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モーリス・マレシャル /
最安値(新品): ¥ 2,394

チェロというと鬼才カザルスがまず浮かぶと思う。
何となし、敷居の高さを感じていたが、今回、縁があってフランス人チェリスト、マレシャルの存在を知り、実際聴いてみてその親しみやすさに驚いた。昭和10年と12年の来日で収録された曲を収めた本CDでは、宵待草、荒城の月など日本の名曲がグラナドスなどと一緒に並んでいる。いずれもマレシャルの人柄が伝わるような、繊細で温もりある音で奏でられている。同時代に生きて、その演奏を聴いた人が羨ましく、また70年後、このようにCDで手軽に聴けることを有難く思った。日本人の琴線に触れる素直で清潔感のある演奏である。疲れた現代人にこそ必携の一枚。
収録曲
1 グラナドス:アンダルーサ スペイン舞曲5番
2 宵待草
3 サン=サーンス:白鳥 動物の謝肉祭より
4 郷愁
5 荒城の月
6 浜辺の歌
7 バッハ:カンタータ156番より
8 フランクール:ラルゴとアレグロ
9 ムーア:夏の名残のバラ
10 山田耕作:今様
11 ヘイズ:故郷の廃家
12 杉山長谷夫:出船
13 アニー・ローリィ
14 端唄:春雨
15 ラヴェル:亡き王女のためのバヴァーヌ
16 グラナドス:ゴエスカス 間奏曲
(coral_reef さんのレビュー)
コリン ロス /
最安値(新品): ¥ 1,103
最安値(中古): ¥ 464
著者はオーストリア育ちのジャーナリスト(発行当時はナチス支配下のドイツ人)。
西洋人ながら、日本や中国に対して民族的な心情までを理解しようとつとめている
姿勢に好感が持てる。
この本の論調は全体的に「日本人のアジア大陸に対する影響力を過小評価するな」
であるが、これは当時の一般的ドイツ人の歪んだ世界観に対する警告であろう。
例えば総統ヒトラーの『我が闘争』は日本に関してほとんど言及しておらず、
中国、近代に入ってからは西洋の文明を猿真似するだけの存在として捉えていた。
著者の文章の端々に、あぁここは我が闘争のあの部分に反論しているのだな、と
思える記述がある。
もっとも日本や中国の弱点にも冷静に言及しており、鋭い指摘もある。
戦争の様相にしても淡々と記述していて、当時の紀行文の一つとして非常に
興味深い作品だが、当然、間違いもあれば、時代背景の予備知識なしでは
著者の意図を誤解するおそれも大きい。一次資料を読み込む段階の人向け。
(愛国者 さんのレビュー)
アーノルド・ファンク /
最安値(新品): ¥ 3,192

ナチスドイツのもと製作された日独合作映画。日本側の伊丹万作監督と、ドイツ側のアーノルド・ファンクでは上手くいくはずもなく(片方はドラマ、片方は山岳映画の専門なので)、日独ともに評判にはなりませんでした。ナチスの宣伝相ゲッペルスは「あまりに長すぎて、途中でフィルムを切ってしまいたい」といったくらいの出来です。見どころは早川雪洲の戦前最後の勇姿が見られる(このあとのフランス時代作品は1本もソフト化されてません)ことと、原節子の可憐さでしょうか。なお、主演はナチスからも請われた雪洲です。
(katsuya30 さんのレビュー)
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