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LAST EXILE とは?

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LAST EXILE』(ラストエグザイル)はテレビアニメ作品。また、制作プロダクションであるゴンゾ・ディジメーションの10周年記念作品でもある。2003年4月7日から同年9月29日までテレビ東京系列で放送された。全26話。

出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』


LAST EXILEはてなダイアリーを別ウィンドウで表示  :  リスト::アニメ作品//タイトル/ら行 2003年4月より、テレビ東京系列で放映。 ストーリー 産業革命時代の雰囲気を色濃く残した世界、プレステール。 そこに住むクラウス・ヴァルカ(15歳)は、父の残したヴァンシップ(小型飛行艇)を使って、幼なじみのラヴィ・ヘッド(15歳)とともに空の運び屋をしていた。 彼らの夢は、父達が越えることのできなかった、はるか上空の巨大な嵐・グランドストリームを越えること。だがある日、謎めいた少女アルヴィス・ハミルトン(11歳)を空中戦艦シルヴァーナに送り届ける依頼を受け ...

出典: 『はてなダイアリー』


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おすすめ度5.0(全レビューの平均)放映当時から好きだったこともあり、DVDが発売したとき買おうかどうしようか悩んでいたのですが、今回のBOX発売で決心がつきました。26話が一気に見れるのもありますが、おまけの品々の豪華さにも惚れました。通常版にも付属する設定資料でさえ涙ものなのに、この限定版は、村田さんのイラスト(大体ポストカードサイズ)に加え、タチアナのヴァンシップが付属する。このヴァンシップ、とても「おまけ」等と言うことが出来ないその出来栄えは、脱帽もの間違いなし。ここまで付属品に関して述べましたが、作品自体の出来もよいものです。村田さんの可愛くもカッコイイキャラクター達、今見ても決して引けをとらない3DCG、それに負けることのない確かな作画の2D、見れば見るほどのめり込むストーリーと、クオリティーの高さを改めて実感しました。この限定版でなくとも「ラストエグザイル」という作品自体は、見ておくことをお勧めします。  (GUMP さんのレビュー)

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おすすめ度4.0(全レビューの平均)




ウィキペディア(Wikipedia)記事


LAST EXILE』(ラストエグザイル)はテレビアニメ作品。また、制作プロダクションであるゴンゾ・ディジメーションの10周年記念作品でもある。2003年4月7日から同年9月29日までテレビ東京系列で放送された。全26話。

目次

作品概要

きわめてクオリティの高い3DCGと2Dアニメーションの融合で話題となった。根強いファンが多く、2007年11月21日にDVD-BOXが発売された。

あらすじ

「アナトレー」と「デュシス」の2国が戦争を行い、それを超技術組織『ギルド』が調停することで成り立っている世界プレステール。

アナトレーに住むクラウスラヴィは自分たちの父親が残した「ヴァンシップ」と呼ばれる小型飛行艇を駆使して空の運び屋を営んでいた。

そして父親たちが超えることの出来なかったグランドストリームと呼ばれる大きな嵐をいつか越えることを夢見ていた。

そんなある日、前線で戦う空中戦艦に家族からの手紙を届ける仕事を引き受ける。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


登場人物

アナトレー

グランドストリームが隔てたプレステールの世界の片側に存在する帝国。皇帝の下に貴族が権力を振るう君主制国家。高地に住居をかまえる事が権力の象徴であり、皇帝の居城はアナトレーで一番高い山の頂上にある。水は貴重品で平民は貴族の排水をろ過、浄水し利用している。そのうえ気象制御装置の異常によって熱帯化が進んでおり、水の価値が一層高騰する事態となっている。

