Blu-ray Disc とは?ページ内リンク ↓ウィキペディア(Wikipedia)記事 ↓Yahoo!知恵袋Blu-ray Disc(ブルーレイディスク、BD)とはソニー・パナソニック・シャープなどが「Blu-ray Disc Association」で策定した青紫色半導体レーザーを使用する新世代光ディスク規格である。 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 Blu-ray Disc 出典: 『はてなダイアリー』 関連商品
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| Blu-ray Disc BD |
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|---|---|
| メディアの種類 | 光ディスク |
| 記録容量 | 25GB(1層12cm) 50GB(2層12cm) 7.5GB(1層8cm) 15GB(2層8cm) |
| フォーマット | UDF 2.5(BD-RE Ver.1.0はBDFS) |
| コーデック | MPEG-2、H.264、VC-1(動画) PCM、AC-3、dtsなど(音声) |
| 読み込み速度 | 36Mbps(標準1.5倍速、最高6倍速) |
| 読み取り方法 | 405nm青紫色半導体レーザー |
| 策定 | Blu-ray Disc Association |
| 主な用途 | 動画記録・データ記録・プレイステーション3用ゲーム等 |
| ディスクの直径 | 12cm、8cm |
| 大きさ | 120×120×1.2mm(12cmディスク) |
Blu-ray Disc(ブルーレイディスク、BD)とはソニー・パナソニック・シャープなどが「Blu-ray Disc Association」で策定した青紫色半導体レーザーを使用する新世代光ディスク規格である。
目次 |
一般的な略称は「BD」もしくは「ブルーレイ」。大きさ(直径12cm、厚さ1.2mm)についてはCD・DVDと共通である。企画段階から従来のCDやDVDも使用できる製品として開発が進められたため、多くのBlu-ray Disc対応機器ではピックアップが3波長化されている。このため、従来からのCDやDVDをBDドライブで取り扱う事は可能なのだが、逆は不可能である。現在、民生用BDプレーヤー/レコーダー製品の開発においては、CD-DAとDVD-Video、BDMVの再生を必須の機能としている。405nmの青紫色半導体レーザーと0.1mmのカバー層の光ディスクを使うことでレンズのNA値を(0.65から0.85に)上げ、DVDの5倍以上の記録容量(1層25GB、2層式ディスクの場合は50GB)を実現している。これにより、1層のディスク(25GB)でも地上デジタル放送(1440×1080i, 16.8Mbps)クラスなら3時間強、BSデジタル放送(1920×1080i, 24Mbps)クラスで2時間強のハイビジョン映像を収録することが可能となった。25GB/50GB/100GBのディスクは既に開発済みであり、TDKが8層200GBの試作に成功している。近い将来、こうした大容量のディスクが取り扱える製品が発売される可能性が大いにある。
BDは後述のように1枚のディスクの多層化による200GB~400GB程度の大容量化が可能であり、ソニーなどは「光ディスクの最終形態」と言ったフレーズで商品展開を行っている。なお、名称が「Blue-ray」ではなく「Blu-ray」になっているのは、「Blue-ray Disc」とすると、英語を公用語とする世界の国(いわゆる英語圏)では、「青色光(で読み取る)ディスク」を意味する一般名詞と解釈されて、商標としての登録が認められない可能性があるためである。
BDが開発された半年後には、NEC・東芝等が開発したHD DVDが発売された。BDとHD DVDを新しい規格で統一するという話し合いが為されたが実現には至らず、BDはその対抗規格として脚光を浴びVHSvsベータマックス以来のフォーマット戦争(規格争い)が約6年間も続いたが、東芝のHD DVD事業からの撤退に伴い、最終的にはBDへと規格統一された。いくつか挙げられる要因として、
などが挙げられる。
