iPod とは?ページ内リンク ↓ウィキペディア(Wikipedia)記事 ↓Yahoo!知恵袋iPod(アイポッド)はApple Inc.(以下、アップル社)によって開発・製造及び販売されている携帯型デジタル音楽プレイヤーである。 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 iPod 出典: 『はてなダイアリー』 関連商品
最安値(新品): ¥ 1,909
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最初の iPod は「四角と丸で表す事が出来る」デザインで、後の世代やmini、nanoもそれを踏襲している。このデザインは液晶のないshuffleですら、ホイールとよく似た形のコントロールパッドを備えるほどに一貫していた。大きな液晶画面を備え、その下にはiPodの象徴とも言うべきホイールがある。このホイールを用いて選曲、音量調整、早送り、巻き戻し、画像・動画閲覧などすべての操作を直感的に行える。touch、iPhoneはこれとは異なり、表面全体を液晶画面とし、それに触れることで直観的な操作を実現している。
iPod には、1G、2G、3G、4G、5G、6Gという6つの明確な世代が存在する。なお、これらの数字の後ろにある「G」は、「ジェネレーション(Generation)」の略である。
2001年10月23日に発表、2001年11月17日に発売された初代iPodは、5GBのハードディスクドライブ(約1,000曲)を搭載、価格は399ドルだった[2]。重さは185g。評論家は単価を酷評したが、iPodは市場内ですぐにヒットする事となる。コントローラーには「スクロールホイール」が採用され、実際にドーナッツ型の部分を回す仕組みだった。初代iPodはMacintosh専用で、Windowsには対応していなかった。 その後2002年8月には299ドルに値下げされるとともに、Windows用が追加された。
2002年3月21日には、10GB バージョン(約2,000曲、499ドル)が発表され、カレンダー/アドレス帳等の同期も可能となった。
前面の寸法は最新モデルまでほぼ完全に維持されたままである。これはカセットテープと全く同じ大きさである。
2002年7月17日の Macworld で発表された第2世代 iPod は、容量が 10GB(約2,000曲)及び 20GB(約4,000曲)となり、初代の機械式スクロールホイールに代わって、"タッチホイール"と呼ばれる、指でなぞったことを感知するSynaptics 社によるタッチセンサーが採用された。ただし、ホイール周囲のボタンは機械式のままである。新しい東芝社製ハードディスクドライブの搭載により、20GBモデルは厚さと重さで初代モデルをわずかに上回ったが、10GBモデルは薄くなった。また、5GB:36,800円(299ドル)、10GB:47,800円(399ドル)、20GB:59,800円(499ドル)と、第一世代に比べ同容量分ではそれぞれ値下げとなった。
この世代では、初めて Windows に対応した。パッケージは、OS ごとに Macintosh 用と Windows 用の2種類があった。
2003年4月28日、アップル社のスティーブ・ジョブズCEOは"ultrathin" iPod シリーズを発表した。10GB(約2,000曲、36,800円・299ドル)、15GB(約3,700曲、47,800円・399ドル)、30GB(約7,500曲、59,800円・499ドル)。2003年9月には15GBモデルを20GB(約5,000曲)に、30GBモデルを40GB(約10,000曲)に改訂。価格の変更はなし。後に10GBモデルを15GBモデルに改訂。
パッケージに Windows 用・Macintosh 用の区別がなくなったのはこの世代からである。
第3世代 iPod ではFireWireコネクタの代わりに、より薄く平らな形状をした専用の「Dockコネクタ」と呼ばれる30ピン・コネクターが採用された。これは同時に導入した新しいiPodドックにうまく接続できるよう、導入された。299ドルで販売されたモデルを除く全ての第3世代iPodにドック及びiPodを収納するケースが同梱された。この世代から USB 接続での利用が可能になったが、この時点ではまだ iPod の充電には 6ピンのFireWire端子、またはFireWire端子を持つ iPod ACアダプタへの接続が必要となる。
従来、ホイールの周囲にあった「再生」などの機械式ボタンはホイールと画面の間に横一列に並べられ、ホイール中央のボタンとともにタッチセンサー方式に改められた。これらのボタンは指が触れたことを感知し、画面のバックライトが点灯している間はボタンがオレンジ色に光るがこれはこの世代のみの仕様である。
2003年10月17日、パソコン上のオーディオデジタルデータの管理及びiPodへの転送ソフトとして好評だったiTunesのWindows版が発表された。それまでサードパーティー製の転送ソフトを利用していたWindowsユーザーも、ここで初めてiTunesとiPodの連携による使い勝手の良さを実感でき、この後の飛躍的な売上増加に貢献した。
