MADムービー とは?ページ内リンク ↓ウィキペディア(Wikipedia)記事 ↓Yahoo!知恵袋MADムービー(マッドムービー)とは、既存の音声・ゲーム・画像・動画・アニメーションなどを個人が編集・合成し、再構成したもの。ただしパソコンやCGソフトが普及した21世紀初頭には「手書き(描き)MAD」(動画上のイラストを自身で描いた2次創作動画)という用語が出現するなど意味の拡散がみられる。主にファン活動の一環として行われる。「MAD」とは「狂っている、ばかげている」の意。 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 関連商品
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MADムービー(マッドムービー)とは、既存の音声・ゲーム・画像・動画・アニメーションなどを個人が編集・合成し、再構成したもの。ただしパソコンやCGソフトが普及した21世紀初頭には「手書き(描き)MAD」(動画上のイラストを自身で描いた2次創作動画)という用語が出現するなど意味の拡散がみられる。主にファン活動の一環として行われる。「MAD」とは「狂っている、ばかげている」の意。
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などに大別される。
MADムービーの中でも多く作成されているのが、テレビアニメ・特撮テレビドラマ・ゲームなどのオープニング(OP、エンディング (ED) の場合もある)映像と、別のアニメなどの主題歌を合わせたものである。凝ったものではオープニングだけでなく本編の映像や、自作ないしインターネット上で拾ったイラストなども使い、画面分割やテロップの入れ方などを音声ソース側の映像に可能な限り似せた作品もあるが、単純に違う曲に差し替えるだけでも、主人公などの登場人物が見得を切ったり、番組のタイトルが表示されるタイミングなどが合ってしまうことで、手軽な割には面白い作品になるケースが多い。
これは放送枠の関係からほとんどのテレビアニメや特撮テレビドラマのオープニングが90秒間に統一され、主題歌もそれに合わせた同時間のショートバージョンになっているためで、作ろうと思えば手軽に作成できる。家庭用ビデオデッキが普及し始めた1980年代には、すでにアニメ雑誌などで指摘されており、ビデオデッキを使った遊びの一つとして紹介されている。
アニメなどの主題歌を素材としたMADムービーには、ほかに次のようなものがある。以下のタイトルは名義上のものであり、「シリーズ」と題されていても製作者が同じとは限らない。また、タイトルの中には動画サイト「ニコニコ動画」を発祥とするもの(「忙しい人向けシリーズ」「歌ってみた」など。ジャンルとしてはそれ以前からある)も少なくない。
素材となる音声や画像・動画をキャプチャやリッピング、ソフトウェアからの場合はsusieなどのツールを用いて準備し、各種編集機材やアプリケーションソフトで編集する。静止画MADやアニメMADではAdobe PremiereやAfter Effects、近年はWindows ムービーメーカーなどが作成に利用されることが多い。
上記のノンリニア編集はPC性能の発達した1997 - 8年頃から利用されるようになったが、それ以前は複数台の録再機とミキサーを利用したリニア編集が主だった。21世紀初頭でも少数だがリニア編集で作成している者もいる。
MADムービーの前身は、1970年代末ごろから大学のサークルなどで制作されていたMADテープ(初期はキチガイテープとも呼ばれていた)である。これらは音声MADをカセットテープに収録し、同人誌と同様の経路で流布していた。有名な作品として、Fatima-Zの『いかがわしいテェプ』(いかテー)に収録された『仮面ライダーV3』のOP曲の歌詞を切り貼りし、V3を悪役にしてしまった(仮面ライダー3部作)もの、『ウルトラセブン』のOPイントロ部分を「三三七拍子」にしたもの、『宇宙の騎士テッカマン』主題歌のサビを多用するものなどがある。
