降、『A's』『StrikerS』の両作品を通して、10年以上、フェイトの側らで共に戦い続けている。
- 形態のバリエーションは汎用性に優れた長斧型の《アサルトフォーム》、近接戦闘に用いる鎌型の《ハーケンフォーム》、最大出力用の大剣形態《ザンバーフォーム》の3種類がある。レイジングハート・エクセリオン同様、フェイトに返された時点ではフレーム強化がまだだったが、使用する魔法の出力や破壊力の違いからか、なのは程念を押されてはいなかった[13]。
- 『StrikerS』では上記に加え、さらに《ザンバーフォーム》を強化した《ライオットフォーム》(片手剣の《ライオットブレード》と双剣の《ライオットザンバー》の2つのモードがあり、ライオットザンバーはライオットブレードの二刀流の《ライオットザンバー・スティンガー》、ライオットブレード二刀を合体させた超大型剣の《ライオットザンバー・カラミティ》に分けられる。)が登場している。
- なお、名称は公式に上記の通りバルディッシュ・アサルトとされているが、使用時の形態によってバルディッシュ・ザンバー(ザンバーフォーム時)等名称が変化する[14]。
- S2U(声:久川綾)
- クロノが使用するストレージデバイス。インテリジェントデバイスのような自律機能や祈願型プログラムはないが、人工知能を介さない分処理は高速で、クロノの技量と相まって目ざましい活躍を見せる。
- 原作では、読み方は「Song・To・You(ソング・トゥー・ユー)」と呼ばれていたが、アニメでも同設定かは不明。そちらではリンディが制作しクロノに贈ったという設定があり、ボタン一つで名刺大の大きさの収納形態に変形する。
- 上述の設定を意識したファンサービスのためか、リインフォースおよびリインフォースIIを除けば、ネイティブスピーカーではない声優が担当する唯一のデバイス。また待機時にはカード型に変形する。
- 『A's』の終盤で、クロノがデュランダルを使用するようになって以降は登場していない。
- グラーフアイゼン(声:Tetsuya Kakihara)
- 通称「鉄(くろがね)の伯爵」。ヴィータが使用するアームドデバイス。
- ベルカ式カートリッジシステムによってレイジングハートを大破させる程の出力を発揮する。ハンマー型の《ハンマーフォルム》、鋭いピックをロケット噴射で相手に打ち込む《ラケーテンフォルム》、ヘッド部を巨大化させた《ギガントフォルム》、《ラケーテンフォルム》を巨大化させた上にピック部分がドリルになった《ツェアシュテールングスフォルム》の4形態に変形する。ベルカ式の特色として攻撃は変形と強化が主となっている。またグラーフアイゼンは能力補助に長けており、攻撃以外にも結界やかく乱といった補助系魔法も発動する、汎用性の高い機体である。
- 『StrikerS』第17話ではゼストとの戦闘で破損し、第25話では《ツェアシュテールングスフォルム》でゆりかごの動力炉を破壊するも、これまでの激戦で酷使されてきた為に大破してしまう(最終話には緊急修復され、しばらく後ヴィータが怪我から復帰した際には完全修復が完了していた)。
- レヴァンティン(声:Tetsuya Kakihara)
- 通称「炎の魔剣」。アームドデバイスにしてシグナムの愛刀。
- グラーフアイゼンと同じくベルカ式カートリッジシステムを搭載し、初戦においてフェイトを圧倒、バルディッシュを中破に追い込んだ。通常形態の片刃の長剣《シュベルトフォルム》から、連結刃《れんけつじん》と呼ばれる刃を備えた鞭《シュランゲフォルム》へ、また鞘と剣を一体化した弓矢型の《ボーゲンフォルム》へと変形する。刀身に魔力を込めて炎を纏わせて両断する「紫電一閃」はシュベルトフォルム、刃に魔力を乗せる中距離攻撃「飛竜一閃」はシュランゲフォルム、刀身を流用して生成した矢を射出する「シュツルムファルケン」はボーゲンフォルムでのみ使用可能。