DVDでは読出し専用規格(ROM型)を先に策定し、書込み型フォーマットの策定においては規格乱立の状態になってしまった。その反省からBDでは書き換えメディアフォーマットを先に策定し、共通の仕組みで読出し専用メディアにも対応する方向で開発を進めた。このためCDやDVDでは書き換えメディアの反射率が低いため初期の再生専用ドライブで読み込めないという問題があったが、BDでは反射率の問題が発生しない。また現行メディアとの併用も考慮し、波長や基板厚が異なるCD/DVD/BDを1つの光ヘッドで対応するための技術開発も当初の段階から行われた。
ファイルフォーマットはUDF 2.5以降を採用し、BD-Rでも擬似的に(DVD-RAMのように)リライタブルメディアとしての手軽さで扱えて、PCとの親和性が高まる事や書込み時のファイナライズ処理を必要としないメリットもある。
※BD-RE Ver.1.0のみBDFSを採用。それ以降はすべてのメディアでUDF 2.5以降を採用(DVDはUDF 2.0を採用)。
等速は36Mbps=4.5MB/s。BD-ROMは1.5倍速の54Mbps=6.75MB/sが標準転送速度である。追記型ディスクであるBD-Rは現在6倍速の216Mbps=27MB/s、書換え型のBD-REは2倍速の72Mbps=9MB/sまで規格化され、BD-R/REディスク、BDドライブが商品化されている。なお6倍速記録に対応したBD-Rに、8倍速で書き込み可能なBDドライブも発表されている。
BDの最大の特徴として、保護層(カバー層)が0.1mmであることが挙げられる。DVD、HD DVDは0.6mmで、CDは1.2mmである。#ディスクの耐久性問題も参照。
BD-ROMに関しては8層構造まで学会発表済みであり、実用可能と考えられる。これが実現すると1枚のディスク(25GB×8層)で容量が200GBを超える光ディスクメディアの誕生となる。BD-RE/BD-Rの記録型光ディスクに関しては片面4層(100GB)構造まで開発済みである。
TDKは2006年4月26日、試作した「33.3GB×6層」の200GBの追記型Blu-ray Discを光ディスク関連技術の国際会議「ODS 2006」で発表[28]した。1枚のディスクにHD映像を約18時間分格納できる。信号処理技術の進歩で1層当たりの記憶容量が拡大し、各層33.3GBのデータを格納できるようになったとのこと。
2008年1月24日のソニー発表によると、BD用などの記録・再生光ディスクドライブの薄型化・低コスト化できる光集積デバイス(レーザカプラ)を日亜化学工業と共同で開発した。高効率の1ビーム光学系を採用し、さらに独自の小型パッケージング技術を活用したことで、厚み3mm未満、面積14mm×7.4mm と小型・薄型化を実現した。BDなどの2層メディアでの信号読み出しを最適化し、安定的な記録/再生を可能にするドライブや光学ピックアップが設計できるようになるという。BDドライブの薄型化とコスト低減に向け、2008年内に量産化を目指すとしている。
2008年7月7日、パイオニアはBDと互換性を有する400GB光ディスク技術を開発したと発表した[29]。BDと同じ25GBの記録層を16層に積層した再生専用光ディスクだが、記録型ディスクにも応用可能という。また、対物レンズの光学的仕様がBD規格と同一のため、互換性を維持することが可能とのこと。
12cmディスクの他にビデオカメラ向けの用途での使用等を目的とした8cm光ディスク(BD-R/BD-RE)は規格策定済み。容量は1層で7.5GB、2層で15GBとなる。現在1層7.5GBのみが商品化されている
凸版印刷とソニーは材質の51%以上が紙のディスクを共同開発したと2004年4月15日に発表した[30][31]。近いうちに紙の割合を70%以上まで引き上げると発表している。多くの自治体において、燃えるゴミとして捨てることが可能となる。また、日本ビクターやパイオニアはトウモロコシの澱粉(デンプン)から合成されたバイオプラスチックによるディスクを開発した[32]。両社の技術や原料は同じだが、製法が若干異なる。
H.264/MPEG-4 AVCとVC-1等の新圧縮技術は現在主流のMPEG-2よりも圧縮能力が優れている。H.264/MPEG-4 AVCは携帯電話等の小さな画面を主体に開発されたためHD映画の画質再現には問題が存在しており、当初ハリウッド企業は新コーデックの採用に積極的ではない会社も多かった。しかし、HD映像用に新たにパナソニックハリウッド研究所(PHL)[33][34]により開発されたMPEG-4 AVC High Profileが制定され、このHigh Profileを使えば、HD映画の画質をMPEG-2以上に向上させられることがハリウッド企業でも確認された。このため、MPEG-2に加え、MPEG-4 AVC High ProfileやVC-1もBD-Videoの映画タイトルに採用される。
