Bleachはこの項目へ
転送されています。その他の用法については
ブリーチをご覧ください。
|
|
この項目にはノートでの合意に基づくローカルルールが適用されています。編集する際は必ずこれを確認するようお願いします。ルールに異議がある場合でも独断で編集せず、ノートにて議論を提起してください。 |
|
|
ローカルルール概要
記事の編集は必ずルールに従って行ってください。ルールに違反した編集を行った場合には削除されます。それでも同様の編集を続けた場合は荒らしとみなされ、記事の保護、投稿ブロック等の措置が下る可能性がありますので注意して下さい。
- 発刊中の単行本以降のネタバレを記載しないで下さい。
- アニメのオリジナル設定はテレビ東京で先月に放映された分まで記載するようにして下さい。
- 映画版の単独記事作成は公開後に行って下さい。
親記事のBLEACH (アニメ)に情報を記載する場合もなるべく映画公開時にまとめて記載する様にして下さい。
- 記事は公式設定を基にして書き、断片的な情報に基づく推測やファンの評価・俗称は記載しないようにして下さい。
- 登場人物については単行本に登場している名称の判明した人物のみ記載して下さい。
アニメ、映画の登場人物については該当するネタバレの基準に従って下さい。
斬魄刀の名称、解号も同様の基準で記載してください。
|
|
|
この記事は作品のストーリーについて触れています。
作品を実際に楽しむ前にストーリーを知りたくない方は閲覧をお控え頂くか、細心の注意を払って閲覧してください。免責事項もお読みください。 |
| この項目には、一部のコンピュータや一部の閲覧ソフトで表示できない文字が含まれています(詳細)。 |
『BLEACH』(ブリーチ)は、2001年から週刊少年ジャンプで連載中の久保帯人作の少年漫画。およびそれを原作としたテレビアニメ作品、ゲーム作品。
概要
|
|
このページのノートに、このページに関する記述方針に関する議論があります。
記述方針に関する議論の要約:概要 |
本作は、ひょんな出来事から悪霊・虚(ホロウ)の退治者(死神)になってしまった高校生、黒崎一護(くろさき いちご)とその仲間達の活躍を描いた漫画。初期の死神代行編はエブリデイ・マジック的要素もあったが、尸魂界編からはその要素は失せ、バトル中心のストーリーを展開する。
単行本の巻頭や作中にたびたび作者が作っている詩が使用されている(他からの引用もある)。
作中用語として、主に虚の関連で、ことに破面編では、一部のサブタイトルにも登場する名詞に、スペイン語やそれに酷似した表現が多用されている。例として以下のようなものが存在する。
- 虚圏(ウェコムンド/Hueco Mundo) - 空虚の世界
- 虚夜宮(ラスノーチェス/Las Noches) - 夜(複数形で、英語の「The Nights」と同義)
- 破面(アランカル/Arrancar) - 剥ぐ
- サブタイトルの「Conquistadores(コンキスタドーレス)」 - 侵略者ども(意訳。直訳は、「征服者達」)
- サブタイトルの「Mala Suerte!(マーラ スエルテ!)」 - ついてねェなァ!(英語の「Unlucky」と同義)
漫画内の随所に、解散したアメリカのロック・バンド、ニルヴァーナに関連する語句が入れられている(例:ニルヴァーナの最初のアルバム名が「 - BLEACH - 」、楽曲「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」をもじったと思われる「スメルズ・ライク・バッド・スピリット」〈ドン・観音寺の決めゼリフ〉など)。 そのほかに同年代の人気バンドであるブラー(ゴリラズ)、オアシス(ギャラガー兄弟)、パンテラなどが見える。最近ではセンターカラーにカサビアンのPVをモチーフにしたと見られる絵が登場した。 第50回(平成16年度)小学館漫画賞を少年向け部門で受賞。作品の累計発行部数は5000万部を超える。海外でも熱烈な支持を受けている[1]。
またテレビ東京が最もテレビ東京の業績に貢献しているものとして、『NARUTO』や『遊戯王』と共に『BLEACH』の名前も挙げた[2]。
注意:以降の記述でBLEACHに関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
ストーリー
アニメ版ストーリーについてはBLEACH (アニメ)を参照。
死神代行篇
単行本:1巻 - 8巻、アニメ:1話 - 20話(計20話)
とても霊感が強い高校生・黒崎一護は、悪霊退治に来た死神・朽木ルキアと出会う。最初は死神の存在を信じなかった一護だが、人の魂を喰らう悪霊・虚(ホロウ)に襲われたことでルキアを信じざるを得なくなる。家族を悪霊との騒動に巻き込まないために虚に立ち向かう一護だったが、普通の高校生が虚にかなうはずがなく、一護をかばったルキアは重傷を負ってしまう。絶望的状況の中、ルキアは最後の手段として一護に死神の力を分け与え、一護は死神となって虚を退治した。
しかしルキアの予想以上に一護が死神の力を吸い取ってしまったため、ルキアは死神としての力をほとんど失ってしまう。そこでルキアは自身の力が回復するまで一護に死神代行を務めるよう迫る。一度は断る一護だが、ルキアに家族を救われた恩に報いるため死神代行を引き受け、その後さまざまな騒動に巻き込まれる。
尸魂界篇
尸魂界潜入篇
単行本:9巻 - 14巻、アニメ:21話 - 41話(計21話)
やむを得ない事情があったとはいえ、死神が人間に力を与えるのは死神の世界・尸魂界(ソウル・ソサエティ)では重罪であった。ルキアは一護に霊力を与えた罪で現世に派遣された使者に連行され、それを阻止しようとした一護も死神の力を失ってしまう。一護はルキアを助けるため自身に眠る死神の力を覚醒させ、人語を繰る謎の黒猫・夜一(よるいち)に先導され、同級生である井上織姫・茶渡泰虎(さど やすとら)・石田雨竜(いしだ うりゅう)とともに尸魂界へ潜入する。
一護たちは門番・兕丹坊(じだんぼう)を退け、死神の活動拠点・瀞霊廷(せいれいてい)に侵入を試みるが、三番隊隊長・市丸ギンに阻まれてしまう。だが夜一の友人である花火師・志波空鶴(しばくうかく)の協力により、空鶴の弟・岩鷲(がんじゅ)とともに瀞霊廷へ強行侵入を果たす。侵入の際に離散してしまった一護らは個々に死神と交戦することになる。そんな中、一護と岩鷲はルキアを助けたいと願う四番隊隊員・山田花太郎と偶然知り合い、彼の案内でルキアがとらわれている懺罪宮を目指すが、そこへ六番隊副隊長・阿散井恋次が立ちはだかる。