- シグナム自身の戦い方もあってか、ボーゲンフォルムは滅多に使用しない。
- クラールヴィント(声:Alexandra Haefelin)
- 通称「風のリング」。シャマルの使用するアームドデバイス。
- 指輪状の《リンゲフォルム》と振り子型の《ペンダルフォルム》に変形する。カートリッジシステムを持たず武器としての能力も無いに等しいが、治療や通信、更に転送等の支援用途で本領を発揮する。またシャマルの用いる特殊な魔法「旅の鏡」によって、直接リンカーコアを摘出する事も出来る。
- デュランダル(声:Thomas King)
- 「氷結の杖」の二つ名の通り、凍結系の魔法に優れるストレージデバイス。『A's』時点での最新技術の粋を集めて作られている。グレアムらによって開発され、はやてもろとも闇の書を封印する為に用いられる予定だったが、計画の露見を期にクロノに託され、対「闇の書の闇」戦では決戦の要として運用された。インテリジェントデバイスほど本格的ではないが人工知能を有しており、状況に合わせた自己最適化や簡単な受け答えも可能(この時は「OK Boss」と発言している)。
- 闇の書を封印する為、オーバーSランクの凍結魔法「エターナル・コフィン(永遠の棺)」が使用出来るよう造られている。また凍結系の魔法に絶対的な強化を施す機能を持つ。ただしその使用は凍結系の魔法に習熟していることを前提とする。
- 闇の書(声:Alexandra Haefelin)
- 第一級捜索指定がされている、最上級に危険な「ロストロギア」。
- 666のページを持つ黒い書物型のユニゾンデバイスで、当初は全てが白紙だが、「リンカーコア」を吸収する事でページに文字が記載され、全てのページが埋まるとユニゾンデバイスとして本来の機能を発揮、所有者と融合して絶大な能力を与える。しかしこの際に「融合事故」を起こす為、所有者は一頻りの暴走の後に死亡、「闇の書」は初期の白紙状態に戻り次の所有者の下へと転移する。「リンカーコア」を吸収する機能は「蒐集」と呼ばれ、完成時は「蒐集」した「リンカーコア」が使用経験のある「魔法」を行使出来る様になる。
- 破壊・改竄を加えても即座に修復する「無限再生機能」とAAAクラスの戦闘力を持つ「ヴォルケンリッター」を発生させて「闇の書」本体や所有者を守らせる「守護騎士システム」、そして何よりも、本体の消滅や所有者の死亡をトリガーにして新たな主たる資質を持つ者の下に転移再生する「転生機能」がある為、完全破壊は不可能とされていた。
- ページを埋める為に人間・人外を問わず多大な被害を与え、最後には周辺時空をも巻き込む程の暴走の果てに所有者すらも殺し(しかも完成に向けての蒐集を怠ると所有者の「リンカーコア」をも侵食して死に至らしめる)、更にはすぐさま次の犠牲者を生み出すその凶悪性から時空管理局では忌み嫌われており、「闇の書」という名称はそこから付けられた。本来の名前は「夜天の書」「夜天の魔導書」と呼ばれる書物型の高性能「魔法」記録装置(本編内では巨大ストレージと称する)で、所有者と共に旅し、各地の優れた「魔導師」や「魔法」を記録として半永久的に残す為に造られた。「無限再生機能」も「転生機能」も本来は記録の劣化や喪失を防ぐ為の「防御プログラム」の一環だったが、歴代の所有者の誰か(又は複数)が戦闘能力を求めて改変した為に暴走を開始、「無限再生機能」と「転生機能」に異常特化し、本来の目的であった「魔法」記録の為に無差別に「リンカーコア」を蒐集、最後には所有者の命すら奪う凶悪な存在と成り果てた。その後も強大な力に魅せられた者達によって凶行を繰り返すが、八神はやての下に来た時、高町なのは等との協力によってその凶悪な機能を停止させ、消滅する事となる。
- リインフォースII(本体)