アップル社は2004年7月19日に第4世代 iPod を発表した。スティーブ・ジョブズは、自らが『ニューズウィーク』誌の表紙の被写体となるという、新しい広報手段の中でそれを発表した。
旧モデルからの分かりやすい相違点として、iPod miniで採用されたクリックホイールの導入がある。タッチセンサーに機械式スイッチを組み込んだもので、これ以降のiPod、iPod nanoはすべてこの操作方式である。これにより、第3世代にあったホイールと画面の間のボタンは消えた。
一部のユーザーは、第3世代 iPod にあったボタンのバックライトが無くなったことを理由にクリックホイールを批判したが、大多数のユーザーは、円周上にボタンが配置されたことでバックライトの必要性はほぼ無くなったと指摘した。
アップル社はまた、新しい iPod はソフトウェアの改善によってより効率的にバッテリーを使用できるため、バッテリー持続時間が12時間に伸びた、と発表した。他の小さな改良点としては、トップ階層のメニュー上に "Shuffle Songs" のオプションを追加してユーザーの便宜を図ったことが挙げられる。それ以前の iPod でも同様の操作ができるよう改善してほしいというユーザーからの多数のリクエストに応えて、アップル社は2005年2月23日に 1G から 3G の iPod 向けにその新しいメニュー項目を追加するファームウェアアップデートをリリースした。
当初は、4G iPod は旧モデルと同じく、グレイスケールのディスプレイで写真表示機能を持たず、2つの容量の機種があり、20GBモデル32,800円(299ドル)と 40GBモデル42,800円(399ドル)だった。アップル社は、20GB モデルの販売に注力するため、2005年2月に 40GB モデルの製造を中止した。グレイスケールの 4G iPod は 3G iPod よりわずかに(1mm 弱)薄くなり、USB接続によるバッテリー充電機能が採用された。
2005年6月には iPod photo との統合により、グレイスケール液晶はカラー液晶へと変更され、また連続再生時間は約15時間になった。
2004年10月28日に発表されたiPod photoは65,536色、220 x 176ピクセル画面が特徴であり、JPEG、BMP、GIF、TIFF、及び PNG 画像を保存かつ表示する事が可能である。標準的なグレイスケール 4G iPod より1ミリメートル厚い (181g)。iPod photo はバッテリー持続時間が15時間であり、当然ながら音楽も再生できる。iPod photoのオリジナル版は、40GB(約10,000曲)バージョンで 54,800円(499ドル)及び60 GB(約15,000曲)バージョンで66,800円(599ドル)の価格で提供された。
2005年2月23日、アップル社は40GBモデルを廃止して、低価格30GBモデル(38,800円、349ドル)を発売し、60GBモデルの価格を値下げ(49,800円、449ドル)した。しかし、初期iPod photoと異なり、低価格60GB及び新しい30GBモデルにはDock、FireWire ケーブル、キャリングケース、または AV ケーブルが付属していない。アクセサリーはおおよそ120ドル相当である。
2005年6月28日、主要なiPod製品のディスプレイをカラー化して、アップル社はiPod及びiPod photo製品を統合した。統合後の20GB iPodは前グレイスケール・バージョンと同じ価格、32,800円(299ドル)であり、能力はiPod photoと全く同一である。60 GB iPod photoの価格は49,800円 (449ドル)から45,800円(399ドル)へ値下げされ、349ドルの30GB iPod photoモデルは廃止された。
新しい製品のラインナップ提供の他に、アップル社はiTunesをバージョン4.9へアップデートさせた。このアップデートにより、iTunes 及び iPod にポッドキャスティング機能が追加された。
iPod上の画像整理には、Macintosh上ではiPhotoのアルバム機能を使用できる。iPhoto はiLifeソフトウェア・スイートに含まれており、iLifeはパッケージ製品があるほかに新規購入ハードウェアに付属している。iPhoto を使わないユーザの場合や Windows版iTunesユーザの場合はAdobe Photoshop Elements等のサードパーティ製ソフトウェアを使用するか、同期に使うフォルダを決めてFinderやエクスプローラ等で整理する必要がある。この違いはユーザに負担を少し掛けることになる。
2005年6月28日、アップル社はiPodにUSBケーブル及びUSB接続のACアダプターを同梱した。人気のあるオプション・アクセサリーにはDock、好みで標準のUSB接続の代わりとして使えるFireWire ケーブル、テレビなどに画像出力ができるiPod AV ケーブル、及びDockコネクタに接続してデジタルカメラの記憶装置からコンピュータを介さずiPodに直接画像を転送または表示するための iPod カメラコネクタがある。