(*)ドルビーデジタルプラス(DD+)、ドルビーデジタルロスレス(Dolby TrueHD)、DTS-HD はBlu-rayプレーヤーではオプション扱い。
詳細はBD-Jを参照
高度なメニューやネットワーク機能などを実現する技術としてBlu-ray Disc Java(略称:BD-J)が採用された。BD-JはすべてのBDプレーヤに搭載されているため、映像を使った対戦ゲーム、シューティングゲーム、インベーダー型ゲーム等を附録に入れたBDタイトルが発売されている。また2007年11月以後に発売されるBDプレーヤーには、追加のJavaインタラクティブ機能(ピクチャインピクチャ機能等)の搭載が義務づけられる。ネットワーク機能としては「BD-Live」(Blu-ray Disc Live)[35]と呼ばれるプロファイルが標準化されている。
HD DVDではマイクロソフトが中心となって開発した「iHD(現・HDi)」が採用され、マイクロソフトがHD DVDを支持する要因の一つとなっていた。BDでもHDiを採用する提案がなされたが採用は見送られた。
3つの技術を使用しコンテンツの保護を図る。これら3つの技術により、コピー防止を大幅に強化。人間の作ったコンテンツ管理システムである以上決して完璧ではないものの、少なくとも現在主流のDVDに比べれば海賊版の作製及びその視聴がより困難になると言われている。
コピー管理も含め、ネットワーク機能やインターネット接続に関連して公認されたセキュアな方法でコンテンツを保護する。
AACSのカバー範囲はTV放送およびインターネットを利用したコンテンツ配信、家庭内のネットワーク配信など、現在想定できる使用用途のほぼ全てと広範囲にわたる。また再生専用メディアだけではなく記録型メディアにも対応し、コンテンツのムーブやDRMによって認められたコンテンツの複製をセキュアに管理する。
映画や音楽、ゲームなどBD-ROMメディアに収録されるコンテンツに検出できない一意の識別子を埋め込む。ライセンスを受けたBD-ROMメーカーに提供される機器でしか扱えず、スタンパーを入手しただけではこの識別子は書込めない。その為、ディスク原盤の非正規の作製は極めて困難とされている。
BD独自の機能であるBD+はBDプレイヤーのコンテンツ保護プログラムが破られた際にも、新たなコンテンツ保護プログラムをBDプレイヤーに導入できる機能である。
破られたコンテンツ保護プログラムをコンテンツ企業が後から動的に更新できる為、非正規に複製されたディスクの視聴は、実質的に不可能になると考えられている。尚、BD+はキーが改変されたプレイヤーのみに影響する。
| リージョン コード |
地域 |
|---|---|
| A | 南北アメリカ、東南アジア、日本、朝鮮半島、台湾及びそれら海外領土 |
| B | ヨーロッパ、中近東、アフリカ、オセアニア及びそれら海外領土 |
| C | 中央・南アジア、中華人民共和国、ロシア、モンゴル |
ブルーレイディスクには再生できる地域を制限することを目的としたリージョンコードが指定されている。これは地域の区分けこそ異なるものの、原則として従来のDVDリージョンコードと同様のものであり、ある一定の地域で販売されたプレーヤーではそれと同じ地域で発売されたソフトしか再生できない。このシステムは当初ブルーレイには無かったものであるが、映画会社の強い要望により、3つの地域に分割された方式が採用された。これにより映画会社は特に販売価格、日付、内容を地域によって制御することが可能になる。また、地域の制限を設けないリージョンフリーでも作成できるため、すべての地域で再生可能なソフトを作成することもできる。そのため2008年上半期の時点で発売されたソフトのおよそ3分の2のソフトはリージョンフリーで作成されている。
韓国、マレーシアなど他のブルーレイ生産国と同様に日本は米国と同じリージョンに属するため、DVD-Videoとは異なり米国製ソフトの輸入版を再生することが可能である。