クラウス・ヴァルカ(浅野まゆみ
本作品の主人公。低血圧で朝に弱くラヴィからは“ねぼすけ”とよく言われている。普段はのんびり屋だがヴァンシップでの仕事などはしっかりとこなし、やるときはやる性格。虫が苦手。ノルキアのヴァンシップ組合に所属しており、大人顔負けの飛行記録を持つ。インメルマンターンとシザーズを得意としており、ディーオからは“インメルマン”と呼ばれる。
父親達の果たせなかった、グランドストリームを越えることを夢見ながら日々の仕事をこなしていたが、アルヴィスをシルヴァーナまで届ける任務を引き継いだ事から世界の大きな流れに巻き込まれていく。
初めはヴァンシップを戦いの道具として扱うことに抵抗を感じていたが、ギルドとの戦闘を経てアルヴィスとラヴィを守りたいという気持ちから自らシルヴァーナに残る決意をする。
ラヴィ・ヘッド(声:斎藤千和
クラウスのナビで幼馴染。常に元気な女の子でのんびり屋のクラウスを引っ張っている。しかし戦闘を経験してからはシルヴァーナに残る決意をしたクラウスのナビを辞退するなど、普段は強がっているが(物語後半では特に)女の子らしい部分を見せる。クラウスとラヴィの父親がパイロットとナビという関係だった為、クラウスとラヴィも自然にそういう関係になった。
クラウス同様、グランドストリームを越えることを夢見ている。クラウスがシルヴァーナにて戦闘に出るようになってからはナビを辞退し、メカニックを担当するようになるが、クラウスがアルを連れてグランドストリームを越える任務をうけた際には再びクラウスのナビに復帰した。
アレックス・ロウ(声:森川智之
無敵艦シルヴァーナの艦長。階級は大佐。戦術・戦略のみならず武勇においても卓越したアナトレーきっての英才。昔、デュシスとアナトレーの和平の書簡を届ける為に、クラウスとラヴィの父親達と共にグランドストリームを越えようとするが失敗。その際、婚約者のユーリスを失い、以後自分を責め続けてきた模様。
グランドストリームでの事故は当時幼少であったデルフィーネの妨害が原因であり、以来デルフィーネへの復讐だけが生きる目的となっていた。終盤では油断したデルフィーネに襲い掛かるが・・・。
人物造形に『青の6号』速水鉄と共通点が多い。
ソフィア・フォレスター(声:山崎和佳奈
シルヴァーナの副長にしてアナトレー皇帝の娘。階級は中佐。顔立ちがユーリスに似ている。ある目的の為にシルヴァーナに潜入するが、艦長に一目惚れしそのまま副長に。
皇帝の死に伴い新たなアナトレー皇帝としてデュシスと和平を結び、ギルド掃討作戦の指揮をとる。
タチアナ・ヴィスラ(声:喜多村英梨
シルヴァーナに属するヴァンシップ隊隊長。階級は中尉。機体の色は赤。没落した貴族の出で給金を実家に送っている。ソフィアとは士官学校時代からの知り合いでプライベートでは対等な口をきく。士官学校を中退してからソフィアの紹介でシルヴァーナに乗ることになる。
とても固い性格でプライドも高く融通も利かない。クラウスと戦闘に出た際に精神的に脆い部分が露呈し、それ以来クラウスに好意をよせる。
アリスティア・アグリュー(声:桑谷夏子
タチアナのナビ。階級は少尉。タチアナとは士官学校時代からの友人で、彼女の中退と同時に自らも退学し共にシルヴァーナに乗ることになる。
大人しい見た目とは裏腹に芯は強く、タチアナに対して厳しく接することもある。男性への免疫はなく、クラウスのことを少し意識している。
モラン・シェトランド(声:三木眞一郎
アナトレーのマドセイン艦隊の銃兵。戦場ではとにかく生き残り生還賞を20個集め出世することが夢。