2004年10月28日に、アップル社はiPod U2 Special Editionと呼ばれる4G iPod 20GBのブラック&レッド・エディションをリリースした。38,800円(349ドル)で小売りされた。このモデルの特徴は、赤色のクリックホイールと、ロックバンドのU2のアルバム『How To Dismantle An Atomic Bomb』と同じ黒色の表面色、また背面にレーザーで彫刻されたバンドメンバー全員のサインである。U2の音楽の400曲以上が目玉の"The Complete U2" という "digital boxed set" が売値の50ドル引きになるiTunes Music Store クーポンも含まれる[3]。
2005年6月28日、iPod 及び iPod photo 製品の統合を発表すると同時に、アップル社は36,800円(329ドル)に値下げしたiPod U2 Special Editionにカラー画面及び画像機能を付加した。
2005年10月12日、第5世代iPodの発売に伴い、販売終了となった。
2005年10月12日19時半頃(現地時)、アップル社は第5世代 iPod をリリースした。30GB(音楽約7500曲、動画約75時間、連続音楽再生時間14時間、連続スライドショー再生時間3時間、連続動画再生時間2時間)34,800円(299ドル)、60GB(音楽約15,000曲、動画約150時間、連続音楽再生時間20時間、連続スライドショー再生時間4時間、連続動画再生時間3時間) 46,800円(399ドル)。カラーはiPod nanoと同じく、白及び黒の2色をラインナップした。
画面は 320 x 240 ピクセル QVGA 2.5インチ カラーディスプレイを搭載し、MPEG-4ビデオ、およびH.264ビデオや写真を閲覧することが可能である。動画の転送にはiTunes 6以降が必要である。動画閲覧に対応するため、第4世代と比較すると画面が大きくなったのが特徴である。第5世代よりリモコン接続端子が廃止された。また、FireWireでのデータ転送ができなくなった他、バッテリーは60GBについては音楽連続再生時間が20時間になった。その他に外見的な印象としては厚さが第4世代の20GBと第5世代の30GBの比較では14.5mmから11mmへ、第4世代の60GBと第五世代の60GBの比較では19mmから14mmへと以前のモデルよりもそれぞれ薄くなった。
また、アップル社はiPod用に最適化された動画をiTunes Storeで販売している。スティーブ・ジョブズの会見によるとテレビドラマを放送した翌日にそれをiTunes Storeで有料で配信させる目的があり、米国ではテレビドラマ『LOST』というエミー賞受賞のドラマを放送後の翌日に売価1.99ドルで配信することを発表し、他にも米国で放送されたテレビドラマやショートアニメやPVを配信することが予定され、今後は映画などを配信を行うことが計画されている。ちなみに日本版iTunes Storeでは手始めにPVとピクサーのショートアニメを販売する。開始当初の売価は1曲300円。また、5.5世代との過渡期である2006年1月11日に「iPod Radio Remote」という名で公式サポートがリクエストされていたFMラジオチューナー機能付きのワイヤードリモコンが発表され第1世代以降のnanoおよび第5世代以降のiPodでFMラジオ放送が受信可能となった。ドック接続式のアクセサリで、接続するとiPodの画面に「ラジオ」の項目が追加され、チューニングが可能となる。米国とヨーロッパ標準では87.5MHzから107.9MHzのFM局に、日本標準では76MHzから90MHzのラジオ局に対応しており、任意で地域を選択可能。電源はiPodから供給され、アンテナはリモコン接続のイヤフォンを利用しているために、リモコンにイヤフォンを接続していなければ受信不能となる。RDS(Radio Data System)にも対応しているが、日本のFMラジオ放送ではRDSを送信していないために放送局などの情報は表示されない。定価は日本では税込み5800円。
2006年6月6日、アップル社は第5世代iPod 30GBをベースとしたiPod U2 Special Editionを発表、同7日に直営店での販売を開始した[8]。 赤色のクリックホイールと黒色の表面色を特徴とし、裏の鏡面にU2メンバー全員のサインが刻印されているなど、第四世代iPodをベースとした前モデルの特徴を踏襲している。背面の金属部分も黒色という点が、第四世代iPodベースのモデルとの外見上最大の違いである。価格は38,800円(329ドル)。30分のiTunes Music Store限定U2ライブビデオを無料ダウンロードできるコード番号が付属する。
2006年9月下旬には、第5.5世代をベースとしたiPod U2 Special Editionに置き換わり、液晶の輝度が60%向上したほか、ギャップレス再生にも対応した。