- 『A's』で八神はやてが手に入れ(当初は闇の書だった)、管制人格が新造されて以降は家族として共にあったユニゾンデバイス。
- 管制人格が融合するユニゾンデバイスとしての状態と、融合無しで本体をストレージデバイスとして用いる状態の二通りの使い方がある。また本体があくまで記録媒体の為、魔法発動用に「シュベルトクロイツ」という杖を付属品として備えている。管制人格はヴォルケンリッターの面々とも融合出来る。管制人格がユニゾン・インするとバリアジャケットと瞳の色、髪の色が変化する。
- 管制人格としてのリインフォースIIの詳細についてはこちらを参照のこと。
- 蒼天の書
- 元々はリインフォースIIが八神はやてと共有し、後にリインフォースIIに譲られたストレージデバイス。形状は夜天の書本体と同じだが、表紙が蒼い。リインフォースIIが用いるに適したサイズとして出現するが、元々そのサイズだったのかは不明。
- リボルバーナックル
- スバル・ナカジマ及びギンガ・ナカジマが使用する拳装着型アームドデバイス。非人格式で一切の思考力を持たず、喋る事も無い。
- 肘から先を覆う大型かつ重厚な篭手であり、手首の辺りに備えられた二重のナックルスピナーやベルカ式カートリッジシステムによって攻撃力を上げる事が出来る。マッハキャリバー及びブリッツキャリバーが開発された際にそれらとのシンクロ機能が搭載され、収納と瞬間装着の機能も追加された。元々はスバルとギンガの母、クイント・ナカジマが使用していた物だが、彼女の死後は形見としてスバルが黒い右腕用、ギンガが白い左腕用を使用している。ただし、使用者によってデバイスカラーは変化するため、クイントが使用していた時のリボルバーナックルのカラーは、スバルとギンガが使用している時とは異なり、スバルが左腕用を装着したときも黒に変化した。
- マッハキャリバー(声・Kaoru Edo)
- スバル・ナカジマが機動六課より支給されたインテリジェントデバイス。スバル専用デバイスとしてシャリオ・フィニーノ達が開発した。
- 足首から下を覆うインラインスケート型、分厚い装甲と蒸気を吐き出すマフラーを備えた重厚なデザインで、待機形態はペンダントとなる。リボルバーナックルとはシンクロ機能で結ばれており、その制御を始めとして収納や瞬間装着もマッハキャリバー側で管理している。空中に道を作る魔法「ウイングロード」もデバイス単独で発動出来るが、これは先天性(インヒューレント)の魔法で術式も通常の物とはかなり違うため、シャーリー達は調整に苦労したという経緯がある。そのモード2はケリュケイオンと同じく、余り形態が変わらないらしい。スバルとはお互いに「相棒」と呼び合っている。
- 戦闘機人の能力を暴走させたスバルからの負荷に耐えきる事ができなかったため、ファイナルリミット《ギア・エクセリオン》解除の他にシャーリーが考案したフレーム及び装甲等の特別強化プラン(以前よりも魔力消費1.4倍、重量2.5倍に増加する)を施されている。
- ブリッツキャリバー(声・Joanna Day)
- 機動六課からギンガ・ナカジマに譲渡されたマッハキャリバーの姉妹機。形状もマッハキャリバーとほぼ同じだが、こちらは白くやや丸みを帯びている。マッハキャリバーと同様にリボルバーナックルとのシンクロ機能がある。
- クロスミラージュ(声・Jamie Schyy)
- ティアナ・ランスターが機動六課より支給されたインテリジェントデバイス。ティアナ専用デバイスとしてシャリオ・フィニーノ達が開発した。
- 拳銃型でベルカ式カートリッジシステムを搭載している。普段は複製と共に一対の状態で現れるが、本体の一挺のみの状態でも使用可能で、その状態はワンハンドモード(One hand mode)と言う。他に、近接戦闘用のモード2、《ダガーモード》も備えている。アンカーガンの空中移動機能も、魔力ワイヤーを飛ばす形にアレンジして継承している。待機時は金属製のカードとなる。