一方、瀞霊廷ではもう一つ重大な事件が起こっていた。ルキアの処刑に疑問を抱いていた五番隊隊長・藍染惣右介が何者かに暗殺されたのである。
尸魂界救出篇
単行本:14巻 - 21巻、アニメ:42話 - 63話(計22話)
ルキアがとらわれている懺罪宮にたどり着いた一護らは、六番隊隊長・朽木白哉と交戦するが、一護に斬魄刀戦術の最終奥義【卍解】を修得させるため、突如現れた夜一に戦いを中断させられる。一護は夜一に引き連れられ【卍解】を修得するため三日間の修行に入った。
一方、藍染隊長殺害事件を独自に調査していた十番隊隊長・日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)は容疑者の市丸ギンと対峙するが五番隊副隊長・雛森桃に藍染殺害の嫌疑を掛けられ、市丸と戦うも逃がしてしまう。市丸の思惑がルキアの処刑にあるとにらんだ日番谷は部下の十番隊副隊長・松本乱菊とともに処刑を止めに向かう。そんな折ルキアの処刑は期日を早められ、あまりに突然すぎる処刑日時の変更は死神たちの考えも二分することになる。
処刑当日、織姫は一護との対決を目論む十一番隊隊長・更木剣八とその部下たちの協力により石田らを脱出させ、ともにルキアの処刑場へ向かう。そこに七番・九番隊の隊長格が現れ、剣八とその部下、斑目一角・綾瀬川弓親は彼らと対決することになる。幼馴染であるルキア救出を決意した恋次も白哉と剣を交えた。そして処刑が始まった瞬間、ルキアの前に天踏絢(てんとうけん)をまとった一護が現れる。
破面篇
破面出現篇
単行本:21巻 - 26巻、アニメ:110話 - 127話・138話 - 143話(計34話)
尸魂界から帰った一護たち。虚退治に奔走する中、奇妙な転校生・平子真子が現れる。彼は死神から虚の領域に足を踏み入れた者「仮面の軍勢(ヴァイザード)」だった。一方、藍染の影を感じ、一護の父・一心も死神復帰する。ほどなくして空座町に藍染の配下の破面(アランカル)が現れ、その戦闘能力に驚愕する。
この事態に尸魂界はルキア・恋次・日番谷ら死神を現世に送り込むが、グリムジョーと複数の破面が再び来襲した。斬魄刀の能力を開放した隊長格の死神でも破面に苦戦させられる。自ら無力さを痛感した一護は、仮面の軍勢の元を訪れ修行で自らの内なる虚と戦いに挑む。一方、日番谷らは山本総隊長から藍染の驚くべき目的を告げられる。
虚圏救出篇
単行本:26巻後半 - 35巻、アニメ:144話 - 146話・150話 - 167話・190話 -
藍染の命によりウルキオラら破面に連れ去られた織姫。尸魂界は本格的な戦いの準備に入り、この件から手を引く。それに納得できない一護は織姫を救出するため浦原の助力の下、石田・チャドとともに、藍染らのいる虚圏(ウェコムンド)に向かう。死神の力を借りずに虚圏にたどり着いた一護たちはネル・トゥら珍妙な破面の3人組と出会い、行動をともにする。そして白哉の黙認を得て虚圏に向かったルキア・恋次も一護達と合流、虚夜宮(ラス・ノーチェス)に乗り込んだ一護らは散開して進むことに。
だが、その先には十刃落ち(プリバロン・エスパーダ)、十刃(エスパーダ)ら強大な力を持つ破面たちが待ち受けていた。一方、織姫は藍染に「仲間」として迎えられる。だが自らの能力を理解した織姫は、藍染の持つ力の源である崩玉(ほうぎょく)を無に帰さんと画策していた。
過去篇
単行本:36巻 -
時間は遡ること110年前。当時藍染が五番隊の副隊長を務めていた頃、仮面の軍勢と呼ばれる前の平子が五番隊の隊長を務め、ひよ里達もまたそれぞれ隊長格として名を連ねていた。そして前隊長が王族特務へ異動した十二番隊には浦原喜助が隊長に任命されることになる。当時の副隊長のひよ里に反発に遭いながらも、浦原は自分なりに隊長の仕事をすることを決め、技術開発局設立を目指すのだった。
時は流れ101年前この当時流魂街で謎の"変死事件"が発生。六車拳西率いる九番隊が調査に向かうが、そこで発見したものは先遣隊の人数分の、帯が締められたままの死覇装だった。真相究明のために現地に野営する六車九番隊の面々だが何者かの襲撃を受け拳西と副官の久南白の霊圧反応が消失する事件が起きる。救出に向かったメンバーが現地で見たものは変わり果てた六車九番隊の姿だった。
登場人物
詳細はBLEACHの登場人物を参照
ここでは主要な登場人物のみ紹介する。
- 黒崎一護(くろさき いちご)
- 本作の主人公。虚(ホロウ)に襲われた際に朽木ルキアから死神の力を譲り受け、以後彼女の代わりに死神の仕事を代行する。幼い頃からすこぶる霊感が強い体質で、霊を見ることができるだけでなく、霊に触れたりしゃべれたりもする。のちに自分自身の死神の力に目覚め、自力で死神となって闘っていく。
- 朽木ルキア(くちき - )
- 本作の準主人公。護廷十三隊の十三番隊に所属し、現世・空座町を担当していた死神。黒崎一護が死神になるきっかけを与える。死神の力が戻るまでの間、死神の代行になった一護をサポートしていたが、自身の力が戻ってからはともに戦う仲間となった。
- 井上織姫(いのうえ おりひめ)
- 本作のヒロインで一護のクラスメイト。一護に好意を寄せている。一護の死神の力に触発され盾を創りを「拒絶」する稀有な霊能力である「盾舜六花(しゅんしゅんりっか)」が目覚める。
- 石田雨竜(いしだ うりゅう)
- 絶滅したはずの対虚退魔眷属「滅却師」(クインシー)の生き残りの一人。死神を嫌っており、一護に対してはある程度の理解はあるもののライバル心を持っている一面もある。一護のクラスメイト。
- 茶渡泰虎(さど やすとら)
- 一護のクラスメイトで中学生時代からの親友。大柄で怪力と頑丈な体が特徴。一護と行動をともにするにつれ、その秘めたる能力を開花させる。
- コン
- 尸魂界で作られた対虚用の戦闘用改造魂魄(モッド・ソウル)。普段はライオンのぬいぐるみの中に入っている。
- 阿散井恋次(あばらい れんじ)
- 護廷十三隊六番隊副隊長。ルキアとは幼馴染の間柄。隊長である朽木白哉を尊敬しながらも、越えようとしている。
用語
基本用語
- 魂魄(こんぱく)
- いわゆる魂。人間に限らず、全ての生き物は肉体に魂魄を宿している。また、自身の肉体と「因果の鎖」で繋がっている。霊体なので当然、霊感のない者には見えることはない。なお、生きている間、魂魄と肉体は密接な関係にあり、魂魄が傷を負った状態で肉体に戻った場合、肉体にもその傷が現われる。
