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GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- とは?

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GUNSLINGER GIRL』(ガンスリンガー・ガール、略称ガンスリ)は、アスキー・メディアワークスの雑誌『月刊コミック電撃大王』に連載されている、相田裕漫画。または、これを原作とするテレビアニメドラマCDコンピュータゲーム作品。

出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』


GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-はてなダイアリーを別ウィンドウで表示  :  リスト::アニメ作品//タイトル/か行 リスト::アニメ作品//2008年 相田裕原作のコミック(GUNSLINGER GIRL)のアニメ化第2弾。 ・TOKYO MX 2008年1月7日(月) 27:00より 毎週月曜日放送 ・テレビ大阪 2008年1月9日(水) 26:55より 毎週水曜日放送 ・中京テレビ 2008年1月16日(水) 27:14より 毎週水曜日放送 スタッフ 原作、シリーズ構成、キャラクターデザイン原案:相田裕 製作:丸山創、吉井敏久 総監督:石踊宏 監督:真野玲 キャラクタ ...

出典: 『はてなダイアリー』


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ウィキペディア(Wikipedia)記事


GUNSLINGER GIRL
ジャンル SF、ガンアクション
漫画
作者 相田裕
出版社 アスキー・メディアワークス
掲載誌 月刊コミック電撃大王
レーベル DENGEKI COMICS
発表期間 2002年5月21日 - 連載中
巻数 既刊10巻
話数 58話(1~10巻中)
テレビアニメ
原作 相田裕
監督 浅香守生
企画 片岡義朗、佐藤辰男、丸山正雄
松本慶明
シリーズ構成 武上純希
キャラクターデザイン 阿部恒
アニメーション制作 マッドハウス
製作 中山晴喜
 (マーベラスエンターテイメント
フジテレビ
放送局 フジテレビ
放送期間 2003年10月8日 - 2004年2月18日
話数 全13話
コピーライト表記 ©相田裕/マーベラス音楽出版
メディアワークス
ガンスリ製作委員会 2002
テレビアニメ: -IL TEATRINO-
原作 相田裕
総監督 石踊宏
監督 真野玲
シリーズ構成 相田裕
脚本 相田裕、浦畑達彦
音楽 大谷幸
アニメーション制作 アートランド
製作 マーベラスエンターテイメント
放送局 TOKYO MXテレビ大阪
中京テレビ
(詳細は#放送局(第二期)参照)
放送期間 2008年1月7日 - 2008年3月31日
話数 全13話
コピーライト表記 ©相田裕/メディアワークス
マーベラスエンターテイメント
ゲーム: Volume.I~III
ゲームジャンル 3Dガンアクションアドベンチャー
対応機種 プレイステーション2
発売元 マーベラスエンターテイメント
メディア DVD-ROM
プレイ人数 1人
発売日 2004年4月8日(I)
2004年6月17日(II)
2004年8月19日(III)
販売価格 各7,140円(税込)
レイティング CERO:15歳以上
コンテンツアイコン 犯罪
その他 TVアニメDVD同梱
テンプレート使用方法 ノート
画像:Logo serie manga.png
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GUNSLINGER GIRL』(ガンスリンガー・ガール、略称ガンスリ)は、アスキー・メディアワークスの雑誌『月刊コミック電撃大王』に連載されている、相田裕漫画。または、これを原作とするテレビアニメドラマCDコンピュータゲーム作品。

目次

概要

元々この作品は、相田裕が自らの同人サークル「JEWELBOX」で発行していた同人誌(同人版のタイトルは『GUN SLINGER GIRL』で、“GUN”と“SLINGER”の間に空白がある)だったが、その後上記商業誌に掲載の場を移した。2008年10月現在、単行本10巻がアスキー・メディアワークスより「DENGEKI COMICS」レーベルで発売されている。

この作品を掲載する「電撃大王」はいわゆる萌え系漫画を多く掲載する雑誌であり、本作品も美少女をメインキャストに据えるなど例外ではない。 しかし、作中の主な“敵”となるテロリストの背景を現在のイタリアの抱える社会問題を踏まえて描くなど、周囲の人々の様々な思惑や信念を丹念に描くことによって、ストーリーに奥行きを与えている。

2003年テレビアニメ化され、同年10月から2004年2月にかけて全13話がフジテレビCSで放映された。原作の2巻までのエピソードの順番を並び替えたうえ、エルザが登場するオリジナルエピソードを組み合わせ、全体に整合性の取れた物語になっているが、ストーリーの一部(義体の条件付けに関してや五共和国派関連で顕著)が説明不足であったり、五共和国派関連などの伏線が説明なしで放置されていたりもする。

また、アニメ第1期と同時期にプレイステーション2用のゲームソフトが全3部作で発売され、アニメのDVDはその特典として同梱された(1巻は5話分、2,3巻には4話分ずつを収録)。後にアニメ単体のDVD-BOXも発売されている。

2007年8月末、テレビアニメ第2期の制作が発表された。2008年1月から3月にかけて放送された同作では、「ピノッキオ」編からのストーリーが描かれた。

2008年10月にOVA1巻が発売された。原作の28、29話が描かれている。

設定・あらすじ


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


舞台は現代(もしくは近未来)のヨーロッパイタリア公益法人「社会福祉公社」は、政府の汚い仕事を代わりに行っている。その中でも作戦2課では現在表向きは障害を抱えた子供達を引き取って福祉事業に従事させることで社会参加の機会を与える、という身障者支援事業を推進する組織ということになっているが、実際は集めた瀕死の子供達を「義体」と呼ばれる強力な身体能力を持つ肉体に改造し、薬物による洗脳を施した上で、政府の非合法活動(主に武装反政府活動組織の掃討作戦)に従事させている(義体開発で培った技術を民生用義肢開発にフィードバックして実際に社会福祉にも貢献しているので世間一般には殆ど怪しまれていない)。