- またミラージュ「蜃気楼」の名の通り、ティアナの高位の幻術魔法のサポートにも機能している。
- 『StrikerS』本編で言及されず、『StrikerS サウンドステージX』で明らかになったモード3《ブレイザーモード》は、ロングレンジ、大威力射撃用に設定されていたが、JS事件時は訓練期間が短すぎるとの理由で変形機構は廃止して出力強化のみ行ったが、JS事件後に変形機構を復活させた。しかし、その仕様の為、複製は発生させる事はできないようだ。
- ストラーダ(声・Tetsuya Kakihara)
- エリオ・モンディアル専用のアームドデバイス。
- エリオの身の丈以上もある長槍型。穂先部分は左右に噴射機を備えた巨大な三角形となっており、分類としてはパルチザンの形といえる。ベルカ式カートリッジシステムを搭載しており、カートリッジロードや援護魔法による強化を受けると、噴射機が起動し推力を発生させる。待機時は腕時計となり、エリオは普段右手首に付けている。通信機能も搭載されており、中央にモニターが表示される。
- ケリュケイオンと共に、マッハキャリバーやクロスミラージュより先に完成していたが、デバイスの使用経験が無かったエリオを慣れさせる為、基礎フレームと最低限の機能だけで渡されていた。だが、スバルやティアナに専用デバイスが与えられたのを契機に、本来の状態に戻された。フォルム2(ツヴァイ)である《デューゼンフォルム》は無数の噴射機を起動させて突撃力を飛躍的に高める形態で、ある程度の飛行も可能。フォルム3(ドライ)である《ウンヴェッターフォルム》はエリオの『電気変換』の能力を最大限に発揮させる為の形態である。
- ケリュケイオン(声・Kaoru Edo)
- キャロ・ル・ルシエ専用のブーストデバイス。
- キャロの両手を覆うグローブ型をしている。複製を発生させて一対となるクロスミラージュとは異なり、こちらは両方共が本体であり、両手に装着しているのが常態である。待機時はブレスレットとなり、キャロは左手首に付けている。
- ストラーダ同様にスバル達の物に先んじて完成していたが、デバイスの使用経験が無かったキャロを慣れさせる為、基礎フレームと最低限の機能だけで渡されていた。だが、スバルやティアナに専用デバイスが与えられたのを契機に、本来の状態に戻された。マッハキャリバーと同じく、モード2は余り形態が変わらないとの事。
- アスクレピオス
- ルーテシアが使用するグローブ型のデバイスで、キャロの物と同じブーストデバイスと思われるが詳細は不明。待機形態が存在しないのか、こちらは常にルーテシアの両手に装着されている。キャロのケリュケイオンに形状が酷似している。普段はルーテシアによって能力限定がかけられている。
- 元々はルーテシアの母、メガーヌ・アルピーノが使用していたデバイスである。
- アンカーガン
- ティアナが陸士訓練校時代から使用していた、自作の簡易ストレージデバイス。
- ベルカ式カートリッジシステムを備えたデリンジャーに似た銃の形をとり、銃口の下にはアンカー射出機を備えている。アンカーと状態維持の魔法を組み合わせる事で行動範囲を広げる事が出来る。機動六課入隊後もしばらくは使用していたが、厳しい訓練で故障を起こす様になった為クロスミラージュと交換された。
- ヴィンデルシャフト
- シャッハ・ヌエラが使用するデバイス。双剣型で、柄はトンファー状になっている。
- ローラーブーツ
- スバルが陸士訓練校時代から使用していた自作品。
- インラインスケート型のブーツであり、魔力を通わせる事によって起動する。簡易デバイスだが、走行することがメインで他の機能は殆ど省略されている。機動六課入隊後もしばらくは使用していたが、厳しい訓練の中で故障した為マッハキャリバーと交換された。