- このように霊的物を構成している主要物質を「霊子(れいし)」といい、それに対し肉体等現世のあらゆるものを構成している主要物質を「器子(きし)」という。生物が現世で死に、肉体が朽ちると、魂魄は最終的には尸魂界か地獄に行き着く。また、死神を含めた魂魄が死ぬと体が崩れ霊子となる。
- 整(プラス)
- 虚(ホロウ)に堕ちていない、通常の霊魂。
- 基本的に人畜無害だが、何かに強い未練がある場合、その対象に因果の鎖を絡めとられ、憑き霊や地縛霊となる。
- 半虚(デミ・ホロウ)
- 虚(ホロウ)に堕ちかけている整(プラス)。胸の孔はまだ空きかけで仮面はない。
- 因果の鎖(いんがのくさり)
- 生きている間常に自身の肉体と魂魄を繋いでいる鎖。ゆえに通常、人間の魂魄を身体から抜いて(幽体離脱)もその魂は、肉体から鎖の長さ分しか移動することはできない。これが切れると魂魄は肉体に戻れず死亡、更にそのまま放置すると鎖の切れた部分から霊体に向かって侵食が進み、それが霊体まで到達すると人は虚となる。この鎖を引き抜く、もしくは胸をいじって孔を広げると、虚化が加速する。魂葬を行うことで虚化を回避する場合が多い。この状態から霊力を引き出して死神になると言う一か八かの危険な回避方法もある。しかしこの方法は潜在的に死神の力を秘めている魂魄にしか通用しないため、一般的な人間の魂魄にはまず当て嵌まらない手段である。
- 霊力(れいりょく)
- 魂魄が持つ、霊なるものに働きかける力。霊力が高いほど霊体の動きは俊敏になり、実の肉体を遥かに上回る運動能力を発揮できる。霊力の高さ=戦闘能力の高さであるケースが多いのはこのためである。また、斬魄刀の能力も持ち主である死神の霊力に比例するため、隊長格の持つ斬魄刀は一様に他の死神を凌ぐ強力さを誇る。
- 霊圧(れいあつ)
- 霊体が発する霊的な圧力。霊力が高い者ほど発する霊圧も強くなるため、霊圧で相手の霊力の高さを計ることもできるが、発生源である霊体のコンディションによって常に強弱の波がある。また、一定以上の霊力を持たない霊体からは霊圧は発せられないようである。霊圧が皆無の者にとっては、高い者の霊圧にあてられることもある。
- なお、霊圧は単なる威圧感などではなく、ある程度実質的な圧力を持っているようで、一点集中で放たれれば相応の破壊力を持つ。大虚の放つ「虚閃」や一護の斬魄刀・斬月の技「月牙天衝」などは、高密度の霊圧を利用して圧倒的な破壊力を実現している。
死神
本作の死神は、死覇装(しはくしょう)と呼ばれる黒い着物に斬魄刀(ざんぱくとう)と呼ばれる刀を帯刀している。霊界・尸魂界(ソウル・ソサエティ)内にある「護廷十三隊」という組織に所属しており、迷いし霊・整(プラス)を、尸魂界に送ったり、現世を荒らす悪霊・虚(ホロウ)から現世を護り、尸魂界と現世にある魂魄の量を均等に保つことが役目の調整者である。人間の寿命を遥かに超える時間を生きており、ルキアも一護に「私はお前の十倍は生きている」と発言している。通常人間5万人に1人の割合で配属されるが必要に応じて増員される場合がある。相当霊感のある人間でなければ、その姿を見ることはできない。 護廷十三隊は高尚な組織なので中央四十六室により隊士本人の意思では脱退はできない仕組みになっている。個人の事情でやむを得ず職から離れる時は「休隊」、復隊の目処が立たない時は「除籍」となり、脱退として隊を離れた死神は例外なく後述の蛆虫の巣に強制連行され周囲から隔離される規定になっている。 戦闘方法は、個々の死神特有の「斬魄刀」による戦術(斬術)を主にしながら、「白打」(素手による体術)、「歩法」(移動術)、「鬼道」(呪術)を絡めた4種類の戦術(「斬」「拳」「走」「鬼」)。それぞれの詳細については各項目を参照の事。
- 斬魄刀(ざんぱくとう)
- 死神が持つ特殊な刀。虚を斬り伏せることで、虚となってからの罪を濯ぎ、その魂を元の人間のものへと戻し尸魂界へと送ることができる。所持者自身の魂を元として形作られているため、その形状や能力は全て異なり、名前や更には所持者の精神世界内に何らかの姿を伴った意思まで持つが、平素は所持者自身によりその力を封印され、一般的な日本刀の形状で扱われている。能力解放は一般的には所持者が解号(特定のキーワードと斬魄刀の名)を唱えることで行われる。ただし、一護の斬月、剣八の斬魄刀のように、常時解放型は解号がいらない。また解放は【始解】(しかい)と【卍解】(ばんかい)の二段階に分けられ、それぞれに条件がある。
- また、斬魄刀は持ち主である死神の霊力に比例して大きくなるが、持ち主である死神は持ち易いように斬魄刀の大きさを意図して縮小している。霊力が大きくなるほど斬魄刀の大きさを縮小する力も向上するため、ほとんどの斬魄刀は同じ大きさ。
- 東仙要のように他人の斬魄刀を所持している死神は希にいる。
- 【始解】
- 本体との「対話」と「同調」が必要。
- 斬魄刀解放の一段階目。解放と共に形状が変化し、固有の特殊能力が付加(解放)される。解放後の形状、特殊能力は斬魄刀ごとに千差万別だが、能力ごとにある程度の系統に分類して識別される(直接攻撃系、鬼道系、炎熱系、氷雪系、流水系など)。また能力によっては始解状態の形状が2種類以上のものも存在する。席官クラスの死神のほとんどが始解を習得しており、斬魄刀戦術の基盤とも言える技術である。
- 「対話」「同調」とは、斬魄刀本体の存在を認識し、その名を知る事。斬魄刀の本体は死神の精神世界に存在し、精神の世界で斬魄刀の本体と対話を行う。斬魄刀との同調を深めることで死神自身の霊力が飛躍的に上昇することもある。
- 斬魄刀は普段は封印状態であるのが常だが、常に始解状態を保つものも存在する。そういった斬魄刀を「常時解放型」の斬魄刀と呼ぶ。今の所、一護の「斬月」と剣八の斬魄刀が「常時解放型」に分類されており、一護の場合、初めて開放して以来常に始解状態を保っている。
- また、死神1人の斬魄刀は基本的に1本だが、稀に2本で1組の「二刀一対型」の斬魄刀が存在する。
- 【卍解】
- 本体の「具象化」と「屈服」が必要。
- 斬魄刀解放の二段階目。始解同様に変形、特殊能力の付加などが伴うが、基本的に始解の能力・特性を強化したものである場合が多い。戦闘能力は一般的に始解の5倍から10倍と言われており、その強大さ故に斬魄刀戦術の最終奥義とされている。また、「卍解」修得者は、斬魄刀の名を呼ぶ事なく始解することも可能。卍解に至るのは才能のある者でも10年以上の鍛錬が必要とされ、卍解修得者は例外なく尸魂界の歴史に永遠にその名を刻まれる。