第三次ミナギス会戦で任務で旗艦クラウ・ソラスに訪れたクラウス達と出会い彼らの任務を助ける。マドセイン艦隊を離れた後、ウォーカーの浮きドックでラヴィと再会しシルヴァーナの整備士になる。整備士として不自由の無い生き方をしていたが、ギルド掃討作戦の訓練を目の当たりにし再び銃兵として生きていくことを決意する。
ラヴィやタチアナに惚れては玉砕する恋多き男だったが、最後はドゥーニャにOKを貰った。
ゴドウィン (声:石塚運昇
シルヴァーナの整備長。階級は兵曹長。強面の巨漢だが情に厚く涙脆い。腕っ節も強く巨大なハンドガンを構え戦闘にも参加する。初対面のルシオラに挑むが簡単に倒されてしまった。
ゲイル (声:梁田清之
シルヴァーナの副整備長。階級は上等兵曹。気に入った男をチェックしている。
コスタビ (声:巻島直樹
シルヴァーナの整備士の一人。階級は上等兵。丁寧な言葉遣いをするが性格はわりと荒々しくしばし手が出ることもある。
イーサン(声:関智一
シルヴァーナの整備士の一人。階級は二等兵。 手品が得意。戦闘では手品である火吹きをすることもある。整備士の中では下っ端でモランが来てからはようやく後輩が出来てとても喜んでいた。
ヴィンセント・アルツァイ (声:郷田ほづみ
ウルバヌスの艦長。アナトレー近衛軍大佐。アレックス、ソフィアとは士官学校時代からの友人。性格はとても快活で飄々としている部分もあるが、軍人としては優秀でこと戦略に関してはアレックスにも引けを取らない。
コーヒーが好きで戦闘中もコーヒーを欠かさないほか、お気に入りのブレンドコーヒーを「ウルバヌス名物軍艦コーヒー」と称して客人に振舞う。
ソフィアのことを密かに想っているが、彼女がアレックスを慕っていることも知っている。ソフィアが皇帝になってからは特に彼女のために任務を遂げる。
デーヴィッド・マドセイン (声:秋元羊介
ノルキア駐留艦隊(通称、マドセイン艦隊) の司令長官。階級は中将。騎士道精神を重んじており軍事の重要性をよく知る武人だが、宮廷貴族たちからはしばし田舎者と見られている。
第三次ミナギス会戦では敗北が濃厚になった戦況でも決して敵に背を見せず最後まで戦うと主張したが、クラウスの説得により退却する。
これにより周囲の貴族からしばし批判を受けノルキア方面防衛の任を解かれたが、ヴィテリウスの死後アナトレー艦隊の総司令となる。
ホリー・マドセイン (声:花澤香菜
マドセイン中将の娘。オリーブの花が好きな優しい女の子。父を誇りに思っているが、同時に戦場に赴く父の身を案じている。
デュシスと和平締結後、ギルドによってノルキアに多大な被害が出た際は自宅を野戦病院にした母と共に看護師として働く。アルヴィスは働く彼女と出会い、自分も強く生きることを決意する。
アーサー・キャンベル (声:宗矢樹頼
シルヴァーナの航海長。
ディック・グリンダル(声:徳山靖彦
シルヴァーナの艦橋見張員。
ウィナ・ライトニング(声:永田亮子
シルヴァーナの主席聴音員。非常に聴力に優れ音響を立体的に把握することが出来る。
ヴィテリアス・グラミス(声:小山武宏
アナトレー軍総司令。階級は大将。貴族主義でアナトレー好戦派のトップ。
皇帝にギルド、デュシス双方の打倒を提唱し、皇帝に和平案を持ち出す宰相マリウスを疎んでいる。皇帝がギルドに反逆を示した途端にソフィア、マリウスを皇帝から遠ざけた。
スコロペンドラ砲で帝都に迫るデュシス残存艦隊全滅を目論むが、ソフィアが乗艦するウルバヌスに砲撃を阻止され死亡。