義体に対する薬物を使った洗脳は「条件付け」と呼ばれ、薬の過度の使用は副作用として依存症記憶障害、大幅な寿命の低下をもたらす。少女達は「条件付け」によって公社およびそれぞれの担当官への絶対的な服従心を植えつけられる、それに伴い個人差があるものの愛情に似た感情をも抱くことになる。また担当官の身の安全には極度に敏感であり、担当官の背中に投げられた吸い掛けの煙草にも反応する。いつも一緒にいることから、義体と義体担当官は二人まとめて「フラテッロ(兄妹という意味)」とも呼ばれる。(なお、寿命については単行本9巻にて2期生で大体7年が限度と説明があるが、殉職ではなく寿命に達した「義体」のデータがほとんどないため、あくまでも推測である。)

社会福祉公社と敵対する主な反政府活動組織は五共和国派(通称パダーニャ)と呼ばれるイタリア北部を拠点とする組織である。パダーニャは、北部同盟党首ウンベルト・ボッシ(Umberto Bossi)が提唱する、北部8州と中部3州(トスカーナ州ウンブリア州マルケ州)をイタリア共和国から分離独立させて「パダーニャ共和国連邦(Repubblica Federale de Padana)」を樹立する、という構想を実現する為に武力闘争を行っている。パダーニャについては、北部同盟を参照。(北部同盟そのものは、実在する極右政党であることに注意。)

登場人物

キャストは左が第1期アニメ及びゲームのもの、右が第2期アニメのものである。尚、併記のないものは第2期には登場しない人物か、まだキャストが決定していないものである。

義体

※義体の名前は担当官が命名する。女性でなるべく若い方が、脳の適応力の都合上、義体化に適しているとされる。コミック6巻以降には身体能力は若干劣るが、「条件付け」をフレキシブルにすることで寿命を倍に延ばした「2期生」が登場する。