- 「具象化」とは、「対話」の際に死神が精神世界に赴くのではなく、斬魄刀の本体を死神のいる世界に呼び出す事。卍解に至るのが困難とされる理由は、具象化に至るのが困難なためである。具象化した斬魄刀の本体を倒す事を斬魄刀を「屈服」させると言い、これに成功して初めて卍解を修得できる。
- 卍解された斬魄刀は非常に強力だが、解放された霊力に比例して刀自体も巨大になるのが常であり(一護の天鎖斬月等例外もある)、力・動きを完全に制御し使いこなすには会得してから更なる鍛錬が必要とされる。また、卍解状態を持続するには莫大な量の霊力が必要であり、隊長格の死神といえど長時間保つことは難しい。また、使用者の意思に反して卍解が消滅すると言うことは、その死神に卍解を維持するほどの余力が残されていない事、即ちその死神が瀕死の状態である事を意味する。
- 【浅打】(あさうち)
- 自らの斬魄刀を持たない下級の死神に渡される、名前のない斬魄刀。
- 白打(はくだ)
- 素手による体術。それゆえ状況によっては危険が伴う。隠密機動や二番隊がよく用いる。最高戦闘技術として高濃度に圧縮した鬼道を身に纏い戦う「瞬閧」(しゅんこう)があり、これは白打と鬼道の合わせ技と言える。夜一と、砕蜂が会得している。
- 歩法(ほほう)
- 「白打」を攻撃体術とすると、こちらは移動補助体術。直接的に攻撃するための技ではなく、斬魄刀等の戦術に絡めることで戦闘を有利に進めるためのもの。極めれば眼にも映らぬ程の高速移動「瞬歩」が可能。六番隊隊長・朽木白哉はそれに回転を掛け「閃花」という技に発展させた。また夜一や砕蜂などもこれを得意としている。
- 鬼道(きどう)
- 死神が用いる霊術の一つ。決まった言霊を詠唱したのち、術名を叫ぶことにより術が発動する。相手を直接攻撃する「破道」(はどう)と、防御・束縛・伝達等を行う「縛道」(ばくどう)があり、それぞれに一番から九十番台まで様々な効果を持つ術が多数存在する。数字が大きい術ほど高度で強力である。高位縛道の中には、ただ相手の動きを封じるだけでなく、その状態から更に攻撃ができる「封殺型」に移行できるものがある。
- 鬼道には言霊の詠唱に関する技術があり、その内の1つに「詠唱破棄」と言う技術が存在する。これは言霊の詠唱を省略して鬼道を放つ技術で、鬼道に拠る即時攻撃を可能とするが、威力を保持することが難しく鍛錬が必要(霊力が高いからと言って相応に威力を保持できる訳ではない)。隊長格にもなると、大きな数字の鬼道を詠唱破棄で発動できる。また、二種類の鬼道の詠唱を並行して行うことで、鬼道の連発を可能とする「二重詠唱」と言う技術もあるが、こちらも高等技術であり容易ではない。
- 義骸(ぎがい)
- 霊力を失い弱体化した死神が、回復するまでの間、人間に成りすますために用いる仮の肉体。基本的に使用者と同じ容姿をしている。基本的に人型で、死神の霊力を回復させるために高濃度の霊子でできている。また、霊子で構成された霊体でありながら、別の霊体(死神)が入り込むことができたり霊感のない人間にも見えていたりと、器子で構成された人間の肉体のように性質も持ち合わせている。霊力の回復以外にも、任務などで現世に長期滞在する場合にも用いることがある。
- 朽木ルキアが黒崎一護に死神の力を譲った際に使っていた義骸は、技術開発局のこだわりから運動能力などは一般的な人間と同じになっている、と思われたが、実際は浦原喜助が朽木ルキアの霊力を削ぎ、死神の魂魄から人間の魂魄に成り下がらせるために作ったものであることが後に判明する。前述通り義骸は高濃度の霊子体であるため、自然に放たれる霊力を感知して尸魂界が死神の居場所を把握する仕組みになっている。浦原喜助はルキアに貸与し使用させた、この霊子を含まず、使用する死神の霊力を分解する特殊な義骸を開発したことで尸魂界から追放された。
- 義骸から出ることを『義骸を脱ぐ』という。
- 悟魂手甲(ごこんてっこう)
- 肉体から魂魄を抜くための道具で、手袋の形状をしている。名称は異なる可能性もあるが、他にも杖やパッド型等同様の効果を持つ道具がいくつか存在する。
- 記換神機(きかんしんき)
- 死神と虚(ホロウ)に関する事件に巻き込まれた人間に、事件の記憶を忘却させるために用いる記憶置換装置。代わりに別の記憶に差し替えられるが、当の差し替えられる記憶がランダムであるため、突拍子もないシチュエーションに差し替えられることも多々ある。
- 霊絡(れいらく)
- 大気中の霊気を視覚化したもの。上位の死神のみ見たり触れたりすることができる。相手の位置を捕捉することにも用いられる。死神の霊絡は色が紅い。
- 義魂丸(ぎこんがん)
- 丸薬の形状をしており、肉体に入った時のみ擬似人格を持つ魂魄として作用する特殊な道具。肉体から魂を強制的に抜き取るために用いられる。「名前が可愛くない」と女性死神協会からクレームがつき、「ソウル・キャンディ」と改名される。パッケージには多数の種類がある。女性死神に一番人気のパッケージは、うさぎの「チャッピー」。ルキアが一護に渡したアヒルのパッケージは二番人気のもの。ルキアいわく「中の人格は108人の死神学者達がはじき出した『理想の人格』が入っている」とのことだが、どういう訳か珍妙な人格ばかりである。日番谷先遣隊に渡されたものは、「チャッピー」のほかに「ブルース」「グリンゴ」「ギンノスケ」「モモーネ」「キング」。
- 改造魂魄(かいぞうこんぱく) -[道具]
- 通称「モッド・ソウル」とも呼ばれる。昔尸魂界で立案された、死体を対虚用の尖兵として戦わせる尖兵計画(スピアヘッド)という計画のために作られた肉体の一部を強化された戦闘用の擬似魂魄。義魂丸の形をしており、それを死体に入れることで作動するが、尖兵計画自体が死体を戦わせるという非人道的な理由のため中止になったため、全ての改造魂魄は破棄されている(コンの場合、浦原商店の手違いにより一護やルキアの手に渡り紆余曲折して破棄されずに済んでいる)。アニメではりりん、之芭、蔵人とバウントを感知するセンサー付きの新型の改造魂魄が浦原によって作られている。
- 内魄固定剤(ソーマフィクサー)
- 義骸と魂魄の連結を強める道具。使い過ぎると義骸から抜けるとき辛くなる。
- 魂葬(こんそう)