2006年9月12日(現地時)、アップル社は第5世代をマイナーチェンジしたiPodを発表・発売した。30GBと80GBの2つのモデルがあり、カラーは前世代機種同様に白と黒の2色。本体のサイズおよび重量は、30GBモデルでは前機種の30GBモデルと、80GBモデルでは前機種の60GBモデルと同じである。ディスプレイは前機種より輝度が60%増となった。連続再生時間は80GBモデルの音楽再生時で約20時間、動画再生時で約6時間半。価格は30GBモデルが29,800円(249ドル)、80GBモデルが42,800円(349ドル)。付属する白いイヤフォンもデザインが新しくなった(20~20,000Hz)。
また、以下の機能は第5.5世代にて搭載されたものだが、第5世代でもiPodをアップデートすることで使用可能である。
なお、2006年9月12日以降に発売されたすべてのiPodパッケージにはiTunesが同梱されていないため、iTunesがプリインストールされていないコンピュータから曲などを転送して利用するためにはiTunesをインターネットから入手する必要がある。
2007年9月5日(現地時)、アップルは6代目のiPodとしてiPod classicを発表した。このネーミングについてスティーブ・ジョブズは「オリジナルのモデルには説明するための名前をつけていなかった」としている。
80GBと160GBの2つのモデルがあり、画面サイズや大きさ高さは前世代機とほぼ同じだが、厚さは80GBモデルが10.5mm、160GBモデルが13.5mmと薄型化した。筐体前面は第3世代iPod nano同様のアルミ合金となった。カラーバリエーションは黒とシルバーの二色のみであり、第1世代よりiPodのイメージカラーだった白色モデルは姿を消しているが、シルバーは比較的白に近いカラーリングとされている。 連続再生時間は80GBモデルは音楽再生が約30時間、ビデオ再生が5時間。160GBモデルで音楽再生が40時間、ビデオ再生が7時間。価格は80GBモデルが29,800円、160GBモデルが42,800円。
同時に発表された第3世代iPod nano同様、新たにCoverFlow機能が搭載され、コンポーネント外部出力によるプログレッシブ出力が可能となっている。また、iPod classic を利用するための iTunes が Windows 2000 に対応していないため、Windows 2000コンピュータでの利用は非対応となった。
2008年9月9日(現地時)、アップルはiPod classic(120GB)を発表した。前世代機と違って1モデルで、カラーバリエーションは黒とシルバーの二色である。厚さは10.5mmで、80GBモデルのアップデートだが、背面のカーブが変わった。 連続再生時間は、音楽再生が約36時間、ビデオ再生が6時間。価格は29,800円
同時に発表された第4世代iPod nano同様、iTunes 8が必須となり、リモートコントローラとマイクの付いたイヤフォンに対応している。また、iTunes 8に新搭載されたGeniusプレイリスト機能にも対応している。
アップルは現在4種類の iPod を販売しており、モデルによって容量やデザインが異なっている。2008年9月に登場したモデルの分類は
iPod miniはiPod nanoの登場に伴い生産中止された。iPod U2 Special Edition は第5世代 iPod の登場に伴って一旦生産中止されたが、2006年6月6日、第5世代 iPod の30GBモデルをベースに、背面のステンレススチールまで黒いオールブラックの筐体で再登場した。
iPodはその時期に応じて投入される新しい世代の存在が牽引力になり、2001年にオリジナルモデル(第1世代)が登場して以来、市場の中で高い地位を確保し続けている。多くのハードディスク型デジタルオーディオプレーヤーと同様に、現在のドライブ容量は音楽、画像向けに利用されていて、データストレージといった用途ではほとんど宣伝されていない。
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このページ中の項目「iPod」を参照。
ハードディスク内蔵タイプ。最新モデルはiPod classic
詳細はiPod touchを参照
全面タッチパネルを採用し、大画面での動画視聴や無線LANによるWebブラウズなども可能。同社のiPhoneを踏襲している。
詳細はiPod miniを参照
1インチハードディスクを内蔵し、オリジナルのiPodよりも小型軽量。
詳細はiPod shuffleを参照
液晶画面を廃し、シャッフル再生に特化したタイプ。第2世代のiPod shuffleは、発表された時点では世界最小・最軽量の音楽プレーヤー。
詳細はiPod nanoを参照
フラッシュメモリを使い、iPod miniよりもさらに小型化したシリーズ。iPod miniの後継機種にあたる。
iPod shuffle、iPod nano、iPod touchにはフラッシュメモリが、iPodとiPod miniには内蔵型ハードディスクドライブが、それぞれ記録媒体として用いられている。
iPod へ音楽・動画やそのプレイリスト、写真などを転送するには、 iTunes もしくはXPlayなどのアプリケーションを使用する。製造元のアップル社ではiTunesを使用することを推奨している。