ギルド

プレステールを二つに隔てるグランドストリーム内にある合議制国家。古よりプレステールの管理を任された者達で、アナトレー・デュシスとはかけ離れたテクノロジーを有する。ギルド人は自らを世界の管理者とし禁欲精神を代々受け継ぎ任に付いていたが、デルフィーネのクーデター以降はマエストロの独裁国家に変貌。デルフィーネの私利私欲によってのみ動き世界の管理を放棄している。

アルヴィス・ハミルトン(声:白木杏奈
ギルド四大家系の一つ、ハミルトン家の娘。愛称は“アル”。ギルドを追われた後はアナトレーにある森で乳母と執事と共にひっそりと暮らしていた。とても人見知りで口数も少なく実年齢より幼く見えるがクラウスやラヴィと出会ってからは明るくなり意外な行動力を見せることもあった。
居場所がギルドに知れてから皇帝の意向により“世界で一番安全な場所”と称されるシルヴァーナに移されることになるが、アルを乗せたラルフのヴァンシップはギルドに落とされやむなく引き継いだクラウスとラヴィの手によって運ばれた。アレックスをはじめアナトレーの軍人や貴族はアルを“積荷”と呼ぶが、クラウスやラヴィにとっては大切な友達である。
ギルドの四大家系それぞれに伝わるミュステリオンと、生体キーである彼女自身によりエグザイルが起動する。
ディーオ・エラクレア(声:野田順子)
デルフィーネの弟。ギルド四大家系の一つ、エラクレア家出身のプリンシパル。物事に縛られることを嫌い、目新しいものに興味を抱き、面白いものを好きになる。ミステリアスで少し変わっているが基本的には純粋無垢な少年である。姉を極端に恐れている。
姉の下を離れてシルヴァーナを襲うギルド艦に乗っていた。偶然星型と戦うクラウスの天才的な操縦技術を見て彼を“インメルマン”と呼ぶ。そのクラウスと勝負をする為に態々ホライゾンケイブの八耐レースに参加するが敗北。クラウスに更に興味を持ったためそのままシルヴァーナに乗船することになる。
シルヴァーナで暮らす中でクラウスたちと楽しそうに接するようになる。シルヴァーナの面々に誕生日を祝ってもらい、涙を流して喜んだ。
デルフィーネに捕まった後は強制洗脳で記憶を奪われ、性格を破壊されてしまった。徐々に自分を取り戻していくものの、記憶の混乱を引きずったままグランドストリームを飛行中、自分の為にルシオラが墜落死したと錯覚して・・・
ルシオラ(声:半場友恵
ディーオの側近。ルシオラにとってディーオが全て。格闘に長けておりゴドウィンを一撃で卒倒させた。
ディーオがシルヴァーナに降りてからもずっと付き添い、ディーオが無垢な笑顔を見せるようになった事を密かに喜んでいた。
ディーオが洗脳された事件をきっかけにギルドへの反抗を決意。デルフィーネに捕まったクラウスたちにディーオを託し逃亡させ、自らはデルフィーネの下へディーオを自由にするために説得に向かう。
幼い頃にデルフィーネが玩具としてディーオに与えたが、ディーオはルシオラを友達と呼んだ。
デルフィーネ・エラクレア(声:根谷美智子
両親を含めた、他の四大家系を排除してマエストロ(最高権力者)に上り詰めた独裁者。幼い頃から人の命や心を踏みにじることに喜びを感じるサディストで、全てが自分の思い通りになると考えている。好きなものは赤い薔薇。
マリウス・バシアヌス(声:岩田安生
ギルド四大家系の一つ、バシアヌス家の当主。妻はアナトレー人でギルド内でも穏健派だったが、デルフィーネによってギルドを追われアナトレーに亡命した。
亡命後、妻の姉が皇帝との子ソフィアを授かり、ソフィアの母が亡くなってからはユーリスと共に本当の子のように育てた。
ヴァンシップ技術の提供などアナトレーにとって重要な技術をもたらした。
レシウス・ダゴベール(声:山路和弘
ギルド四大家系の一つ、ダゴベール家の当主。マリウスと共にアナトレーに亡命した。
亡命の際に乗っていたギルド艦のユニットはそのままシルヴァーナに転用され、以降シルヴァーナ機関室でレシウスが管理運用している。
偶然訪れたディーオやアレックスとチェスを交える。
シルヴァーナの人々と交流する場面はあまり見られないがキャンベルたちの指示もしっかりと聞くあたりそれなりに交流もあるようだ。
シカーダ(声:巻島直樹
デルフィーネの側近。遺伝子上のルシオラの兄。本来は激情家だがギルドへの忠誠と強い意思で感情を押さえつけている。
クラウスたちの逃亡を幇助したルシオラに襲い掛かるが敗北する。

デュシス

プレステールのアナトレーと反対側に位置する共和制国家。気象制御装置の異状によりかなりの寒冷化が進んでおり、移民目的でアナトレー侵攻を決定する。侵攻に手間取る間にも寒冷化は進み続け、ついには大型ロケットによる大量移民を強行する。

ドゥーニャ・シェーア(声:須藤祐実
デュシスの新米兵士。弟妹が多いため、食料を優先的に回してもらえる軍人に志願した。
ユニット制圧作戦の訓練中モランと知り合い恋仲になる。作戦時にはモランにより突き飛ばされ突入はしていない。
ネストル・メッシーナ(声:有本欽隆
デュシス軍派遣艦隊司令官。アナトレー侵攻への総力戦に際して任命されたが、アナトレーとの徹底抗戦を主張せず共存を提案していた。大量移民の失敗から最後の総力戦をアナトレーに挑むことを決意したが、ソフィアの仲介により共存の道を選んだ。