ヘンリエッタ (Henrietta)
声:南里侑香/阿久津加菜
担当官はジョゼ。愛称は「エッタ」。純真無垢で礼儀正しいが、年齢の割に幼さが若干残る。かつては裕福な家庭で愛情を注がれて育てられていたが、一家殺害事件に遭い暴行を受け瀕死の重傷を負いながらも(その際、片眼、右手、左足を失っている)唯一生き残る。そして、精神的ショックから自殺を望んでいた所を公社に受け入れられた。子宮を摘出されており、ホルモン補充療法を受けている。聴覚が鋭い。メインアームにFN P90アマティヴァイオリンのケースに隠している所が印象的。サイドアームとして拳銃SIG P239。ヴァイオリンを弾き、ジョゼにプレゼントされたカメラを趣味とする。
ジョゼに傾倒・熱愛し彼を独占したいと思っていると共に、自分に対して今一歩踏み込まれないことから、彼の愛情を強く求めており、些細な事で感情が爆発したり情緒不安定に陥ったりする事がある。1期生の中でも「条件付け」は軽いようだが、一定以上の影響は受けている模様。ただ、それがヘンリエッタのジョゼに対して盲愛的な性格、行動にどの程度影響しているかは不明。
既に「条件付け」の不具合である健忘症の症状が出ており、一年前のことを思い出せない状態に陥っている。甘味を感じにくい味覚障害は連載初期から現れており、紅茶に砂糖を大量に入れている。
リコ (Rico)
声:三橋加奈子/塩野アンリ
担当官はジャン。彼からは完全に仕事の道具として扱われている。生まれつき全身麻痺だった為に、義体になって初めて見たり触れたりすることの出来る世界を常に新鮮に感じており、公社での生活を誰よりも自然に受け入れている。感情の起伏は少ないが、基本的に明るく好奇心旺盛(喜怒哀楽の感情のうち、「怒」だけが抜け落ちた印象すら受け、また任務中は完全に無表情になる)。作戦行動中の動きやすさを最優先しており、ショートカットに通常はズボンを着用と、ボーイッシュな格好をしている。扱う銃器は狙撃銃中心で、ドラグノフ狙撃銃での狙撃MG3を使用した後方支援を担当する他、ガリルMARベレッタSCS70/90等を用いる。拳銃はCz75のセカンドモデルを使用する。自分の身体が再び動かなくなり、ジャンに見捨てられる事に人知れず恐怖を抱いている。なお、イタリアでは本来「リコ」という名前は男性名である[1]
担当官がジャンであることから「条件付け」が最も強く施されている義体の1人と想像されていたが、その一方で他の義体には見られない、義体化以前の記憶を持つと思われる描写がなされている(コミック第2話でのモノローグおよび少年との会話より)。また、劇中でのジャンのリコに対する指導は、薬物や催眠暗示による教育よりも、過酷だが一般的な訓練に比重が置かれている。
トリエラ (Triela)
声:仙台エリ/榎本温子
担当官はヒルシャー。精神年齢が高く聡明でやや気が強く、他の義体の面倒見も良い。真面目でさっぱりした性格だが実は非常に繊細。数ヶ国語を操るなど豊富な知識と教養を持ち合わせている。ネクタイを好んで着用し、仕事ではスーツ姿が多い。1期生の中では年齢も高く、身体が成長しているため、任務によっては変装し成人女性として振る舞うこともある。義体の少女らの中では、唯一生理痛に苦しむ描写がある。ヒルシャーから貰ったテディベアを集め、名前をつけている(初期のものは白雪姫 (アニメ映画)に出てくる七人の小人に由来していたが、八体を越えてしまってからは歴代ローマ皇帝の名称がつけられるなど、それらに該当しない名前も出てくる)。戦闘力は極めて高い。銃剣等のナイフ類を扱い近接格闘もこなす他、メインアームにポンプアクションの散弾銃(ウィンチェスターM1897)を多用。サイドアームはSIG P230だが、ピノッキオに奪われている間はヒルシャーから譲り受けたSIG P232を使用していた(第3話のみバックアップ用としてH&K P7を使用)。
1期生の中では「条件付け」が最も弱い部類らしく、ヒルシャーへの感情や、今の関係の持ち方に戸惑いと複雑な思いを抱いていた。ヒルシャーはできるだけ彼女の寿命を延ばそうとしてはいるが、ピノッキオとの対戦など大きな負傷も多く、既にトリエラにも味覚異常などの依存症の影響が現れ始めている。公社についても客観的視点を持っているが、自身がここでしか生きられない事を理解している。自分の過去については「ポルノ・ムービーかスナッフ・フィルムにでも出演させられていたのではないか」と他人事のように語る程、執着していなかったが、のちにマリオ・ボッシの口から知ることとなった。その素性は自らが語った通り、ヒルシャーがユーロポール時代ラシェル・ベローと共にスナッフ・フィルム撮影現場から助けた、チュニジア出身の少女であった(ただしそれ以上の素性は作中でも不明となっている)。
クラエス (Claes)
声:小清水亜美/水野理紗
担当官はラバロ。本名はフレッダ・クラエス・ヨハンソン。担当官死亡後は、義体開発用の試験に酷使される日々を送っており、作戦からは退いている。精神年齢が高く淡白な性格で干渉を嫌うが、人付き合いは良い。ラバロから手渡された伊達眼鏡を使っている。音楽読書を好み、映画を鑑賞したり家庭菜園を作ったりと、義体開発テスト時以外は結構気ままな生活をしている。かつてはH&K VP70を使用していた。メインキャラの義体達では、唯一義体化前の経歴が作中でほとんど語られていない。1期生の中ではトリエラと共に最も身体が成長しており、化粧をすればハイティーン程度に見える。
ラバロの死後、「条件付け」の書き換えによって彼との記憶は消されたものの、彼から渡された伊達眼鏡を大切にしており他人に触られることを極端に嫌い、ペトルーシュカと一悶着を起こしたこともあった。ラバロとの訓練中に何度も湖で釣りをしたことから、湖を見ると(今のクラエス自身にとっては)理由もなく落ち込み涙を流してしまう。ただ、彼との「約束」だけは記憶を消された現在も覚えており、その約束の方が条件付けの縛りに勝っている。
アニメ版では、戦闘にあたって眼鏡を外す描写がある。また、かつてラバロが使用していたものと思われる、クラエスには似つかわしくない大きさのアナログクロノグラフウォッチを愛用している描写がされている。
アンジェリカ (Angelica)
声:寺門仁美/花澤香菜
担当官はマルコー。愛称は「アンジェ」。本名はアンジェリーナ。両親により保険金殺人を目論まれ轢殺に遭うが、一命を取り留めた。性格はおっとりとして優しい。仕事の意欲はあるが、義体化が最も初期で、早くに薬の副作用が発現した為不安定であり、実戦に投入される機会が少なくなっていた。マルコーと過ごした記憶も障害によって断片的になっており、その事実に向き合う事を嫌ったマルコーからは、次第に冷たく遇されていた。メインアームにステアーAUGを使用。拳銃はベレッタM84を使用(第23話のみフラッシュライトを搭載したステアーM9を使用)。
末期には健忘症の傾向が激しくなると同時に、半年以上前の昔の記憶をつい最近のことのように思い出したり、義体になる前の記憶が夢として戻る等、記憶と認識の混乱した現象が見られた。その最中、パダーニャによる官庁を狙った車両テロが発生し、マルコーと共に警戒に当たっていたアンジェリカは自らを盾にしてマルコーを護り、重傷を負う。脳への負担を承知の上で彼女の身体は修復され、回復も早かったが記憶の混乱も激しくなり、脳の状態から「寿命」が近いことが判明した。やがて昏睡に陥り、以前飼っていた犬との対面で一時的に目が覚めるが再び昏睡。再び目覚めた時には記憶が完全に錯乱し、マルコーのことすらも忘れてしまっていたが、その時枕元にいたマルコーに、すでに忘れてしまっていた『パスタの国の王子様』の物語を最後まで語り聴かせた後、脳死、息を引き取った。遺体は公社敷地内の修道院跡に埋葬された。
ペトルーシュカ (Petrushka)
声:坂本真綾
機能強化目的義肢・サイバネティクス試験体XB11-01。愛称は「ペトラ」。担当官はアレッサンドロ。義体の2期生となる。何事にも一生懸命で前向きな性格で、素体の頃からの習慣なのか、毎朝のストレッチが日課。1期生の外見がロウティーンだったのに対して、登場する主要な義体の中でも最も背が高く、アレッサンドロとの対比で、従前の身長より高くなっており、彼女の外見は担当官の意向でミドルティーンに設定されている。また、条件付けに強い縛りをかけないという2期生のコンセプトにより素体の影響を強く受けている上、忠誠心により強制された気持ちではなく、サンドロに関する検査質問に「愛しい人です…」と答える様に、条件付けではない愛情が見られ、女心を語るなど他の義体(1期生)とは一線を画している面がある。使用武器はスペクトラ M4、薄着など服装の都合でSMGが携行出来ない場合はタウルスPT-92も使用する。
尚、同人誌時代の『GUN SLINGER GIRL』にも登場しており、その時は黒髪で名前も「ペトロシュカ」だった。特徴的な記号が長い黒髪で、アンジェリカと印象が重なるため、当初はキャストから外されたことが著者によって明かされている。
元の名前はエリザヴェータ・バラノフスカヤ。愛称は「リーザ」。バレリーナを目指していたが、足に出来た骨肉腫に伴う足の切断が原因で将来を悲観、投身自殺を図った後、義体の素体として回収される。エリザヴェータの時は金髪で華奢かつ身長も低かったが、義体に改造された際に顔の成形と、身長と体格に手が加えられ、頭髪も赤毛にされた。
エルザ・デ・シーカ (Elsa De Sica)
声:能登麻美子
担当官はラウーロ。思いつめる性格で、他の義体達とは一切関わろうとせず、会話もほとんどしなかった。ラウーロに全ての愛情を向けるものの、彼からの愛情が無かった。その結果として悲劇的な行動を取ってしまう。原作では登場した時点で既に死亡していたが、アニメでは彼女の死に至るまでの「事件」を描いた。SIG 550およびSIG 552を使用。
ベアトリーチェ (Beatrice)
声:なし/伊瀬茉莉也
担当官はベルナルド。愛称は「ビーチェ」。嗅覚が鋭い。ベルナルドが饒舌なのに対し、無感情とも取れる対応をしている。アニメ第2期では、情感が薄いことが本人の口から語られている。マイクロUziを使用。戦闘での活躍が見られるのは1話のみで、総合的な登場回数は非常に少ない。
ピア
声:田中小百合
PS2版ゲーム三部作のみに登場するオリジナルキャラクター。担当官アーネストと共に公社から脱走、五共和国派への亡命を図る。