MADテープは人気を呼び急速に全国に広まったが、流通経路の問題から漫研・アニ研・自主上映会などのつながりのない人にはなかなか認知されていなかった。 そんな折『タモリのオールナイトニッポン』において、1980年11月からニュース番組のアナウンサーの声を合成したものを流す「つぎはぎニュース」のコーナーが放送され、ニュース特有の抑揚が少ない(加工しやすい)無機質な口調で脈絡のないことを話し続けるというギャップが生む面白さで話題になった(ニュース番組を使ったMADは後にマッドニュースと呼ばれるようになった)。その後NHKからクレームがついたため2か月ほどでこのコーナーは終了したが、この番組によりコラージュ作品そのものの認知度が上がり、制作者層や流通の幅が広がった。
やがて、同様にビデオテープを用いたMADビデオも作られるようになる。これは1985年7月28日に大阪市中央公会堂で開催された「丑年 コミックマーケット」通称「もうけっと」で上映された『えとけっとびでおもうけっと』が元祖とされている[要出典]。
『静止画MAD』は、90年代末に『るかか』名義で製作された『ONE 〜輝く季節へ〜』を題材とした物が初出とされる[要出典]。以後、乃怒亞女、神月社、捏音たむ、等のMAD作家が現れ、主に葉鍵系と呼ばれるMAD作品を多数発表した。その後は、月姫等、その時々のエロゲーの流行に沿った作品をベースとしたMADが発表されている。
21世紀初頭にはインターネット環境の整備や良質なフリーウェアの普及、パソコンの性能向上によってマルチメディアの処理能力が向上したため、インターネットを通じて流通することが多くなった。一時期はFlashが多かったが、最近はYouTube・ニコニコ動画へのアップロードやFTPやP2Pファイル共有ソフトも積極的に利用されている。インターネットで流通する場合は後述する数々の理由によりファイルの分割・偽装や埋め込み・暗号化が行われることも多々ある。
また製作者や好事家による上映会も行われている。
MADムービーの配布は素材となる作品の関係上、著作権者に無断で行われることがほとんどで、しばしば著作権侵害として問題になる。
しかし、2005年以降は著作権侵害に対するコンテンツホルダーの対応の仕方に「温度差」が生まれつつある。これはMAD作品自体が題材になった作品の認知度を高めるプロモーションとしての効果を持つ側面と、その流通量が無視できない規模まで拡大したことが大きい。さらにMAD作品の制作におけるガイドラインを明確にしたコンテンツホルダーも現れた。例えば「MOSAIC.WAV」で知られるSham.Studio.の例[1]が挙げられる。また古来から一部の作品はクレームを付けて公開を取りやめさせたとしても、作品を入手した第三者がまた配布を始めるという性質があることから、「のれんに腕押し」であるという認識が広まったともいえる。
また、『涼宮ハルヒの憂鬱』や『らき☆すた』をリリースした角川グループは、2008年1月25日に同社の著作物を使用した作品に対して公開を許可する含みを持たせたコメント[2]を発表した。その後、同グループの角川デジックスにより、youtubeにアップロードされたMADムービーの一部に正式に許諾を与える対応方針が発表[3]され、実際に幾つかの動画に公認マークが付与されている。
さらにいくつかのレーベルではMAD作品を参考にしたり強く意識したマッシュアップやリミックスをリリースしており、MAD作品制作者とコンテンツホルダー間でのコミュニケーションが構成されつつある。IKZOLOGIC RemixでMAD作者に再発掘された吉幾三によるコラボレーションMAD作品をリリースする企画がドワンゴによって進められている。[4]
2000年代後半には、上記のような既成の作品を「素材」として扱うMADとは別に、そのシーンを自ら別のキャラクターや作品を描いたものに置き換えたもの(通称『手描きMAD』)が流通するようになった(例:「エヴァンゲリオン」のOPを「マリア様がみてる」のキャラクターに差し替えたものなど)。 映像だけを見た場合、こうした作品は既存の作品を「題材」にしてはいても、決して著作物そのものを利用してはいないため、従来のMADの概念からは外れた存在といえる。ただし楽曲に関してはそのまま作品に使われたものを流用しているケースも未だに多く、著作権上「クロ」である作品が大半である。しかし抵触する楽曲を自分で演奏したものに差し替えたり、無音のままアップロードした場合は二次創作物の範疇に入るため、単純に違法と判断することは難しい。
しばしば日本のMADムービー文化は欧米発祥のAMV (Anime Music Video) と比較されるが、発端は完全に別である。
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