劇中の戦役、事件

基本的にはアニメ版の描写をもとに記述するが、一部小説版に依る。

気象制御装置の故障
プレステールの気象を制御していた装置に異常が発生。デュシスの異常寒冷化とアナトレーの異常熱帯化が始まった。その後ギルドの実権を握ったデルフィーネはプレステールの運営にあまり興味を示さなかったため修理が行なわれず、気象の異常は進行してゆくこととなった。特にデュシスの寒冷化は甚大でデュシスにアナトレーへの移民を決意させるに至った。
デルフィーネのクーデター
元来、ギルドはハミルトン、ダゴベール、バシアヌス、エラクレアの四家の合議制によって運営されていたが、若くして、エラクレア家の当主となったデルフィーネ・エラクレアはギルド的禁欲精神を持たない異端の徒であった。デルフィーネはギルドを制圧することを考え、自らの親衛隊を動かし、ハミルトン、ダゴベール、バシアヌス家の当主をギルドから追放し、ギルドの全権を握った。その後デルフィーネはプレステールの運営にあまり関心を持たなかったため、世界は混乱を増して行くこととなった。
ミナギス会戦
ミナギスはアナトレーとグランドストリームとを繋ぐ戦略上の要地であり、過去多くの戦闘が繰り返されてきた土地である。
デュシスはアナトレーへの侵攻を図り、グランドストリームを通過しミナギスへの進撃を開始した。これを察知したシルヴァーナが砲撃により応戦し、デュシス艦隊に打撃を与えたが、重大なものではなく、デュシス艦隊はそのまま進撃し続けた。
ミナギスにデュシス艦隊が侵入するに至り、アナトレー本隊も迎撃作戦を発動した。これにあてられたのがミナギス方面の防備にあたっていたマドセイン艦隊である。ギルドはミナギスでのアナトレー、デュシス間の戦闘を許可したが、実はこれにはある密約が存在していた。銃兵による戦闘から、砲撃戦とギルド協定通りに戦闘は推移した。戦局はアナトレー有利であった。しかし、ギルドの許可の元、デュシスの別働隊が奇襲を実行し、アナトレー艦隊に壊滅的な損害を与えた。当初、マドセインは騎士道精神に基づき全滅するまで抗戦し続けるつもりであったが、たまたまマドセインの妻子からの書簡を届けに来ていたクラウスとラヴィの説得を受け、退却を決意、撤退を開始した。これをデュシス艦隊は追撃し、アナトレー艦隊はほとんど追い付かれる寸前であったが、クラウスとラヴィがスモークでデュシス艦隊を攪乱、さらに突如戦場にあらわれたシルヴァーナが艦載機による雷撃と砲撃を行ない、デュシス艦隊を足止めし、アナトレー艦隊はなんとか戦場を離脱した。ここにミナギスは陥落。
アルヴィス争奪
浮きドックでの決戦
ミュステリオン争奪
ウルバヌス迎撃戦
ノルキア陥落
帝都攻防戦
ソフィア戴冠式
エグザイル争奪戦
ユニット制圧戦
ギルド城脱出
ギルド制圧戦