義体担当官

ジョゼ
声:木内秀信/三戸耕三
ヘンリエッタの担当官。ジャンの弟。フルネームはジョゼッフォ・クローチェ。元は軍警察(カラビニエリ)の憲兵隊に所属していた。過去に「クローチェ事件」で検事だった父[2]を含む家族のほとんどを亡くしている。ヘンリエッタには妹のように接しているが、逆にそのことが自身の負担になっている面もあり、義体の運用や「条件付け」についてジャンと対立することもある。42話に登場した際は髪を伸ばしていたため、傍からみれば別人のような風貌になっていた。拳銃は第7話でFN Five-seveNを使用しているが本人の物ではなく、普段何を携行しているか不明。ポルシェ・ボクスターに乗っているが自家用車公用車かは不明。
「クローチェ事件」で失った妹エンリカに溺愛されていた過去があり、ジョゼもそれを受け入れていた模様。無意識のうちにヘンリエッタをエンリカと重ねているとも取れる行動を示す時がある。「エンリカ(Enrica)」と「ヘンリエッタ(Henrietta)」は同じ由来をもつ名前である。
ジャン
声:宮本充/子安武人
リコの担当官。義体担当官のリーダーで、現場では無線で担当官への指示を行う。ジョゼの兄。元は軍警察大隊所属でラバロの部下だった。義体の「条件付け」に対して何の躊躇いも無く、リコに対しては冷たく接しているが、リコは自身の言う事を守っているだけで、他のどの義体よりも長く生きられるのではないかと考えている描写もある。仕事には厳しく、拷問相手に過剰な暴力を振るうなど、目的の為には手段を選ばない冷酷な性格に見える。ただし6巻以降は以前よりも感情的になる場面が多くなり、リコの扱いにも変化が見られるようになった。使用拳銃はFN ブローニング・ハイパワーメルセデス・ベンツCLクラス、又たまにGクラスに乗っているが自家用車か公用車かは不明。
ソフィアという婚約者がいたが、「クローチェ事件」で失っている。そのため、今の仕事は五共和国派に対する個人的な復讐も兼ねている。表向きは軍から離れたことになっているため、ソフィアの墓の前で偶然出会ったソフィアの弟からなじられる一幕もあった。またジョゼとヘンリエッタの関係が、かつてのジョゼとエンリカの関係に重なっていることを密かに危惧している他、ジャン自身もエンリカの影響を少なからず受けており、6巻ではエンリカの幻影に向かって、激高しながら人間の弱さを認めるという場面もあった。なお「リコ」は男性名Enricoの短縮形であり、女性名にすると「エンリカ(Enrica)」になる。
ヒルシャー
声:江原正士/松風雅也
トリエラの担当官。ドイツ人。本名はヴィクトル・ハルトマン。元は欧州刑事警察機構(ユーロポール)児童虐待取締班に派遣されたドイツ警察の警官。ユーロポール時代に遭遇した事件(「カモッラの虐殺」)に大きな影響を受けており、それがトリエラとの関係に悩む一因になっている。生真面目な性格で、条件付けにも反対しているが、これもまたトリエラとの関係を複雑にしてしまっている。拳銃は第1話ではH&K USP、第3話ではH&K MARK 23を使用しているが、第15話以降はSIG P232を使用している。メルセデス・ベンツEクラスステーションワゴンに乗っているが自家用車か公用車かは不明。父親に勘当されているが、母親は今でも彼のことを気遣っており、早くドイツに戻ってくるよう説得しているようである。
ユーロポール時代に、単純な使命感で児童を対象にしたスナッフ・フィルムの暗部に介入し、足を洗いたがっていたカモッラ幹部のマリオ・ボッシから情報を得る。その頃知り合った同僚の監察医ラシェル・ベローと共にアムステルダムの殺害撮影現場へ上司に無断で潜入を行うが、ラシェルは少女の一命を救いながらも殉職してしまう。しかし、昏睡から回復しない少女の治療のため、マリオと共に独断でオランダからイタリアに移送しユーロポールに背信した。この時助けた少女が、後のトリエラであることが明らかになっている。戦闘用とは知らずに彼女を義体化させてしまい、事実を知って激昂するも、ジャンに取引を持ちかけられ(トリエラの身分と自身の命の保証)公社に籍を置いた。
ラバロ
声:堀内賢雄/同左
クラエスの担当官。脚を負傷して軍警察を退役した。退役時の階級は大尉。軍警察へ復帰するために3年間だけという条件でジャンの誘いで義体担当官になった。クラエスに対しては「興味がない」と言いつつも、次第に父親のような愛情で接した。彼もまた条件付けの件でジャンと対立し、その結果、社会福祉公社の実態をマスコミに公表しようとするが、その直前「ひき逃げ」に遭い、死亡した。
マルコー
声:井上倫宏/矢尾一樹
アンジェリカの担当官。フルネームはマルコー・トーニ。目の負傷を理由に内務省治安作戦中央部隊(NOCS)を解任され、ビアンキの紹介により社会福祉公社に入った。根は真面目で明るく、当初はアンジェリカには熱意を持って接していたが、次第に副作用が現れてきたアンジェリカに対して自らの無力さを感じている。パトリツィアの元恋人。使用拳銃はステアーGBフィアットクーペ・フィアットに乗っているが自家用車か公用車かは不明。
検査などを嫌がるアンジェリカの気を紛らわすために、公社の職員、果ては恋人のパトリツィアを巻き込んで『パスタの国の王子様』という童話を作り上げるが、「条件付け」の副作用により記憶を失ったアンジェリカを見てマルコーは失望し、パトリツィアとの仲も破綻する。以来、アンジェリカへの対応を含め、何事に対しても冷めた見方や態度をとるようになってゆく。しかし、アンジェリカが息を引き取る間際、『パスタの国の王子様』を彼に語って聞かせ、マルコーは慟哭する。
アレッサンドロ
声:白石稔(ドラマCD)
ペトルーシュカの担当官。フルネームはアレッサンドロ・リッチ。通称サンドロ。公安部出身。伝説の諜報員「機械(マッキナ)」ロッサーナに見出された直弟子で、仕事では調査対象に近しい女性と肉体関係を作り情報を得ることを専門に行っていた。軽薄そうに振舞うこともあるが、根は真面目。かつての経験から自身を別人に見せかけることに長ける。相手の仕種や会話などからその人物の背景を見抜く抜群の人間観察能力を持つ。敵であろうと不必要に傷つけることを好まない。ペトラにはロボットではなくパートナーであることを望んでいる。使用拳銃はベレッタM92ダイムラースマートに乗っているが自家用車か公用車かは不明。
ロッサーナの私室を見た数少ない一人。自らの人格の空白を埋めるため、あらゆる知識と経験を溜めていったロッサーナの姿を真似るかのように、アレッサンドロも知識を蓄えていく。その結果、彼の私室はロッサーナのそれと同じく倉庫同然のような状態になってしまった。また、相方となる義体(ペトルーシュカ)を構築する際、ロッサーナが赤髪であったため「赤髪だけにはするな」とリクエストしている。しかしそのリクエストは見事に裏切られることになる。アレッシオ・リッピの偽名を名のる時もある。
ラウーロ
声:津田英佑
エルザの担当官。自分に対して忠誠と愛情を注ぐエルザに何の感情も持たず、彼女を単なる道具として扱った。そんな彼の態度がエルザを追い詰め、二人に悲劇的な最期をもたらすことになる。原作コミックではその人物像も、銃弾で片方の眼球と周辺が消し飛んだため顔すら分からなかったが、アニメ版(第一期)において生前ジョゼと飲んでいた時の言動は、義体に対しては否定的ではあったが、人間関係へのフェアな姿勢を感じさせるものであった。
ベルナルド
声:なし/中野裕斗
ベアトリーチェの担当官。軽めな性格で、おしゃべり好き。脇役として数回登場しているが、担当官として登場したのは1話のみ。
アーネスト
声:内藤玲
PS2版ゲーム三部作のみに登場するオリジナルキャラクター。担当の義体ピアと共に公社から脱走、五共和国派への亡命を図る。

