DVD-Video とは?ページ内リンク ↓ウィキペディア(Wikipedia)記事 ↓Yahoo!知恵袋DVD-Video(ディー ブイ ディー ビデオ)とは、DVDフォーラムで制定された、DVDに複数の映像、音声、字幕を記録するアプリケーションフォーマット(規格)。 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 DVD-Video 出典: 『はてなダイアリー』 関連商品
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1996年に製品の発売が始まり、以後世界的に幅広く普及している。それまで映像パッケージソフトの主流だったVHSに比べて高画質(解像感が高く、DVDの草創期には、プレーヤーのカタログなどで、BETACAMなどの放送局用VTRに迫る画質と謳われる事もあった)であること、コンパクトディスクと同じようなメディアの扱いやすさ、操作性の良さ、対応機器の低価格化などにより、特に2000年代に入ってから再生専用ソフトに関してはVHSを置き換えるほど普及した。
DVD-Videoは一般的にはDVD-Videoフォーマット規格で映像データが記録されたディスクを指すものとして用いられ、「DVDに記録されたデジタルビデオ」全般を表すものではないことに注意(詳細はDVDを参照)。記録フォーマット名として明確に区分する目的で表現する場合は「DVD-VF」(DVD Video Format)[1]が用いられる場合もある。一方、本来は単に"DVD"という場合はDVD-Videoディスク自体のことを表す言葉になるので、解説・説明をする際には紛らわしさを避けるように注意する必要がある。
解像度は同じ720×480であっても、縦横比は4:3か16:9にソフト側で固定されている。ただしシネマスコープなど16:9よりも横長な映像は水平480本の解像度の一部しか利用できないことになる(NTSCの場合。PALは576本)。詳細は画面サイズを参照。
ディスクが指定するアスペクト比と再生環境を合わせるため、DVDプレーヤーにはレターボックス・パンスキャンの機能が搭載されている。4:3のテレビで16:9の映像を再生する場合、上下に黒帯を付加して全体を表示する(レターボックス)か、左右端を切り取って中央部分を拡大表示する(パンスキャン)かを選択する。ただし映像ソフト側でパンスキャンを許可しないものが多く、これらは強制的にレターボックス表示となる。
16:9型のテレビ等で4:3の映像を再生することはDVD-Video規格の上では考慮されておらず、プレーヤーとテレビ等のどちらかで左右の端に黒帯を付加する処理(ピラーボックス)を行う必要がある。
標準でPCM、ドルビーデジタル(AC-3)、オプションでDTSやMPEG Audio Layer-2(MP2)なども利用可能である。地域によって、その他の音声フォーマットにも対応する。
PCMの量子化ビット数は16bit/24bit、サンプリング周波数は48kHz/96kHzが利用可能。CD(16bit・44.1kHz)より高音質である。ただし24bit・96kHzはあまり利用されていない。
非圧縮PCM音声でステレオを超えるマルチチャンネルを収録することはできない。
複数の音声を同時に収録することができるマルチ音声収録が可能。再生時にユーザーが好みの音声1種類を選ぶ(規格上は8ストリームまで利用可能で、それぞれのストリームに1ch、2ch、5.1chなどの音声を割り当てられる)。
例えば2チャンネルステレオをPCM、5.1チャンネルのサラウンド音声をドルビーデジタルまたはdtsで収録するのが一般的である。また海外の映画作品などの場合、(1)原語 (2)日本語吹き替え (3)コメンタリー音声(出演者・スタッフなどによる場面解説)といったものが多い。
これにより、海外の映画作品がVHSでは「字幕スーパー版」「日本語吹き替え版」と2種類のソフトを発売しなければならなかったのが、DVDなら1本に両方とも収録できるようになった。
※市販のDVDレコーダーでは、マルチ音声収録に対応したものは2006年現在一機種も発売されていない。テレビ放送の二ヶ国語放送(多重音声放送)をそのまま記録する事が不可能な理由の一つにもなっている(後述)。
映像データとは別に字幕専用のデータを収録し、映像と重ね合わせて表示する(再生機器側の機能)ことが可能である。再生機器のリモコンなどで字幕表示のON/OFFの切り替えが可能。但し、収録コンテンツの製作過程で映像データと一緒にしたテロップ・字幕の場合はこの機能を用いていない(映像データと一緒にデジタルデータ化されている)ので、ON/OFFは不可能。⇒参考:日本語字幕
1つの場面に対して複数の映像を収録し、ユーザーが切り替えて楽しむことができる。例えば音楽ライブ映像でカメラの位置を切り替えながら鑑賞するといったことが可能になる。しかし現在の市販ソフトでは、GOP構造の制限やビットレートの制限による画質の低下や製作コストの問題もあり、マルチアングルを採用したタイトルは極めて少なく(映画では皆無、一部の、音楽のライブ収録等にあるのみ)、十分に活用されているとは言い難い。