コンセプトの異なるiPod shuffleを除く、iPod・iPod nano・iPod mini のユーザインタフェースは、中央のスクロールホイールを使って操作し、階層構造をたどって選曲するタイプのものである。この方法により、何千曲ものライブラリがあったとしても、ユーザは容易に選曲をすることが可能である。また、再生中の曲の頭出しや早送り、音量調整、収録されているゲームの操作や写真・動画の閲覧も、全てスクロールホイールによって行うことができる。このデザインは第一世代から踏襲されており、スクロールホイール(その後、クリックホイールに改良されている)はiPodの象徴ともなっている。
iPod touchやiPhoneなどは、タッチパネルでの入力となっており、こちらも直感的な操作ができるように工夫されている。
また、GUIの言語はMac OS X同様、21言語を切り替えて使用できる。
現行モデルのiPodはUSB大容量記憶装置としても利用できる。過去のモデルではFireWire接続の外付けディスクとして利用できるものもあったが、2005年9月発表のiPod nano以降のモデルではFireWire接続には対応していない。MacintoshはFireWire接続の外付けディスクを起動ディスクとすることも可能だが、アップル社はiPodの起動ディスクとしての利用を推奨していない[4]。
iPodは光沢のある白または黒、金属的な銀を基調としたシンプルなデザインで、iPod および第一、第三世代のiPod nanoの裏面は鏡面加工されたステンレスを用いて高級感を演出している。
「アーティスト」「アルバム」「ジャンル」等で管理される階層的な検索システムを持つ。これは Creativeの持つ、「ZEN特許」とも呼ばれている[5]ユーザインターフェース関連の特許に該当し、他社製プレイヤーにも同様のユーザーインターフェースを持つ物がある。なお、AppleはCreativeからの訴訟に対し1億ドルの和解金を支払い、和解した[6]。
モノクロディスプレイの液晶表示の書体は、英数字フォントに「Chicago」、日本語フォントに「Osaka」を採用している。これは9.X以前のMac OSにおいて表示用全般として使われていたフォントである。第四世代以降のカラーiPodは、書体として英数字に「Myriad」、日本語にはゴシック体の「ヒラギノ」を、iPod nanoは「Osaka」のフォントをそれぞれ採用している。「Osaka」以外はいずれもアンチエイリアス処理がなされている。ただし、第四世代以降のiPodでもディスクモードにしたときのフォントはChicagoになる。
iPodはMP3、WAV、AAC/M4A、Protected AAC/M4P、AIFF、Audible audiobook/AA/M4B、Apple Lossless 音声ファイルフォーマット/M4AおよびM4Vの再生に対応する。ただし、iPod shuffle は Apple Lossless には対応していない。また、第五世代のiPodではこれに加えて H.264、MPEG-4の再生にも対応する。iTunes for Windowsでは、コピーガードが無いWMAファイルをAAC、MP3、WAVの各形式に変換し、iPodに取り込めるようにもできる。
アップル社はiTunesメディア・ライブラリー・ソフトウェアと連携して利用することを前提としてiPodを設計した。iTunesはコンピュータおよびiPod上の音楽ライブラリを扱うためのソフトウェアである。iTunesは特定のプレイリストまたは音楽ライブラリ全体の内容を、ホスト・コンピュータとiPodを接続するたびに自動同期することができる。もちろん、iTunes上で作成したスマートプレイリストを、そのままiPodに転送することや、iPod上で自動的に更新させることも可能である。また、自動同期を行わず、全ての曲とプレイリスト、あるいは一部のプレイリストのみを手動管理することもできる。
ユーザーはiPodないしiTunes上で音楽のレーティングをつけることもでき、0~5つ星まで指定可能である。
液晶を持たないiPod shuffleを除くiPodは、音楽再生機能に加えて簡易なPDA的な機能を備えている。iPodではユーザーのMac上のaddress bookでの連絡先データ・iCalアプリケーションでのスケジュールデータの同期を行える。WindowsコンピュータではiCalソフトウェアは利用できないため、代わりとしてMicrosoft Outlook、およびOutlook Expressを利用する。またこの他にも、vCard方式のデータファイルを読み込むこともできる。また第三世代以降のiPodでは、iPodの"Notes"フォルダに記録したテキストファイルをメモとしてiPod上で表示することもできる。このテキストファイル中で HTML のようなタグを利用し他のテキストファイルや音楽ファイルにリンクするなどができる。しかし、iPod自体にはこれらの情報を編集する機能が無いため“PDA”とは言えない。
主要な記事:iPodLinux