他の社会福祉公社作戦二課課員

ロレンツォ
声:家中宏/てらそままさき
社会福祉公社作戦二課の課長。内務省出身。
フェッロ
声:中川里江/同左
無愛想な作戦二課員。
オリガ
声:尾小平志津香/加藤沙織
大柄な作戦二課員。ロシア人。大使館付の諜報員の経験があるらしく[3]私服警官の尾行を撒くのは日常茶飯事だったらしい。
プリシッラ
声:鈴木真仁/高橋まゆこ
陽気な作戦二課員。自称「愛の堕天使」。作中で元財務警官であったことがジョルジョの口から語られている。アンジェリカに自分を「プリシッラちゃん」と呼ぶように言い聞かせている。また、薬切れを起こしたアンジェに手首を折られた事がある。愛車はフォルクスワーゲン・ニュービートル
ジョルジョ
声:下崎紘史/同左
作中の描写から陸軍の出身と思われる。オリガから『馬鹿ジョルジョ』と呼ばれるだけあり、直線的で前向きな男。
アマデオ
声:前田剛/細谷佳正
作中の表現から海兵隊の出身と思われる[4]。自称「愛の伝道師」。過去にジョルジョとナイフを使うケンカをし、その際アンジェリカが止めに入っている。ジョルジョとアマデオはこの件の責任を取る形で一時「出張」させられている。

社会福祉公社作戦部

モニカ・マリア=ペトリス
声:
社会福祉公社作戦部の部長。首相とも太いパイプを持つ。

社会福祉公社作戦一課課員

ピエトロ・フェルミ
声:池田秀一
社会福祉公社作戦一課の課員、ラウーロとエルザの事件を調査。
エレノラ・ガブリエリ
声:水野理紗
社会福祉公社作戦一課の課員、ラウーロとエルザの事件を調査。
ドラーギ
声:小村哲生/辻親八
作戦一課の課長。義体について否定的な見解を持っており、作戦二課を疎ましく考えている。
ジェレミア
声:なし / 川本成
作戦一課員、フランカを拘束するもピノッキオ、フランコと交戦し死亡。過去に爆弾テロに遭う。
イルマ
声:なし / 柚木涼香
作戦一課員、フランカを拘束するもピノッキオ、フランコと交戦し死亡、対人地雷の罠に使われる、また過去に爆弾テロに遭う。
マティアス
声:なし / 上田陽司
作戦一課員、フランカを拘束するもピノッキオ、フランコと交戦し死亡。

社会福祉公社公安部

ロッサーナ
公安部の伝説的な工作員、諜報員。ローマのコロッセオでたまたまアレッサンドロと出会い、人間観察能力を見込んで公安部に引き入れ、自ら師となった。アレッサンドロ以上に人間を観察し、見抜く能力があり、潜入工作をする際にもそれぞれ別の人格を作り上げることに秀でていた。それですぐに笑顔で男を陥れることができていたため、「機械(マッキナ)」と呼ばれていた。
仕事で肉体関係をもった男(政治家)との子ができてしまったため、密かに公社を離れてシエーナ県の農村(詳細なコムーネは明らかにされていない)に移り、やがて産まれた娘をビアンカと名づけ[5]育てながら隠居生活を送っていたが、ビアンカの父親が北部分離派で力をつけてきたため、アレッサンドロとペトラの協力のもとビアンカと共に国外に逃亡した[6]
幼少時から自らの人格を空虚なものだと考えていたため、心の空白を埋めるべく膨大な知識と経験を身につけていった。その為、私室は各種の書籍類で埋め尽くされた倉庫と化していた。それでもロッサーナは満たされることがなく、依然として空虚なままの自分を自嘲すらしていた。妊娠したことをきっかけにシエーナの農村に身を隠したロッサーナは、娘ビアンカと暮らすことでようやく自分の存在を得ることができた。
レスキリアン
対五共和国派専門の公安1課長。アレッサンドロ、ロッサーナのかつての上司。自身を「善良な個人であり、邪悪な組織人」と評する。