シーンの区切りにチャプターを設定することが可能。リモコンのチャプタースキップボタンやメニュー(後述)で好きな位置に移動することができ、VHSやレーザーディスクなどに比べて高い操作性を持つ。
また、1枚のDVDに複数のタイトルを収録することができる。例えば特典映像には本編とは別のタイトル番号が割り当てられる場合が多い。
チャプターを一覧表示し、好きな場面に瞬時に移動できるといった機能を持つメニュー画面を組み込むことができる。メニューには静止画だけでなく動画(モーションメニュー)を使うことも可能。メニューが適切かつ便利でなければソフトの魅力を大きく損なう場合があり、DVD-Videoの重要な要素の一つである。
メニューの双方向機能をさらに発展させてゲームブックのような構造を用いたDVD-Video形式のゲームソフトを制作することも可能であり、主にアダルトゲームの分野でDVD PlayersGameと呼ばれるソフトが市場に出回っている。また、アニメDVDのおまけ要素として3択クイズを再現して収録したものも存在する。
複製防止技術としてContent Scramble System(CSS)という暗号化をすることが可能。ほとんどの市販ソフトで導入されている。またCSSと同時にアナログコピーガード(マクロビジョン)が施されるのが一般的。
その一方で、CSS やマクロビジョンを解除し複製を可能とする DVD Decrypter やDVD43、AnyDVD 等のソフトウェアが問題ともなっている。
世界をいくつかの地域に分け、リージョンコード(地域コード)を割り当てることで地域限定のリリースや、リリース日をずらすということができる。DVDプレーヤとDVD-Videoディスクのリージョンコードが異なると再生することができない。ただし、DVDプレイヤーのリージョンコードの設定を変更することによって再生できるものがあるが、ほとんどの機種では変更できる回数に上限(多くは5回)が設けられている。
またリージョンコードが合っていてもテレビ方式(NTSCやPALなど)が合わないと再生できない。例えば日本はヨーロッパ・近東・南アフリカでは同じリージョン2であるが、テレビ方式が異なる為に通常は再生できない。しかし日本国内でPAL方式に対応したプレーヤーも存在し、またNTSC規格に縛られない機器(パソコンなど)では再生できる場合が多い。なお香港とマカオおよび台湾(NTSC方式)のDVDはリージョンコードが中国とは違うため再生できない。
手持ちのDVD-Videoがどのリージョンあるいはテレビ方式であるかは、DVDのレーベル面やケースの裏表紙に書かれている。マークは地球を模した図の中にリージョンコードが書かれている。
リージョンコードとそれに対応する地域は下記の通り。
| コード | 地域 |
|---|---|
| 0 | 制限なし(パッケージには「ALL」と記載されることが多い) |
| 1 | 米国、カナダ、米国領域 |
| 2 | ヨーロッパ、近東、南アフリカ、日本 |
| 3 | 韓国、台湾、香港、マカオ、東南アジア |
| 4 | オーストラリア、中南米 |
| 5 | アフリカ、アジア、東ヨーロッパ、ロシア |
| 6 | 中華人民共和国 |
| 7 | 未定義 |
| 8 | 航空機内等 |
暴力や性描写などがあるシーンを子供に見せないため、プレーヤーにパスワードを設定してロックをかけ該当シーンを再生できないようにする機能がある。
DVDの規格上は両面2層まで可能であるが、歩留まりの問題やパッケージソフトとして販売される性格から、片面2層とし裏面に絵やロゴ等(レーベル)を印刷する場合がほとんどである。なお、ディスクを返すことなく、両面自動連続再生可能なプレーヤーが存在しないため、2枚組でも両面1/2層でも入れ替えの手間は同じである(厳密にはケースへの出し入れの手間等の違いはある。オートチェンジャー型の場合は2枚組の方が入れ替えの手間がかからない。LDでは両面再生型が存在する)。記録面が汚れる可能性があることを考えると、ユーザーからすれば片面ディスクの方が扱いやすい。
両面2層は「心の旅路(特別版)」等、極少数に留まり、両面1層も「風と共に去りぬ」(通常正規盤)、「陽気な踊子」(正規版)、「燃えよドラゴン」、「アマデウス」(通常版)、「戦え!!イクサー1」等、比較的少数(ワーナーの、主にテレビシリーズに集中し、ワーナー以外では極めて珍しい)に留まる[1]。
DVDプレーヤーや、DVDレコーダー等、ほとんどのDVD対応機器での再生が可能。PC搭載のDVDドライブでも再生が可能である事が多い。また、一部のDVDドライブ搭載ゲーム機でも再生できる。
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