ネットワークを利用した用途も考慮されており、ネットからダウンロードした字幕データをディスクに追記するような事が可能となっている。もちろん再生専用のROMディスクには追記できないため、プレーヤーに記憶装置を内蔵するなどの対応が必要になる。
パソコン向けの記録・再生ドライブ、およびBDドライブを内蔵したパソコンが2006年6月に発売された。日本国内では11月までBD-Video対応機器はパソコンのみという状況であった。
H.264/MPEG-4 AVCやVC-1の映像コーデックを採用したBD・HD DVDソフトは再生時のCPU負荷が非常に高く、高スペックのパソコンでも滑らかに再生するのが困難であると言われてきた。GPUの再生支援機能やCPUの高性能化などにより次第に解決されつつある。
またディスプレイへの出力にも問題が大きい。AACSの仕様によりデジタル出力にはHDMIまたはHDCPに対応したDVI-Dが必須となり、通常のDVI-D接続では表示できない(アナログ接続は禁止されていない)。さらにディスプレイ自体の解像度がフルHD(1920×1080ピクセル)に満たない場合、BD/HD DVDの映像を完全な形で再生することはできない。
記録型BDドライブ内蔵PCでデジタルテレビチューナーを搭載したモデルはデジタル放送をハイビジョン画質のままBD-R/REに保存できる(各機種の機能やソフトウェアに依存する)。
マイクロソフトはWindows Vistaの発売前、同OSでHD DVDのみを標準サポートすると表明していたが、主な再生アプリケーションやDVDライティングソフトは既にBDに対応しており、実際の使用でBDに不利益が生じることはない(現にマイクロソフトはDVD自体を公式に認めていないが、DVDがメディアの主体となったように今回のHD DVD支持も規格争いには直接的な影響はないと思われる)。
製品版のVistaではHD DVDサポートが当初の予定より縮小された。2008年1月には同社幹部が「OSにおけるサポートは中立である」と言明している。
既にDVDについてはデッキのみならずカムコーダも開発されており、一般家庭の他、企業や学校、結婚式場など業務用途でも広く活用されている。
同様にBDについてもハイビジョン映像の普及に伴いカムコーダや編集などの用途での機器の需要は見込まれる。それらの開発によって、小規模な放送局や制作プロダクション等のユーザーがコンテンツ制作用機器として採用する可能性は考えられる。しかし、既にハイビジョンのプロフェッショナル用途には、同じ青紫色半導体レーザーを用いてProfessional Discに記録するSONYのXDCAMが存在し、フラッシュメモリに記録するメモリーカード記録タイプのカムコーダも追加された。松下電器産業もメモリーカード記録タイプのカムコーダの発売が予定されており、この用途とは違う市場である。
現在、日立製作所がBDを記録メディアに採用したカムコーダ2機種が発売されており、地方のケーブルテレビ局など企業によっては採用を検討しているところもあるといわれている。
動画圧縮/伸張用にMPEG-4 AVC/H.264エンコーダを搭載したBD/HDDレコーダーが発売されており、片面2層ディスク(50GB)を用意する事でXPモード(S-VHS標準モード並みの画質)で約10時間30分、SPモード(S-VHS3倍モード並みの画質)で約21時間で録画可能とされている(Panasonic DIGAのサイトに関連情報あり)。自宅などにS-VHSやED Beta、Hi8などの大量のエアチェックコレクションなどがある場合、その高解像度、高画質を保ったままで大幅な省スペース化が可能。またBDデッキにi.Link端子が搭載されていれば、D-VHSデッキの「LS3モード」で24時間記録した映像をテープ1本分丸ごと移し変える事もできる。DVDの場合、最もよく使われるSPモードでも2時間しか記録できない(片面1層ディスクの場合)のでアーカイブ用途には不向きである。
BDでは、SDTV映像であればS-VHS方式3倍モード並の画質で長時間記録をする事が可能である。そのメリットを活かして、フルモーションのカラー映像で監視カメラの映像記録に活用する事も可能となる。
防災・防犯を目的とした監視カメラの映像の収録には、連日膨大な量のストレージメディアを必要とする。BDならこれまでのCDやDVDと同一のサイズなので、メディアの収納性には優れていると言える。
BD規格の機器や対応ディスクが発表された当時の技術では対応メディアの表面に些細な汚れや傷が付いただけでそのメディ