社会福祉公社技術部

ベリサリオ
義体の条件付けを担当する。
博士号を4つ持っている。
ビアンキ
声:山崎たくみ/真殿光昭
義体のカウンセリングを担当する。
マリアンナ
脳機能マッピングを専門とする。
ジリアーニ
義体の義肢開発を担当する。
ルイ・デュヴァリエ
義体の外見デザインを担当する。
ベルゴンツィ
声:なし/鈴木正和
人工循環器の研究を専門とする。

五共和国派(パダーニャ)

ジャコモ=ダンテ
クローチェ事件の主犯。ジャン、ジョゼの復讐の相手。長らく国外へ逃亡していたが、新たなテロを引き起こすためイタリアへ舞い戻る。パダーニャの各派を糾合するリーダー性、カリスマ性を持っている。
フランカ
声:横山智佐/平田絵里子
五共和国派に与するテロリスト。爆弾製作を得意とする。フランコと組んで活動している。本名はカテリーナ。裕福な家庭の生まれであったが、冤罪をかけられ獄中死した父のために何度も裁判に挑んでいたが何も進展せず、政府を恨むテロリストとなった。愛車はアルファロメオ・2600スパイダー
クリスティアーノとフランコと共に国外への脱出を試みるも、公社の襲撃に遭い致命傷と思われる傷を受けた上、車ごと川に転落。パトリツィアとは大学時代の友人関係にあたる。彼女に当時警官だったマルコーを紹介したことがきっかけで、二人は交際を始めた。
フランコ
声:園岡新太郎/安元洋貴
五共和国派に与するテロリスト。爆弾製作を得意とする。フランカと組んで活動している。フランカの爆弾作りの師匠。
クリスティアーノとフランカと共に国外へ脱出を試みるも公社の襲撃に遭い、フランカやクリスティアーノとともに車ごと川に転落。
ピノッキオ
声:なし/岸尾だいすけ洞内愛(幼少期)
五共和国派の殺し屋。一流のナイフ使い。初めての仕事での出来事から女の子が苦手になった。高い身体能力と天才的な殺人の才能を持ち、トリエラに一度は完勝するも、前述のトラウマゆえにとどめを刺す事ができなかった。登場当初は感情を何処かに置き忘れて来たかのような青年だったが、フランカとフランコとの交流や、クリスティアーノの危機に際して人間性を取り戻して行く。サレス少佐と並んで、戦闘能力において義体と対等以上に渡り合った数少ない生身の人間。
復讐に燃えるトリエラとの再戦で死闘を演じ、彼女が生身の身体であったならば幾度となく絶命せしめるほどのダメージを与えたにも関わらず、義体の常識外れな頑強さゆえに通常ではあり得ない反撃を受け、ほぼ相打ちの形で敗北する(頸部に重大な損傷を受けた描写がある)。
クリスティアーノ
声:龍田直樹/うえだゆうじ
五共和国派の正統派派閥ミラノ派の幹部。配下の用心棒ジョンと共にピノッキオを育てる。
フランカ達と共に国外へ脱出を試みるも公社の襲撃に遭い、フランカ、フランコとともに車ごと川に転落した。
ジョン・ドゥ
声:なし/樫井笙人
クリスティアーノの配下の用心棒兼殺し屋。自称「元CIA」。ピノッキオの暗殺技術の師匠でもある。暇なときは車の上で寝て、銃撃戦の最中でも酒を手放さないなど奇行が目立った。ピノッキオのエピソードが始まる以前に抗争で亡くなっている。
なお「ジョン・ドゥ」は、アメリカで本名が明らかになっていない男性に対する便宜的な呼び名として用いられる名前でもある。参考:名無しの権兵衛en:John Doe
レオナルド・コンティ
声:なし/高階俊嗣
雑誌記者で、福祉公社についてパトリツィアと調べていた。実は五共和国派であり、それがマルコーに発覚した際、パトリツィアを人質にしたが、アンジェリカの活躍により逮捕された。
マルカントニオ・アバド
軍警察第1パラシュート連隊「トスカニア」所属の憲兵中尉。ジョゼの憲兵隊時代の同期。母親をデモ集会の鎮圧の際殺され、身内である軍警察に復讐するために武器密輸に関与するが、公社のジョゼを使った作戦により逮捕される(アニメ版ではジョゼたちとの銃撃戦の末に死亡)。