2005年、iPodLinux プロジェクトはたくさんのソフトウェアの利用(特にゲーム)の拡張とOgg VorbisおよびFLAC形式のサポートを追加するために始められた。アップル非公式のため、サポート外となる。
このプロジェクトは“Podzilla”と呼ばれるiPod向けGUIインターフェイスを選択するために書かれた。Podzillaは多くのアプリケーションに内蔵する事ができる。これらのアプリケーションはsashと呼ばれるシェル、計算機、ペイント・プログラム、およびいくつかのゲーム(『テトリス』クローンが含まれる)が含まれる。2007年にはiPodLinuxのみをターゲットとしたコンピュータウィルス「Linux.Noslo」が発見された。
iPodLinux のダウンロード及びアップデートは外部リンクを参照。
iPodではちょっとした待ち時間等をつぶす、という目的で使えるゲームも搭載されている。
第一世代および第二世代のiPodにはAtari社製Breakoutアーケードゲームのクローン『Brick』が収録されている。
第三世代および第四世代のiPod、iPod mini、iPod nano(第一世代および第二世代)にはBrickの他に3つのゲームが含まれる。
またメモ機能を利用して、簡単なgamesをiPod上で楽しんだり、restaurant information を入れておいたりといった使い方がされていた。
第五世代は当初第三世代および第四世代同様の4つのゲームが添付されているのみだったが、2006年9月12日に公開されたiPodソフトウェア1.2から、iTunes Storeからダウンロード購入したゲームを追加できるようになった。ゲームは1タイトル600円である。具体的にはiPodのゲームタイトル一覧を参照のこと。
iPod classicおよびiPod nano(第三世代)には以下の3つのゲームが含まれるほか、iTunes Storeからダウンロード購入したゲームも追加できる(2007年9月18日現在、一部ゲームのみ対応)。VortexとiPod Quizは第五世代iPod向けにiTunes Storeからダウンロード販売されているものである。
iPod touchはファームウエア2.0以降でiTunes storeのApp storeからゲームやそのほかのアプリケーションを入れることが可能である。
iPodのデータ転送は、現在販売されている全てのモデルにおいて高速USB 2.0、そして転送速度は遅いがUSB 1.1に対応している。
第二世代iPodまではFireWireのみに対応、第三・第四世代のiPodとiPod miniはUSBおよびFireWireに対応をしていたが、第五世代のiPodおよびiPod nanoではFireWireは充電専用となり、データの転送を行うことは出来なくなった。なおFireWireでPC等と接続すると転送できない旨が表示される。あまり意味の無い裏技として、FireWire端子を持つiPodと接続しても表示される。
iPodの内蔵バッテリへの充電は、コンピュータやiPod ACアダプタのFireWire端子(shuffle以外の全モデル)またはUSB端子(第四世代及びそれ以降のモデル)に接続することで行う。Apple純正のACアダプタは、USB接続に対応するものとFireWire接続に対応するものの2種類のアダプタがある。iPod mini・iPod nanoおよび第三世代以降のiPod は、コンピュータのFireWireまたはUSBポートへケーブルを介して接続する際に30ピン Dock connector を使用する。
なお、第一世代のiPod shuffleの充電及びデータ転送はコンピュータやUSBハブのUSB端子を介して行うことができ、接続にはUSB端子に直接差し込むほかに、USB延長ケーブルやiPod shuffle 向けに用意された iPod shuffle Dock を用いることもできる。第二世代では iPod shuffle 専用の Dock を介し USB 端子へ接続して行う。
iPodの第一世代?第三世代には、心臓部であるCPUとして2つのARM 7TDMI(動作周波数90MHz)が使われた。それに対して、後期モデルは同じバッテリー容量でより長時間駆動させるために、CPU使用率に応じて周波数が動的に変化するスピード・チップ(最高周波数80MHz)が使われた。最新の第五世代iPodで使用されているCPUは、PortalPlayer社製のPP5021というデジタルプレイヤー向けのチップである。このチップにはFireWireインターフェイス機能が内蔵されていないが、次期チップであるPP5022ではFireWireインターフェイス機能が内蔵されている。このため、次期iPodではFireWire接続機能が復活する可能性もある。また、PP5022はPP5020に比べて低電圧低電流で稼働するので、バッテリーでの駆動時間を延ばす事にも寄与することが期待される。
iPodは東芝の1.8インチATAハードディスクドライブが使われ、IDE規格でないコネクターによって接続されている。iPod miniでは日立の1インチ・ハードドライブが、iPod shuffleではIM Flashのフラッシュメモリが、iPod nanoでは8GBモデルが東芝、4GBモデルがサムスン、2GBモデルがHynixのフラッシュメモリがそれぞれ記憶媒体として使われている。