- ストームレイダー(声・Joanna Day)
- ヴァイス・グランセニックのデバイス。狙撃銃型。武装隊に所属していた際の愛機だったが、武装隊を辞めた後はヘリのナビゲーターとして使用されていた。操縦サポートや管制支援等のサポートを行う。
- 通常時はドッグタグの様な形態をしている。ナンバーズの六課襲撃時にヘリは破壊されたが、ストームレイダー自体は回収され最終決戦で本来の形で使用された。
- ゼストの槍(声・Alexandra Haefelin)
- ゼスト・グランガイツのデバイスで、正式名称は不明。ゼストが管理局に所属していた頃から愛用していたと思われる。
- 『StrikerS』第25話でシグナムに破壊された。
- スカリエッティのデバイス
- ジェイル・スカリエッティが使用したデバイスで、正式名称は不明。
- 右腕を覆うように装備されており、AMFに近い特性を持ったエネルギー糸を発生させ、相手を捕縛、切断する。
- エネルギー糸が発生させる際に展開されるのが戦闘機人達と同じテンプレートである為、魔力を使う通常のデバイスとは異なるものと思われる。
時空管理局
本シリーズ全作を通して登場し、重要な役割を果たす架空の組織「時空管理局」について、ここで解説する。
概要
時空管理局はミッドチルダが中心となって作られた、数多に存在する次元世界を管理・維持する為の機関。通称「管理局」。所属する者からは単純に「局」とも呼ばれる。曰く「警察と裁判所が一緒になった様な所」で、他にも文化管理や災害の防止・救助も主な任務としている。但し時空戦艦や魔導師部隊(純粋な機械兵器が制限された中では武力を独占しているに近い)など単なる警察にとどまらない強力な戦力を有しており、階級も軍隊(由来は自衛隊式)のそれであることから、事実上の軍隊としての面もある。『StrikerS』ではいっそう軍隊色が色濃く描かれ、軍隊・警察・裁判所の3つを統合した、強大な組織として描かれている。
社会正義を執行する機関とされているが、上記のとおり強大な権力を有し、不透明な影の部分も少なくない。『A's』や『StrikerS』の物語で描かれたように、内部は決して一枚岩ではなく、「自分たちの考える正義のためであれば犠牲もやむなし」という過激な思考を持つ者が、上層部にすら存在している。ミッドチルダ(を中心とする世界)による次元世界群の支配のための組織ではという見解もある。
なお主人公が魔法使いであるため忘れられがちだが、管理局の職員は必ずしも全員が魔導師であるという訳ではなくむしろ魔法を用いない部署も数多く存在している。求められる技能が高いだけに万年人員不足で、優秀な人物は積極的に採用している。年齢制限が存在するかどうかは不明だが、少なくとも優秀ならばなのは、フェイト、はやてといった9歳の少女でも採用され、重要な任務を任される。またクロノのように10代で執務官、20代で艦長になる例もある。
部隊・部署
- 次元航行部隊
- 次元航行艦に乗って多くの次元世界を行き来し、場合によっては介入する部署。局内では「うみ(海)」と通称される。本編に登場する中ではアースラがこれに該当する。簡単に言えば広域でのパトロールを担当する部隊。時空管理局の2大勢力のうちの片方がこの次元航行部隊である。上層部は地上本部に比べて柔軟な考え方をしているようだ。
- 『1期』のPT事件や『A's』の闇の書事件は、本来は時空管理局の管理対象外である(魔法文化が存在しない)地球で発生したため、必然的にこちらの部隊の管轄となった。このため、『A's』まではもう一方の勢力である地上部隊はまったく登場しない。
- 地上部隊
- 時空管理局の2大勢力のもう片方である、各世界に駐留しての治安維持を務める部隊。局内では「おか(陸)」と通称される。