ボリショイ・バレエ学校

エリザヴェータ・バラノフスカヤ
声:坂本真綾
ボリショイバレエ学校で一流バレリーナを志すロシア人(ベラルーシ出身)の少女。愛称はリーザ。努力を惜しまない性格だが、バレリーナとしては身長が低いことに悩んでいた。しかしながら技術的には評価が高く、校長のイリーナ・トルスカヤも彼女に入れ込んでおり、地元のTV局からも取材を受けるほどだった。脚の骨折を度々起こしたことから、精密検査を行ったところ骨肉腫が判明し[7]脚を切断、将来に絶望し病院の屋上から投身自殺をはかった。
一命を取りとめた彼女は公社に回収され、義体・ペトルーシュカとして改造される。自殺未遂前(正しくは手術前)に一度、偶然アレッサンドロと会ったことがあるが、アレッサンドロはペトルーシュカがリーザであったことは知らず、ペトルーシュカも当然その出来事を憶えてはいない。
イリーナ・トルスカヤ
ボリショイ・バレエ学校の校長。彼女自身もリーザと同じく低身長のバレリーナだったが、持ち前の努力により成功を得る。当時の若いころの写真は、校内の廊下に展示されている。バレエを愛し、日々努力し成長し続けるリーザを見守っていたが、リーザの脚に骨肉腫ができた事実を知り大きなショックを受け、イタリアでの治療に一縷の望みを賭けた。
ナターシャ
ボリショイ・バレエ学校の女生徒。その踊りは非常にレベルが高く、また長身で体格にも恵まれているため、おそらく学校一の実力を持つバレリーナといえる。しかし自分の実力に過信することなく、普段はおとなしい性格だが踊り始めると人が変わったように情熱的な演技を見せるリーザに素直に感銘を受けている。アレクセイいわく、ナターシャの踊りは「完璧だが、マイムの教本どおりすぎてつまらない」とのこと。
アレクセイ
ボリショイ・バレエ学校の男子生徒。リーザとは幼馴染。身長が低いことに悩み続けるリーザを、いつも明るく励ましている。しょっちゅう練習をさぼっているという表記が見られるが、発表会の『白鳥の湖』ではジークフリート王子役に選出されていたことから、バレエダンサーとしての技術は相当であることがうかがえる。骨肉腫の治療のためにロシアを離れる直前のリーザに「好きだ」と告白し、バレエ学校卒業後も団員となってリーザを待ち続けることを誓った。

その他

エミリオ
声:サエキトモ
ホテルのボーイ。作戦のためにホテルに潜入していたリコに好意を寄せるが、暗殺現場から逃走するリコを目撃したため彼女に殺害される。
パトリツィア
声:渕崎ゆり子/能登麻美子
マルコーの元恋人。出版社に勤めている。マルコーがアンジェリカに話した創作童話『パスタの国の王子様』を絵本にして出版し評判となり、シリーズとして3作作られた。『パスタ王子とピッツァ姫』はそのうちの1作。マルコーが自分に話せない事情を抱えていると察知し交際を解消した。
マリオ・ボッシ
声:長島雄一/同左
カモッラの元幹部でヒルシャーの知人。カモッラから逃れるためヨーロッパを転々としている。エピソードの中で世話になったトリエラにクマのぬいぐるみを送る。
組織の人身売買活動にも加担していたが、娘の成長をきっかけに改心。その情報を提供したことによりユーロポール時代のヒルシャーから便宜を図られていた模様。のちにヒルシャーと再会した際も義体の存在を知らされるなど依然として関係は続いていた。
なおトリエラが使用している散弾銃は、もともとはマリオが所有していた物のようである。
マリア(ミミ)・マキャヴェリ
声:藤森多哉
マリオの娘。ナポリで一人暮らしをしているが、クリスマスの時などはマリオがやって来るようである。マリオから送られたクマのぬいぐるみを集めていて、ぬいぐるみにサッカーのポジションを決めているらしい。
身辺警護として自宅で拘束されていたところ、警護していたトリエラとヒルシャーに手錠をかけ逃げ出そうとする。
ラシェル・ベロー
声:なし/小松由佳
ヒルシャーのユーロポール時代の同僚。パリ警視庁から出向していた監察医だった。「カモッラの虐殺」と呼ばれるスナッフ・フィルム製作について調査するためヒルシャーとともにアムステルダムの撮影現場へ潜入を試みるもそこで起きた戦闘で腹部に銃撃を受け、被害者少女(トリエラ)の命と引き換えに殉職した。
サレス少佐
声:なし/乃村健次
軍警察(カラビニエリ)の特殊部隊GIS(Groupe Interventional Speciale、特殊介入部隊)の一員で格闘技に秀でている。ピノッキオに敗北したトリエラの訓練を引き受けた。他の隊員がトリエラに軽くあしらわれていく中、彼女の欠点を見出すことができた唯一の人間で、トリエラを完膚なきまでに負かして「あのウサギ」と言ってのけたほどの実力の持ち主である。サレスの指導のもと、トリエラは更に格闘能力を高めていった。
ロベルタ・グエルフィ
「クローチェ事件」の共犯者に関する裁判を担当していた検事が暗殺され、その後を引き継いだ若手女性検事。五共和国派に命を狙われ、作戦二課に護衛される。前任の内務省情報局の担当官には、政府からの暗殺にも気をつけるよう言われる。実際アレッサンドロはそれに類する発言をしている。そしてTVクルーを装った五共和国派の襲撃に遭い被弾するが、ヒルシャーとトリエラ、ペトルーシュカの活躍により命を取り留める。
裁判終了後はほとぼりを冷ます為、ナポリ検察へ異動する。ヒルシャーとは連絡を取り合っていたようで、再会した折には「ヴィクトル」「ロベルタ」とファーストネームで呼び合い、悩みを相談するなどかなり親しい仲となっているようである。

登場する車両

本作品には実在の車両が多数登場する。各人物の紹介の中にも記載してあるが、個人用以外ではランチア・デルタ HF インテグラーレアルファロメオ・145アルファロメオ・147BMW・X5など、1コマのみの登場や背景での描写でもランチア・イプシロンフォルクスワーゲン・ゴルフなど、欧州車を中心に非常に多くの自動車が描かれている。