登場する艦船

シルヴァーナ
デルフィーネのクーデターによる弾圧から逃げたハミルトン、ダゴベール、バシアヌス家の残党の乗艦のユニットを使いアナトレーにて極秘裏に建造された艦。ユニットだけでなく各種の技術もギルドから脱出した人々が保有していたものである。もともとギルドへの反抗の意志があったアナトレー皇帝が懐刀とするために建造されたものと想像される。装甲、艦砲を始めとした各種の艤装はギルド協定に違反しており、ギルド戦艦と対等に戦うことが出来る。外観上の特徴としては、船体がアナトレー標準型戦艦に比べかなり小型であること、基調色が黒いことである。ヴァンシップ母艦として機能しうるがアナトレー標準型戦艦に比して搭載可能機数はかなり少ないようである。
また特徴的な艤装として多連装徹甲噴進弾が挙げられる。しかし多連装徹甲噴進弾は設定において混乱が大きかったようで、8話で初登場した際は回転砲の様に発射する武装として描かれ、ウルバヌス、ギルドとの戦闘で使用した際は多数の発射口からいっせいに推進力を持った小型の弾頭を発射する武装として描かれた。また小説版では「しりから火を吹く巨大な砲弾」と描写され(アニメでの多連装徹甲噴進弾は通じて小型の砲弾を多数発射する兵器として描かれている)、むしろウルバヌス級の魚雷に近い兵器として捉えられている様子である。なお、ウルバヌスとの戦闘において製作現場では機関全開と多連装徹甲噴進弾の発射が混乱されていたようで、不自然な演出、作画になっている。村濱章司氏のブログの記事によると、企画、文芸面を担当した鈴木貴昭氏がかなり細かく複雑な設定を作り、監督も設定を完全には把握しきれない、という状況であったようでそれが多連装徹甲噴進弾の描写の混乱につながったとも考えられる。
ウルバヌス級戦艦
アナトレーの次期主力戦艦と目された新鋭戦艦。対ギルド戦を想定してアナトレーの秘密工廠にて建艦され、すでに数隻が就役している。当初はスコロペンドラ砲と合せてアナトレー皇帝、ヴィステリウスらのギルド制圧戦略の根幹を担う艦とされ、シルヴァーナと交戦したこともあったが、皇帝、ヴィステリウスの死後はソフィアの指揮する対デルフィーネ戦において主力艦として活躍した。その最大の特徴はユニットがギルドのものではなく、アナトレー独自のものであるという点である。これにより一切の航行をギルドの制約なしに行うことが可能になった。このユニットはヴァンシップのクラウディア機関と同じ原理によるもので、クラウディア管の中にクラウディアを高速に循環させることにより浮力を得る。船体そのものはシルヴァーナよりさらに小型であるが、この巨大なクラウディア管が船体後方より突き出ていてかなり異様な艦形になっている。このユニットは格好こそ不格好であるが性能面でギルドユニットを凌駕しているもので、完全無音航行を実現している。シルヴァーナとの戦闘を見る限り出力、機動性の面でもギルドユニットと同格の性能を保有していると推測される。
各種の艤装もギルド協定の制限を越えたもので主砲はギルド戦艦の装甲を一撃で貫通し撃沈させることが可能な威力を有し、ギルド戦艦と互角に戦うことが可能である。なお主砲塔は通常時には装甲下に収納されており、発砲時には装甲の一部を開き、主砲塔を露出させ発砲する。艦首には魚雷発射管を有し魚雷攻撃を行うことができる。この魚雷もかなりの威力を有しスコロペンドラ砲を一撃で破壊した。また、クラッシュラム、巨大チェーンソーなど接近戦向けの武装を搭載していることも特徴的である。
ヴァンシップ母艦としての機能を有しているかは不明であるが、少なくともヘヴィカーゴの離発艦は可能である。
アナトレー標準型戦艦
アナトレーの主力戦艦。ユニットはギルドから貸与されたもので、各種艤装もギルド協定の制約の範囲内(標準型のギルド戦艦の装甲は貫通出来てはならない、など)のものである。デルフィーネ制圧戦時には各種武装を換装したものと思われる。ヴァンシップ母艦としての機能を有している。基調色は緑。
ネパーシオン級戦艦
デュシスの主力戦艦。ユニットはギルドから貸与されたもので、各種艤装もギルド協定の制約の範囲内であることなどはアナトレー主力戦艦と同じ。主砲が船体下部にあること、グランドストリームの暴風に耐えるため流線系の船体をしていることなどが特徴的。ヴァンシップ母艦としての機能は有しない(そもそもデュシスにはヴァンシップは存在しない)。基調色は白。
ヴァンシップ
アナトレーの小型の複座飛行艇。前座にパイロットが、後座に航法、周辺警戒、弾薬装填などを行うナビが座乗する。主に運び屋として活躍しているが、軍用機としても用いられる。クラウディア管の中にクラウディアを高速で循環させることにより浮力を得て飛行する。このようにギルドに依らない独自のユニットを搭載し、本来であればギルド協定に違反する存在ではあるが、規模が小規模なので黙認されている。しかし、そうしたこともあってヴァンシップ乗りは荒くれ、アウトローとして認識されており、当のヴァンシップ乗りたち自身もそれを認識し、むしろそれを誇りに思っている者が多い。よって、ヴァンシップ乗りの一大根拠地であるノルキアは危険な街であると考えている者も多い。