- 現世を彷徨う死者の魂を昇華させる事。斬魄刀の柄尻の部分を死者の額に押し付け「死生」と書かれた判を押すことで、尸魂界へと送り届けることができる。ただし、力みすぎると消える際に魂魄が痛がる。
- 地獄蝶(じごくちょう)
- 死神を尸魂界から現世へ案内したり、伝令を伝えたりする役割を持つ黒い揚羽蝶。現世と尸魂界を行き来する場合はこれを一人一匹ずつつけなければ正規ルートを通ることができず、現世と尸魂界の狭間を経由することになる。また、これを扱えるのは死神だけである。普段は瀞霊廷で飼育されている。
- 隊首羽織(たいしゅばおり)
- 護廷十三隊の隊長だけが着ることを許されている白羽織で袖があるタイプと袖のないタイプの2種類がある。羽裏色はそれぞれの隊長によって色が違う。詳細は護廷十三隊・BLEACHの登場人物を参照。
- 隊章(たいしょう)
- 護廷十三隊それぞれに存在するシンボル。各隊章ともそれぞれ異なる花をかたどっている。それぞれの花言葉が各隊の特色を現している。各隊の隊花および花言葉は全て後述の『カラブリ+』にて判明した。
- 一番隊:菊(きく)【真実と潔白】
- 二番隊:翁草(おきなぐさ)【何も求めない】
- 三番隊:金盞花(きんせんか)【絶望】
- 四番隊:竜胆(りんどう)【悲しんでいるあなたを愛する】
- 五番隊:馬酔木(あしび)【犠牲・危険・清純な愛(あなたと二人で旅をしましょう)】
- 六番隊:椿(つばき)【高潔な理性】
- 七番隊:菖蒲(しょうぶ)【勇気】
- 八番隊:極楽鳥花(ごくらくちょうか)【すべてを手に入れる】
- 九番隊:白罌粟(しろけし)【忘却】
- 十番隊:水仙(すいせん)【神秘とエゴイズム】
- 十一番隊:鋸草(のこぎりそう)【戦い】
- 十二番隊:薊(あざみ)【復讐・厳格・独立】
- 十三番隊:待雪草(まつゆきそう(別名:スノードロップ))【希望】
- 伝令神機(でんれいしんき)
- 尸魂界からの虚(ホロウ)襲来の指令を受け取る役割をしている通信機器。通話可能で、アドレス帳もあり、携帯電話に酷似している。また、尸魂界のデータベースにある情報を印刷することもできる。
- 副官章(ふくかんしょう)
- 副隊長達が緊急時に着用する腕章。腕章には、それぞれの隊章が施されている。
- 死神代行戦闘許可証(しにがみだいこうせんとうきょかしょう)
- 通称「代行証」。正式に死神代行として認められた者に渡すとされている手形。悟魂手甲と同じ効果があるため、一護はルキアがいなくても死神化できるようになった。尸魂界にも死神代行に関する法律があり、現れた死神代行が有益と判断されたらこれを渡すという決まりがある。肉体を魂魄から抜く以外に普通の人間には見えず、虚が近づけば死神代行に大音量で教えるという機能もある。これは霊力のないものには聞こえない。形状は絵馬に似ており、×印の上にドクロのようなマークが描かれている。石田はこの代行証に何らかの違和感を覚えていたようだが、その理由は不明。また、朽木ルキアの後任として現世に来た死神、車谷善之助はこの存在を完全に否定し、一護が代行をしていることも知らされていなかった。
- 一護は、在宅時にはこの代行証をベッドに括りつけており、外出時にはたいていズボンの尻ポケットに入れて携帯している。現世に帰ってすぐの頃は、浮竹曰く「見た目より危険な道具で、普通の人間には見えないよう視覚防壁を発生する」らしいので、そのままズボンに縛り付けてぶら下げていたが、実際たつきに見えていたため「故障した」と思い込み、隠すようになったと考えられる(たつきが代行証を視認できたのはこのとき既に死神や破面を視認できる程の霊力があったからだと思われる)。
- 限定霊印(げんていれいいん)
- 死神の霊力を本来の2割に抑制する護廷十三隊の各隊の隊章を模した印。死神の中でも特に強大な霊力を有する護廷十三隊の隊長と副隊長が現世に来る際、現世の霊なるものに不要な影響を及ぼさぬよう体の一部にこの印を打つ。死神の戦闘技術は基本的に自らの霊力を源とするものであり、更に霊力は霊体の運動能力と密接に関係しているため、結果として戦闘能力も大幅に削減されることとなる。
- 限定解除(げんていかいじょ)
- 限定霊印で制御されている霊力を解放することを指す。2割に抑制されていたため、解放後は解放前の5倍の霊力となる。現世での戦闘において制限状態では不利だと判断した場合、限定解除を行うことで本来の戦闘能力を発揮できる。ただし限定解除を使えるのは尸魂界に限定解除許可を申請し、許可が下りた場合にのみ。
虚(ホロウ)
詳細は虚 (BLEACH)を参照
現世を荒らす悪しき霊体。その正体は何らかの理由で堕ちた人間の魂。虚圏に生息しており、餌として魂魄を襲う時のみ現世に現れる。生前、残虐な行いをした虚(ホロウ)は地獄へ送られる
滅却師(クインシー)
虚と闘うために集まった霊力を持つ「人間」の集団。虚と戦うための様々な術を体得しているが、そのほとんどは大気中に偏在する霊子(霊体の構成物質となる粒子)を自らの霊力で集め、操る技術を基盤としたもので、内に秘めた自身の霊力を源として戦う死神のそれとは異なる。
人間を襲う虚を尸魂界へ送ることを良しとせずあくまで虚を消滅させることを目的(無論、自衛の目的が第一ではあるが)としている。かつては世界中に散在していたが、その理念に基づく行動が尸魂界と現世にある魂魄の量を乱し世界の崩壊が危ぶまれる事態になったため、虚を尸魂界へと送ることを目的とする死神と徹底的に相反し、結果二百年前に死神の手により滅ぼされた。生き残りは極わずかにいるようだが、作中では雨竜、竜弦、宗弦しか登場していない。
因みに、滅却師に関連する用語の一部には、ドイツ語、および、それに類似した表現が使われている。
バウント編では、ボウガンを用いる滅却師もいた。
- 霊子兵装(レイシヘイソウ)
- 空間に偏在する霊子を集束し、自身の霊力でコーティングし弓の形状を成した兵装。滅却師が虚と戦うための、最もスタンダードな武器である。
- 五角形の滅却十字(クインシークロス)
- その名の通り、五角形の滅却十字。宗弦から竜弦に引き継がれた滅却師の正統後継者の証。
- 飛廉脚(ヒレンキャク)
- 足元に作った霊子の流れに乗って高速移動する滅却師の高等歩法。死神の瞬歩に値する。
- 乱装天傀(ランソウテンガイ)
- 無数の糸状に縒り合せた霊子の束を動かない箇所に接続し、自分の霊力で自分の身体を操り人形のように強制的に動かす超高等技術。この術を発動すれば手足が麻痺しても骨が砕けても霊力の続く限り動き続けることができる。