単行本

相田裕著、アスキー・メディアワークス刊

各話のサブタイトル

(単行本第1巻収録)
  • 第1話 天体観測
  • 第2話 Love thy neighbor
  • 第3話 THE SNOW WHITE
  • 第4話 エルザ・デ・シーカの死(前編)
  • 第5話 エルザ・デ・シーカの死(後編)
(単行本第2巻収録)
  • 第6話 A kitchen garden
  • 第7話 Ice cream in the Spanish open space
  • 第8話 歓びの歌
  • 第9話 How beautiful my Florence is!
  • 第10話 パスタの国の王子様(前編)
  • 第11話 パスタの国の王子様(後編)
(単行本第3巻収録)
  • 第12話 Kaleidoscope
  • 第13話 ピノッキオ(1)
  • 第14話 ピノッキオ(2)
  • 第15話 ピノッキオ(3)
  • 第16話 Sever chains of retaliation
  • 第17話 Retiring Tibetan Terrier
(単行本第4巻収録)
  • 第18話 Tiny joy,tearless grief
  • 第19話 ミミ・マキャヴェリ
  • 第20話 トスカ
  • 第21話 「賢い蛇、純真な鳩」
  • 第22話 She is a flower that blossoms in bona fides.
(単行本第5巻収録)
  • 第23話 泡沫
  • 第24話 カテリーナ
  • 第25話 ピノッキオ(4)
  • 第26話 ピノッキオ(5)
  • 第27話 ピノッキオ(6)
(単行本第6巻収録)
  • 第28話 Dum spiro,spero.
  • 第29話 Fantasma
  • 第30話 Reincarnation
  • 第31話 ボリショイ・バレエ学校
  • 第32話 視線
(単行本第7巻収録)
  • 第33話 彼女の箱庭
  • 第34話 約束
  • 第35話 Lingering hope
  • 第36話 The sheep and the goats
  • 第37話 勇者は恐れず
(単行本第8巻収録)
  • 第38話 黒鳥の舞
  • 第39話 レディ・ロッソ(1)
  • 第40話 レディ・ロッソ(2)
  • 第41話 レディ・ロッソ(3)
  • 第42話 マインド・スピーチ
  • 第43話 レディ・ロッソ(4)
  • 第44話 レディ・ロッソ(5)
(単行本第9巻収録)
  • 第45話 クレプスコロ(1)
  • 第46話 クレプスコロ(2)
  • 第47話 クレプスコロ(3)
  • 第48話 クレプスコロ(4)
  • 第49話 3つの抱擁
  • 第50話 2つの想い
(単行本第10巻収録)
  • 第51話 灯
  • 第52話 暗殺任務
  • 第53話 再会
  • 第54話 告白
  • 第55話 善意の花
  • 第56話 鳥籠に還る
  • 第57話 ヴェンデッタ(1)
  • 第58話 ヴェンデッタ(2)

テレビアニメ

第1期

2003年10月から2004年2月までフジテレビで放送。全13話。

スタッフ

  • 原作:相田裕
  • 監督:浅香守生
  • 製作:中山晴喜
  • シリーズ構成:武上純希
  • キャラクターデザイン:阿部恒
  • 総作画監督:阿部恒、石井久美(第12話のみ)
  • 銃器デザイン:安田好孝
  • プロップデザイン:香月邦夫、室井ふみえ(第4話 - )
  • 美術監督:池田尚
  • 色彩設計:角本百合子
  • 撮影監督:宮田崇弘
  • 音響演出:平光琢也
  • 音楽:佐橋俊彦
  • 助監督:川村賢一
  • プロデューサー:浜野貴敏、吉本聡、渡辺和哉、大井守
  • アニメーション制作:マッドハウス
  • 制作:マーベラスエンターテイメント、フジテレビ

主題歌

オープニングテーマ
『THE LIGHT BEFORE WE LAND』
作曲:デルガドス(The Delgados)
この曲はアニメオリジナルではなく、デルガドスのアルバム『HATE』に含まれている。後にエンディングテーマとあわせてシングルリリースされ、サントラにも収録された。
この曲は頻繁に音が割れるため、「音割れOP」と評されることも多い。ミックスの際の不備と勘違いされることもあるが、これはミックスのデイヴ・フリッドマンが得意とする音圧を強制的に上げることによるノイズ・アレンジである。

エンディングテーマ
『DOPO IL SOGNO 〜夢のあとに〜』
作詞:うえのけいこ 、作曲:佐橋俊彦、編曲:佐橋俊彦・三村奈々恵、歌:op.(オーパス)、
曲はガブリエル・フォーレの歌曲『夢のあとに』の編曲である。フォーレの名前はTV放映版・DVD収録版でも表記されていないが、サウンドトラックCDのブックレットにはフォーレのインスパイアである事が明記されている。TV放映版・DVD収録版の歌詞はヘンデルの歌劇『リナルド』から、「私を泣かせてください」の歌詞の一部分をそのまま引用したものだが、サウンドトラックに収録されている同曲の歌詞は、TV放映版・DVD収録版とは全く異なる。サウンドトラック版の歌詞ではフランチェスコ・ドゥランテのアリア「清き乙女」からの一部引用が見られる。

挿入歌
『Woke From Dreaming』
作曲:デルガドス(The Delgados)
挿入歌(第7話)
上と同様に『HATE』に収録されている。

サブタイトル

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 兄妹
- fratello -
武上純希 浅香守生 川村賢一 香月邦夫
2 天体観測
- orione -
有冨興二
3 少年
- ragazzo -
武上純希
植野慶子
小島正幸 依田正彦 今里佳子
4 人形
- bambola -
筆安一幸 青山浩行 中村亮介 石井久美
5 約束
- promessa -
砂山蔵澄 片渕須直 太田雅彦 室井ふみえ
6 報酬
- gelato -
武上純希 岩永彰 渡辺和夫
7 守護
- protezione -
植野慶子 おざわかずひろ 丸山泰英
8 御伽噺
- Il Principe del regno della pasta -
筆安一幸 佐藤真二 白石道太 松崎一
9 彼岸花
- Lycoris radiata Herb -
植野慶子 川村賢一 香月邦夫
10 熱病
- amare -
筆安一幸 山本沙代 山本善哉
11 恋慕
- febbre alta -
駒井一也 千葉大輔 石川洋一
12 共生
- simbiosi -
武上純希 古橋一浩 山口武志 Lee Si Min
13 流星
- stella cadente -
浅香守生 川村賢一 山本善哉
阿部恒

放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送区分 備考
関東広域圏 フジテレビ 2003年10月8日 - 2004年2月18日 水曜 27時48分 - 28時18分 FNS系列
日本全域 アニマックス 2003年11月14日 - 2004年2月20日 金曜 23時00分 - 23時30分 CSチャンネル リピート放送あり
BS11 2008年1月5日 - 3月29日 土曜 24時30分 - 25時00分 衛星放送 ANIME+枠内
AT-X 2008年11月20日 - 木曜 09時30分 - 10時00分 CSチャンネル