ヴァンシップを用いたレース競技も各地で行われており、草レースから賞金レース、チーム力が求められる耐久レースまで規模は様々である。
軍務においては従来連絡機程度の役割しか与えられておらず、ヴァンシップへのマイナスイメージも相まって、軍内ではヴァンシップ乗りへの蔑視感情が存在する。
しかしながらヴァンシップの戦術的有効性を早くから認識していたのはアレックスでタチアナ、アリスという優秀なヴァンシップ乗りを指揮下に入れていたということもあって、ヴァンシップによる強行偵察、雷撃によってデュシス艦隊に効果的に打撃を与えてきた。こうした事実を元に、ソフィアは対デルフィーネ戦において、ヴァンシップを基軸においた戦術を立て、ギルド艦隊に対し凄まじい打撃を与えた。
ヘヴィカーゴ
大型のヴァンシップ。クラウディア管を上下に2本搭載している。物資、要人の輸送などに用いられる。
ギルド戦艦
ギルドの主力艦。船体は十字架様でかなり巨大であるが、搭載ユニットはシルヴァーナのものと同じであると推定され、機動力の点ではシルヴァーナ、ウルバヌスなどには劣るものと推測される。装甲は非常に堅固であり、グランドストリームの暴風にも完全に耐えることができるが、アナトレー、デュシスの技術力で貫通させることが可能なレベルである。中央正面にガラス様の物質で張られた司令室が設置されており、この部分の装甲はかなり脆弱で、ヴァンシップに搭載可能な小型のロケット弾での砲撃で破壊することが可能である。十字架の左右翼の部分に砲塔を多数備えているが、これはどちらかというと防御的な役割を担うもので、威力はそれほど高くない。攻撃の主力は球雷という兵器である。これは極めて強力でウルバヌス級の戦艦であっても直撃すれば一撃で撃沈させることができる。
オドラデク母艦としての機能を有しているかは不明。
ギルド戦艦デルフィーネ専用艦
デルフィーネが座乗する艦。主要諸元はギルド戦艦と同じ。バラを好むデルフィーネに合わせ船体の基調色が赤い。バラの花びらを振りまく機能を有している。
ギルド立会船
アナトレー、デュシス間の戦闘を監督、監視することを主目的とした艦。その他にも、アナトレー、デュシス、ギルド間の対話の場としても機能する。
オドラデク母艦としての機能も有しており、アルヴィス奪取、シルヴァーナ攻撃などの軍事作戦行動の指揮艦として行動したこともある。
オドラデク
ギルドの単座の小型飛行艇。アナトレーなどからはギルド星型と呼称され、オドラデクという名称は小説版にしか登場しない。機動力に優れており、要人誘拐から戦艦攻撃まで幅広い任務に従事する。主要武装はショックカノンとニードルガン。ガンコントロールは自動化されそれなりに高い命中率を持つ。小型でありながら装甲もある程度堅固であるが、いくつか脆弱な場所があり、コツを知っている人間(アレックス、ゴドウィン等)であればライフル、無反動砲等で一撃で破壊することも不可能ではない。乗員保護システムを搭載し、撃墜、大破された場合でも乗員の安全をある程度は保証する。ギルドテクノロジーを生かし製作されているが、ヴァンシップと比してそこまで圧倒的な性能差を有しているわけではない。
なお、当機はクラウディア・ユニットをコクピット周囲に配置しているので、乗員の安全のため全力戦闘可能時間が20分に制限されている。膨大な熱を発する戦闘行動でなければ、その航続距離は2000海里と膨大である。
エグザイル
太古の人類が荒廃したもとの世界(地球と推測される)からプレステールに移民する際に使用した移民船。離発着のためのエアロックはデュシスの湖の下にあるのだが、第一次移民作戦の後はアナトレーとデュシスの中間部に停泊しもとの世界の受けいれの準備が整うのをかなりの期間に渡って待機していた。この際嵐を使った防壁を構築していたが、これがグランドストリームである。ギルドはこのことを隠し伝説化させ、過去の人々のテクノロジーを独占したことと併せ、プレステール支配の基盤とした。
アルヴィスはエグザイル再起動のための生体キーであり、彼女が生誕したことは即ちもとの世界への帰還作戦発動のための環境が整ったことを意味している。またアルヴィスをキーとして動作させるためのパスワードをミュステリオンとしてギルド四家に伝承させていた。アルヴィス生誕を補足したデルフィーネはプレステールの支配権の根拠であるエグザイルが自分のもとを離れることを警戒し、アルヴィスをおよび全てのミュステリオンを自らのもとに確保することを企図した。これが『LAST EXILE』の物語の全ての発端であると言える。
待機モードのエグザイルは船体を強固な装甲で覆っており、近付くものは全て触手で攻撃する。この触手の威力は甚大でウルバヌス級戦艦やギルド戦艦をも一撃で沈めることができる。