- 滅却師最終形態(クインシー・レットシュティール)
- 散霊手套を付け七日七夜弓を成くことのできた滅却師が、散霊手套を外した姿。散霊手套の拡散能力による抑制がなくなったことで、極限まで高まった霊子集束能力を活かした極めて強力な戦闘能力を発揮できるが、滅却師の限界を超えた霊子集束能力を発揮することとなり、一時的な究極の戦闘能力と引き換えに滅却師の力を失ってしまう。その霊子集束力は大気中に偏在する霊子のみならず、尸魂界の構造物さえも霊子に分解して引き寄せてしまう程。なお、この形態の後に失った滅却師の力を復活させるには、肉体や精神を限界まで削った後、心臓の洞房結節右19mmに霊弓の一撃を受けなければならない。
- その他の滅却師の武器に関しては、こちらを参照。
仮面の軍勢(ヴァイザード)
虚の力が発現(発症)した死神の集団。
死神でありながら虚特有の力(虚閃など)を発揮することができる。なお、虚の力が発現した死神は精神世界に虚の人格が生まれ、これを御さない限り虚の人格に元の人格が飲まれて消える。仮面の軍勢と呼ばれる者は自身の内なる虚を抑え制御する術を知っており、内なる虚との内在闘争を経て虚化を会得している。所在も思想もいっさい不明。現在判明しているメンバーは八名で鬼道衆副鬼道長であるハッチを除きいずれも110年前は護廷十三隊の隊長格を務めている。一護を仲間に加えようとしてり、一護が内なる虚を抑える為に赴いた際に、一護を仲間として認めている。八名とも斬魄刀を所持しており過去篇で数人解放しているが、名前が判明しているのは六車拳西のみである。
霊体ではなく肉体のまま斬魄刀の使用、虚化ができ、隊長格を上回る身体能力を発揮している節があるが、詳しいことは不明。崩玉や藍染の事、一護が始解や卍解を凄まじいスピードで会得したことを知っていた。
- 虚化(ほろうか)
- 仮面の軍勢が虚の力を発現するための変化。虚化した仮面の軍勢の顔面には虚の仮面が出現し、霊力が飛躍的に向上する。内なる虚との内在闘争後も虚化を保持するための訓練を要する。だが白(ましろ)の場合最初から15時間以上虚化を保持し続けられたため保持訓練は行っていない。
- 虚の仮面(ほろう-かめん)
- 仮面の軍勢または虚の力が発現(発症)した者が持っており、虚化の際に着ける仮面。一護の仮面は捨てても自分の懐に戻り、斬られた際に致命傷を避けたりする等といった、一護を守るための「防御反応」も見せた。また、虚化しても斬魄刀を突き刺したり、無理矢理引き剥がすなどしてこの仮面を壊せば、自然と虚化が解けるらしい。
破面 (アランカル)
詳細は破面を参照
仮面を外し、死神の能力を手に入れんとする虚(ホロウ)の一団。虚(ホロウ)の面を剥ぐ事で生まれる。だが、今までは未完成のものが多かった。
重要用語・道具
- 崩玉(ほうぎょく)
- 浦原喜助が100年前に開発した死神と虚(ホロウ)の領域の境を取り除く機能を持ち、その後の彼の運命を決定付けた危険な物質。死神と虚という相反する魂の壁を取り払うことで、死神(または虚)は本来の魂の限界強度を超えた強さを手に入れることができる。本来の力を出すには覚醒が必要で、完全覚醒には最短で4カ月の時間を要する。ただし、隊長格に倍する霊圧を持つ者と一時的に融合することで、一瞬だけだが完全覚醒と同等の力を発揮できる。
- ビー玉ぐらいの大きさだが、恐ろしく頑丈で開発した浦原でも破壊・破棄することができなかった。長きに渡り藍染に狙われ、遂に彼が仕掛けた様々な工作により奪われてしまう。基本的に大虚が破面化の対象だが、グランドフィッシャー等大虚以外で破面化したものもいる(ただし、一心の見解では未完成だった)。
- なお、崩玉を作るきっかけに関しては不明である。
- 王鍵(おうけん)
- 霊王・王族の住まう空間へと行くための鍵。代々護廷十三隊総隊長にのみ在り処が口伝される。創成するには10万の魂魄と半径一霊里の重霊地が必要。
- 重霊地(じゅうれいち)
- 時代とともに移り変わる、霊的な物が集まりやすい場所。現在空座町がその重霊地となっているために王鍵の創造を目論む藍染に狙われていると尸魂界は見ている。
その他用語・道具
- 花鶴射法(かかくしゃほう) - [道具]
- 志波家が独自に使う霊術。「霊珠核(れいしゅかく)」という志波空鶴開発の「特殊硬化霊子隔壁発生装置」を持ち霊圧を込めることで所持者の周りに結界を張り、それ自体を花火のように打ち放つ。
- 拘咲(先)
- 「彼方 赤銅色の強欲が36度の支配を欲している 72対の幻 13対の角笛 猿の右手が星を掴む 25輪の太陽に抱かれて砂の揺籃は血を流す」の口上で発動。霊珠核で作った砲弾の打ち上げと方向決定までを行う。
- 拘咲(継)
- 「三雀の縁 四龍の縁 五方塞がりて 六里還らず 天風・猩々・匙・楡の杖…千灰千智 白雲の計 太陰に寄りて 緋の影を踏まず…」の口上で発動。打ち上げた砲弾の加速と軸調整をコントロールする。
- 銀白風花紗(ぎんぱくかざはなのうすぎぬ) - [道具]
- 代々朽木家の当主が身につける襟巻き。一枚で瀞霊廷内に屋敷が10軒建つほど高価なもの。朽木白哉が阿散井恋次との戦いの後、彼の実力を認める発言と共にこの布を渡した。
- 正義装甲ジャスティスハチマキ(せいぎそうこう- ) - [道具]
- 浦原喜助が一護を鍛える際に着用させたヘッドギア。額にあてがい両端を押すことで、ヘッドギアおよびグローブに変わる。浦原は「受けてみよ 正義の力! 正義装甲ジャスティスハチマキ 装☆着!」というセリフを言わないと装着できないと言っていたが実際はそうではなく、名称は一護をからかうためのデタラメ。アニメではドールを探すための装置として再登場し本当に上記のセリフを言わないと装着できないように改造されており、装着後は勝手にドールのいる方向に引き寄せられるようになっている。
- 殺気石(せっきせき) - [用語]
- 尸魂界においても希少とされる、霊力を完全に遮断する鉱石。瀞霊壁や懺罪宮は主にこれを用いて作られている。加工後の切断面からも遮魂膜と呼ばれる霊力を分解する波動を放出する。通常の霊力による攻撃では破壊は不可能であるが、非常に密度の高い霊子体ならば遮魂膜を突き破ることも可能である。
- 双殛(そうきょく) - [道具]
- 尸魂界の処刑道具で、基本的には隊長格の者の処刑に使われる。巨大な矛と磔架からなり、それぞれ斬魄刀百万本に値する破壊力と防御力を持つ。処刑時には、矛は「燬鷇王(きこうおう)」と呼ばれる真の姿・巨大な炎の鳥になり、これが磔架に磔にされた罪人を貫くことで殛刑は終わる。