iPodにはケースの中のハードディスクドライブからオペレーティング・システムを読み込む装置に命じるプログラム、ブートローダを含む32メビバイトフラッシュROMチップが内蔵されている。全てのiPodには、32MiB RAM(第五世代iPodの60GBモデルに限り64MiB RAM)を内蔵している。このRAMの主な用途は、ファームウェアから読み込まれたiPod用のオペレーティングシステムを動作させ、同時に音楽データをキャッシュしてHDDやメモリーからの読み込み回数を軽減し、電池の持続時間を延ばすことである。
第四世代までのiPodは曲の間隔無しに音楽を再生するギャップレス再生機能を搭載していなかったが、第五世代以降のモデルではほぼギャップレス再生に対応した。ただし、これらはCDやMD等のギャップレス再生を考慮して設計された機器とは異なるため擬似的なものといえる。
既に、携帯型音楽プレーヤー市場では、外部マイクやライン入力からの本格的な生録が非圧縮で行えるなど、iPodとの差別化を図った製品が発売されており、そうした製品は、音楽演奏などの収録に活用されている。
iPod の光沢のあるステンレス部分は新潟県の東陽理化学研究所(いわゆる磨き屋シンジケートを含む)や台湾のFoxconnブランドを持つHon-Hai社などが製造を担当している。Hon-HaiはiPod nanoの製造を行っているが、検査以外は鏡面仕上げを含め全自動であるという。
すべてのiPodにはiPodのデザイン色に合わせた、白いコードのインナーイヤーヘッドフォンが付属しており、この白いイヤフォンはiPodブランドのシンボルとなっている。この影響を受け、白いコードのインナーイヤーヘッドフォンが各社から多数発売されるといった状況になっている。
他社の音楽プレイヤーに付属する多くのイヤフォンやヘッドフォンと同じく、iPodに付属するイヤフォンは特別に高い音質を実現しているわけではない。iPodは全モデルで一般的にステレオミニジャックと呼ばれる3.5mmイヤホンジャックを採用しているため、プラグ部分が3.5mm規格もしくはそれに変換できるたいていのイヤフォン・ヘッドフォンを使用することができる。一部のサードパーティからは、iPod向けの代替イヤフォンとして白色のイヤフォン、例えば、ソニー社製EX71の白色モデルやEtymotic Research社製ER-6i、Shure社のE4c等が販売されている。なお、iPod付属のイヤフォンは左右のコードの長さが同じY型であり、イヤーパッド部分も左右のチャンネルの頭文字の「L」「R」の文字は入っているものの色分けはされていないため、慣れるまで扱いづらいことがある。
またiPodなどのデジタルオーディオプレーヤー人気の恩恵を受けて、Shure社やEtymotic Research社他が販売している、1万円を超えるような高価なイヤフォンの売り上げが好調となっている。
新第五世代iPod、第二世代iPod nano、第二世代iPod shuffleのカラーバリエーション増加後からは、全体が丸みを帯び、音質を向上させた新しいイヤフォンが付属している。
こうした「白いイヤフォンを装着している人」=「iPodユーザー」という認識が広まる一方で、米国では白いイヤフォンで音楽を聴いているユーザーからiPodを強奪するという事件が近年しばしば発生[7]しており、死者が出た例もある。
このイヤフォンは日本のフォスター電機が単独供給している。
第一世代iPodはMac OS 9またはMac OS Xが動作するMacintoshコンピューターでのみ使用できたが、2002年7月17日にアップル社はオリジナルのHFS+フォーマットの代わりにFAT32でフォーマットされた内蔵型HDDを持つWindows互換iPodの販売を開始した[8]。
アップル社は2003年10月16日にiTunesのWindowsバージョンをリリースした[9]。それ以前は、WindowsユーザーがiPodを使うには、Musicmatch JukeboxephPod、またはXPlayといったサードパーティ製ソフトウェアが必要だった。iTunesのWindowsバージョンがリリースされるまでWindows向けiPodには、Musicmatch Jukeboxが同梱されていた。
初代iPodはMacintoshでしか使えなかった。これは、HFS+でフォーマットされた記憶装置をWindowsで認識することが特別な追加ドライバソフトウェア無しには不可能だからである。第二世代は Macintosh用がHFS+、Windows用がFAT32でフォーマットされて出荷された。第三世代はHFS+フォーマットで出荷され、これをWindowsへ接続した場合FAT32フォーマットに初期化するかどうかの確認メッセージが表示される。なお、FAT32フォーマットのiPodをMacintoshに接続して使うこともできる。Macintoshは、FAT32でフォーマットされた記憶装置を認識し、互換性を保ったまま使用できるからである。現在では、旧世代のMacのみに対応しているiPodも、iPod Updaterで復元することで両OSに対応させる事ができるが、アップル社の保証外動作のため保証は受けられなくなる。