スタッフ

主題歌

  • オープニングテーマ「Cloud Age Symphony」
  • エンディングテーマ「Over The Sky」
    • 唄:Hitomi (※avexに所属しているhitomiとは別人)
    • 作詞・作曲・編曲:黒石ひとみ

放映リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第1話 First move 千明孝一 佐山聖子
千明孝一
千葉大輔 しんごーやすし
第2話 Luft Vanship 前田真宏 磨積良亜澄 ムラオミノル
第3話 Transpose 神山修一 関野昌弘 土屋浩幸 田中雄一
戸倉紀元
第4話 Zugzwang 山下友弘 六南匁次 千葉大輔 堀内修
第5話 Positional play 冨岡淳広 米たにヨシトモ 吉田徹 植田二三子
さのえり
谷口守泰
中本尚子
第6話 Arbiter attack 加瀬充子 遠藤広隆 恩田尚之
第7話 Interesting Claus 神山修一 坂田純一 西村大樹 戸倉紀元
藤川太
第8話 Takeback 山下友弘 大久保富彦 渡辺純央 ムラオミノル
第9話 Calculate Alex 冨岡淳広 千明孝一 浦田保則 祝浩司
細越裕治
第10話 Swindle 大橋誉志光 青木新一郎 神本兼利
小林冬至生
第11話 Develop 神山修一 笹島啓一 秋山勝仁 岡崎洋美
清水貴子
第12話 Discovered attack 鈴木貴昭
冨岡淳広
吉田徹 植田二三子
さのえり
谷口守泰
中本尚子
第13話 Isolated pawn 千明孝一 小倉陳利 遠藤広隆 安彦英二
第14話 Etude Lavie 山下友弘 大久保富彦 則座誠 堀内修
第15話 Fairy chess 冨岡淳広 大橋誉志光 磨積良亜澄 戸倉紀元
第16話 Breakthrough 神山修一 越智博之 原修一
第17話 Making material 冨岡淳広 吉田徹 植田二三子
さのえり
谷口守泰
中本尚子
第18話 Promotion Sophia 千明孝一
前田真宏
土屋浩幸 小林冬至生
しんごーやすし
久嶋浩徳
第19話 Sicilian Defence 山下友弘 若林漢二 中井準
第20話 Grand Stream 神山修一 大橋誉志光 浦田保則 ムラオミノル
第21話 Rook Dio 小倉陳利
吉田徹
浦田保則
吉田徹
奥野浩行
角石亜蘭
第22話 Queen Delphine 冨岡淳広 秋山勝仁 秋山勝仁
岩田義彦
岡崎洋美
清水貴子
第23話 Castling Lucciola 千明孝一 磨積良亜澄 奥野浩行
久嶋浩徳
第24話 Sealed move 鈴木貴昭
山下友弘※1
松尾慎 植田二三子
さのえり
谷口守泰
中本尚子
第25話 Quiet move 冨岡淳広 あおきえい 恩田尚之
堀内博之
第26話 Resign 千明孝一 千明孝一
本谷利明
若林漢二
若林漢二 堀内修

※1 TV放映時のテロップでは千明孝一となっていたが、後の資料では修正されている

関連項目

外部リンク

テレビ東京 月曜25:30枠
前番組 番組名 次番組
BEATOPIA
※25:25 -25:55
LAST EXILE

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