- 前述の通り『A's』まではまったく登場しなかったが、『StrikerS』では一転してスポットを当てられることになった。トップはレジアス・ゲイズであり、規則が厳しいらしい。また彼は前科や稀少技能を持つ局員を嫌う傾向にある為、カリム・グラシアの予言や元闇の書の管理者である八神はやてに対して対応が厳しい。
- また、次元航行部隊と比較すると予算・装備・人員の質共に劣ることも確執を深める原因となっている。
- 最高評議会
- 時空管理局の最上層部に君臨する「評議員」「書記」「評議長」の3人。旧暦の時代、未だ統制の取れていなかった数多の次元世界を平定してそれを次代に託し、自分達も評議会を設立して見守り続けていた。何れも姿を見せないモニター越しであり、正体は謎に包まれている。またレジアス・ゲイズに加担している。「優れた指導者」を自分達によって選び、自分達の導きで全次元世界を統治させようとする事が目的。
- 教育隊
- 管理局に所属する人員の育成を担当する部署。これの上位に戦技教導隊が位置する。ここでは局員の育成を担当するという意味で、士官学校と陸士訓練校も同類として記す。
- 武装隊
- 戦闘が見込まれる事態が発生した場合、前線の戦闘員として駆り出される部署。戦闘専門の魔導師が所属しており、そのほか航空魔導師専門部隊として航空武装隊が存在する。
- 陸士隊
- 詳細は不明だが、世界間を移動するのではなく、一つの世界(おそらくミッドチルダ本国)の中での治安維持に勤め、陸戦魔導師の多くが属する部隊であると思われる。陸上警備隊・救助部隊はここに含まれる模様。
- 自然保護隊
- 各世界の自然保護と調査を勤める部署。
- 遺失物管理部
- ロストロギアの探索・調査・確保を任務とする部署。その任務上、選りすぐりの優秀な魔導師が所属するエリート部署である。ここに分類される部署は「機動○課」と呼ばれる。すでに一課から五課まで存在し、それに次ぐ部隊として六課が新設された。
-
- 機動六課
- 『StrikerS』本編にて八神はやてが新設した部隊。
詳細は機動六課を参照
施設
- 本局
- 正式名称は「時空管理局本局」。『A's』までではここのみが登場している。
- 『A's』までは、その名の通り時空管理局の本部だったが、『StrikerS』では設定変更され、時空管理局の2大勢力の一つ、次元航行部隊の本部とされた。
- 都市クラスの施設を内包する巨大な艦で、次元航行部隊の本拠地。「次元世界の監視と管理を行う」という次元航行部隊の主任務を象徴する為、全ての世界が存在している次元世界に建築された。無限書庫も本局の一施設。次元航行艦の整備やオーバーホールはここで行い、アルカンシェルも普段はここに封印されている模様。
- 無限書庫
- 本局の一施設で、管理局の管理を受けている世界の書籍や情報の全てがストックされる、次元世界最大のアナログデータベース。「無限」の名の通り、書物は日々増え続ける。底が見えない長い縦穴型の施設で、壁は全てが本棚となっている。内部は無重力で、広さの割に移動に然程の問題は無い。だが余りの物量故にほぼ全てが未整理で、目当ての情報を得るにはチームを編成して年単位での調査がいる。しかし、『A's』にてユーノ・スクライアが持ち前の調査能力で施設を使いこなし、後に史上初の無限書庫司書長となった彼の指揮で、ようやく情報整理が開始された。ユーノ曰く「探せばどんな情報もちゃんと出てくる場所」。
- 地上本部
- 地上部隊の本拠地。次元世界の一つにして時空管理局発祥の地であるミッドチルダに建てられた高層ビル群であり(そのため劇中ではミッドチルダ首都地上本部、首都中央地上本部とも呼称されている)、地上部隊に分類される部署のみの拠点。その施設には常時強力な障壁が展開されており、外敵を一歩たりとも侵入させない鉄壁として知られていた。