- 超人薬(ちょうじんやく) - [道具]
- 涅マユリが作った薬。使用した者に時間感覚の延長により、達人同士の戦いで稀にある剣などの動きが止まって見えるという「達人の感覚」を体感させることができる。使用する場合一滴を25万倍に希釈したものがこの薬の適量だが、ネムを通してザエルアポロに投薬した物は原液であったため、体が「達人の感覚」についていけず相手の言葉や動作が数百年に及んでいるような著しく遅い感覚になり、動きも緩慢になってしまった
- 天賜兵装(てんしへいそう) - [道具]
- 尸魂界に伝わる「天から授かりし宝具」と称される貴重な道具。代々四楓院家が天賜兵装を管理・封印する天賜兵装番に任命されている。
- 転神体(てんしんたい) - [道具]
- 隠密機動の最重要特殊霊具の一つである人形。【卍解】の修行に用いられ、この人形に斬魄刀を刺すことで斬魄刀を強制的に具象化することができる。一護と浦原以外にこの方法で【卍解】を会得した死神はいない。
- 天踏絢(てんとうけん) - [道具]
- 「天賜兵装番」四楓院家に伝わる、尸魂界にも二つとない秘宝。 霊力を加えることで空を飛ぶことができる。
- ヌキ姫(-ひめ) - [道具]
- セルフ義魂丸抜きパッド。コンが浦原商店からくすね所持している。
- 獏爻刀(ばっこうとう) - [道具]
- アニメオリジナル。霞大路家の秘術で作られた刀剣。様々な種類があり、自分の手と同化させる形で所持する。持ち主によって刀の種類が異なる斬魄刀とは違い、持ち主が異なっていても所有することができる。刀が持ち主の霊力を吸収することで、刀の能力を引き出し、力を増大させることができる。またより強力な霊力を持つ者が所有すれば刀自体の真の力を引き出せる。だがさらなる強化のために刀に力を喰らわれつづけると所有者自身が爆発または焼失するという副作用もある。なお、一護の場合自身の虚の力により獏爻刀の能力に抗うことができる。
- 魄内封印(はくないふういん) - [用語]
- 魂魄の奥底に異物質を埋没させる技術。
- 旅禍(りょか) - [用語]
- 尸魂界に不法侵入した者を指す。虚(ホロウ)以外でも死神の許しなく入り込んだ部外者は霊魂・人関係なく排除される。「余所者は尸魂界に災いをもたらす」という通念から、こういった名称がついた。
- 霊子変換機(れいしへんかんき) - [道具]
- 現世のあらゆるものを構成する器子を霊子へと変換する装置。通常、肉体を持った生物は魂魄の世界である尸魂界に立ち入ることはできず、肉体から抜け出た魂魄も因果の鎖の為に立ち入ることはできないが、この装置で肉体を丸ごと霊体に変えてしまえば生きた人間でも尸魂界に立ち入ることができる。
- 浦原がルキア奪還の為に用意した穿界門には霊子変換機が重ねてあり、その為に井上、茶渡、石田も尸魂界へ立ち入ることができた。
- 録霊蟲(ろくれいちゅう) - [道具]
- 破面のザエルアポロが有する寄生虫で、宿主が遭遇した状況、およびそれに関しての情報を記録し、ザエルアポロのもとへと送る。 ザエルアポロはこれを兄のイールフォルトの全身に寄生させていて、イールフォルトと交戦した恋次の情報を収集していた。
バウント(アニメオリジナル)
詳細はバウントを参照
舞台設定
現世・空座町(からくらちょう)
作中の世界に存在する東京にある普通の町。ルキアが現世の駐在任務のために赴任した場所でありルキアの担当区域でもある。だがルキアが処刑されるために尸魂界に連行されたため、その後任として十三番隊隊員・車谷善之助が赴任している。今現在空座町が時代とともに移り変わる重霊地(霊力の強い人間が集まる場所)となっているために王鍵の創造を目論む藍染により、消滅の危機にさらされている。また、ウルキオラとともに降り立ったヤミーの魂吸(ゴンズイ)により、多くの人々が魂を吸われ、還らぬ人となっている。
- クロサキ医院(-いいん)
- 一護の父・一心が院長を務める診療所。
- 空座一校(からくらいちこう)
- 一護らが通う公立の高校。正式名称は「空座第一高校」。1学期末の時点で1年生は322名。作中では一護の所属する1-3の生徒しか出ていないが個性的な面々が集っている。生徒会長は浅野啓吾の姉・みず穂。
- 浦原商店(うらはらしょうてん)
- 浦原喜助が店主を務める雑貨屋。その他の店員は握菱テッサイ、紬屋雨(ウルル)、花刈ジン太。雑貨屋として生活用品から駄菓子を売っている傍ら、現世に赴任した死神を相手に尸魂界から仕入れた道具で商売をしており、ルキアも浦原商店を頼っている他、一時期、恋次も居候していた。
-
- シャタード・シャフト
- 浦原喜助が一護を再死神化させる際作った大穴。因果の鎖の自己侵食を活性化させる気体を充満させている。雨が頑張って掘ったため底は著しく深い。
- 勉強部屋(べんきょうべや)
- 浦原自らが作り上げた、地下にあるだだ広い空間。地下であるにも拘らず、天井が青空の模様であるため、時間がわかりづらくなっている。一護が死神の力を取り戻すための修行もここで行われた。チャドと恋次も修行のためにここを使用している。かつて浦原が双殛の丘の地下にこっそり作った場所に似せて作られている。
- 空座総合病院(からくらそうごうびょういん)
- 石田雨竜の父である竜弦が院長を務める大きな病院。院内は全面禁煙。
尸魂界(ソウル・ソサエティ)
いわゆる霊界。貴族や死神達が住む瀞霊廷(せいれいてい)と、その周囲にある死者の魂が住む流魂街(るこんがい)に分かれており、暮らし向きや待遇などが厳然と区別されている。瀞霊廷の周りには通常は何もないが、通行証をもっていない者が不正に侵入しようとすると塀がしかれ、東西南北にそれぞれ設置されている四大瀞霊門(しだいせいれいもん)、通称、青流門(しょうりゅうもん)、白道門(はくとうもん)、朱洼門(しゅわいもん)、黒隆門(こくりょうもん)のいずれかからしか入れなくなる。各門には尸魂界中から選びぬかれた番人が警護している。
瀞霊廷(せいれいてい)
尸魂界の中央に位置する貴族や死神たちの居住区。王政により統治されている。
尸魂界の最高司法機関中央四十六室他、護廷十三隊、隠密機動、鬼道衆などの実行部隊が置かれている。流魂街とは違い生活レベルも高いようで電柱や道路などが存在し、携帯型端末のような電子機器によく似た道具も登場している。