2004年1月8日に、ヒューレット・パッカード社はiPodをベースとしたHPブランド・デジタル音楽プレイヤーの製作のためアップル社からiPodのライセンスを受けたと発表した。次の日、当時のヒューレット・パッカード社のchairman 兼CEOのCarly Fiorinaは2004年にCESでiPodベースの青色の装置を披露した。この「青色iPod」はアップル社の製品ではないが、アップル社製のiPodと全く同等の機能を有しているOEMである。実際に販売されたヒューレット・パッカード社版iPodは青色ではなかったが、本体金属面にAppleロゴとhpロゴの刻印がある。2005年8月、「デジタルエンターテインメント戦略に合致しない」ことを理由に販売打ち切りを表明。同年9月末頃に販売を終了したものと見られる。
iPodLinuxプロジェクトはiPodで動作するLinuxのARMバージョンの移植に成功している。これはuCLinuxという仮想メモリの扱えない機器類への組み込み用に設計されたLinuxカーネルをベースとしており、現在第一世代(スクロールホイール)iPodから第三世代iPodまでをサポートし、公式にはサポートされていないが、第四および第五世代iPod、第一および第二世代のiPod mini、第一世代iPod nano上でも利用できる。Mac OS X及びWindows上からインストールするためのインストーラが利用できる。iPodをマウントできれば他のOSからもインストールできる。SourceForge.net内にこのプロジェクトのウェブページ[10]が存在し、多くの関連文書がオンライン上に存在する[11]。また、同じようなものではRockboxプロジェクトというオープンソース・ファームウェアも存在し、現時点で5.5世代まで互換性をサポートしている。これらLinuxやRockboxは設定次第ではマルチブートして併用可能である。そのほかにはゲームボーイおよびゲームボーイカラーに対応したエミュレーターやファミリーコンピューターを動かす技術などが開発されているが、元々音楽機器として発売されているiPodに対しての動作率や操作性は決して高くない。しかし、市販されたゲームではボンバーマンやソニック・ザ・ヘッジホッグなどが既に公式のゲームとして販売されている。
ジェフ・ロビンはアップル社の従業員でiPodファームウェア・チームの責任者だった。彼のチームは、 Pixoによって開発されたユーザー・インターフェース・ライブラリと共に、PortalPlayer社からのコア・ファームウェアを統合した(Pixoの始祖はアップル社によって以前製品化された携帯情報端末、アップル・ニュートンの仕事である)。このPixoのライブラリーはアニメ化されたAqua形式のプログレスバーである。
iPod photoはMac OS Xからのいくつかの視覚的要素を一体化し、ユーザー・インターフェースを提供している。iPod miniのリリースまで、全てのiPodのユーザー・インターフェースは1984年からマッキントッシュ・コンピューターで使用されていたフォント、シカゴが使用されていた。と、iPod nanoと、モデル統合以前はiPod photoという製品名だったカラー画面第四世代iPodは、アップル社のコーポレート活字である、Myriad Proを欧文文字に使用している。和文文字のフォントは、iPodがOS Xと同じヒラギノ、iPod nanoがOS 9以前のOsaka。iPod miniは、以前eWorld、アップル・ニュートン、及びCoplandで利用されていた"Espy Sans"フォントを使用している。
第三世代 iPodの分解画像:
左から右へ
iPod はスクロール・ホイール・クリック及びアラームクロック・ビープ音(設定メニューは『クリッカー』)を生成する小さな内蔵スピーカーを搭載しているが、この内蔵スピーカーでは音楽を再生する事はできない。
iPod はアクセサリー産業の二次市場を大きく成長させる発端となり、2005年のMacworld基調演説でアップル社CEOスティーブ・ジョブズはそれを"the iPod economy"と呼んだ。一般的には、生態系になぞらえてエコシステム(ecosystem)と呼ばれることもある。
iPod のアクセサリーにはメモリーカードリーダー、FMチューナー、及びボイスレコーダモジュールなどが存在する。それらのコネクターは音の信号を通し電源をiPod またはアクセサリーに送ると同時に制御及び情報を提供する。これらのアクセサリー(ケース類などは除く)について2005年10月にアップル社がロイヤリティ料を徴収する旨の記事が出たが、今現在ロイヤリティ料を徴収する決定はアップル社で出されていない。また、PORTER(吉田カバン)やPRADA、GUCCI、COACH、Paul Smith、LOUIS VUITTON、dunhillなど各種ファッションブランドの専用ケース等も存在し、アップル社でもiPod nano tube、ソックスをモチーフにしたiPodソックスを販売している。