個人単位での役職
- 提督
- 時空管理局内で高い地位にある役職だが、詳細は不明。その全てが艦船の長という訳ではない。
- 執務官
- 事件発生時の捜査・指揮・法の執行を行う管理職。「所属部署における事件および法務案件の統括担当者」となる。法務知識を中心に多様な知識や技術が必要であり、資格試験は特に難易度が高い。
- 嘱託魔導師
- 時空管理局内で大きな権限を持つ役職だが、詳細は不明。前線に出る役職らしい。特定の役職に関して時空管理局の任務に就いている嘱託契約を行った民間人魔導師と思われる。嘱託魔導師になるには試験に合格する必要がある。
- 捜査官
- 言葉のみ出てきており詳細は不明。
- 医務官
- 医療を担当する官職。
- 自然保護官
- 担当地域の自然と生物の保護・調査を担う官職。民間研究者や各種探索、密猟者対策なども担当する。
階級
こちらは『StrikerS』からの設定。時空管理局での階級は現実の自衛隊とほぼ同じものが使われており、基本的には数字によって示されている。以下が現在確認されている階級の一覧(上に行く程高位で、下に行く程下位の階級)。
| 正式名称(空) |
正式名称(陸) |
略称 |
| 名誉元帥 |
元帥 |
| 中将 |
中将 |
| 少将 |
少将 |
| 一等空佐 |
一等陸佐 |
一佐 |
| 二等空佐 |
二等陸佐 |
二佐 |
| 三等空佐 |
三等陸佐 |
三佐 |
| 一等空尉 |
一等陸尉 |
一尉 |
| 二等空尉 |
二等陸尉 |
二尉 |
| 三等空尉 |
三等陸尉 |
三尉 |
| 准空尉 |
准陸尉 |
准尉 |
| 空曹長 |
陸曹長 |
曹長 |
| 空曹 |
陸曹 |
曹 |
| 一等空士 |
一等陸士 |
一士 |
| 二等空士 |
二等陸士 |
二士 |
| 三等空士 |
三等陸士 |
三士 |
| 研修生 |
執務官は「役職」であり階級には含まない(武装隊では上記のいずれかの扱いをされる[15])
作中には登場しなかったが、「准将」「大将」「元帥」も存在していると思われる、あと、作中で紹介されているが、カリム=グラシアは少将である。また、将官以上の階級に「陸」「空」の分類が付随するかも不明。(佐官以下の階級は日本の陸上自衛隊及び航空自衛隊の階級と呼称が同じである。ただし将官の階級のみ例外的に違う)
補足
- 以上のように本作には一見詳細な設定が用意されそれについてファン側で様々な考察がなされているが、金子彰史との対談で都築自身が答えているように都築は設定構築に関してルーズである。そのため細かく突き詰めると作りこみの甘い設定や珍妙な設定、続編時の継ぎ足しでねじれてしまった設定も多々あり、本作を観賞する際に設定面を重視しすぎることには注意を要する。
- 作品の人気のわりに、漫画版が連載されているなど関係が深い『メガミマガジン』を除くと、アニメ雑誌にほとんど取り上げられない作品であったが[16]、『StrikerS』からは同じ学研が発行する『アニメディア』でも頻繁に取り上げられるようになり、遂には表紙を飾るまでになった。
- オープニング・エンディングテーマは無印、A's、StrikerS1期・2期の4種類ずつ(ただしStrikerSに関してはクールにあわせてテーマ曲が更新されず、1期用のオープニング・エンディングテーマが2期の途中まで継続されていた)。なお全期に渡って、オープニングテーマはフェイト役の水樹奈々が、エンディングテーマはなのは役の田村ゆかりが担当している。(水樹奈々はOPの作詞も全て担当)。