- 中央四十六室(ちゅうおうしじゅうろくしつ)
- 尸魂界全土から集められた四十人の賢者と六人の裁判官で構成される 尸魂界の最高司法機関。死神の犯した罪咎は全てここで裁かれ、その裁定の執行に武力が必要と判断されれば、隠密機動・鬼道衆・護廷十三隊等の各実行部隊に指令が下される。絶対的な決定権を持ち、その裁定にはたとえ隊長格といえど異を唱えることは許されない。だが後に藍染達の謀反によって構成員全員が皆殺しに遭ったため、護廷十三隊総隊長山本元柳斎重國がその役目を兼任することになる。
- 護廷十三隊(ごていじゅうさんたい)
- 尸魂界の護衛および現世における魂魄の保護、虚の退治等の任務をこなす実動部隊。
- 隊首会(たいしゅかい)
- 護廷十三隊の隊長十三人で行う会議。
- 隠密機動(おんみつきどう)
- 本来は護廷十三隊とは別組織であるが、総司令官である四楓院家の当主が護廷十三隊の隊長に就任するとその隊との結びつきが非常に強くなり、現在は二番隊の隊長職と兼任しているので二番隊の直属機関のように見えている。同胞の処刑から情報伝令、敵地へのスパイ活動まであらゆる「裏」の仕事を担う五つの部隊。
- 隠密機動第一分隊・刑軍( - だいいちぶんたい・けいぐん)
- 処刑や刑の執行を担当する隠密機動の中での最高位。護廷十三隊・二番隊隊長、砕蜂が総括軍団長として兼任している。先代の四楓院夜一は浦原喜助を助けたため隠密機動総司令官の座を追放された。
- 隠密機動第二分隊・警邏隊( - だいにぶんたい・けいらたい)
- 瀞霊廷を主な担当区域とする諜報部隊。
- 隠密機動第三分隊・檻理隊( - だいさんぶんたい・かんりたい)
- 瀞霊廷内で罪を犯したものを投獄監督する部隊。
- 地下特別監理棟(ちかとくべつかんりとう)
- 二番隊隊舎敷地内の北西に幅三十間の巨大な堀の奥にあり、通称『蛆虫の巣(うじむしのす)』。武器の持ち込みは禁止されており、部隊長は彼らの暴走を素手で制圧できる事が絶対条件である。特別檻理(とくべつかんり)の名のもとに行われる護廷十三隊内部の危険因子を捕縛監理ことで、捕縛されたものは例外なくここに収容される。
- 隠密機動第五分隊・裏廷隊( - だいごぶんたい・りていたい)
- 隊士間での情報伝達を行う部隊。
- 技術開発局(ぎじゅつかいはつきょく)
- 瀞霊廷内における様々な技術の研究・開発を行う十二番隊の付属機関。創設者兼初代局長は当時護廷十三隊・十二番隊隊長だった浦原喜助。現局長は護廷十三隊・十二番隊隊長を兼任する涅マユリ。
- 通信技術研究科(つうしんぎじゅつけんきゅうか)
- 霊波計測研究科(れいはけいそくけんきゅうか)
- 鬼道衆(きどうしゅう)
- 鬼道に秀でた死神によって構成される特殊部隊。
- 真央霊術院(しんおうれいじゅついん)
- 二千年前に護廷十三隊総隊長・山本元柳斎重國により設立された、死神・鬼道衆・隠密機動を育成するための学校。設立されたころは、死神統学院と呼ばれていたが、現在は死神以外の鬼道衆・隠密機動も育成しているため今の呼び名になった。
- 王族(おうぞく)
- 尸魂界を統括する最高司法機関四十六室のさらに上に存在する謎の存在。護挺十三隊の隊長格ですら直接に見たことがないほど高位。直接的な支配は行なわずに普段は尸魂界の別次元に住んでおり、代々護廷十三隊総隊長にのみ口伝で所在を伝えられる「王鍵」がないと入ることすらできない。王族の頂点に立つ存在として「霊王」という尸魂界の王がいる。
- 王属特務(おうぞくとくむ)
- 尸魂界の別空間にある霊王の住む空間を守護している。大虚など、一死神では対処できないものを受け持っている。
- 四大貴族(よんだいきぞく)
- 尸魂界における貴族の最高位である正一位(しょういちい)の位を持つ四家を指す。「朽木家」、「四楓院家」等がそれにあたり、他の死神達とは比べ物にならない霊力を生まれ持くことも特徴。
- 「志波家」が没落する前は五大貴族だった。
- 朽木家(くちきけ)
- 四大貴族の一つ。28代目となる現当主は、六番隊隊長・朽木白哉。
- 志波家(しばけ)
- 元は瀞霊廷 ・最高位「五大貴族(志波家が没落したことにより、現在・四大貴族)」の一つに名を連ねていたが、現在は没落し流魂街に居を構えている。長女・空鶴は流魂街の顔役。
- 四楓院家(しほういんけ)
- 四大貴族の一つ。天賜兵装番を代々努める。四楓院夜一は22代目にして初めての女当主だった。
- 霞大路家(かすみおおじけ)
- アニメオリジナル。四大貴族に次ぐ位に存在する上流貴族。代々女性が当主を務めることが習わしとなっている。先代当主が亡くなり、その跡目を継ぐ娘の瑠璃千代が幼いため雲井尭覚が当主代行として内政を仕切っているが、霞大路家を乗っ取るために瑠璃千代暗殺を目論む雲井と、それを良しとしない瑠璃千代の侍従の犬龍・猿龍との間で御家騒動が起こっている。
- 女性死神協会(じょせいしにがみきょうかい)
- 女性死神が様々な活動を行っている団体。義魂丸を「名前が可愛くない」という理由で「ソウル・キャンディ」という名に改名させたり、「写真集をだして欲しい隊長」のアンケートをとり、実際に出そうとするなど、何故か尸魂界や死神達に対する強い影響力を持った団体。男性死神協会ほどではないがやちるの無駄遣いにより常に経済的危機に瀕しているらしい
- 理事長卯ノ花烈、会長草鹿やちる、副会長伊勢七緒、理事は各隊の幹部クラスの女性死神・砕蜂、虎徹勇音、松本乱菊、涅ネム(副会長代理)、虎徹清音が担当している。
- 男性死神協会(だんせいしにがみきょうかい)
- 女性死神協会同様、男性死神が様々な活動を行っている団体。だが、集会場が男子便所だったり、男性死神向けの伝令神機のデザイン予算を、女性死神協会に全面カットされたり等、女性死神協会に比べ立場は弱いらしい。なお、活動中は全員腹巻とサングラスを装着している。
- 浮竹十四郎(作中では説明はないが、女性死神協会の理事長を卯ノ花烈が務めているため、同じように理事長である可能性が高い)、会長射場鉄左衛門、副会長伊江村八十千和、理事は檜佐木修兵、大前田希千代、吉良イヅルの各隊の幹部クラスの男性死神に加え、四番隊第八席の荻堂春信、技術開発局の阿近が担当している。
- 綜合救護詰所(そうごうきゅうごつめしょ)
- 瀞霊廷の病院。傷を負った者がここで手当てを受けたり入院することもある。医師は全て四番隊の隊員で、四番隊隊舎が病棟となっている。トップは護廷十三隊・四番隊隊長、卯ノ花烈。
- 日番谷先遣隊(