- 『A's』のオープニング「ETERNAL BLAZE」は2005年10月31日付のオリコン週間シングルチャートで声優個人名義での楽曲としては当時の歴代最高順位にあたる2位を記録している。また、『StrikerS』のオープニング「SECRET AMBITION」も2007年4月30日付の同チャートで声優個人名義での楽曲としては先の記録以来となる2位を記録している。なお「1位を記録した声優個人名義での楽曲」はいまだ現れていない。
- 2007年8月22日にキングレコードより発売された『魔法少女リリカルなのはStrikerS』2期オープニング『MASSIVE WONDERS』が2007年8月24日付FRIDAY SUPER COUNTDOWN 50第863回で、声優個人、またキングレコード所属アーティストとしては初の1位を獲得している。
- 2006年8月11日〜13日に渡って開催されたコミックマーケット70においては、企業ブースの限定販売グッズを前回(コミックマーケット69)の約3倍の数量を用意したにも関わらず、初日の販売開始から昼頃までにCD以外のグッズが3日分全て完売するという異例の事態が起こった。救済措置として「来店証明書」を3000枚限定で発行し、2日目・3日目に分けて来場者に配布して後日(2006年8月28日〜)公式サイト上にて「来店証明書」所持者限定で、同一商品の通販を行なった。
脚注
- ^ 一連の作品は全体でひとつの作品として構成されている(ただし一応アニメ本編のみを見てもストーリーは分かるようになっている)が、この小説版のみは第1期本編の後半部分を再構成したものとなっている。
- ^ 「魔法少女リリカルなのは特集」『メガミマガジン』通巻100号記念特大号、学習研究社、2008年7月30日。ASIN: B001CGHZYA
- ^ 渡辺圭 (2008-07-30). "魔法少女リリカルなのは:劇場版アニメ化決定 第1シリーズをリニューアルし09年公開へ". 毎日新聞. 2008-07-31 閲覧。
- ^ 『A's』のDVDのCM(このCMはDVD第4巻に映像特典として収録されている)で実際に使用されたキャッチコピーである。
- ^ 主人公・高町なのは役の田村ゆかりの発言から。田村がラジオドラマ版に出演していた『成恵の世界』の劇中劇『魔砲少女四号ちゃん』からの借用でもあるが、内容的には無関係である。
- ^ 実際は各シリーズにおいてそれらの問題点の核心は放置されたままそれぞれの物語が終了する傾向がある為、これらを「メインテーマ」と言い難いきらいがある。
- ^ 『魔法少女リリカルなのは/魔法少女リリカルなのはA's ビジュアルファンブック』晋遊舎、2006年、88ページ。
- ^ ユーノやアルフ、ザフィーラはデバイスを使用せずに魔法を行使している。
- ^ 事実、漫画版ではランクAAのコラードがカートリッジも用いずにランクAAAのなのはとフェイトの二人がかりを模擬戦で下すシーンがある。
- ^ 「BOOK IN BOOK なのはStrikerS 都築真紀原案イラスト集(キャラクター編)」『メガミマガジン』2008年1月号、学習研究社、107頁。
- ^ 白兵戦能力を十分に持つバルディッシュでさえ、レヴァンティンにほとんど一方的に破壊された。
- ^ 「Sir」は通常、男性の上官に対して使用する言葉。本来、女性に対しての場合は「Ma'am」である。しかしアメリカでは性別に関係なく肯定や否定を強調するために用いることもある
- ^ ただし公式サイトには「凶悪な程の威力を誇る」とある。
- ^ A's第12話、『A's THE COMICS』135ページなど
- ^ フェイトは一尉扱い、ティアナは三尉扱い。基準は実績に基づくものと推察される。
- ^ 第1期の制作記者会見の際、取材に来たのが同誌だけであったことがきっかけで、以来同誌との関係が強くなった。
- ^ その後、メインページに抜かれている。ただし純粋な記事としてはいまだにアクセス回数第1位の位置にある。
外部リンク